10 / 127
10 婚礼
しおりを挟む
無事に王太子妃になる呂桃華が後宮に送り届けられた。婚礼の儀までの3ヵ月ほど、彼女は王妃と教育係によって後宮の礼儀作法などを教え込まれている。
王子よりも先に、薬師の陸慶明が第一夫人を娶っていた。めでたいことに夫人は懐妊したようだ。
「よかったわね。これで跡継ぎに心配がないかしら?」
胡晶鈴は新薬の安全性を占いに来た慶明に、笑顔を見せる。
「さあね。能力はわからないしな」
「あら。慶明と才女である奥方のお子なら申し分ないでしょう」
「どうだかな」
王女たちや大臣の娘たちの教育係である女傅と慶明は結婚した。
「今年はおめでたいことが多いわ」
心からそう思っているようなそぶりに、慶明は苦い思いを感じる。自分が結婚するかもと、話をした時も屈託なくおめでとうと言われた。幼いときから長く過ごしてきた晶鈴に特別な気持ちを抱いてきた慶明にとって、彼女のあっさりとした祝いの言葉は胸を痛めた。
結婚話が来たとき、家柄と地位の安定している女傅は慶明の野心にとっては魅力的だった。お互いに会ったことはなく、女傅の父親が将来有望な慶明を気に入って持ってきた話だった。女傅は教養はもちろん高く、性格もおとなしくて従順だ。お互いに仕事に誇りを持ち穏やかな生活を築いている。この結婚を失敗だと思うことは一生ないだろうと慶明は感じている。
しかし、晶鈴と結婚したらどうであったのか、それをついつい考えてしまう。彼女にプロポーズする勇気はなかった。全くその気がないのがわかっていたし、友人としての位置さえなくすのが怖かったからだ。
太極府の者は生涯を独身で過ごすものが大半だった。特に結婚を禁じられているわけではないのに独りでいる。晶鈴を含む彼らは自分の血統を残したいと思わないものらしい。それゆえに『観る者』なのかもしれない。
「晶鈴は結婚したくないのか?」
「さあ。あまり気にしたことがないわね。今のままで何も困らないし」
「求婚されたらどうする?」
「占ってみてから考えるわ」
「そうか」
明るく気さくな晶鈴は、慶明の野心をフラットなものに変えてしまう。自分の意志を変えてしまいそうな影響力の強さも、慶明が彼女を得たいと思う気持ちにためらいを見せるのだった。
慶明には目標がある。流行り病で子供たち、つまり慶明の兄妹を次々と亡くし心を病んでしまった母を救うことだった。一時的に感情を回復させることもできたが持続はしなかったし、子を亡くしたことだけを忘れさせることも難しかった。枕のような布切れの塊をいつも二つ抱いて歌を歌っている。父はそんな母を疎ましく思い、家に寄りつかない。
母を回復させるには、知識とともに経済力と地位が必要になってくる。金があれば貴重な薬草を調合することもでき、地位のおかげで遠方の珍しい素材を手に入れることができるのだ。母に効果的な薬ができれば、早馬を飛ばし飲ませに行っている。
前回は貴重な龍の髭と、人の形をした西方の薬草、万土等胡等というものを組み合わせ煎じて飲ませた。効果は高く、うつろな目に光が戻り、子を亡くしたことと、慶明を認識した。母は慶明の医局での様子を聞きたがり、話すと顔をほころばせ「出世したのね」と慶明の頬を撫でた。
10年ぶりとも思える母との触れ合いはとても嬉しいものだった。もう青年であったがその日は母に甘えに甘え、一緒に眠ったが朝になると、また母は布切れの塊を二つ抱いていた。
母のことは晶鈴にも話していない。晶鈴が両親を亡くし、母親の兄夫婦に大勢の子供たちと雑多に育ったことは知っている。そのことに比べれば、心の壊れた母でもいる自分はまだ良いのだろうかと思う。晶鈴と自分は孤独を知っているが違うものなのだろうか。
「難しい顔をしてるわね。これからお子も生まれて賑やかになるでしょうし、仕事も順調なのにね」
「あ、ああ、まあな」
いつの間にか考え込んでいた慶明は、はっとして我に返る。咳ばらいをしながら「ちょっと今後のことで占ってもらえるか?」と空気を換えるように晶鈴に頼んだ。
「いいわよ。今後の、何?」
「うーん。これってことはないが」
「漠然とすると漠然とした答えが出てくるわよ?」
「それでいい。俺自身の今後ってことで」
「あら、そう? 珍しく適当な内容ね。じゃあ、観てみるわ」
晶鈴は小袋を両手で優しく包み込むようにもんだ後、中から紫色の流雲石を一つとりだし台に置く。コトリ、コトリと5つ並べてじっと観る。
「どうだ?」
「そうね。何か新しいことがおこるわ」
「新しいこと? 子供か?」
「いえ。もっと元々あったことに変化がありそう」
「それは良いことか? 悪いことか?」
「おそらく良いことよ」
「ならばよいか」
「でも――」
「でも?」
「そのあと別離があるわ。悪いことではないけど」
「別離……」
まさか母ではあるまいなと考えるが、彼女は身体はいたって健康だった。もちろん慶明の薬の効能も大きい。出産時に夫人の身に何かあるのではないかと心配になってきた。その気持ちを察したのか「大丈夫よ。命には関係ないと思うから」と晶鈴が笑顔を見せた。
「そうか。それなら。別離つきものだからな」
ほっとした慶明は「さて、そろそろ」と腰を上げる。
「お疲れ様。自分のことも養生してね。ちょっと働きすぎじゃない?」
「ははっ。それは大丈夫だ。強壮剤を飲んでいるからな」
「まったく薬ばっかりに頼っちゃって」
「それが仕事だからな。じゃあ、また」
「またね」
いつもと何も変わらないと思う晶鈴を眺めると、慶明は安心した心持になる。もう少し着飾れば、後宮入りもできそうなのになと素朴な彼女と、彼女そのもののような質素な住まいを後にした。
王子よりも先に、薬師の陸慶明が第一夫人を娶っていた。めでたいことに夫人は懐妊したようだ。
「よかったわね。これで跡継ぎに心配がないかしら?」
胡晶鈴は新薬の安全性を占いに来た慶明に、笑顔を見せる。
「さあね。能力はわからないしな」
「あら。慶明と才女である奥方のお子なら申し分ないでしょう」
「どうだかな」
王女たちや大臣の娘たちの教育係である女傅と慶明は結婚した。
「今年はおめでたいことが多いわ」
心からそう思っているようなそぶりに、慶明は苦い思いを感じる。自分が結婚するかもと、話をした時も屈託なくおめでとうと言われた。幼いときから長く過ごしてきた晶鈴に特別な気持ちを抱いてきた慶明にとって、彼女のあっさりとした祝いの言葉は胸を痛めた。
結婚話が来たとき、家柄と地位の安定している女傅は慶明の野心にとっては魅力的だった。お互いに会ったことはなく、女傅の父親が将来有望な慶明を気に入って持ってきた話だった。女傅は教養はもちろん高く、性格もおとなしくて従順だ。お互いに仕事に誇りを持ち穏やかな生活を築いている。この結婚を失敗だと思うことは一生ないだろうと慶明は感じている。
しかし、晶鈴と結婚したらどうであったのか、それをついつい考えてしまう。彼女にプロポーズする勇気はなかった。全くその気がないのがわかっていたし、友人としての位置さえなくすのが怖かったからだ。
太極府の者は生涯を独身で過ごすものが大半だった。特に結婚を禁じられているわけではないのに独りでいる。晶鈴を含む彼らは自分の血統を残したいと思わないものらしい。それゆえに『観る者』なのかもしれない。
「晶鈴は結婚したくないのか?」
「さあ。あまり気にしたことがないわね。今のままで何も困らないし」
「求婚されたらどうする?」
「占ってみてから考えるわ」
「そうか」
明るく気さくな晶鈴は、慶明の野心をフラットなものに変えてしまう。自分の意志を変えてしまいそうな影響力の強さも、慶明が彼女を得たいと思う気持ちにためらいを見せるのだった。
慶明には目標がある。流行り病で子供たち、つまり慶明の兄妹を次々と亡くし心を病んでしまった母を救うことだった。一時的に感情を回復させることもできたが持続はしなかったし、子を亡くしたことだけを忘れさせることも難しかった。枕のような布切れの塊をいつも二つ抱いて歌を歌っている。父はそんな母を疎ましく思い、家に寄りつかない。
母を回復させるには、知識とともに経済力と地位が必要になってくる。金があれば貴重な薬草を調合することもでき、地位のおかげで遠方の珍しい素材を手に入れることができるのだ。母に効果的な薬ができれば、早馬を飛ばし飲ませに行っている。
前回は貴重な龍の髭と、人の形をした西方の薬草、万土等胡等というものを組み合わせ煎じて飲ませた。効果は高く、うつろな目に光が戻り、子を亡くしたことと、慶明を認識した。母は慶明の医局での様子を聞きたがり、話すと顔をほころばせ「出世したのね」と慶明の頬を撫でた。
10年ぶりとも思える母との触れ合いはとても嬉しいものだった。もう青年であったがその日は母に甘えに甘え、一緒に眠ったが朝になると、また母は布切れの塊を二つ抱いていた。
母のことは晶鈴にも話していない。晶鈴が両親を亡くし、母親の兄夫婦に大勢の子供たちと雑多に育ったことは知っている。そのことに比べれば、心の壊れた母でもいる自分はまだ良いのだろうかと思う。晶鈴と自分は孤独を知っているが違うものなのだろうか。
「難しい顔をしてるわね。これからお子も生まれて賑やかになるでしょうし、仕事も順調なのにね」
「あ、ああ、まあな」
いつの間にか考え込んでいた慶明は、はっとして我に返る。咳ばらいをしながら「ちょっと今後のことで占ってもらえるか?」と空気を換えるように晶鈴に頼んだ。
「いいわよ。今後の、何?」
「うーん。これってことはないが」
「漠然とすると漠然とした答えが出てくるわよ?」
「それでいい。俺自身の今後ってことで」
「あら、そう? 珍しく適当な内容ね。じゃあ、観てみるわ」
晶鈴は小袋を両手で優しく包み込むようにもんだ後、中から紫色の流雲石を一つとりだし台に置く。コトリ、コトリと5つ並べてじっと観る。
「どうだ?」
「そうね。何か新しいことがおこるわ」
「新しいこと? 子供か?」
「いえ。もっと元々あったことに変化がありそう」
「それは良いことか? 悪いことか?」
「おそらく良いことよ」
「ならばよいか」
「でも――」
「でも?」
「そのあと別離があるわ。悪いことではないけど」
「別離……」
まさか母ではあるまいなと考えるが、彼女は身体はいたって健康だった。もちろん慶明の薬の効能も大きい。出産時に夫人の身に何かあるのではないかと心配になってきた。その気持ちを察したのか「大丈夫よ。命には関係ないと思うから」と晶鈴が笑顔を見せた。
「そうか。それなら。別離つきものだからな」
ほっとした慶明は「さて、そろそろ」と腰を上げる。
「お疲れ様。自分のことも養生してね。ちょっと働きすぎじゃない?」
「ははっ。それは大丈夫だ。強壮剤を飲んでいるからな」
「まったく薬ばっかりに頼っちゃって」
「それが仕事だからな。じゃあ、また」
「またね」
いつもと何も変わらないと思う晶鈴を眺めると、慶明は安心した心持になる。もう少し着飾れば、後宮入りもできそうなのになと素朴な彼女と、彼女そのもののような質素な住まいを後にした。
0
お気に入りに追加
95
あなたにおすすめの小説
5年も苦しんだのだから、もうスッキリ幸せになってもいいですよね?
gacchi
恋愛
13歳の学園入学時から5年、第一王子と婚約しているミレーヌは王子妃教育に疲れていた。好きでもない王子のために苦労する意味ってあるんでしょうか。
そんなミレーヌに王子は新しい恋人を連れて
「婚約解消してくれる?優しいミレーヌなら許してくれるよね?」
もう私、こんな婚約者忘れてスッキリ幸せになってもいいですよね?
3/5 1章完結しました。おまけの後、2章になります。
4/4 完結しました。奨励賞受賞ありがとうございました。
1章が書籍になりました。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
冷徹宰相様の嫁探し
菱沼あゆ
ファンタジー
あまり裕福でない公爵家の次女、マレーヌは、ある日突然、第一王子エヴァンの正妃となるよう、申し渡される。
その知らせを持って来たのは、若き宰相アルベルトだったが。
マレーヌは思う。
いやいやいやっ。
私が好きなのは、王子様じゃなくてあなたの方なんですけど~っ!?
実家が無害そう、という理由で王子の妃に選ばれたマレーヌと、冷徹宰相の恋物語。
(「小説家になろう」でも公開しています)
竜人族の末っ子皇女の珍☆道☆中
秋月一花
ファンタジー
とある国に、食べることが大好きな皇女がいた。
その皇女は竜人族の末っ子皇女として、とても可愛がられながら育ち、王宮で美味しい料理に舌鼓を打っていた。
そんなある日、父親である皇帝陛下がこう言った。
『そんなに食べることが好きなのなら、いろんな国を巡ってみてはどうだ?』
――と。
皇女は目を輝かせて、外の世界に旅をすることに決めた。
これは竜人族の末っ子皇女が旅をして、美味しいものを食べる物語である!
「姫さま……それはただの食べ歩きになるのでは」
「良いじゃろ、別に。さあ、今日も美味しいものを探しに行くぞ、リーズ!」
「……まぁ、楽しそうでなによりです、シュエさま」
……ついでに言えば、護衛の苦労談でもあるかもしれない?
※設定はふわっとしています。
※中華風~西洋風の国を旅します。
貴方が側妃を望んだのです
cyaru
恋愛
「君はそれでいいのか」王太子ハロルドは言った。
「えぇ。勿論ですわ」婚約者の公爵令嬢フランセアは答えた。
誠の愛に気がついたと言われたフランセアは微笑んで答えた。
※2022年6月12日。一部書き足しました。
※架空のお話です。現実世界の話ではありません。
史実などに基づいたものではない事をご理解ください。
※話の都合上、残酷な描写がありますがそれがざまぁなのかは受け取り方は人それぞれです。
表現的にどうかと思う回は冒頭に注意喚起を書き込むようにしますが有無は作者の判断です。
※更新していくうえでタグは幾つか増えます。
※作者都合のご都合主義です。
※リアルで似たようなものが出てくると思いますが気のせいです。
※爵位や言葉使いなど現実世界、他の作者さんの作品とは異なります(似てるモノ、同じものもあります)
※誤字脱字結構多い作者です(ごめんなさい)コメント欄より教えて頂けると非常に助かります。
【書籍化進行中、完結】私だけが知らない
綾雅(要らない悪役令嬢1/7発売)
ファンタジー
書籍化進行中です。詳細はしばらくお待ちください(o´-ω-)o)ペコッ
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。
優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。
やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。
記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2024/12/26……書籍化確定、公表
2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位
2023/12/19……番外編完結
2023/12/11……本編完結(番外編、12/12)
2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位
2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」
2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位
2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位
2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位
2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位
2023/08/14……連載開始
【取り下げ予定】愛されない妃ですので。
ごろごろみかん。
恋愛
王妃になんて、望んでなったわけではない。
国王夫妻のリュシアンとミレーゼの関係は冷えきっていた。
「僕はきみを愛していない」
はっきりそう告げた彼は、ミレーゼ以外の女性を抱き、愛を囁いた。
『お飾り王妃』の名を戴くミレーゼだが、ある日彼女は側妃たちの諍いに巻き込まれ、命を落としてしまう。
(ああ、私の人生ってなんだったんだろう──?)
そう思って人生に終止符を打ったミレーゼだったが、気がつくと結婚前に戻っていた。
しかも、別の人間になっている?
なぜか見知らぬ伯爵令嬢になってしまったミレーゼだが、彼女は決意する。新たな人生、今度はリュシアンに関わることなく、平凡で優しい幸せを掴もう、と。
*年齢制限を18→15に変更しました。
絶対に間違えないから
mahiro
恋愛
あれは事故だった。
けれど、その場には彼女と仲の悪かった私がおり、日頃の行いの悪さのせいで彼女を階段から突き落とした犯人は私だと誰もが思ったーーー私の初恋であった貴方さえも。
だから、貴方は彼女を失うことになった私を許さず、私を死へ追いやった………はずだった。
何故か私はあのときの記憶を持ったまま6歳の頃の私に戻ってきたのだ。
どうして戻ってこれたのか分からないが、このチャンスを逃すわけにはいかない。
私はもう彼らとは出会わず、日頃の行いの悪さを見直し、平穏な生活を目指す!そう決めたはずなのに...……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる