ちいさな僕と

ふじまるのすけ

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お客様とレアキャラ

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準備が整い、いつもの内装が豪華にかわり、

父様のメンタルがやや復活する頃。

ある道を走る、ある馬車のなかの
あるレアキャラの話。

~~~~~~~

はぁ…ルースは俺のこと忘れてるんだろうな…
そう、馬車の窓から道を眺めていると、

いきなり同乗者が奇行に走り出した

ぉぉおおお!これがお前のとこの領地か!レイン!


そうですよ…王子、あまり外に身を乗り出されると危険です
(大人しく)おすわりください

なんだレイン!お前硬いなぁ!
姑か!あははは

(いや、そのツッコミは少々おかしいかと…)

こほん…王子、頼みますから、私の弟妹にはちょっかい出さないでくださいね…王子?アルバート王子?
聞いてますか?…

すげぇぇえ湖だ!おい!レイン!湖だぞ!
?どうしたレイン?

…おい…アルバート聞け

ひっっ…あぁぁす、すまないちゃんと座る!な!話も聞くぞ!!な?!お、怒んなって~はは

貴方は…朝5時に部屋に飛び込んで来たかと思えば、朝日を見ようだなどとのたまい、挙句子供のように林をかけ、追いかければ鬼ごっこだといい、逃走、そして盛大にこけ捻挫し、治して大人しくなるかと思えば…


あーあーあー、悪かったよ…すまないほんとに…レイ…済まなかったよ、お前と2人で、一緒に1日動ける時なんてあんまりなかったから…テンション上がってたんだよ…


そうですか、まぁ、いつもは護衛が沢山居ますからね、今回は私の実家へ訪問という事で護衛は、私だけですから…私も…俺も楽しみにしていた、
だがなアル、お前自分が一国の王子である事忘れんなよ?万が一この国に、留学中になにかあれば、
いくら幼なじみでも一生会えなくなる
それを、き ち ん と 踏まえた上で行動しろ

(いつになく語ってしまった…アルバートは俺の大切な人だからこそ、会えないというのは国的にも避けたい…
気持ち的にも、多分)


うーーん確かに、会えなくなるのはきちいなぁ…あ!!
お前が嫁に来たら解決すんぞ?

(こんのっやろぉ…っ脳筋バカ王子めっ…)

!それはナイスアイデア!…ってなるかこの脳筋!
寝言は寝ていえ
はぁ…
私は護衛に徹させて頂きますので、大人しく、座っていてくださいね。





なぁ、レイン
俺は考えることは苦手だが
お前の事は本気なんだ
でもまだ、いわねぇ
まだ、な
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