上 下
128 / 136
第二部

◇ 第二部 キャラ設定集 その1

しおりを挟む
今回は第二部に登場したキャラクター達の設定を書き連ねました。
第一回はザンとロナの第二部までの状況です。

=====


〔ザン・コホーテ〕

性別:男 種族:ノーマル族
出身地:王都よりはるか北側にある田舎の村

年齢:17 身長:171cm(前回170cm、絶賛成長中)
体型:細身だが脱いだらまぁまぁ筋肉有り
目の色:黒 髪型:黒/パーマ気味(天然)(普段は帽子着用)

レベル:☆1/Lv.1
強さ指標:ランク換算不可能
成長タイプ:バランス型(2:2:3:3)  ※1 
(ただし、呪いにより成長できない)


=ステータス詳細=

-----
ザン・コホーテ
☆ Lv.1
適正:農家・商人・盗賊
<無所属/-ランク>
魔力量 2/2
攻撃:1 防御:1 速さ:1 魔力強度:1
魔法:-
術技:-

能力:『料理名人』『高速耕し』『高速読書』
   『掃除上手』『栽培上手』『嗅ぎ上手』
   『宝具理解』『宝具効貨』『強制互角』
称号:【不成長の呪い】【最弱の呪い】
   【無魔法の呪い】【無闘の呪い】
   【呪い呼びの呪い】【呪いの限界】
   【呪い無効】【呪いを喰らいし者】
   【紅茶を極めし者】【進化の経験】
   【ジャイアントキリング】【攻略者】
   【魔神の寵愛】
------


=説明=

常日頃ジェントルマンを気取っている少年。
趣味の紅茶淹れの腕前がプロ中のプロのレベルであり、料理の腕前もプロレベル。

まだ四回しか潜ってないものの少しずつダンジョン攻略家としての活動に慣れてきた。
特に楽しいと感じるのは、宝具を鑑定している瞬間であり、宝具同士のシナジーを考えたりしている間は内心ワクワクしている。

今まで「名を轟かせる」と「美女に囲まれてお茶をする」というのを個人の目標に掲げていたが……。
前者は伝説の冒険者である《竜星》と遭遇し、戦い、認められたことで半分達成したようなものとなった。
そして、後者に至ってはいつの間にか自然と達成してしまった上、現在は竜族の美少女(親友 件 相棒 件 好きな人)と同棲しており、毎日いつでもティータイムに彼女を誘えるという状況を作れてしまったため目標の上を行ったと思っている。
そのため今は新しい個人の目標を考えている最中。

コンビとしての目標も《竜星》から一軒家を譲り受けたことで一つ達成。
拠点を手に入れたことで、自己鍛錬に家事、趣味の再開と一気に生活が忙しくなったが、その分とても生活が充実しており、非常に満足している。

最近の悩みは、未熟な紳士として相棒の前でも少しずつボロが出始めていること。そして、自分のポリシーである女性優遇主義がたびたび仕事中に暴走気味になること。
ケースバイケースであると口にしてはいるが、いざとなったら自分の信念を優先しすぎてしまうも難点だと考えているようだ。

また、大物達から最近何故か一目置かれることが多いのも自身の能力や過去の関係で目立つことをなるべく避けたいと思うようになった今、悩みの種になりつつある。
ただ、本音を言うと目立ちたがり屋の性分なのでかなり嬉しくもある……そんな複雑な気持ちを抱えている。


=称号pickUP=

・【紅茶を極めし者】

名前の通りの称号。王族やそれ以上の存在に紅茶をお出ししても恥ずかしくない腕前を持つ者に付与される。
さらにその当人の紅茶に関する能力を高める効果がある。
喫茶を開いたら大盛況間違いなし。
ザンは紅茶の腕が認められたのは嬉しい反面、この称号がもっと早く現れても良かったんじゃないかと思っている。


=宝具pickUP=

・「四つ身の剣 フォルテット【融合】」

ザン達が初めて融合・進化させた宝具。
『巨大化する大槌 バイルトン』と合わさったことにより、ただ四つに増えるだけの剣から、巨大化して四つに増える剣となった。(土と爆発の属性強化も一応受け継いだがザンにとっては無意味)
これによりザンに不足している火力と手数を、同時に補えるメイン武器と言える存在へと昇華。ただし、使いこなせるまでそれなりに時間がかかりそう。
また、巨大化する宝具といえばザンの中で黒色というイメージがどうしても強いため(バイルトンとバイルドは黒い配色)、現在の淡い水色から塗り変えることを考えている。

・「蘇生呪玉 リデイ」

多大なリスクとコストがある代わりに、一日一回まで死んでも蘇ることができる宝石型の超ヤバイ宝具。
この宝具のように、所有権を得たり使用したりすると呪いが付与されるアイテムは「呪具」と呼ばれることもある。
なお、ザンは特性上、リスクとコストをほぼ全て帳消しにして使用することができる。
実質何度も蘇れるのは道徳及び倫理的にどうなのかとザンは判断し、形式上の所有者とならずに『シューノ』の中に封印した。
もし、これを使わざるを得ない時が来たら使うつもりではいる。



〔ロナ・ドシランテ〕

性別:女 種族:竜族
出身地:竜族の里

年齢:16 身長:162cm
体型:H cup (絶賛成長中、スタイル抜群) 
目の色:黄 
髪型:紅/ロングストレート+一部編み
(金色の宝具の髪飾り付き)

レベル:☆3/Lv.7
強さ指標:ランクB終盤~ランクA最序盤
成長タイプ:攻撃/防御型(4:3:2:1)
(【究極大器晩成】により☆1までの数値はこの半分、☆2以降は二倍である)


=ステータス詳細=

-----
ロナ・ドシランテ
☆☆☆ Lv.7
適正:剣士・武闘家・パラディン
<無所属/-ランク>
魔力量:770/770
攻撃:422 防御:317 
速さ:211 魔力強度:106

魔法:【攻撃】
   [フレアータ][トルネーチ]
   [アクア][サンダ]
   [ライトーア]
   【回復・補助】
   [ハドル][スピルウル]
   [ライフ][ヘルフ]
 ◆:【究極魔法】
   [ハドルオン=バイゼン]
   [ライフオン=オルゼン]
   [ライフナー=フレムニオ]

術技:【剣技】
   <真・魔力斬り><真・波動斬り>
   <火炎斬・改><炎波斬>
   <真・疾風斬><真・風波斬>
   <流水斬><雷鳴斬>
   <光白斬・改><光波斬・改>
   【突技】
   <魔力突き・改><波動突き・改>
   <疾風突・改><風波突・改>
   <雷鳴突><光白突>
   【体技】
   <魔力拳><魔力脚>
   <疾風拳><疾風脚>
 ◆:【究極術技】
   <月光風斬><鮫泳水斬>
   <疾迅雷突>

能力:『剣術・7』『武術・5』
   『術技強化・Ⅳ』『術技節約・Ⅲ』
   『術技拡張・Ⅲ』
   『風属性強化・Ⅳ』『風属性節約・Ⅲ』
   『水属性強化・Ⅰ』『雷属性強化・Ⅰ』
   『光属性強化・Ⅲ』『光属性節約・Ⅱ』
   『回復強化・Ⅰ』『回復節約・Ⅲ』
   『魔欠耐性・Ⅳ』『食魔補給・Ⅳ』
   『魔貯蓄・Ⅳ』『嗅ぎ上手』
   『掃除上手』『食料見分』

称号:【竜の血筋】【竜の誇り】
   【ジャイアントキリング】【攻略者】
   【魔神の寵愛】
   【究極魔法習得者】【究極術技習得者】
   【大食嬢】【容姿端麗・改】
   【究極大器晩成】
-----

※装備品の効果を反映したステータス
(マレス、リキオウ、マージオウ、バリバルト)

攻撃:1188 防御:317 
速さ:264 魔力強度:1188

-----


=説明=

ドラゴンの特徴を持つ竜族の少女。
世界最強かつ伝説の冒険者と名高い、《竜星》ザスター・ドルセウスの姪であると判明した。

【究極大器晩成】により、まともにステータスを成長させられず、能力に関わる習得・記憶力も人並み以下となっていたため、両親のみならず、「強いこと」に人間の存在価値を見出す方針である、竜族の集まる故郷そのものからネグレクトに近い扱いを受けていた。
そのため、今までまともに構ってくれたのは里から出て価値観が変わった叔父しかいなかった。

そんな状況に耐えられなくなったため、十六歳になってすぐに故郷を飛び出し王都までやってきたものの。
「竜族としてのプライド」と「帰らされるかもしれない可能性を考えてしまった」せいで叔父と相談も接触もできずにいた。

さらに、旅費等で資金が尽きたため王都に来てからの生活がままならず、冒険者としての所属先も、人見知りで不器用だったためか仕事も見つからず。
もうどうしようもないと考え、路頭に迷っていたところで、空腹のあまり力尽きて路地裏で倒れてしまい、暴漢に見つかって性的被害を受ける寸前までいった。
……その窮地から救ってくれたのが、今の相棒、ザンである。

ザンと出会ってからはまさに彼女の運命が一転。
念願だった心から気を許せる友達ができただけでなく、生まれてから苦しまされ続けてきた【究極大器晩成】から脱却しステータスが成長、一生ものの宝具ももらった上、生活の安定までもが叶った。
さらに《竜星》と再会し、話し合った末に彼が自分を故郷に連れ戻すつもりはないことも判明。そして家を譲ってもらい、好きに鍛錬できる状況が整った上、数年ぶりに師事までしてもらって戦士としての基盤ができた。
彼女が生きてきた十六年の半生の中で間違いなく、今が最も幸せである。性格もどんどんと明るく朗らかになっているようだ。

こうなったのはほぼ全てザンのおかげだと考えており、今や親友という関係じゃ満足できなくなった。少女は初恋をしたのである。
そんなわけで今は彼に相応しいレディになるため、恩返しと特訓の日々。ロナにとってそんな毎日が楽しくて仕方がない。

最近の悩みは、剣術の鍛錬中に無駄に育ちすぎた自分の胸が邪魔であることと、叔父同様に竜族としての価値観が薄れつつあり、年頃の少女らしく周囲の目が気になってくるようになってしまったこと。
趣味の大食いをしている時の人々の視線や、異性からの視線がちょっぴり気になるお年頃である。

また、拠点内での家事全般をザンが一瞬かつ完璧にこなすため、当番制なのにほぼその意味がなくなっていることも気にしている。


=宝具pickUP=

・「息吹の水着 エアラ」

ビキニの形をした宝具。女性専用。
青っぽい緑色の生地に、金色の刺繍が施されている。
装備した者の風属性の技の特大強化、受ける水属性ダメージの特大軽減をする。さらに、魔力消費で水中での呼吸ができるようになり、その効果を他人にもうつせる。

ロナはこの宝具の発着用した際、鏡を見て、自分のスタイルが結構良いことをちょっぴり自覚した。それと同時に何であんなに食べてるのに太ってないのか疑問にも(ようやく)思った。

そして実は、火の鳥のダンジョンに向かう際、風属性の強化を求めて下着の代わりにこれを装備していた。
普段はドロワ(半ズボンみたいな丈の長い下着)を愛用しているため、丈が鼠蹊部までしか無い下着はあまり経験がなく、ダンジョン攻略中はなんだか下半身がスースーしていたようだ。一応、仕事には支障はなかった。

また、今後も機会があればこれを下着代わりに使用するのは悪くないと感じている。
その理由は、主に魔導爆弾など、なんらかの爆発に巻き込まれたりしても、この水着は宝具のためまず壊れてしまうようなことはなく、初恋の人を始め異性の前で衣服が弾け飛び裸体を曝け出すということが起こらないためである。


・「迅雷の腿帯輪 バルバリド」

太ももに巻くためのベルト型装飾品の宝具。
一部に雷を模した刺繍が施されている。
装備者の風属性と雷属性の技の威力を特大強化し、さらに速さの数値を1.25倍にする効果を持つ、かなり良い宝具と言える。

ロナはベルトに慣れておらず、手先も不器用な方なので着脱するのに苦労した。ザンに手伝ってもらおうかとも思ったが、彼からは「なんかセクハラになりそうだから」と断られたという。

彼女の健康的な脚に巻かれたこれは、単体で見ればとても似合っているのだが……彼女は普段、ロングスカートや丈の長いワンピースを愛用しており、防具も丈が長いため、脚に巻いたこれが装飾として披露される機会があまりない。


・「劫火翼の髪飾り マレス」

翼や鳥を模した金色の髪飾り。彼女の紅髪によく似合っている。
攻撃の数値と魔力強度の数値を合わせ、その両方に合計値が反映されるというトンデモない効果を持った宝具。

これにより彼女の攻撃の数値が底上げされ、なにより魔力強度対応の宝具や補助魔法の効果も攻撃に加算されるようになった。
また、魔力強度が攻撃分上がったということは、魔法を使っても魔法使いや魔導師に(能力を考えなければ)引けを取らない効果を発揮できるようにもなったということである。

ザンは自分の帽子である『ルナル』をしばしば自分を差し置いて「愛帽(あいぼう)」と呼んでいるため、真似をして彼女もこの髪飾りを「愛帽」と呼ぼうかと考えている。




=====

第三部の構想を練ったり新作を書いたりしたいため、申し訳ありませんが投稿頻度を急激に落とします。
以降、投稿は週~隔週投稿になるかと思われます。

非常に励みになりますので、もし良ければ感想やお気に入り登録などをよろしくお願いします!
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

左遷でしたら喜んで! 王宮魔術師の第二の人生はのんびり、もふもふ、ときどきキノコ?

みずうし
ファンタジー
旧題:左遷でしたら喜んで! 〜首席魔術師、念願の辺境スローライフを目指す〜 第二回次世代ファンタジーカップ大賞受賞作  王宮魔術師。それは魔術師界のトップに位置し、互いを蹴落とし合い高みを目指すエリート集団である。  その首席魔術師でありながら、利益重視な上層部にうんざりしていた主人公は、ついに訳あって上司に頭突きをかまし、左遷されることになってしまう。  ......が、金や出世に別に興味もない主人公にとっては逆にありがたく、喜んで辺境に向かうことにした。  左遷?それって辺境でのんびり研究し放題ってことですよね?  これはそんな左遷魔術師が、辺境の村で変わり者を介護したり、魔術を極めたり、もふもふと戯れたり、弟子を取ったり、エルフと交流したりする話。

[第一部完結]サラリーマンが異世界でダンジョンの店長になったワケ

エルリア
ファンタジー
第一部完結済み どこにでもいる普通の中年オタクサラリーマンが、ひょんなことからダンジョンの店長を任されて成長していきます。 もちろん、目的は店舗だけにあらず。 ダンジョン拡張、村の拡大、さらには人を雇って最後はどこに行きつくのか。 え、お店以外のことばかりしてるって? 気のせいですよ気のせい。 ゲーム好きのオタクが妄想と知識を振り絞って他力本願全開で頑張ります。 ムフフもあるよ!(多分)

森に捨てられた俺、転生特典【重力】で世界最強~森を出て自由に世界を旅しよう! 貴族とか王族とか絡んでくるけど暴力、脅しで解決です!~

WING/空埼 裕@書籍発売中
ファンタジー
 事故で死んで異世界に転生した。 十年後に親によって俺、テオは奴隷商に売られた。  三年後、奴隷商で売れ残った俺は廃棄処分と称されて魔物がひしめく『魔の森』に捨てられてしまう。  強力な魔物が日夜縄張り争いをする中、俺も生き抜くために神様から貰った転生特典の【重力】を使って魔物を倒してレベルを上げる日々。  そして五年後、ラスボスらしき美女、エイシアスを仲間にして、レベルがカンスト俺たちは森を出ることに。  色々と不幸に遇った主人公が、自由気ままに世界を旅して貴族とか王族とか絡んでくるが暴力と脅しで解決してしまう! 「自由ってのは、力で手に入れるものだろ? だから俺は遠慮しない」  運命に裏切られた少年が、暴力と脅迫で世界をねじ伏せる! 不遇から始まる、最強無双の異世界冒険譚! ◇9/25 HOTランキング(男性向け)1位 ◇9/26 ファンタジー4位 ◇月間ファンタジー30位

病弱少年が怪我した小鳥を偶然テイムして、冒険者ギルドの採取系クエストをやらせていたら、知らないうちにLV99になってました。

もう書かないって言ったよね?
ファンタジー
 ベッドで寝たきりだった少年が、ある日、家の外で怪我している青い小鳥『ピーちゃん』を助けたことから二人の大冒険の日々が始まった。

家に住み着いている妖精に愚痴ったら、国が滅びました

猿喰 森繁 (さるばみ もりしげ)
ファンタジー
【書籍化決定しました!】 11月中旬刊行予定です。 これも多くの方が、お気に入り登録してくださったおかげです ありがとうございます。 【あらすじ】 精霊の加護なくして魔法は使えない。 私は、生まれながらにして、加護を受けることが出来なかった。 加護なしは、周りに不幸をもたらすと言われ、家族だけでなく、使用人たちからも虐げられていた。 王子からも婚約を破棄されてしまい、これからどうしたらいいのか、友人の屋敷妖精に愚痴ったら、隣の国に知り合いがいるということで、私は夜逃げをすることにした。 まさか、屋敷妖精の一声で、精霊の信頼がなくなり、国が滅ぶことになるとは、思いもしなかった。

人質から始まった凡庸で優しい王子の英雄譚

咲良喜玖
ファンタジー
アーリア戦記から抜粋。 帝国歴515年。サナリア歴3年。 新国家サナリア王国は、超大国ガルナズン帝国の使者からの宣告により、国家存亡の危機に陥る。 アーリア大陸を二分している超大国との戦いは、全滅覚悟の死の戦争である。 だからこそ、サナリア王アハトは、帝国に従属することを決めるのだが。 当然それだけで交渉が終わるわけがなく、従属した証を示せとの命令が下された。 命令の中身。 それは、二人の王子の内のどちらかを選べとの事だった。 出来たばかりの国を守るために、サナリア王が判断した人物。 それが第一王子である【フュン・メイダルフィア】だった。 フュンは弟に比べて能力が低く、武芸や勉学が出来ない。 彼の良さをあげるとしたら、ただ人に優しいだけ。 そんな人物では、国を背負うことが出来ないだろうと、彼は帝国の人質となってしまったのだ。 しかし、この人質がきっかけとなり、長らく続いているアーリア大陸の戦乱の歴史が変わっていく。 西のイーナミア王国。東のガルナズン帝国。 アーリア大陸の歴史を支える二つの巨大国家を揺るがす英雄が誕生することになるのだ。 偉大なる人質。フュンの物語が今始まる。 他サイトにも書いています。 こちらでは、出来るだけシンプルにしていますので、章分けも簡易にして、解説をしているあとがきもありません。 小説だけを読める形にしています。

神様お願い!~神様のトバッチリで異世界に転生したので心穏やかにスローライフを送りたい~

きのこのこ
ファンタジー
旧題:神様お願い!〜神様のトバッチリを受けた定年おっさんは異世界に転生して心穏やかにスローライフを送りたい〜 突然白い発光体の強い光を浴びせられ異世界転移?した俺事、石原那由多(55)は安住の地を求めて異世界を冒険する…? え?謎の子供の体?謎の都市?魔法?剣?魔獣??何それ美味しいの?? 俺は心穏やかに過ごしたいだけなんだ! ____________________________________________ 突然謎の白い発光体の強い光を浴びせられ強制的に魂だけで異世界転移した石原那由多(55)は、よちよち捨て子幼児の身体に入っちゃった! 那由多は左眼に居座っている神様のカケラのツクヨミを頼りに異世界で生きていく。 しかし左眼の相棒、ツクヨミの暴走を阻止できず、チート?な棲家を得て、チート?能力を次々開花させ異世界をイージーモードで過ごす那由多。「こいつ《ツクヨミ》は勝手に俺の記憶を見るプライバシークラッシャーな奴なんだ!」 そんな異世界は優しさで満ち溢れていた(え?本当に?) 呪われてもっふもふになっちゃったママン(産みの親)と御親戚一行様(やっとこ呪いがどうにか出来そう?!)に、異世界のめくるめくグルメ(やっと片鱗が見えて作者も安心)でも突然真夜中に食べたくなっちゃう日本食も完全完備(どこに?!)!異世界日本発福利厚生は完璧(ばっちり)です!(うまい話ほど裏がある!) 謎のアイテム御朱印帳を胸に(え?)今日も平穏?無事に那由多は異世界で日々を暮らします。 ※一つの目的にどんどん事を突っ込むのでスローな展開が大丈夫な方向けです。 ⭐︎第16回ファンタジー小説大賞にて奨励賞受賞を頂きました!読んで投票して下さった読者様、並びに選考してくださったスタッフ様に御礼申し上げますm(_ _)m今後とも宜しくお願い致します。

魔術師セナリアンの憂いごと

野村にれ
ファンタジー
エメラルダ王国。優秀な魔術師が多く、大陸から少し離れた場所にある島国である。 偉大なる魔術師であったシャーロット・マクレガーが災い、争いを防ぎ、魔力による弊害を律し、国の礎を作ったとされている。 シャーロットは王家に忠誠を、王家はシャーロットに忠誠を誓い、この国は栄えていった。 現在は魔力が無い者でも、生活や移動するのに便利な魔道具もあり、移住したい国でも挙げられるほどになった。 ルージエ侯爵家の次女・セナリアンは恵まれた人生だと多くの人は言うだろう。 公爵家に嫁ぎ、あまり表舞台に出る質では無かったが、経営や商品開発にも尽力した。 魔術師としても優秀であったようだが、それはただの一端でしかなかったことは、没後に判明することになる。 厄介ごとに溜息を付き、憂鬱だと文句を言いながら、日々生きていたことをほとんど知ることのないままである。

処理中です...