280 / 378
275話 アンデットのダンジョンのボスでございます! 2
しおりを挟む
「……! ……、……!」
「うーん、もっと加速した方がいいかな?」
そう言うと何かを叫ぼうとしてるタキシードアンデットを他所に、リンネちゃんはもっと早くなった。あまりに早すぎて集中してないと光属性の剣技が一つの線で繋がって見える。
「そろそろかな……そーれっ!」
斬撃を飛ばす技の中でもかなり強力なものに光属性を込めてリンネちゃんは放った。猛スピードでタキシードは吹っ飛ばされ、向こうの壁に激突した。
「これで倒したかな?」
「探知にはまだ残ってます。まだのようですね」
「えーっ! 結構自信あったんだけどなぁ……」
【じゃあ次オイラだゾ、バトンタッチだゾ】
「うん、いいよ。トドメ刺しちゃってよ」
というわけで望み通り今度はケル君が前に出た。リンネちゃんは全く疲れた様子を見せず私達の元に戻ってくる。あたりまえだけどら一撃も食らってなかったので無傷。艶やかなお肌に傷はついていない。
【モンスアーガも魔人融体も無しでいくゾ!】
「こ、今回も魔物使いとしての実力発揮できなかった……」
「ロモンは普通の魔法しか使わなかったね、今回のダンジョン」
「それほど個々で強くなっているということです」
「これじゃあ私、魔物使いじゃなくて普通の魔法使いだよ……」
そう呟くとケル君がこっちを振り向いた。首を少し傾けてから念話を送ってくる。
【……やっぱり、ちょっと魔人融体するゾ?】
「いいの?」
【個人の力を求めるのも大切だけど、やっぱり連携も大切にしないと】
「やった! じゃあお姉ちゃん、アイリスちゃん、私の身体よろしくね」
ロモンちゃんはにっこりと嬉しそうに笑ってからケル君に向けて魔人融体をした。がっくりと身体が倒れそうになるので私達で支える。
【あー、この感覚! 実戦じゃすっごーく久しぶりだよ!】
【やっぱりレベルたくさん上げたお陰で、このダンジョンに潜る前より色々上がってるみたいだゾ、強力な力を感じるゾ】
これは期待できそう。あとは本当にトドメを刺すだけで敵は倒さそうだけど。そう思ってリンネちゃんが吹っ飛ばした方向を見ると、タキシードがかなりいい背筋でその場に立ち上がっているのが見えた。……なぜかリンネちゃんから受けた傷が全部消えている。
「……私達が会話している間に傷がなくなってますね、あの魔物」
「武器を杖に変えてるし、回復魔法覚えてたんじゃないかな」
「なるほど」
【それならそれでいいんだゾ! むしろマトが簡単に倒れてくれなくて良かったんだゾ!】
【そうだねケル! それじゃあ全力で行こう!】
一応、ケル君は私と同じBランクの魔物。もっと細かく区分すれば私より下位にあたる。それでも単独でAランクの魔物を圧倒できるケル君にこれまたかなり強くなったロモンちゃんの力が合わさったら……素早さはともかく、それ以外はさっきのリンネちゃん以上なのは確実ね。
【隠し部屋の魔物は素早さ重視で倒したし、それはさっきリンネが見せてくれたからオイラ達は魔法の数の多さで頑張るゾ!】
【わかった! じゃあ一緒に……!】
ロモンちゃんの力と、ケル君の流気による魔法陣の出現先増幅。これによりこちらに向かってくるタキシードを囲むように連続して光る円が出現し、そこから光属性の最上級魔法が放たれて行く。
タキシードは今度は武器を棍かなにかに変えていてみたいだけど、そんなことは関係なく、まるで何十人にも一気に攻撃されたみたいに集中砲火を食らっていた。
【進化したらオイラもママと同じ重複魔法陣ができるようになるゾ。それ以前だったらこれがおそらく最高の魔法攻撃なんだゾ!】
【お姉ちゃんが光属性への耐性を下げてるから……あの光の中でグチャグチャになっていたりして】
【それもあり得るゾ】
タキシードがその場から動かなくなってからも1分くらい攻撃し続けた。ついにケル君が攻撃するのをやめる。それに伴いロモンちゃんも自分の体に戻ってきた。
「あー、スッキリした!」
「もし機会があれば次は私ですね」
「もちろん!」
「それであのアンデットは倒せたの?」
【まだなんだゾ、においがする。回復魔法を唱える隙はなかったはずなんだけど……Sランクは伊達じゃないみたいだゾ】
確かにケル君のいう通り、まだ反応は残っている。しぶといわね。まあ確かに今まで戦ってきたSランクもみんなこのくらいしぶとかったけど。
「じゃあ最後はアイリスちゃんにでっかいのを撃ってもらおうね!」
「一撃の威力ならやっぱりアイリスちゃんが一番だもんね!」
【ドカンと一発、派手にやるんだゾ!】
「よろしいのですか? ではお言葉に甘えて」
まさか自分の番が回ってくるとは思わなかったけど、たしかに自分の魔法の火力を試しては見たかった。ボロボロの姿で立ち上がろうとしているタキシードの姿を目で捉える。私はゴーレムに一時的に戻り光属性の最上級魔法、リスシャイラムを全て消しとばすつもりで本気で唱えた。
大きな光柱がタキシードのアンデットを飲み込む。その瞬間、探知の反応がなくなった。
「……倒したの?」
【ええ】
「結果だけ見ると圧勝だったね」
【今まで強敵ばかりと戦って、各々で好き勝手特訓しまくった成果なんだゾ。……ちなみにオイラ今、レベルが止まったゾ】
私もステータスを確認してみると確かに止まっていた。進化する選択をしたら今すぐにでもこの姿が変わってしまうと思う。
ちなみに人間に戻ると、ちゃんと人間仕様になっているようで進化するかどうかの選択はできなくなった。またゴーレムに戻ればできると思う。
「やったぁ! また二人の進化が見られるんだね!」
「魔物使いとしては二人とも確実に新種になるからね、楽しみで楽しみで仕方ないよ。それで、お宝は出てきたのかな?」
私がトドメの一撃を与えた箇所にはあのアーティファクトらしき武器は残っていなかった。しかし最初の方にリンネちゃんがタキシードアンデットを吹っ飛ばした場所を見てみると、杖状態の全く同じ武器と宝箱が出現していることに気がついた。
「やっぱりあれがアーティファクトなんだね!」
「リンネちゃんの二本目のアーティファクトの剣としましょうか」
「ううん、ぼくが持つより絶対アイリスちゃんの方がいいよ」
【オイラもそう思うゾ】
「私も!」
「だってアイリスちゃん、一緒に練習してて気がついたんだけど剣と杖だけじゃなくてそれ以外の武器も基本程度なら使えるでしょ?」
たしかにそんな気がする。徒手と剣と杖術だけじゃなくてまだなにかやれるような。それに私の持ってる私の身体で作った杖剣でなく、正当な剣にも正当な杖にもなれるアーティファクトっていうだけで十二分に私の実力を出してくれそう。三人の言葉に甘えて、あれは私がもらうことにしよう。
「わかりました、ではあれは今日から私の得物です」
「まあでも実用するのはちゃんと鑑定してもらってからだね。変形するだけじゃなさそうだし」
「とりあえず町に帰ろ! そして儲けたお金でたくさんご飯食べよ! まずはそれからだよ!」
【賛成なんだゾ】
というわけでアーティファクトと宝箱は私のスペーカウの袋に入れ、転移魔法を使って町へと帰った。ガーベラさんへのダンジョンクリアの報告はギルドで会った時でいいでしょう。
とりあえず私達はとくに別のアーティファクトなどが入ってるわけではなかった宝箱の中身をいくらか売り大金を作って、たくさん料理を食べさせてくれそうなお店へ突入。
そしてその日のお店の食材が一切なくなってしまうまでたっぷり食べ続けた。……ロモンちゃんとリンネちゃんが。最近暴飲暴食してなかったからその反動でいつもよりすごい。
結果、二人してお腹が風船みたいに膨らんでる。トイレ行ったら元に戻るそんなお腹をつい私はつっついて遊んでしまった。かなり触り心地よくて楽しかったけど、お風呂で二人から仕返ししてくれるそうな。むしろご褒美。
#####
次の投稿は2/25です!
「うーん、もっと加速した方がいいかな?」
そう言うと何かを叫ぼうとしてるタキシードアンデットを他所に、リンネちゃんはもっと早くなった。あまりに早すぎて集中してないと光属性の剣技が一つの線で繋がって見える。
「そろそろかな……そーれっ!」
斬撃を飛ばす技の中でもかなり強力なものに光属性を込めてリンネちゃんは放った。猛スピードでタキシードは吹っ飛ばされ、向こうの壁に激突した。
「これで倒したかな?」
「探知にはまだ残ってます。まだのようですね」
「えーっ! 結構自信あったんだけどなぁ……」
【じゃあ次オイラだゾ、バトンタッチだゾ】
「うん、いいよ。トドメ刺しちゃってよ」
というわけで望み通り今度はケル君が前に出た。リンネちゃんは全く疲れた様子を見せず私達の元に戻ってくる。あたりまえだけどら一撃も食らってなかったので無傷。艶やかなお肌に傷はついていない。
【モンスアーガも魔人融体も無しでいくゾ!】
「こ、今回も魔物使いとしての実力発揮できなかった……」
「ロモンは普通の魔法しか使わなかったね、今回のダンジョン」
「それほど個々で強くなっているということです」
「これじゃあ私、魔物使いじゃなくて普通の魔法使いだよ……」
そう呟くとケル君がこっちを振り向いた。首を少し傾けてから念話を送ってくる。
【……やっぱり、ちょっと魔人融体するゾ?】
「いいの?」
【個人の力を求めるのも大切だけど、やっぱり連携も大切にしないと】
「やった! じゃあお姉ちゃん、アイリスちゃん、私の身体よろしくね」
ロモンちゃんはにっこりと嬉しそうに笑ってからケル君に向けて魔人融体をした。がっくりと身体が倒れそうになるので私達で支える。
【あー、この感覚! 実戦じゃすっごーく久しぶりだよ!】
【やっぱりレベルたくさん上げたお陰で、このダンジョンに潜る前より色々上がってるみたいだゾ、強力な力を感じるゾ】
これは期待できそう。あとは本当にトドメを刺すだけで敵は倒さそうだけど。そう思ってリンネちゃんが吹っ飛ばした方向を見ると、タキシードがかなりいい背筋でその場に立ち上がっているのが見えた。……なぜかリンネちゃんから受けた傷が全部消えている。
「……私達が会話している間に傷がなくなってますね、あの魔物」
「武器を杖に変えてるし、回復魔法覚えてたんじゃないかな」
「なるほど」
【それならそれでいいんだゾ! むしろマトが簡単に倒れてくれなくて良かったんだゾ!】
【そうだねケル! それじゃあ全力で行こう!】
一応、ケル君は私と同じBランクの魔物。もっと細かく区分すれば私より下位にあたる。それでも単独でAランクの魔物を圧倒できるケル君にこれまたかなり強くなったロモンちゃんの力が合わさったら……素早さはともかく、それ以外はさっきのリンネちゃん以上なのは確実ね。
【隠し部屋の魔物は素早さ重視で倒したし、それはさっきリンネが見せてくれたからオイラ達は魔法の数の多さで頑張るゾ!】
【わかった! じゃあ一緒に……!】
ロモンちゃんの力と、ケル君の流気による魔法陣の出現先増幅。これによりこちらに向かってくるタキシードを囲むように連続して光る円が出現し、そこから光属性の最上級魔法が放たれて行く。
タキシードは今度は武器を棍かなにかに変えていてみたいだけど、そんなことは関係なく、まるで何十人にも一気に攻撃されたみたいに集中砲火を食らっていた。
【進化したらオイラもママと同じ重複魔法陣ができるようになるゾ。それ以前だったらこれがおそらく最高の魔法攻撃なんだゾ!】
【お姉ちゃんが光属性への耐性を下げてるから……あの光の中でグチャグチャになっていたりして】
【それもあり得るゾ】
タキシードがその場から動かなくなってからも1分くらい攻撃し続けた。ついにケル君が攻撃するのをやめる。それに伴いロモンちゃんも自分の体に戻ってきた。
「あー、スッキリした!」
「もし機会があれば次は私ですね」
「もちろん!」
「それであのアンデットは倒せたの?」
【まだなんだゾ、においがする。回復魔法を唱える隙はなかったはずなんだけど……Sランクは伊達じゃないみたいだゾ】
確かにケル君のいう通り、まだ反応は残っている。しぶといわね。まあ確かに今まで戦ってきたSランクもみんなこのくらいしぶとかったけど。
「じゃあ最後はアイリスちゃんにでっかいのを撃ってもらおうね!」
「一撃の威力ならやっぱりアイリスちゃんが一番だもんね!」
【ドカンと一発、派手にやるんだゾ!】
「よろしいのですか? ではお言葉に甘えて」
まさか自分の番が回ってくるとは思わなかったけど、たしかに自分の魔法の火力を試しては見たかった。ボロボロの姿で立ち上がろうとしているタキシードの姿を目で捉える。私はゴーレムに一時的に戻り光属性の最上級魔法、リスシャイラムを全て消しとばすつもりで本気で唱えた。
大きな光柱がタキシードのアンデットを飲み込む。その瞬間、探知の反応がなくなった。
「……倒したの?」
【ええ】
「結果だけ見ると圧勝だったね」
【今まで強敵ばかりと戦って、各々で好き勝手特訓しまくった成果なんだゾ。……ちなみにオイラ今、レベルが止まったゾ】
私もステータスを確認してみると確かに止まっていた。進化する選択をしたら今すぐにでもこの姿が変わってしまうと思う。
ちなみに人間に戻ると、ちゃんと人間仕様になっているようで進化するかどうかの選択はできなくなった。またゴーレムに戻ればできると思う。
「やったぁ! また二人の進化が見られるんだね!」
「魔物使いとしては二人とも確実に新種になるからね、楽しみで楽しみで仕方ないよ。それで、お宝は出てきたのかな?」
私がトドメの一撃を与えた箇所にはあのアーティファクトらしき武器は残っていなかった。しかし最初の方にリンネちゃんがタキシードアンデットを吹っ飛ばした場所を見てみると、杖状態の全く同じ武器と宝箱が出現していることに気がついた。
「やっぱりあれがアーティファクトなんだね!」
「リンネちゃんの二本目のアーティファクトの剣としましょうか」
「ううん、ぼくが持つより絶対アイリスちゃんの方がいいよ」
【オイラもそう思うゾ】
「私も!」
「だってアイリスちゃん、一緒に練習してて気がついたんだけど剣と杖だけじゃなくてそれ以外の武器も基本程度なら使えるでしょ?」
たしかにそんな気がする。徒手と剣と杖術だけじゃなくてまだなにかやれるような。それに私の持ってる私の身体で作った杖剣でなく、正当な剣にも正当な杖にもなれるアーティファクトっていうだけで十二分に私の実力を出してくれそう。三人の言葉に甘えて、あれは私がもらうことにしよう。
「わかりました、ではあれは今日から私の得物です」
「まあでも実用するのはちゃんと鑑定してもらってからだね。変形するだけじゃなさそうだし」
「とりあえず町に帰ろ! そして儲けたお金でたくさんご飯食べよ! まずはそれからだよ!」
【賛成なんだゾ】
というわけでアーティファクトと宝箱は私のスペーカウの袋に入れ、転移魔法を使って町へと帰った。ガーベラさんへのダンジョンクリアの報告はギルドで会った時でいいでしょう。
とりあえず私達はとくに別のアーティファクトなどが入ってるわけではなかった宝箱の中身をいくらか売り大金を作って、たくさん料理を食べさせてくれそうなお店へ突入。
そしてその日のお店の食材が一切なくなってしまうまでたっぷり食べ続けた。……ロモンちゃんとリンネちゃんが。最近暴飲暴食してなかったからその反動でいつもよりすごい。
結果、二人してお腹が風船みたいに膨らんでる。トイレ行ったら元に戻るそんなお腹をつい私はつっついて遊んでしまった。かなり触り心地よくて楽しかったけど、お風呂で二人から仕返ししてくれるそうな。むしろご褒美。
#####
次の投稿は2/25です!
0
お気に入りに追加
1,775
あなたにおすすめの小説
【完結】伝説の悪役令嬢らしいので本編には出ないことにしました~執着も溺愛も婚約破棄も全部お断りします!~
イトカワジンカイ
恋愛
「目には目をおおおお!歯には歯をおおおお!」
どごおおおぉっ!!
5歳の時、イリア・トリステンは虐められていた少年をかばい、いじめっ子をぶっ飛ばした結果、少年からとある書物を渡され(以下、悪役令嬢テンプレなので略)
ということで、自分は伝説の悪役令嬢であり、攻略対象の王太子と婚約すると断罪→死刑となることを知ったイリアは、「なら本編にでなやきゃいいじゃん!」的思考で、王家と関わらないことを決意する。
…だが何故か突然王家から婚約の決定通知がきてしまい、イリアは侯爵家からとんずらして辺境の魔術師ディボに押しかけて弟子になることにした。
それから12年…チートの魔力を持つイリアはその魔法と、トリステン家に伝わる気功を駆使して診療所を開き、平穏に暮らしていた。そこに王家からの使いが来て「不治の病に倒れた王太子の病気を治せ」との命令が下る。
泣く泣く王都へ戻ることになったイリアと旅に出たのは、幼馴染で兄弟子のカインと、王の使いで来たアイザック、女騎士のミレーヌ、そして以前イリアを助けてくれた騎士のリオ…
旅の途中では色々なトラブルに見舞われるがイリアはそれを拳で解決していく。一方で何故かリオから熱烈な求愛を受けて困惑するイリアだったが、果たしてリオの思惑とは?
更には何故か第一王子から執着され、なぜか溺愛され、さらには婚約破棄まで!?
ジェットコースター人生のイリアは持ち前のチート魔力と前世での知識を用いてこの苦境から立ち直り、自分を断罪した人間に逆襲できるのか?
困難を力でねじ伏せるパワフル悪役令嬢の物語!
※地学の知識を織り交ぜますが若干正確ではなかったりもしますが多めに見てください…
※ゆるゆる設定ですがファンタジーということでご了承ください…
※小説家になろう様でも掲載しております
※イラストは湶リク様に描いていただきました
どうやら私(オタク)は乙女ゲームの主人公の親友令嬢に転生したらしい
海亜
恋愛
大交通事故が起きその犠牲者の1人となった私(オタク)。
その後、私は赤ちゃんー璃杏ーに転生する。
赤ちゃんライフを満喫する私だが生まれた場所は公爵家。
だから、礼儀作法・音楽レッスン・ダンスレッスン・勉強・魔法講座!?と様々な習い事がもっさりある。
私のHPは限界です!!
なのになのに!!5歳の誕生日パーティの日あることがきっかけで、大人気乙女ゲーム『恋は泡のように』通称『恋泡』の主人公の親友令嬢に転生したことが判明する。
しかも、親友令嬢には小さい頃からいろんな悲劇にあっているなんとも言えないキャラなのだ!
でも、そんな未来私(オタクでかなりの人見知りと口下手)が変えてみせる!!
そして、あわよくば最後までできなかった乙女ゲームを鑑賞したい!!・・・・うへへ
だけど・・・・・・主人公・悪役令嬢・攻略対象の性格が少し違うような?
♔♕♖♗♘♙♚♛♜♝♞♟
皆さんに楽しんでいただけるように頑張りたいと思います!
この作品をよろしくお願いします!m(_ _)m
私がいなくなった部屋を見て、あなた様はその心に何を思われるのでしょうね…?
新野乃花(大舟)
恋愛
貴族であるファーラ伯爵との婚約を結んでいたセイラ。しかし伯爵はセイラの事をほったらかしにして、幼馴染であるレリアの方にばかり愛情をかけていた。それは溺愛と呼んでもいいほどのもので、そんな行動の果てにファーラ伯爵は婚約破棄まで持ち出してしまう。しかしそれと時を同じくして、セイラはその姿を伯爵の前からこつぜんと消してしまう。弱気なセイラが自分に逆らう事など絶対に無いと思い上がっていた伯爵は、誰もいなくなってしまったセイラの部屋を見て…。
※カクヨム、小説家になろうにも投稿しています!
【完結】婚約破棄されたので、引き継ぎをいたしましょうか?
碧桜 汐香
恋愛
第一王子に婚約破棄された公爵令嬢は、事前に引き継ぎの準備を進めていた。
まっすぐ領地に帰るために、その場で引き継ぎを始めることに。
様々な調査結果を暴露され、婚約破棄に関わった人たちは阿鼻叫喚へ。
第二王子?いりませんわ。
第一王子?もっといりませんわ。
第一王子を慕っていたのに婚約破棄された少女を演じる、彼女の本音は?
彼女の存在意義とは?
別サイト様にも掲載しております
【完結】その悪女は笑わない
ariya
ファンタジー
アリーシャは花姫と呼ばれれるお妃候補であった。他の花姫を毒殺した罪と王族を呪詛した罪で処刑された、はずであったが彼女は処刑される6カ月前に回帰してしまった。
※微グロあり
前世は婚約者に浮気された挙げ句、殺された子爵令嬢です。ところでお父様、私の顔に見覚えはございませんか?
柚木崎 史乃
ファンタジー
子爵令嬢マージョリー・フローレスは、婚約者である公爵令息ギュスターヴ・クロフォードに婚約破棄を告げられた。
理由は、彼がマージョリーよりも愛する相手を見つけたからだという。
「ならば、仕方がない」と諦めて身を引こうとした矢先。マージョリーは突然、何者かの手によって階段から突き落とされ死んでしまう。
だが、マージョリーは今際の際に見てしまった。
ニヤリとほくそ笑むギュスターヴが、自分に『真実』を告げてその場から立ち去るところを。
マージョリーは、心に誓った。「必ず、生まれ変わってこの無念を晴らしてやる」と。
そして、気づけばマージョリーはクロフォード公爵家の長女アメリアとして転生していたのだった。
「今世は復讐のためだけに生きよう」と決心していたアメリアだったが、ひょんなことから居場所を見つけてしまう。
──もう二度と、自分に幸せなんて訪れないと思っていたのに。
その一方で、アメリアは成長するにつれて自分の顔が段々と前世の自分に近づいてきていることに気づかされる。
けれど、それには思いも寄らない理由があって……?
信頼していた相手に裏切られ殺された令嬢は今世で人の温かさや愛情を知り、過去と決別するために奔走する──。
※本作品は商業化され、小説配信アプリ「Read2N」にて連載配信されております。そのため、配信されているものとは内容が異なるのでご了承下さい。
婚約破棄られ令嬢がカフェ経営を始めたらなぜか王宮から求婚状が届きました!?
江原里奈
恋愛
【婚約破棄? 慰謝料いただければ喜んで^^ 復縁についてはお断りでございます】
ベルクロン王国の田舎の伯爵令嬢カタリナは突然婚約者フィリップから手紙で婚約破棄されてしまう。ショックのあまり寝込んだのは母親だけで、カタリナはなぜか手紙を踏みつけながらもニヤニヤし始める。なぜなら、婚約破棄されたら相手から慰謝料が入る。それを元手に夢を実現させられるかもしれない……! 実はカタリナには前世の記憶がある。前世、彼女はカフェでバイトをしながら、夜間の製菓学校に通っている苦学生だった。夢のカフェ経営をこの世界で実現するために、カタリナの奮闘がいま始まる!
※カクヨム、ノベルバなど複数サイトに投稿中。
カクヨムコン9最終選考・第4回アイリス異世界ファンタジー大賞最終選考通過!
※ブクマしてくださるとモチベ上がります♪
※厳格なヒストリカルではなく、縦コミ漫画をイメージしたゆるふわ飯テロ系ロマンスファンタジー。作品内の事象・人間関係はすべてフィクション。法制度等々細かな部分を気にせず、寛大なお気持ちでお楽しみください<(_ _)>
【完結】悪役令嬢に転生したのでこっちから婚約破棄してみました。
ぴえろん
恋愛
私の名前は氷見雪奈。26歳彼氏無し、OLとして平凡な人生を送るアラサーだった。残業で疲れてソファで寝てしまい、慌てて起きたら大好きだった小説「花に愛された少女」に出てくる悪役令嬢の「アリス」に転生していました。・・・・ちょっと待って。アリスって確か、王子の婚約者だけど、王子から寵愛を受けている女の子に嫉妬して毒殺しようとして、その罪で処刑される結末だよね・・・!?いや冗談じゃないから!他人の罪で処刑されるなんて死んでも嫌だから!そうなる前に、王子なんてこっちから婚約破棄してやる!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる