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第18話 蔓にされるがまま
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多くの蔓に胴体も腕も足もぐるぐるに巻かれた状態のまま、とても高い上空に持ち上げられ、ズボンと下着を破られ、足だけ大きく左右に広げられ、否応なくナツキは体内に粘液を分泌している蔓を受け入れさせられている。
細い一本の蔓が、何度も狭い粘膜を往復した。粘液は中にも出されているようで、抜き差しされるたびにヌチャヌチャと濡れた音がした。細い蔓がもう一本増える。ナツキはのけぞった。
「んっ、あっ……」
二本の細い蔓が交互に抜き差しを繰り返す。ナツキの腿がガクガクと震えた。
「あっ、やだ……あっ」
身体が熱い。頬が熱い。頭が熱い。快感が這い上がってきて、変になりそうだった。
さらにもう一本細い蔓が増えた。三本が同時にバラバラの動きをする。狭い粘膜を押し広げながら、それぞれの動きで擦り上げてくる。容赦なく感じやすい場所を責められ、ナツキの身体が強張った。
「だ、め……やっ、そこ、やぁっ……」
奥にある快感ポイントにも、蔓の先端が緩やかにぶつかってくる。心得たように、前立腺を狙って突いてきているようだった。
望んでアダルト空間には来たものの、こんなことは想定していなかった。ナツキが考えていたのは、こういうものではない。
逆さまに吊られた不安定な状態で、得体の知れない蔓に犯されるためではない。
「んぁっ、リュウトっ、助け……うっ、あっ」
必死でもがいたが、蔓は幾重にも厳重に絡みついている。細い蔓が四本に増えた。不規則な動きで、それぞれの蔓が抜き差しを繰り返す。
「ひっ、あっ、あぁっ……んぅっ」
ナツキは力尽きそうだった。意識が朦朧としていく。
永久に続くと思われたそれが、ふいに消えた。ナツキの体内に大量の液体を放つと、四本の細い蔓が次第に身体から離れた。
「……?」
助かったのかもしれない。一瞬そう思った。だが違った。
四本の蔓とは比べ物にならないほどの、太い茎のような蔓が視界に飛び込んだ。先端の花の蕾のような膨らみも、細い蔓とは比較にならないほど大きい。だらだらと膨らみの中心から粘液のようなものを垂らしながら、ナツキの周辺を浮遊していた。
「あ……」
ナツキはたちまち恐怖にかられたが、どうすることもできなかった。視線でリュウトを探したが、先程まで立っていた場所からはいなくなっていた。必死で視線をさまよわせたが、どこにもいない。たちまち不安が増大した。
「……どこ行ったんだ、リュウト……」
ぜいぜいと息を切らしていたナツキの足が、大きく左右に開かされた。ギョッとする間もなく、いきなり大きなものに貫かれる。
「うあぁっ……!」
細い蔓とはまったく違った。太くて大きく硬い蔓が、容赦なく突き進んで来た。身体ごと裂かれそうな恐怖。蔓は深い場所まで入ってくると、勢いよく引き抜かれ、全部抜け切らないうちにまた深く突いてきた。
「ふっ、くっ……うっ……」
ナツキはなすがままになるしかなかった。狭い器官をねっとりと蔓が動く。他の細い蔓たちからさらにズボンと下着を破られ、別の細い蔓が下腹部のものに巻きついてきた。粘液でぬるぬるにされてから絞るように扱かれて、ナツキの全身がビクビクと跳ねる。
「はっ、あっ……あぁっ、ふっ、うっ、んっ」
気持ちよくなってきてしまい、だんだんどうでもよくなってきた。全身を襲う快感に身を委ねればもっと楽になれるのではないか。そんな誘惑に負けそうになった。
太い蔓の先端にある大きな蕾は、絶妙な力加減でナツキの体内を犯している。こんなものにやられて気持ちよくなるなんて、と内心許せない気持ちもあったが、湧き上がってくる快感をどうすることもできなかった。
身体が熱い。脳が煮えそうだ。
太い蔓の動きが早くなった。ナツキの体内をガツガツと突かれる。力尽きた人形のように、ナツキはされるがままに揺さぶられた。
「ひゃ……あっ!」
電流が走ったように、ナツキはビクッと跳ねた。身体の中で、ドクンと蕾が液体を吐き出す。勢いのある飛沫が奥へと注がれた。満足したように蔓が引き抜かれていく。溢れた液体がナツキの腿を伝った。
「……はぁっ、はっ……はっ……」
目を潤ませ頬を紅潮させたまま、ナツキはぐったりとした。下腹部にはまだ細い蔓が巻きついており、根本から先端にかけて執拗に扱かれた。ビクビクとナツキの身体が跳ね、思わず喉を反らす。
「はぁぁっ……!」
ビクンッと全身が跳ねて、思い切り吐精した。これでやっと解放してもらえるのだろうか。うっすらとそんな期待をした。だが、ナツキの足は再び開かれる。
「……え……?」
先ほどのとは違う、新しい蔓だった。粘液でドロドロに汚された窄まりに、グッと潜り込んでくる。
「あっ、やだっ、もう、やだっ……」
もがいてもどうにもならない。ナツキは再び蔓に犯されはじめた。無限に続くのだろうか。逃げられないのだろうか。だんだん意識が遠のいてくる。
その時、ザンッと何かを斬る音がした。
と同時に、ナツキの身体が空中に浮く。
巻きついていた蔓が消えた。
「あ」
と思った時には、一気に落ちていた。地面に向かって勢いよく落下していく。
死ぬ。
ふっと諦めの気持ちになった。
直後、地面につく寸前、見えないクッションに深く沈んだようになり、ぼよんと弾んだ。まるでトランポリンに受け止められたかのように。
そのまま、ぼよんぼよんと透明な何かの上で、身体が浮いたり沈んだり繰り返した後、ようやく動きが緩やかになった。
細い一本の蔓が、何度も狭い粘膜を往復した。粘液は中にも出されているようで、抜き差しされるたびにヌチャヌチャと濡れた音がした。細い蔓がもう一本増える。ナツキはのけぞった。
「んっ、あっ……」
二本の細い蔓が交互に抜き差しを繰り返す。ナツキの腿がガクガクと震えた。
「あっ、やだ……あっ」
身体が熱い。頬が熱い。頭が熱い。快感が這い上がってきて、変になりそうだった。
さらにもう一本細い蔓が増えた。三本が同時にバラバラの動きをする。狭い粘膜を押し広げながら、それぞれの動きで擦り上げてくる。容赦なく感じやすい場所を責められ、ナツキの身体が強張った。
「だ、め……やっ、そこ、やぁっ……」
奥にある快感ポイントにも、蔓の先端が緩やかにぶつかってくる。心得たように、前立腺を狙って突いてきているようだった。
望んでアダルト空間には来たものの、こんなことは想定していなかった。ナツキが考えていたのは、こういうものではない。
逆さまに吊られた不安定な状態で、得体の知れない蔓に犯されるためではない。
「んぁっ、リュウトっ、助け……うっ、あっ」
必死でもがいたが、蔓は幾重にも厳重に絡みついている。細い蔓が四本に増えた。不規則な動きで、それぞれの蔓が抜き差しを繰り返す。
「ひっ、あっ、あぁっ……んぅっ」
ナツキは力尽きそうだった。意識が朦朧としていく。
永久に続くと思われたそれが、ふいに消えた。ナツキの体内に大量の液体を放つと、四本の細い蔓が次第に身体から離れた。
「……?」
助かったのかもしれない。一瞬そう思った。だが違った。
四本の蔓とは比べ物にならないほどの、太い茎のような蔓が視界に飛び込んだ。先端の花の蕾のような膨らみも、細い蔓とは比較にならないほど大きい。だらだらと膨らみの中心から粘液のようなものを垂らしながら、ナツキの周辺を浮遊していた。
「あ……」
ナツキはたちまち恐怖にかられたが、どうすることもできなかった。視線でリュウトを探したが、先程まで立っていた場所からはいなくなっていた。必死で視線をさまよわせたが、どこにもいない。たちまち不安が増大した。
「……どこ行ったんだ、リュウト……」
ぜいぜいと息を切らしていたナツキの足が、大きく左右に開かされた。ギョッとする間もなく、いきなり大きなものに貫かれる。
「うあぁっ……!」
細い蔓とはまったく違った。太くて大きく硬い蔓が、容赦なく突き進んで来た。身体ごと裂かれそうな恐怖。蔓は深い場所まで入ってくると、勢いよく引き抜かれ、全部抜け切らないうちにまた深く突いてきた。
「ふっ、くっ……うっ……」
ナツキはなすがままになるしかなかった。狭い器官をねっとりと蔓が動く。他の細い蔓たちからさらにズボンと下着を破られ、別の細い蔓が下腹部のものに巻きついてきた。粘液でぬるぬるにされてから絞るように扱かれて、ナツキの全身がビクビクと跳ねる。
「はっ、あっ……あぁっ、ふっ、うっ、んっ」
気持ちよくなってきてしまい、だんだんどうでもよくなってきた。全身を襲う快感に身を委ねればもっと楽になれるのではないか。そんな誘惑に負けそうになった。
太い蔓の先端にある大きな蕾は、絶妙な力加減でナツキの体内を犯している。こんなものにやられて気持ちよくなるなんて、と内心許せない気持ちもあったが、湧き上がってくる快感をどうすることもできなかった。
身体が熱い。脳が煮えそうだ。
太い蔓の動きが早くなった。ナツキの体内をガツガツと突かれる。力尽きた人形のように、ナツキはされるがままに揺さぶられた。
「ひゃ……あっ!」
電流が走ったように、ナツキはビクッと跳ねた。身体の中で、ドクンと蕾が液体を吐き出す。勢いのある飛沫が奥へと注がれた。満足したように蔓が引き抜かれていく。溢れた液体がナツキの腿を伝った。
「……はぁっ、はっ……はっ……」
目を潤ませ頬を紅潮させたまま、ナツキはぐったりとした。下腹部にはまだ細い蔓が巻きついており、根本から先端にかけて執拗に扱かれた。ビクビクとナツキの身体が跳ね、思わず喉を反らす。
「はぁぁっ……!」
ビクンッと全身が跳ねて、思い切り吐精した。これでやっと解放してもらえるのだろうか。うっすらとそんな期待をした。だが、ナツキの足は再び開かれる。
「……え……?」
先ほどのとは違う、新しい蔓だった。粘液でドロドロに汚された窄まりに、グッと潜り込んでくる。
「あっ、やだっ、もう、やだっ……」
もがいてもどうにもならない。ナツキは再び蔓に犯されはじめた。無限に続くのだろうか。逃げられないのだろうか。だんだん意識が遠のいてくる。
その時、ザンッと何かを斬る音がした。
と同時に、ナツキの身体が空中に浮く。
巻きついていた蔓が消えた。
「あ」
と思った時には、一気に落ちていた。地面に向かって勢いよく落下していく。
死ぬ。
ふっと諦めの気持ちになった。
直後、地面につく寸前、見えないクッションに深く沈んだようになり、ぼよんと弾んだ。まるでトランポリンに受け止められたかのように。
そのまま、ぼよんぼよんと透明な何かの上で、身体が浮いたり沈んだり繰り返した後、ようやく動きが緩やかになった。
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