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第二章 花散る所の出涸らし姫
二十二、目覚めた力
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千代の体には堪えたのだろう。
倒れ込むように膝を突き、胸を押さえて肩で息をする・・・・・・その合間にも「お願いします」と喘ぐ様な声で繰り返していた。
「ちょ、ちょっと、どうしたの」
突然のことに驚き、藤花は取りあえず千代の背を擦る。
「お嬢様と別室におりましたら、突然、年若い子達が入って来て、お嬢様を・・・・・・」
(年若い? さっきの子達?)
千代の言葉を聞き、庭園の方を見れば――
「来たわね、無能!」
棒を持った少年達に追い立てられるようにして歩く人物がいた。
肩で切り揃えた黒髪と、白藍の着物――
「撫子様!」
思わず叫ぶが、藤花の声は聞こえていない様子。
「あんた修行してるんでしょ? 術が使えるようになったか確かめてあげる!」
芙蓉が片手を上げると、少年の一人が撫子の背を突き、輪の中へ。
そこには、一体だけ残された子鬼がいた。
今まで自分達に攻撃して来た者よりも、小柄で弱そうな人間――それに気付いたのか、子鬼が爪を突きつける。
「ひっ」
撫子は小さく悲鳴を上げて逃げようとするが、少年達は棒を振り撫子を威嚇する。
「ほら、早くやりなさいよ!」
芙蓉の声に合わせて、背景達も声を上げて笑う。
「何てことをっ」
「愚物どもが」
藤花と紅鏡が同時に呟く。
すかさず縁側へ駆け寄るが、藤花は青柳に制止された。
「どきなさいっ」
青柳の手を、乱暴に振り払う。
撫子を呼びつけたのは、このような催しを開くため――あまりに趣味の悪すぎる企みに、頭に血が上っていた。
「私が行きますから・・・・・・」
見れば青柳の目にも憤怒の感情が浮かんでいる。
しかし、彼の手を引き、動きを止める者がいた。
「ああ、どうしましょう、私のせいで・・・・・・撫子を無能に産んだせいで・・・・・・」
雛菊は先程以上に滂沱の涙を流し、青柳に縋りついて嘆いていた。
「・・・・・・馬鹿じゃないの」
愚かな計画を立てた芙蓉を止めることも、虐げられている撫子を止めることもしない雛菊の姿に、愛想が尽きた。
母親に期待できないと判断し、藤花は紅鏡の後を追った。
紅鏡は既に力を揮っていたようで、庭園には幾つもの火が上がっていた。
「うわあああ!」
少年達が持っていた棒は先端が燃えており、松明のように周囲を赤々と照らしている。
「ば、馬鹿! 捨てるんじゃないわよ!」
「早く消しなさい!」
背景達が芙蓉を庇いながら指示を出すが、全員が口々に叫び統率が取れていないようだ。
「どうする? あれも消すか?」
紅鏡が尻尾で指し示すのは子鬼の方。
火の手が上がったことに驚き、周囲を警戒する様子を見せていたが、自分を害することが無いと察したのか、再び撫子に狙いを定めていた。
「あんた、何なのよ?」
「あんたも水無月の術者なの?」
此方の存在に気付いた背景達も質問を投げかけてくるが、藤花はどれにも答えず、無言で足を繰り出した。
慌てふためいている少年達を押しのけて、囲いの中へ。
撫子を守るようにして立ちはだかり、懐から小袋を取り出して、中身をぶちまけた。
勿論、中身は塩である。
振りかけられた子鬼は、鳥のような甲高い声を発しながら、その場で転がり回る。
完全に消滅させるには至ってないが、何らかしら痛手を負わせることは出来ているらしい。
「藤花、藤花ぁ・・・・・・」
此方を見上げる撫子の目には、大粒の涙が浮かんでいる。
安心させるように、そっと抱きしめた。
「どうしよう、私のせいで、千代が・・・・・・」
このような時でも、自分より千代を案ずる撫子がいじらしくてならない。
「ちょっと、あんた!」
二人の再開を水差すように声を掛けてきたのは、背景の一人であった。
若竹色の着物を纏う少女は、指に木札を挟んで突きつけている。
「この炎、水無月の者かしら? でも、本家の私には劣るわねぇ!」
その言葉と共に、木札が赤い光を放つ。
瞬く間に、藤花の掌ぐらいの大きさの羽をもつ鳥へと変化した。
「やっちゃいなさい!」
鳥は炎を纏い、一直線に此方へと飛んでくるが――
「くだらん」
紅鏡が軽く飛び、頭にかぶりつく。
そのまま咀嚼しながら呑み込んでしまった。
「わ、私の術が・・・・・・どうして消えたの?」
紅鏡が認識できていないと、炎の鳥が空中で消えたように見えているのだろう。
周囲の者達は、皆が騒然としていた。
人間達が揉めている間に、子鬼の方は調子を取り戻したのだろう。
むくりと起き上がり、藤花達へと飛び掛かろうとしていた。
「ふむ、まだやるのか」
紅鏡が抑えようとするが――
「やめて、藤花をいじめないで!」
己を守るように抱きしめる藤花の手から、撫子は抜け出した。
反対に、藤花を守るように立ち、両手を広げる。
すると、彼女の指先から淡い光が放たれていた。
「え、何?」
突然のことに驚き、撫子は思わず指先を見つめる。
その青い光は、微かで、仄かで、本当に弱々しい輝き。
静かに周囲へと広がり、ある一点――子鬼の足元が濃い色を放ち、紋のような図形を描く。
そして、何かの芽が生えた。
気付けば子鬼の体には植物が巻き付き、子鬼は断末魔のような声を上げてもがき苦しんでいた。
「これは・・・・・・宿り木か?」
紅鏡が物珍しそうに植物を触る。
「あれが出涸らしの術なのか?」
「無能だったんじゃないの?」
全員が、驚いた様子で撫子に注目している。
皆が見つめる中、子鬼は塵のように姿を崩していき、光が消えた後には何も残らなかった。
「・・・・・・お嬢様、すごい・・・・・・」
暫し沈黙に包まれた後、最初に声を上げたのは藤花だった。
その言葉を受け、撫子が振り向く。
「藤花・・・・・・私、できたわ。初めて術を使えたわ」
術の発現が負担になったのか、肩で息をしているものの、その顔には笑みが広がっていた。
「すごい、お嬢様、すごい!」
思わず撫子を抱きしめる。
そのまま二人で『できたわ』『すごい』と繰り返していたが――
「ふざけんじゃないわよ!」
甲高い叫び声が響いた。
倒れ込むように膝を突き、胸を押さえて肩で息をする・・・・・・その合間にも「お願いします」と喘ぐ様な声で繰り返していた。
「ちょ、ちょっと、どうしたの」
突然のことに驚き、藤花は取りあえず千代の背を擦る。
「お嬢様と別室におりましたら、突然、年若い子達が入って来て、お嬢様を・・・・・・」
(年若い? さっきの子達?)
千代の言葉を聞き、庭園の方を見れば――
「来たわね、無能!」
棒を持った少年達に追い立てられるようにして歩く人物がいた。
肩で切り揃えた黒髪と、白藍の着物――
「撫子様!」
思わず叫ぶが、藤花の声は聞こえていない様子。
「あんた修行してるんでしょ? 術が使えるようになったか確かめてあげる!」
芙蓉が片手を上げると、少年の一人が撫子の背を突き、輪の中へ。
そこには、一体だけ残された子鬼がいた。
今まで自分達に攻撃して来た者よりも、小柄で弱そうな人間――それに気付いたのか、子鬼が爪を突きつける。
「ひっ」
撫子は小さく悲鳴を上げて逃げようとするが、少年達は棒を振り撫子を威嚇する。
「ほら、早くやりなさいよ!」
芙蓉の声に合わせて、背景達も声を上げて笑う。
「何てことをっ」
「愚物どもが」
藤花と紅鏡が同時に呟く。
すかさず縁側へ駆け寄るが、藤花は青柳に制止された。
「どきなさいっ」
青柳の手を、乱暴に振り払う。
撫子を呼びつけたのは、このような催しを開くため――あまりに趣味の悪すぎる企みに、頭に血が上っていた。
「私が行きますから・・・・・・」
見れば青柳の目にも憤怒の感情が浮かんでいる。
しかし、彼の手を引き、動きを止める者がいた。
「ああ、どうしましょう、私のせいで・・・・・・撫子を無能に産んだせいで・・・・・・」
雛菊は先程以上に滂沱の涙を流し、青柳に縋りついて嘆いていた。
「・・・・・・馬鹿じゃないの」
愚かな計画を立てた芙蓉を止めることも、虐げられている撫子を止めることもしない雛菊の姿に、愛想が尽きた。
母親に期待できないと判断し、藤花は紅鏡の後を追った。
紅鏡は既に力を揮っていたようで、庭園には幾つもの火が上がっていた。
「うわあああ!」
少年達が持っていた棒は先端が燃えており、松明のように周囲を赤々と照らしている。
「ば、馬鹿! 捨てるんじゃないわよ!」
「早く消しなさい!」
背景達が芙蓉を庇いながら指示を出すが、全員が口々に叫び統率が取れていないようだ。
「どうする? あれも消すか?」
紅鏡が尻尾で指し示すのは子鬼の方。
火の手が上がったことに驚き、周囲を警戒する様子を見せていたが、自分を害することが無いと察したのか、再び撫子に狙いを定めていた。
「あんた、何なのよ?」
「あんたも水無月の術者なの?」
此方の存在に気付いた背景達も質問を投げかけてくるが、藤花はどれにも答えず、無言で足を繰り出した。
慌てふためいている少年達を押しのけて、囲いの中へ。
撫子を守るようにして立ちはだかり、懐から小袋を取り出して、中身をぶちまけた。
勿論、中身は塩である。
振りかけられた子鬼は、鳥のような甲高い声を発しながら、その場で転がり回る。
完全に消滅させるには至ってないが、何らかしら痛手を負わせることは出来ているらしい。
「藤花、藤花ぁ・・・・・・」
此方を見上げる撫子の目には、大粒の涙が浮かんでいる。
安心させるように、そっと抱きしめた。
「どうしよう、私のせいで、千代が・・・・・・」
このような時でも、自分より千代を案ずる撫子がいじらしくてならない。
「ちょっと、あんた!」
二人の再開を水差すように声を掛けてきたのは、背景の一人であった。
若竹色の着物を纏う少女は、指に木札を挟んで突きつけている。
「この炎、水無月の者かしら? でも、本家の私には劣るわねぇ!」
その言葉と共に、木札が赤い光を放つ。
瞬く間に、藤花の掌ぐらいの大きさの羽をもつ鳥へと変化した。
「やっちゃいなさい!」
鳥は炎を纏い、一直線に此方へと飛んでくるが――
「くだらん」
紅鏡が軽く飛び、頭にかぶりつく。
そのまま咀嚼しながら呑み込んでしまった。
「わ、私の術が・・・・・・どうして消えたの?」
紅鏡が認識できていないと、炎の鳥が空中で消えたように見えているのだろう。
周囲の者達は、皆が騒然としていた。
人間達が揉めている間に、子鬼の方は調子を取り戻したのだろう。
むくりと起き上がり、藤花達へと飛び掛かろうとしていた。
「ふむ、まだやるのか」
紅鏡が抑えようとするが――
「やめて、藤花をいじめないで!」
己を守るように抱きしめる藤花の手から、撫子は抜け出した。
反対に、藤花を守るように立ち、両手を広げる。
すると、彼女の指先から淡い光が放たれていた。
「え、何?」
突然のことに驚き、撫子は思わず指先を見つめる。
その青い光は、微かで、仄かで、本当に弱々しい輝き。
静かに周囲へと広がり、ある一点――子鬼の足元が濃い色を放ち、紋のような図形を描く。
そして、何かの芽が生えた。
気付けば子鬼の体には植物が巻き付き、子鬼は断末魔のような声を上げてもがき苦しんでいた。
「これは・・・・・・宿り木か?」
紅鏡が物珍しそうに植物を触る。
「あれが出涸らしの術なのか?」
「無能だったんじゃないの?」
全員が、驚いた様子で撫子に注目している。
皆が見つめる中、子鬼は塵のように姿を崩していき、光が消えた後には何も残らなかった。
「・・・・・・お嬢様、すごい・・・・・・」
暫し沈黙に包まれた後、最初に声を上げたのは藤花だった。
その言葉を受け、撫子が振り向く。
「藤花・・・・・・私、できたわ。初めて術を使えたわ」
術の発現が負担になったのか、肩で息をしているものの、その顔には笑みが広がっていた。
「すごい、お嬢様、すごい!」
思わず撫子を抱きしめる。
そのまま二人で『できたわ』『すごい』と繰り返していたが――
「ふざけんじゃないわよ!」
甲高い叫び声が響いた。
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