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しおりを挟む「たまらないな…、俺にこうやって撫でられて、怖がらないで甘えてくれるのは君くらいだ」
「きもちぃ、ん、ですもん…っ、ほかのおんなのこには、しないでください…これは、わたしにひとりじめさせて?」
彼の手を取って頬擦りするとロックスさんは目を丸くしたと思ったら満足げに笑ってそのまま取ったはずの手を逆に掴み返されて手の甲にキスを落とされる。
「勿論、俺の体も心も…頭のてっぺんから足の爪の先まで…俺は全て君のものだ。お望みとあれば君以外には触れないさ」
こういう動作はやっぱり王子様なんだなと思ってしまう。ごく自然に、当たり前のようにやってのけてしまうのだから。
「ロックス、さん…すき、ほかの、おんなのこにこういう風に触れないで?」
「ククッ、君は意外とやきもちやきなんだな。だが、好きな女の子からのやきもちとなれば大歓迎だ。あぁ、誓うよ。君以外の女の子にはこうやって触れたりしない。そもそも、他の女の子は俺からこういうことをされるの望まないと思うけどな」
「ロックスさんの、こういう触れ方を知ったら…他の女の子だって好きになっちゃいます…っ、それに、ロックスさんは…恋人として、すごく、素敵な男性ですし…」
口にすると全身が熱くなる。それ以上の恥ずかしいことなんて…現在進行形でしているというのに。ロックスさんは自分の良いところに対してあまりにも鈍すぎる。
ロビーでロックスさんを迎えるメイドさん達の視線は明らかにロックスさんを男性として意識していた。これは変な嫉妬ゆえの歪みとかでは決してない。
長年彼に仕えてる人ならば彼が見た目の厳つさなど気にならないくらい優しい人だと分かるだろう。1ヶ月一緒にいた私でさえ分かるのだ。
「真っ赤になって…ほんっと可愛いな…さ、『俺の好き』にしていいんだよな?まだその言葉は有効か?」
ロックスさんの腕がぐっと私の脚を開かせて秘部がぬちゃっと音を立てた。そうしてお腹側の膣壁にごりごりとカリ高を押し付けて甲高い声を上げてしまう。
ごりゅっ…ずるずる…っ、ごりゅんっ♡ずるるるっ、ごりゅっ♡
「は、あ…このザラザラしたとこも突かれるの好きだろ?きもちぃってキュウキュウ締め付けてきてる。こうやって、カリで抉られるの、堪らない、だろ?」
「ひっ、ぁっ、ンゥッ♡は、ぁあっ♡♡♡」
「当たりみたいだな?じゃあ…ここペニスで撫でるから…っ、一緒に、気持ちよくなろうな?」
撫でるなんて優しい動作じゃない。エグいくらいに張ったペニスの段差でごりゅっごりゅっと抉ってくる。そのまま徐々に腰の速度が上がっていって撃ち落とすようにペニスが秘部を突き上げる。
ごりゅっ!じゅぽっじゅぽっ!ごりゅんっ!じゅぽじゅぽっじゅぽっ!ごりごりごりっ!じゅっ!じゅぽじゅぽじゅぽっじゅぽっ♡じゅぽじゅぽっ♡♡じゅぽじゅぼじゅぽじゅぽじゅぽじゅぽじゅぼじゅぽじゅぽじゅぽじゅぽじゅぼじゅぽじゅぽじゅぽッ♡♡♡♡ごりごりごりごりっ♡♡♡♡
「んぅっ!?ぁ"あ"ッ、あう"っ♡♡っひ…ッ、はげしぃッ…からぁっ♡しんじゃうっ♡♡しんじゃうっ♡♡♡」
「君が…っ、しめつける、から…っ、余計、ゴリゴリ…ッは、ぁあ…ッ」
ロックスさんの気持ちよさそうな吐息混じりの声が更に気持ちを昂らせて彼の背中にしがみついた。ギシッギシッとベッドの軋む音が激しさを増していき、ふかふかのベッドにロックスさんが出し入れを繰り返すたびに体が沈んでいく。ベッドの感触もセックスも、ベッドから香るロックスさんの匂いも全てが気持ちよさを構成する要素でキスまでされては全身をロックスさんで満たされてしまう。
「ふっ、んぅっ♡んん…っ、は、ぁんっ♡んむ…ッ」
「は、ンッ…キスも、撫でるのも…蕩けちまって…ほんと可愛いな…っ、あんなちっちゃかったのに…すっかり俺好みの綺麗な女の子になっちまって…最後は…ッ、最奥、突いて一緒にイこうな?別に先にイってもいいぞ?」
「あんっ、あっ♡あぁっ、ひ、ぁあっ、ずっ、とぉ♡イキ、っぱなし、なのぉ…っ♡♡♡」
「ははっ、そうだったか…っ、は、ぁ…っ、俺も、そろそろ出そう…ッ、君のナカで出していいか?」
避妊具越しという意味なのにその言葉に脳が錯覚を起こして期待するようにキュンキュンと膣が締まってしまう。もう恥ずかしさなんて感じる余裕もない。そうするとロックスさんの腰つきが深くなってロックスさんが動くたびに彼の睾丸がベチベチとお尻を叩いた。加えて腰の動きが激しくなってきたことにより、動くたびにお腹にもう一本のペニスが当たって、その光景があまりにもいやらしい。
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