呪いから始まる恋

めぐみ

文字の大きさ
上 下
49 / 52

48

しおりを挟む

「たまらないな…、俺にこうやって撫でられて、怖がらないで甘えてくれるのは君くらいだ」

「きもちぃ、ん、ですもん…っ、ほかのおんなのこには、しないでください…これは、わたしにひとりじめさせて?」

彼の手を取って頬擦りするとロックスさんは目を丸くしたと思ったら満足げに笑ってそのまま取ったはずの手を逆に掴み返されて手の甲にキスを落とされる。

「勿論、俺の体も心も…頭のてっぺんから足の爪の先まで…俺は全て君のものだ。お望みとあれば君以外には触れないさ」

こういう動作はやっぱり王子様なんだなと思ってしまう。ごく自然に、当たり前のようにやってのけてしまうのだから。

「ロックス、さん…すき、ほかの、おんなのこにこういう風に触れないで?」

「ククッ、君は意外とやきもちやきなんだな。だが、好きな女の子からのやきもちとなれば大歓迎だ。あぁ、誓うよ。君以外の女の子にはこうやって触れたりしない。そもそも、他の女の子は俺からこういうことをされるの望まないと思うけどな」

「ロックスさんの、こういう触れ方を知ったら…他の女の子だって好きになっちゃいます…っ、それに、ロックスさんは…恋人として、すごく、素敵な男性ですし…」

口にすると全身が熱くなる。それ以上の恥ずかしいことなんて…現在進行形でしているというのに。ロックスさんは自分の良いところに対してあまりにも鈍すぎる。
ロビーでロックスさんを迎えるメイドさん達の視線は明らかにロックスさんを男性として意識していた。これは変な嫉妬ゆえの歪みとかでは決してない。
長年彼に仕えてる人ならば彼が見た目の厳つさなど気にならないくらい優しい人だと分かるだろう。1ヶ月一緒にいた私でさえ分かるのだ。

「真っ赤になって…ほんっと可愛いな…さ、『俺の好き』にしていいんだよな?まだその言葉は有効か?」

ロックスさんの腕がぐっと私の脚を開かせて秘部がぬちゃっと音を立てた。そうしてお腹側の膣壁にごりごりとカリ高を押し付けて甲高い声を上げてしまう。

ごりゅっ…ずるずる…っ、ごりゅんっ♡ずるるるっ、ごりゅっ♡

「は、あ…このザラザラしたとこも突かれるの好きだろ?きもちぃってキュウキュウ締め付けてきてる。こうやって、カリで抉られるの、堪らない、だろ?」

「ひっ、ぁっ、ンゥッ♡は、ぁあっ♡♡♡」

「当たりみたいだな?じゃあ…ここペニスで撫でるから…っ、一緒に、気持ちよくなろうな?」

撫でるなんて優しい動作じゃない。エグいくらいに張ったペニスの段差でごりゅっごりゅっと抉ってくる。そのまま徐々に腰の速度が上がっていって撃ち落とすようにペニスが秘部を突き上げる。

ごりゅっ!じゅぽっじゅぽっ!ごりゅんっ!じゅぽじゅぽっじゅぽっ!ごりごりごりっ!じゅっ!じゅぽじゅぽじゅぽっじゅぽっ♡じゅぽじゅぽっ♡♡じゅぽじゅぼじゅぽじゅぽじゅぽじゅぽじゅぼじゅぽじゅぽじゅぽじゅぽじゅぼじゅぽじゅぽじゅぽッ♡♡♡♡ごりごりごりごりっ♡♡♡♡

「んぅっ!?ぁ"あ"ッ、あう"っ♡♡っひ…ッ、はげしぃッ…からぁっ♡しんじゃうっ♡♡しんじゃうっ♡♡♡」

「君が…っ、しめつける、から…っ、余計、ゴリゴリ…ッは、ぁあ…ッ」

ロックスさんの気持ちよさそうな吐息混じりの声が更に気持ちを昂らせて彼の背中にしがみついた。ギシッギシッとベッドの軋む音が激しさを増していき、ふかふかのベッドにロックスさんが出し入れを繰り返すたびに体が沈んでいく。ベッドの感触もセックスも、ベッドから香るロックスさんの匂いも全てが気持ちよさを構成する要素でキスまでされては全身をロックスさんで満たされてしまう。

「ふっ、んぅっ♡んん…っ、は、ぁんっ♡んむ…ッ」

「は、ンッ…キスも、撫でるのも…蕩けちまって…ほんと可愛いな…っ、あんなちっちゃかったのに…すっかり俺好みの綺麗な女の子になっちまって…最後は…ッ、最奥、突いて一緒にイこうな?別に先にイってもいいぞ?」

「あんっ、あっ♡あぁっ、ひ、ぁあっ、ずっ、とぉ♡イキ、っぱなし、なのぉ…っ♡♡♡」

「ははっ、そうだったか…っ、は、ぁ…っ、俺も、そろそろ出そう…ッ、君のナカで出していいか?」

避妊具越しという意味なのにその言葉に脳が錯覚を起こして期待するようにキュンキュンと膣が締まってしまう。もう恥ずかしさなんて感じる余裕もない。そうするとロックスさんの腰つきが深くなってロックスさんが動くたびに彼の睾丸がベチベチとお尻を叩いた。加えて腰の動きが激しくなってきたことにより、動くたびにお腹にもう一本のペニスが当たって、その光景があまりにもいやらしい。

しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

秘密 〜官能短編集〜

槙璃人
恋愛
不定期に更新していく官能小説です。 まだまだ下手なので優しい目で見てくれればうれしいです。 小さなことでもいいので感想くれたら喜びます。 こここうしたらいいんじゃない?などもお願いします。

お父さんのお嫁さんに私はなる

色部耀
恋愛
お父さんのお嫁さんになるという約束……。私は今夜それを叶える――。

お嬢様、お仕置の時間です。

moa
恋愛
私は御門 凛(みかど りん)、御門財閥の長女として産まれた。 両親は跡継ぎの息子が欲しかったようで女として産まれた私のことをよく思っていなかった。 私の世話は執事とメイド達がしてくれていた。 私が2歳になったとき、弟の御門 新(みかど あらた)が産まれた。 両親は念願の息子が産まれたことで私を執事とメイド達に渡し、新を連れて家を出ていってしまった。 新しい屋敷を建ててそこで暮らしているそうだが、必要な費用を送ってくれている以外は何も教えてくれてくれなかった。 私が小さい頃から執事としてずっと一緒にいる氷川 海(ひかわ かい)が身の回りの世話や勉強など色々してくれていた。 海は普段は優しくなんでもこなしてしまう完璧な執事。 しかし厳しいときは厳しくて怒らせるとすごく怖い。 海は執事としてずっと一緒にいると思っていたのにある日、私の中で何か特別な感情がある事に気付く。 しかし、愛を知らずに育ってきた私が愛と知るのは、まだ先の話。

生贄にされた先は、エロエロ神世界

雑煮
恋愛
村の習慣で50年に一度の生贄にされた少女。だが、少女を待っていたのはしではなくどエロい使命だった。

♡蜜壺に指を滑り込ませて蜜をクチュクチュ♡

x頭金x
大衆娯楽
♡ちょっとHなショートショート♡年末まで毎日5本投稿中!!

寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい

白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。 私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。 「あの人、私が

今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を

澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。 そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。 だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。 そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。

ご褒美

霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
彼にいじわるして。 いつも口から出る言葉を待つ。 「お仕置きだね」 毎回、されるお仕置きにわくわくして。 悪戯をするのだけれど、今日は……。

処理中です...