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失恋の特効薬
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しおりを挟む「は、ん…っ♡の、あ…、のあっ♡」
リップ音と一緒に聞こえる吸い付く音がキスマークを付けられているのだと実感する。もう私は頭のてっぺんから爪の先まで彼のものなのに…と思いながらも残される痕が嬉しい。
そうしてゆるゆると動かされる腰使いにようやく待ち望んでいたものが与えられるのだと期待と緊張で思わずシーツを掴んで握ってしまう。
しかしノアにはそれがお見通しで、安心させるように指を絡めて握ってくれた。
そうしてノアは反対の手で私の脚を掴むとそのまま大きく広げて深く腰を打ち付ける。
「はっ、あぁ~~~っ♡♡♡」
待ち望んだ快感は凄まじいもので私は背を仰け反らせてあっという間に達してしまった。しかし動きが止まることはなく更に追い打ちをかけるように腰を打ちつけていく。
「気持ちいいか?ここ…っ、さっき喜んで反応してたろ?」
「ヒ──ッ、ぁ…っ、しょこっ♡深いっ♡んぅうう~~~っ♡♡♡」
ノアの腰が大きく引かれて奥深くを力強く押しつぶされる。ノアのペニスの長さだからできるのだろう深い交わりに快感が走って視界がチカチカと点滅した。肌と濡れた性器が混じり合う音が響き合って興奮は更に高まっていく。
「は、あぁっ♡のあッ♡のあぁっ♡きもちぃっ♡すきっ、だいすきぃ♡」
ノアの余裕のない表情が愛おしくて握られていた手を握り返しながら気持ちを伝える。するとノアはそれに応えるようにキスをしてくれて、口を塞がれたまま激しく腰を打ち付けられてくぐもった声が鼻から抜けていく。
「んぅっ♡♡ん゛む……っ♡ふ、ぅっ♡」
「は、ぁ……俺も、愛してる…っ、お前さえ俺を見てくりゃ他には何もいらない……っ」
その言葉に嬉しくて子宮がキュッと疼いてノアのペニスを締め付ける。それが合図になったように彼の腰使いが激しくなって私の弱いところを的確に責め立ててきた。
「も、余裕ねぇ…っ、ナタ、リア…ッ…痛くねぇか?」
「あっ♡あんっ♡は、あ…っ♡きもちぃのしかない…っ♡、からっ♡♡、ノアの好きにして?」
「ナタリア……ッ、ああクソっ、俺だけのもんにしちまいてぇ…ッ」
ノアは苦しそうな表情をすると再び私の唇を奪った。口内を舐め回し歯列をなぞるような彼の舌使いに翻弄されて頭がぼんやりとしてくる。そうしてキスをしながら腰の律動が早まっていき、私はそれに反応して身悶える。
「あっ♡はっ♡♡あ゛ぁあっ~っ!♡♡♡」
「ク、あ゛…ッ、イク…っ、出る…ッ!」
ノアの絞り出すような声に応えるように彼の腰に脚を巻き付ける。以前の勢いや雰囲気に呑まれた行動じゃない。ノアの全部が欲しくて愛しくて自ら望んで彼を強く抱きしめていた。同時に私も出されると思うと酷く興奮して甲高い声をあげて絶頂を迎えていた。
「ッ……、あ゛────ッ!」
「ひ、あ───ッ♡♡♡♡♡」
瞬間ノアの苦しそうな声が聞こえてきて彼のペニスが中でドクンと跳ねる。そうして勢いよく熱が放出され、私の膣内でペニスがビクビク跳ねているのが伝わった。
「あ…っんぅ♡ノア♡きもちぃ?」
「は、あ…っ、今までで1番、幸せで…っ、気持ちいいセックスだった…ッ」
ノアの手が私の頭を撫でながらもう一度腰を揺すって最後の一滴まで子種が流し込まれる。幾度となく女性と肌を重ねてきたノアが1番気持ちいいと言ってくれたことに対して世辞でも嬉しくてそのまま目の前にある胸板にキスをした。そうしてしばらく経ってようやく彼の体から力が抜けていき少し呼吸が落ち着いてくる。
「汗いっぱいかいたね…」
ノアの前髪が汗で額に張り付いていてそれを指で撫でながらそっと汗を拭った。ノアはそれに頬を緩めて私の頭を撫で返す。
「流石にな……シャワー浴びなきゃなんねぇから抜くぞ?」
「アッ…んっ♡」
ノアが腰を引いて中からずるりとペニスを引き抜くと、快感の余韻が残っていたのかぷしゃっ♡と軽く潮を吹いてしまう。その後を追うように溢れ出す白濁液に頬が赤くなってしまった。
「ほんと…俺好みのエロい体になっちまってよ…俺のちんぽでハメ潮吹いちまうなんてたまんねぇっての」
「も、もう…言わないでよぉ…あっ♡」
くちゅくちゅと秘部を弄りながらノアは意地悪な笑みを浮かべる。私の反応が楽しいのか、執拗に弄り続けるとまた秘部から残った潮がぴゅるっと出てきて恥ずかしさが止まらない。
「好きな女が指だけじゃなくてちんこでも潮吹きできるようになったんだ、男の冥利に尽きるってもんだろ」
「あっ…も、シャワー…っ、浴びるんでしょ…っ?」
秘部を弄り続けるノアを足腰が立たなくなる前に諌める。ノアはやけに素直に「そうだな」と言って私を抱えると浴室へと歩いていく。そうして到着してシャワーのお湯を浴びて汗やら互いの体液やらを洗い流していると、ノアの手が背後から伸びて再び膣内に指を差し入れて出し入れを繰り返した。
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