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番外編16
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「は、ぁ……嬢ちゃん……」
抜かないままベイリーさんの体が私の体にのしかかって事後の熱い体温を体の内側と外側両方で感じる。重なった手の力が緩んで彼の背中に腕を回した。
「ベイリーさん…っ、は、ぁ……だいすきぃ……っ」
「…………あぁ、俺もだよ」
そう言ってベイリーさんは私の額にキスを落とした。そうして頬、唇、首筋に続けてキスをして私の腰に腕を回すと向かい合うように横向きに寝転がる。
「気持ちよかったな」
「ん……♡」
セックスを抜きにして素肌が触れ合う感触が心地よくて堪らない。彼の首筋に唇を寄せてちゅうっと強く吸い付くとうっすらと赤い跡がつく。
「あらまぁ…また可愛いコトしちまって。そんなことしなくてもオジサンは身も心も嬢ちゃんのものなんだけどねェ」
仕返しとばかりにベイリーさんからも胸を揉まれながら首筋にキスマークをつけられる。ぐにぐにとベイリーさんの好きなように揉まれて、形が変わっていく。
「あー…気持ちいい…ずっと揉んでられるなこりゃ…野郎共は嬢ちゃんの胸が溢れちまいそうだとか騒いでたが…こうやって見れんのも触れんのも…オジサンだけの特権、だよな?」
「ベイリーさん以外に見せるわけないじゃないですか。ベイリーさんだけです」
「安心した、オジサンだけね…」
ベイリーさんの声色が上機嫌になって今度は乳首の横に吸い付いてキスマークを付ける。その頭をポンポンと撫でると胸の間から顔を出して上目遣いで視線を合わせた。
「もうあんなことしねぇって身に沁みただろ…次やったら、今日以上に寸止め地獄か…1週間は外に出してやれねぇかもしれないのよオジサン」
「し、しません!絶対!」
先ほどのセックスは半ば拷問に近かった。ソレを思い出すだけで冷や汗が出て早口で答える。あまりの瞬発力にベイリーさんはくっくっくっと喉を鳴らして笑った。
「んまぁ、そろそろ子作りとかも真剣に考えたいし…ああいう無茶はできないようにしてもらわないと」
「子…子作り…ですか?」
突然出てきた言葉に目を丸くする。思い返してみると結婚後最初のうちはセックスも外に出すことが多かったが最近は確かに中に出される頻度が高かった気がした。ベイリーさんはくっついた状態から少し離れて横になって向かい合うと気まずそうに視線を逸らした。
「あー…いや、嬢ちゃんがまだ考えられないってんなら全然いいのよ。でも、オジサン的にはそろそろかなぁって思ってたわけ。あんまり…オジサン子供とか得意じゃないんだけど嬢ちゃんの子なら可愛いんだろうなぁとか…リアルに考えちまうことがあって…」
そんなことを考えていたのかと思うと愛おしくなって胸が熱くなる。子供のことなんて考えたことが無かったがそう言われてしまったら好きな人との赤ちゃんが欲しくなってくる。
「って勝手に考えちまってごめんな、嬢ちゃんにも相談しなきゃなとは思ってたんだけど…最近はソレどころじゃ無かったし」
「い、いえ!私も…その、ベイリーさんとの赤ちゃんなら…嬉しい、ですから…」
ベイリーさんは私の顔をまじまじと見つめて信じられないといったような表情をした。
「本当に?オジサンとの子供…産んでくれるのか?」
「そ、そりゃ…夫婦…ですし。それにベイリーさんなら、いいお父さんになってくれますよね」
「あぁ!嬢ちゃんとの子なら命に換えても大事にする!」
感極まったのかベイリーさんはぎゅうぎゅうと力強く私の体を抱きしめた。苦しいくらいだったけどその苦しさが愛おしい。
「じゃあ早速…明日からまたたっぷりセックスしような?仕事もなるべく早く終わらせるようにする」
その言葉と同時に上向きに横たわるようにされて、その上からベイリーさんが覆い被さった。ギシリと軋むベッドと膣内で固く反り返るペニスに冷や汗をかく。
「えっ…ちょっ、ベイリーさん明日って…」
言いましたよね?と言おうとすると時計を指さされる。それはちょうど今0時を迎えたところでつまり先ほどの【昨日】からしたら今は【明日】なのである。
「そっ、それは屁理屈では…っ!?」
「嘘は言ってないからねェ、じゃあ…シようか」
ぬぷぷ…と挿入が開始される腰の動きに、私はただ脚を開いて受け入れることしかできなかったのである。
抜かないままベイリーさんの体が私の体にのしかかって事後の熱い体温を体の内側と外側両方で感じる。重なった手の力が緩んで彼の背中に腕を回した。
「ベイリーさん…っ、は、ぁ……だいすきぃ……っ」
「…………あぁ、俺もだよ」
そう言ってベイリーさんは私の額にキスを落とした。そうして頬、唇、首筋に続けてキスをして私の腰に腕を回すと向かい合うように横向きに寝転がる。
「気持ちよかったな」
「ん……♡」
セックスを抜きにして素肌が触れ合う感触が心地よくて堪らない。彼の首筋に唇を寄せてちゅうっと強く吸い付くとうっすらと赤い跡がつく。
「あらまぁ…また可愛いコトしちまって。そんなことしなくてもオジサンは身も心も嬢ちゃんのものなんだけどねェ」
仕返しとばかりにベイリーさんからも胸を揉まれながら首筋にキスマークをつけられる。ぐにぐにとベイリーさんの好きなように揉まれて、形が変わっていく。
「あー…気持ちいい…ずっと揉んでられるなこりゃ…野郎共は嬢ちゃんの胸が溢れちまいそうだとか騒いでたが…こうやって見れんのも触れんのも…オジサンだけの特権、だよな?」
「ベイリーさん以外に見せるわけないじゃないですか。ベイリーさんだけです」
「安心した、オジサンだけね…」
ベイリーさんの声色が上機嫌になって今度は乳首の横に吸い付いてキスマークを付ける。その頭をポンポンと撫でると胸の間から顔を出して上目遣いで視線を合わせた。
「もうあんなことしねぇって身に沁みただろ…次やったら、今日以上に寸止め地獄か…1週間は外に出してやれねぇかもしれないのよオジサン」
「し、しません!絶対!」
先ほどのセックスは半ば拷問に近かった。ソレを思い出すだけで冷や汗が出て早口で答える。あまりの瞬発力にベイリーさんはくっくっくっと喉を鳴らして笑った。
「んまぁ、そろそろ子作りとかも真剣に考えたいし…ああいう無茶はできないようにしてもらわないと」
「子…子作り…ですか?」
突然出てきた言葉に目を丸くする。思い返してみると結婚後最初のうちはセックスも外に出すことが多かったが最近は確かに中に出される頻度が高かった気がした。ベイリーさんはくっついた状態から少し離れて横になって向かい合うと気まずそうに視線を逸らした。
「あー…いや、嬢ちゃんがまだ考えられないってんなら全然いいのよ。でも、オジサン的にはそろそろかなぁって思ってたわけ。あんまり…オジサン子供とか得意じゃないんだけど嬢ちゃんの子なら可愛いんだろうなぁとか…リアルに考えちまうことがあって…」
そんなことを考えていたのかと思うと愛おしくなって胸が熱くなる。子供のことなんて考えたことが無かったがそう言われてしまったら好きな人との赤ちゃんが欲しくなってくる。
「って勝手に考えちまってごめんな、嬢ちゃんにも相談しなきゃなとは思ってたんだけど…最近はソレどころじゃ無かったし」
「い、いえ!私も…その、ベイリーさんとの赤ちゃんなら…嬉しい、ですから…」
ベイリーさんは私の顔をまじまじと見つめて信じられないといったような表情をした。
「本当に?オジサンとの子供…産んでくれるのか?」
「そ、そりゃ…夫婦…ですし。それにベイリーさんなら、いいお父さんになってくれますよね」
「あぁ!嬢ちゃんとの子なら命に換えても大事にする!」
感極まったのかベイリーさんはぎゅうぎゅうと力強く私の体を抱きしめた。苦しいくらいだったけどその苦しさが愛おしい。
「じゃあ早速…明日からまたたっぷりセックスしような?仕事もなるべく早く終わらせるようにする」
その言葉と同時に上向きに横たわるようにされて、その上からベイリーさんが覆い被さった。ギシリと軋むベッドと膣内で固く反り返るペニスに冷や汗をかく。
「えっ…ちょっ、ベイリーさん明日って…」
言いましたよね?と言おうとすると時計を指さされる。それはちょうど今0時を迎えたところでつまり先ほどの【昨日】からしたら今は【明日】なのである。
「そっ、それは屁理屈では…っ!?」
「嘘は言ってないからねェ、じゃあ…シようか」
ぬぷぷ…と挿入が開始される腰の動きに、私はただ脚を開いて受け入れることしかできなかったのである。
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