きいちごの恋

番外編13

「流石にオジサンもそろそろ発散したくてちんこ痛くなっちまったなぁ…」

そう言いながら引き抜かれたペニスは本当に凶悪な見た目をしていた。赤黒くお腹にまで届きそうな反り返りに血管が浮き出してビクビクと震えている。あんなものが自分に入っていたのが信じられない。
しかしそれの気持ちよさを知っている私の下腹部は見ただけで膣内をうねらせてしまう。

「んじゃ…耐えるのはこれで最後だから…根性見せてくれよ嬢ちゃん」

ベイリーさんはそう言って指を溢れる愛液で濡らしたのち、下腹部をなぞるように指を這わせた。クリトリスに触れると思った指はその周りの肉をクリトリスに向けて撫でて間接的に刺激を与えていく。ベイリーさんだって挿れたいはずなのに最後の最後まで焦らしてくるのだ。

「あ、あッ♡ゃ……んんッ♡♡♡」

「あーらら……嬢ちゃんのクリトリス、触って欲しくてぷっくり膨らんでるぞ？」

「い、いわな、いでぇ……や、やだぁ…っ♡♡♡」

散々私の反応を楽しんだ後は女性器を左右に割り広げて舐めるような視線を向ける。ベイリーさんに見られている、そう思うだけでビクビクと感じる自分が変態みたいで羞恥で顔を覆ってしまう。
しかしそこに追い打ちをかけるようにベイリーさんの熱い息がかけられて、形をなぞるように舐められる。皮の中に隠れていたクリトリスをこじ開けられじっとりと与えられる刺激に甘い声が出るのを止められない。

「ぁ…っ、ふ、ぁあ…っ♡」

発情した動物のような甲高い声にじゅるじゅると愛液を舐めとる音が重なった。それも興奮を煽る材料になっていていやでも過敏に反応してしまう。

「ひぅ……っ、ぁ、あ……ッ♡」

「可愛いねぇ……もっと鳴いてオジサンのこと楽しませて頂戴よ」

「んんッ♡や、あっ……あぁッ♡♡♡」

舌先でツン♡とつつかれると、それだけで腰が浮いてしまいそうになる。
そのまま口に含まれたと思えば吸い上げられて、一気に絶頂まで駆け上がっていく。もうすぐ、あとちょっとでイける……！

「あっ、あッ♡ヒッ───────んうっ♡♡♡♡…ぁ…」

もう後少しでイけそう…という本当に絶妙なタイミングでベイリーさんの顔が秘部から離れてすごく楽しそうに私の顔を見つめた。イキたくてイキたくてしょうがないのに焦らされて頭が変になりそうだった。自然と太ももを擦り合わせてモジモジと動いてしまう。

「嬢ちゃん…これで仕置きはお終いだが…これに懲りたらあんなこともうしないって約束してくれるか？いや、働くことはいいんだ…だがよ、あんなかっこで…しかも他の男の前で無防備なことされると流石のオジサンも怒っちゃうワケよ」

「…ッ…もっ、もう、しません…っ、ごめん、ごめんなさい…ッ」

「ったく泣き顔も可愛いんだから…」

ちゅっと軽いキスを落とされて頭を優しく撫でられた。その心地よさについ瞼を閉じて甘えてしまう。

「本当に…ごめんなさい…ベイリーさんが私とのこと…不安に思ってるって分かってたのに…私…」

「分かってくれりゃいいのよ、オジサンも年甲斐もなく嫉妬するなんてダセェとこ見せたくねぇからな」

「そんな事、ないです……」

「ははっ、ありがとよ。まぁ、これからはもうちょっとだけ自分の魅力にも気づいてくれるといいんだけどな」

そう言って再び覆い被さってきたベイリーさんは私を抱き寄せて首筋に顔を埋めた。

「ほーれ、じゃあ続きするぜ。オジサン裸でエッチするの好きだから服、脱がしていいかい？」

「ぁ…っ、はい…」

そういえばメイド服を着たままで秘部しか露わになっていなかったのだ。私もベイリーさんの素肌の感触を直接味わう方が好きなので喜んでそれに応じる。しかし胸元を緩められて脱がされそうになった時とあることを思い出して血の気が引くが既に遅かった。

「………嬢ちゃん、こりゃどういうこと？」

「あ、あの…この服下着着てたら見えちゃうから…せめて乳首だけは隠そうと思って…」

胸には下着を纏わず、ニップレスだけが乳首をかろうじて隠していた。ベイリーさんは淡々と服を脱がせて、最終的に裸にニップレスだけという格好にされる。

「ったく嬢ちゃんよォ…こんな格好で接客してたのかよ」

「もし何かあっても…ち、乳首は見られないようにって…胸元ずれやすい服でもあったので…」

「オジサンの大事な乳首守ってくれるのは良いけどさぁ…これはこれで見られたら相当エロいと思うんだけど」

「ひゃっ、ん…ぅ…っ♡」

ニップレスの上から乳首をかりかりと爪で擦られて甘い声が出てしまう。

「ニップレスしててもすぐこんなにえっちな乳首になっちまうんだもの…隠してる意味ないでしょ」

そうして剥がされたニップレスの中身はすっかり勃起してて真っ赤になっていた。それを諌めるようにベイリーさんのささくれだった指先がキュッ♡と乳首を摘んで擦る。