きいちごの恋

めぐみ

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「ベイリーさん、可愛いです!」

退院してすっかり元気になったベイリーさんは随分溜まっていたのか昼間だというのに家に帰ったらベッドに直行され、直ぐに服を脱がされ、彼も全裸になった。思いが改めて通じ合ってから触れ合っていなかったから私もそれを喜んで受け入れる。
そして触れ合っていると数日前の話通り、彼に白い犬のようにピンと立った耳と尻尾が生えている。

「おじさんに可愛いってのもどうなのかね」

「す、すごい…動いてる…本物、なんですね…」

そういえば11年前も彼の姿は白い狼だった。普段の髪色は黒髪なのになぁなんて思いながら余すことなく彼の姿を見るために彼の周りをうろちょろしてしまう。
そんな私の腕をがっしりと掴んで自分の正面に座らせた。

「ベイリーさん?」

「あんま見ないで頂戴よ、おじさんも恥ずかしいんだからよ。それに嬢ちゃん…最後にエッチしたのいつだか覚えてる?」

頬を撫でるように触られると全身が熱くなって再びセックスへのスイッチを入れられてしまう。

「に、しゅうかんまえ、ですけど…」

「そ、久々に触れて昂ってるから、なァ…嬢ちゃん」

ベイリーさんはそっと私を押し倒して脚を開かせる。そして散々解された中心にペニスを押し当てられた。

「ん、ベイリーさん…きて…」

そのまま一気に奥まで押し込まれて久しぶりの感覚にベイリーさんの体を脚で挟み込んですぐに絶頂を迎えてしまう。

「あ、ぁあああああっ♡♡♡」

「おいおい嬢ちゃん、挿れただけでイっちゃうとかどんだけ可愛いんだよ。これ以上おじさんを夢中にさせてどうするつもりだ?」

「ふ、ん…あっ…だってぇ、ベイリーさんのっ…嬉しくて…っ」

「そうかい、そうかい。おじさんも嬉しいよ」

絶頂の余韻に浸りながらされるキスはあまりにも幸せでベイリーさんの背中にしがみつきながら私もそのキスに応えるように舌を絡めた。一つに溶け合うように唾液まみれなキスに頭の中が蕩けてしまいそうになる。

「んっ…ちゅ、くちゅっ…んんっ♡はっ、んっむっちゅるっ…くちゃっ…」

「はっ、ん…嬢ちゃんも俺好みのキス出来るようになったみたいでなによりだ。」

パタパタと左右に揺れる尻尾が彼の感情を表してるようで愛おしさが溢れ出てくる。渋さがあってかっこいい男性に耳や尻尾が生えてるのはインパクトがありそうだと思っていたがどうやら新しい扉を開いてしまいそうだ。

「イったばっかのとこ悪いな…おじさんももっと気持ちよくなりたいんだけど…動いていいか?」

「ベイリーさんの…好きにしてください…っ」

「ははっ…好きにしてなんて言われちまったら…嬢ちゃんのことめちゃくちゃにしちまいそうだ」

ベイリーさんは私のお尻を持ち上げて脚を思いっきり広げた。結合部を見せつけられ、膣の奥までベイリーさんに晒すような状態に恥ずかしくて堪らないが好きにして欲しいと言った手前それを抵抗せずに受け入れる。

「嬢ちゃん…っ、入り口ヒクついて…すげぇエロい。おじさんのちんぽ嬢ちゃんのマン汁で濡れまくってんの分かるか?」

ぬるーっと引き抜かれ、目の前にはテラテラと愛液で濡れたペニスがある。興奮で脈打つ様があまりにもいやらしくて下腹部は自然と疼いてしまう。

「俺のちんぽに吸い付いてくんの可愛いな…」

「あっ、んんっ♡ん、ひゃ…っあ、ベイリーさん…っ、気持ちいい?」

「気持ちいいよ、好きな女とのセックス…気持ち良くないわけがないだろう?嬢ちゃんは…気持ちいいか?ここの奥のところ、好きだっただろ?」

真上から突き刺すようにペニスが挿入されて、答えることもできないほどその振動に身悶えた。出会ってから1か月も経っていないのに好きなところを全て覚えられてしまっている。腰を回しながらイイトコロを捏ね回されるともっと、もっとと腰を押し付けた。

「おいおい嬢ちゃん積極的だな…いつもと変わらんように見えるかもしれないけど…この姿のおじさんはセックスというより交尾に近い形になるぞ、あんまり煽られちゃ…倍になって返しちまうから覚悟しとけよ」

散々可愛いと言い散らしていたが、そこで初めて獣のような雄をまざまざと見せつけられてとてもではないが可愛いなんて言えなくなった。

「あと、理性があるうちに確認しとくが…今日はナカに出していいか?」

「え…」

「本当は儀式前に種付けするのはダメなんだけどな、嬢ちゃんを今すぐに俺の番にしたくてたまんねぇんだ…」

熱を孕んだ瞳で真っ直ぐに貫かれる。その返事は膣の締め付けで言葉よりも先に答えてしまって、ベイリーさんのククッという笑い声が落ちてきた。

「着床させて嬢ちゃんの奥深くで、誰の女かってこと刻み付けてやりてぇ…我儘な男で悪いな…、それとそんな俺を受け入れてくれてありがとう」



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