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act2 約束は守りましょう
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しおりを挟むここはどこだろう?あったかくて…心地よくて…吸い付くと褒めるように頭を撫でてくれて…
「ん、はむ…っちゅ…」
「よしよし、いい子だな…上手じゃねぇか」
寝ぼけている意識がどんどん醒めてきて、目の前にはエリスさんの首筋があった。湯船の中、密着しながら彼の膝の上に乗ってお風呂に浸かっているのだというところまで把握した。
「お、起きたか?」
前髪を下ろした彼が覗き込むように私を見ると額にキスをして私の背中を撫でさすった。
「お互い体液まみれだったから流石に風呂に入れた。辛くないか?」
体からいつもとは違う石鹸の香りがする…ということは洗われたのだろう。明るいところで体を見られたという事実に顔が熱くなる。
「大、丈夫…ありがとう…それより、何してたの?」
「んー…寝ぼけたお前にキスマーク付けてもらってた」
「え、キス、マーク?」
改めて首筋を見ると赤い痣のような痕がぽつぽつと彼の肌を染めていた。寝ぼけていたとはいえ恋人のような行為に顔が熱を持った。
「今更照れてるのか?もっと濃厚で…蕩けるようなセックス3回もしてるだろ?さっきも…潮ビュービュー吹きながら俺のちんぽで絶頂してたなァ…最近まで処女だったのに…すげぇやらしくて今までにないくらい興奮した」
「や、やぁ…っ、は、ずかしい…っ」
「耳まで真っ赤にして、可愛いな。潮吹くのくせになるともう自然と出ちゃうようになるらしいから…毎回セックスで潮吹きさせてやろうか?」
彼に好き放題体を作り替えられる。そう思うとダメだと思いつつもゾクゾクと興奮してしまう自分もいる。
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「他の男とセックス出来なくなるくらい感じやすい体にして…俺だけが愛でてやる。お前の恥ずかしいところも、甘えたところも…もう知ってるのは俺だけでいいだろ?」
「そ、それって…どういう…っ」
問いかけようとしたら唇が落ちてきて喉奥まで舌をねじ込まれる。浴室は音が反響して濡れたリップ音や舌が絡み合う音がやけに大きく聞こえた。
触覚や聴覚に甘い刺激を感じてどうせ他に相手もいないし…彼だけ、それもいいかもと私も舌を絡ませあった。
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