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ep 64 親友との計画
しおりを挟む一方その頃、大河と翔吾はトレーニングの踏み込みについて話していた。
翔吾 「兄貴、おれの練習の意味がわかったぜ!踏み込みのスピードアップと反射能力の強化だろ!!!」
大河 「ビンゴー」
翔吾 「なんで最初から教えてくんねーんだよ!」
大河 「それじゃ、ただやらされてるだけだろ?それに俺は考える機会をあげただけ、やったのは翔吾だ。まだ何も教えてねー」
翔吾 「俺、今日も重りつけてんだぜ!!」
褒めてほしいのか凄い大河に話しかけてくる翔吾であった。
しかし大河は褒めない。
大河 「その努力が実ればいいな…改善していく事はこれからだぞ…」
翔吾 「お、おう。」
翔吾 (ちょっと怖かった…)
学校の校門までくると、武藤や山口教師と会う。
後ろから「大河せんぱーい!」と友達メンバーズの声もする。
大河は軽く手を振った。
武藤 「大河!おはよー。」
山口教師 「おう、坂鬼兄弟、昨日はありがとなwまたやってくれよー」
大河は苦笑いをしながらその場を立ち去る。
翔吾は捕まったようだ。
「どうだったーw?」とか聞こえてくる。
武藤 「なんだよ、昨日って?」
大河 「ん?実はな……」と説明をする大河。
武藤 「ほぇーー、俺も見てみたかったw」
大河 「やだよw……てか今日の体育の授業、柔道じゃんかぁ!!!……絶対さぼる。」
武藤 「んじゃ、おれもー!!」
大河 「真似すんな!w」
などと他愛もない会話を楽しむ2人であった。
そして翔吾は柔道部の連中から大河の事への質問攻めをくらっていたが、全て無視したのであった。
そして一年生の目標が坂鬼大河になったのは言うまでもない。
--------------所飛んで昼休み-------------
大河はお弁当を食べながら、どうやって体育の授業を休もうとしているのか考えていた。
武藤は腹痛にするらしい。
大河 「んーーーーー。。。熱はダメだしな」
武藤 「あ。偏頭痛。」
大河 「それだ!!リアルすぎるw」
武藤 「だろーっw」
大河 「お前そう言うのは頭回るんだなw」
武藤 「うるせーよw…ごちそうさま、んじゃ早速俺、先手打ってくるわ、 後につづけよ同士よw」
大河 「わかったから、行ってこいw」
と、武藤は山口教師に話をしたがあえなく玉砕したのであった。
そのあと何も知らない大河が山口教師のもとに行く。
山口教師 「どうした?坂鬼何かあったのか?」
大河 「すいません、偏頭痛もちで、吐きそうなんです。…体育…見学してもいいですかぁ?」
少しきつそうな目をしている。
山口教師 「そりゃいかん!!大丈夫か?!病院いくか?!…早退してもいいぞ!……お前は頑張りすぎるから先生心配で心配で……」
と大河を軽く抱きしめて、頭を撫でている。
大河 「だ、大丈夫です、少し休めば次の授業には戻れますから。……ありがとうございます。」
山口教師 「おう、無理すんなょ。」
山口教師は大河を自分の子供のように心配しているが、反面男としての大河に魅了されいるのだ。
大河 (よっしゃ、サボりw)
大河は教室にもどると、武藤は机にうつむいていた。
大河 「どした?晃ダメだったか?w…」
武藤 「ダメだった。…そしてほんとに腹が痛くなっちまった……」
大河 「えぇ?!!…ひ、ひとまずトイレいくか!な!」
武藤 「行きたいけど、うごけね。……」
大河 「わかった、ほら、乗れ!」
武藤 「す、すまん。………」
武藤は冷や汗をかいている。
大河は武藤をおんぶする。
トイレに連れて行こうと廊下に出ると
山口教師とばったり会う。
大河が心配で様子を見にきたようだ。
山口教師 「な、どうした?!坂鬼!?体調悪いのにそんな事して!?」
大河 「武藤が腹痛を起こして、今からひとまずトイレに連れて行こうとかと思いまして。」
山口教師 「武藤お前ホントに腹痛だったんだな?!あの時はピンピンしてたのに……それより大河!無理するな。俺がコイツを連れて行くから、お前は早く保健室で休みなさい。」
大河 「でも、もう授業始まりますから先生行ってください。武藤が落ち着いたらすぐ、俺も保健室行きますんで…」
山口教師 「んぐ……しかしなぁ…」
大河 「それに多分武藤は先生だと恥ずかしいと思うので俺なら……お願いします。」
山口教師 「わかった、一応保健室の先生には俺から伝えておくから…くれぐれも無理するなよ!」
と、いそいそと教室を後にした。
大河は無事に武藤を人気のないトイレに連れていく。
普段使用する人はほぼいない所だ。
武藤 「ありがと。…大河……」
大河 「いいけど、ホントにどうしたんだよ…なんでいきなり…」
武藤 「多分、便秘。」
さらっと答えた武藤に大河は頭を引っ叩く。
武藤 「だってぇ、ホントに痛かったんだよ!」
大河 「心配して損した。返せw」
武藤 「な、なぁ大河お願いがあるんだ?」
大河 「なんだ?漏らしたか?w」
武藤 「ち、ちがう!俺のバックの中から浣腸剤とってきてくれ。」
大河 「な////!お前なんて物学校に持ってきてるんだよ!」
武藤 「大河とやって、以来なんとなく入れてる。…頼むホントにキツイんだ」
大河はしぶしぶ武藤のバックから浣腸剤を取りに行った。
浣腸剤と、コンパクト用のローションとコンドームもあったが無視した。
大河 「ほれ、浣腸剤。ホントの意味で使う時が来るとわなw……入れてやろうか?」
大河は武藤が断るだろうと思っていたが
武藤 「え、……頼む///」
大河 「まじか?!………わかった!時間もないし、ほら!コッチに尻突き出せ!」
武藤 「ん。…わかった////。」
そして野球で鍛え上げられた大きなお尻を大
に向けた。
大河 「挿れるぞ///……ほら。全部入っていくw」
大河はわざとエロく武藤に言う。
武藤 「んっ。。、いゃ。全部いれないでぇ!」
とふざけ返した。
大河 「これで、ひとまず大丈夫だろ。んじゃ一応、外で待ってる。終わったら言え。」
武藤 「おぅ。…」
大河は廊下で誰か来ないか周りを見渡してい
た。
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