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ep 10 坂鬼家のお風呂
しおりを挟む翔座 「最後に一つ、何故、大河だけに和泉は鷹虎流柔術を教えたんだ?」
鷹虎 「そりゃ俺は女じゃねーから分からんが、感?なんじゃねーか?母親としての。」
翔座 「最後の最後で感かよ………。」
鷹虎 「んなこと、そこまで知るかよ!wでも、現に和泉の感は当たってんじゃねーかw
大河くんに鷹虎の血が濃く流れるかもってw
その通りになったなwあと残り2人はお前にそっくりだぜぇー!w かんぱ~いw」
翔座 「なーにが、乾杯だあほらし。」
鷹虎 「まーでも、大河くんに関してはこれからどう欲を抑えて行くか、俺も”衝動“について、すーーーぐぅ調べてきてやるw
……あいつの形見だからな。」
翔座 「すまない。ありがとうな…… 」
鷹虎はフッと、笑った。
---------所飛んで、それぞれの夜------
「ごちそうさまぁー。」
と満腹でソファーに寝転ぶ野獣2匹。
それを遠目に少し可愛いと思ってしまう大河がいた。
夕飯を食べ終えて洗い物をする大河。
翔吾と翔磨はケラケラ笑いながらTVを見ている。
洗い物を終えて、明日の朝食の炊飯器予約を入れる。
大河 「よしっ、おわったー…んじゃ風呂入ってくるわー。」
と、言いながら風呂にいく大河だが、
翔磨 「おぃ、大河ぁーー。」
と翔磨が呼ぶ。
「ん?」とした目で大河が止まる。
翔磨はニヤっと、悪顔で笑う。
翔磨 「俺も、一緒に風呂入る。」
大河 「え??。」
翔吾 「はぁ?」
2人とも鳩が豆鉄砲をくらった顔をしている。
大河、一気に顔が赤くなった。
大河 「な、何言ってんだよっ!。…だいたい図体のデカい男2人が一緒に入ったら窮屈だろーw。。俺、さき入るからなー。」
と、そそくさ風呂にいく大河。
翔磨はゆっくり立ち上がると、翔吾が見上げる。
翔吾 「……兄貴、今度修行つけてくれ。」
翔磨 「…あぁ、別にいいぜw」
翔吾 「なぁ、本当一緒にに入るのかぁ?」
少し、羨ましそうに言う。
翔磨 「ああ、あいつの怪我。俺も自分の目で確認しておきたい。……」
翔磨の落ち着いた、真剣な声に、翔吾は何も言う事なくTVを見出した。
翔磨が脱衣所に行くと、シャワーの音と暖かい風呂の匂いが漂っている。
てきぱきと、服を脱ぎドアを、ガラッと一気に開けた。
翔磨 「よぉーー!大河ぁ、兄ちゃんがきてやったぞぉーー。」
すっごい笑顔で入っていく。
大河 「…ん?、ホントにきたのかょー……」
と頭を洗いながら片目で翔磨を見る。
翔磨は大河にズンズン近づいた。
翔磨 「兄ちゃんと一緒で嬉しいだろぉー?w」
と言いながら翔磨は大河の頭に手を伸ばしながら洗い始めた。
大河は思ったよりも気持ちがよかったのだろう。
少し短い黒髪を翔磨にあずけた。
ザーーーっと泡を洗い流すと、
少し目が隠れているせいか、鼻から首の筋にかけてお湯が下垂れ落ちて、大河の姿が男らしく見える。
翔磨は大河の首に見える、内失血の様な跡を優しく手を添えて撫でる。
大河 「ンっ…………」
翔磨 「痛いか?…」
と心配そうに見つめる翔磨。
大河 「いや、大丈夫だ。……次俺が洗う。」
翔磨 「おうっ。」
立ったままでは洗いにくいため、大河は翔磨を椅子に座らせた。大河が洗い始めた。
シャカシャカと大河の洗い方が余程気持ちが良かったのだろう。
翔磨 「んーーーーーーーーー。、、」
と翔磨は鼻で声をあげている。
ザーーーっと泡を洗い流す。
大河は自分の身体を洗い出そうとすると翔磨が大河の手を止めた。
大河 「まさか身体も洗いっこするのか?w」
翔磨 「あたり前だろぉ?減るもんじゃねーしwwほらっ。」
と翔磨は大河の身体を洗い出す。
大河の柔らかく、手に吸い付く馴染む様な完璧な筋肉。
その上には、翔磨の猛攻時に着いた跡が着いていた。
大河は翔磨の目をチラッとみたが、何だか悲しそうに見つめる目だった。
泡を洗い流す。
翔磨 「大河ぁ、お前身体エロいなぁ。まだ18の癖に。18禁だな!R18ww……ここもいつの間にか男になってるしよー。w」
と翔磨は、胸筋から腹筋、股間に手を出そうとしたとき手を大河に手を弾かれた。
大河 「////ちょっ!、ちょやめろよぉ!////兄貴だって人の事言えないだろ!!筋肉とその凶器!!!」
と大河は翔磨の股間に指をさす。
翔磨 「ん?だって兄ちゃんは大人だからなぁ、だはっ!www」
と言って翔磨は腕を組みながら胸をはった。
大河はため息をつきながら、翔磨を洗い始めた。
改めてみると、凄い筋肉だと見つめてしまう大河。
翔磨 「なんだぁ?そんなに見つめてエッチーwww」
大河 「っ?!ちげーよ!!……いや、なんかその、筋肉が羨ましいっておもっただけだよ……」
翔磨 「ははっ、兄ちゃん照れるぜwww……だがな、羨ましがることはねーよ。俺の身体は、俺の戦闘スタイルに合わせただけだ。お前はその身体でいい。むしろ完璧だ。…」
大河 「そっか。…」
と大河は嬉しそうに呟く。
坂鬼家の浴槽は広いので、なんとか2人は入れるみたいだ。
先に翔磨が湯船につかる。
翔磨 「あぁ゛ーーーーーーーーー。。。」
大河 「兄貴wそれオヤジだwww」
翔磨 「失礼な奴だなぁ!俺はまだお兄さんだぁ!……ほらっ、こっちこい!!」
と翔磨は自分の胸のまえの水面をペチャペチャ叩く。
大河 「そこは、兄貴の恋人に譲るよっw」
と大河はゆっくりと対面に湯船につかる。
気持ちがよくて、上を見上げてしまう大河。
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