魔法の姫と世紀末世界のストレンジャー

ウィル・テネブリス

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剣と魔法の世界のストレンジャー

【R18】奇妙なお客様の泡まみれプレイ♡(1)

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 ――何考えてるんだろう、この屋敷設計した人。

 足元からなぞっていけば最初は冷たい床が、次にあちこちにそびえる柱が、そして湯気あふれる大きな浴槽が確かにあった。 
 『浴場』というにふさわしい成り立ちがあるのだ。
 白味を帯びた壁やらタイルやらが広く続き、向こうで透き通った湯が心地のよさそうなぬくもりを浮かべてる。
 例えばお屋敷のメイドを2ダースほど突っ込んだところで、気持ちよく疲れを癒せそうな余裕さが湯けむりを立てていて。

「…………地下にこんなもん作るとかどうなってんだ、リーゼル様」

 全裸に剥かれた俺は、まずこの状況よりも目の前の光景に気を抜かれてた。 
 「お風呂」というトラウマに結ばれた言葉で連れ回された先はまさかの屋敷の地下だ。
 一階に潜んだ大きな階段をぞろぞろ降りて行けば、そこにエキゾチックな構えがこうして待ってたのである。

「こちらはドワーフ族に設計から建設まで一任した結果生まれたリーゼル様ご自慢の地下浴場です。歯車仕掛けの都市からの機材をふんだんに使って換気も抜群、姉妹であるレージェス様の浄化の魔法で細かな汚れは常に浄化され続ける……と口頭で説明するようにお二人に言われております、説明おしまいです」

 そんな控えめの照明と湯気の織りなす明るい白さの中、自分の背丈を超える何かがどぷんっ♡と二つの膨らみを揺らす。
 見上げた先には黒髪ショートの巨大女が相応の胸のサイズを抱っこしていた。
 真面目そうな硬い表情からはなんとも面倒さのある説明が出てるものの、両方の薄桜色をなぜだか見せつけてるようで。

「お屋敷の地下にお風呂作っちゃうとか湿気とか大丈夫なんすかねー? ここ利用するたびにうち気になってるっす」

 むにゅうぅぅ……♡
 そんな隠すことのないクソデカメイドのクロナの前、腕がしっとり柔らかい何かに持ってかれる。
 しっとりした緑髪が次第に頬まで触れてきて、横目と肩にすり寄るロアベアを感じた。
 目が少し合えば「くすっ♡」と人懐っこい笑みをされた――悔しいが可愛い。

「心配はご無用ですわ、こちらの地下浴場はメイドの皆様のお仕事に負担を与えぬように換気構造から湿気の対処まで徹底的に組み立てられておりますから! 私とリーゼル様ですっごいお金かけたのは忘れません」

 遅れてばいんっ♡とまたも大きな膨らみが隣に追いつく。
 すらっとした背筋に白肌いっぱいの胸と尻を揺らす、角と尻尾と翼が物語る大人モードのリム様だ。

「へー、リーゼル様が自慢げにするだけはあるんすねえ」
「ふふ、この国の技術力を表現する施設なのですわ! ちなみにここでじゃがいも洗ったらリーゼルお姉さまにめっちゃ怒られましたの!」
「汚れも水に変換されちゃうし別にいいんじゃないんすかねえ、リーゼル様ケチっす」
「話が分かりますわねロアベアちゃん、リーゼルお姉さまケチですわ!」

 美女の一言で済まされるお姿は今日もその言動で台無しである。この芋が。
 ぴったりくっつくロアベアの距離感に気づくと「にまぁ♡」と反対側に触れてきた。二人分の柔らかさにサンドイッチだ。

「あ゛っ……♡ こら、やめろ……馬鹿っ♡」
「アヒヒー♡ どうしたんすかイチ様ぁ♡」
「あら、どうかしましたのー?♡ えっちな声いきなり出しちゃって……♡」

 ……誰かが背中をつーっ♡となぞってくる。ぞくぞくする……♡
 思わず犯人に手が伸びるが、左右を見ればダブルでニヤニヤ。けっきょく分からぬまま歩かされて。

「あっはっは♡ 君って人は女の子に囲まれてるのにそんな可愛い反応しちゃうんだね♡ そんな色気のある顔するなんて……私ほどじゃないけど美しいじゃないか!」

 今度は湯気に負けない真っ白短髪なワーウルフに行き当たった。
 自慢の白い毛皮と、縁起のかかった仕草も込めて控えめに育ったすらっとした身体をこれでもかと見せつけてる。
 湯気を受けて柔らかそうにてかる割れ目も込めて、ラフォーレは色っぽい目でこっちを見てた――前隠せ馬鹿。

「……あ、あのさあっ……♡ ほんとにみんなで入るとかどーなってんの? てか、この子男の子……っ♡」

 すると後ろからまた声が追いつく。
 サイドテールの黒髪の女の子がバスタオルに巻かれながらたじたじだ。
 興奮気味な息遣いの後ろでは、わんこの手で恥ずかしそうにしたニクがとことこついてきて。

「……ん、オスだけど。でも、ぼくはご主人だけのものだから……♡」
「……そ、そういう関係だったんだ、ふーん……♡ てか、でっか……♡」

 背中にぺっとりすがってきた。太もも裏に熱くて硬い何かが触れる……。
 耳の間をぐりっと撫でてやると、甘えるように背中に頬ずりされた――くすぐったい。
 気づけば前も後ろも囲まれてる。湯のせせらぐ場にそれだけ色のある息遣いを嫌に感じて。

「それではイチ様、ニク様。この地下浴場ではレージェス様によって身の汚れはきれいな水に分解されるようできておりますが、まずは入る前に身体を清めて頂く決まりとなっております。ですので――」

 クロナがどどんっ、と大きな胸を揺らしながら迫る。
 見上げるほどの高さに実ったデカさで表情が見えなくなるほどだが、すらっとした腕が横に何かを求めると。

「まずはみんなできれいになろっか?♡ 私たちがお客様をもてなしてあげるからね……♡」

 ラフォーレが石鹸を抱えてやってきた。相変わらず、人の姿をじっとり見ながらだが。
 『スレンダー』な彼女がそれを一つ鷲掴みにすると、慣れた手つきでぬりぬり泡立てて……。

「……私たちがふさわしいまでに清めて差し上げますね♡ 逃がしませんよ、愛しいお客様……♡」

 人を覆うような長くて豊かな身体に、ぶくぶくと泡を塗り込んでいく。
 惜しげもなくさらけ出された巨体がぬめりとてかりを得れば、硬い表情にいやらしい口のゆるみが浮かんで。

「あひひひ……♡ 一緒に綺麗になるっすよー、うちの未来の旦那様ぁ♡」
「最近ご無沙汰でしたわ、その分たーーっぷり気持ちよくなりましょうねー♡」
「さあイチ様、私と共に美しくなろうね……♡ この毛並みと整った体を存分に味わいたまえ……♡」
「あ、あのっ、こっちもやらんとダメなやつ? ま、まあ、命令ならしかたないけど……♡」
「……んっ♡ ぼくも、ご主人をきれいにしてあげる……♡」
 
 ひどいつながりができた。それをきっかけに周りもどんどん泡を作ってく。
 きれいな床に落ちた白さが石鹸のぬめりで人様を取り囲めば、どこを見ても泡をまとった可愛い顔立ちがいっぱいで。

「ちょっ――!? お、お前ら何揃いも揃って泡立ててんだ!? なんでこっちみてぶくぶくしてんだよ!?」
「……観念するっすよイチ様ぁ♡ うちがいーっぱい癒してやるっす~♡」

 楽し気にぬりゅっ♡ぬりゅっ♡と胸元に泡を溜めていたロアベアが、悪戯っぽい顔で抱き着いてきて。
 
 ――にゅるぅん……♡♡

 石鹸でてかてかに際立った胸のデカさが、肩の付け根あたりにどっっっぷり♡触れる。
 腰にもぬるっ♡と手が這ってきて、ロアベアのもっちり詰まった体つきがいやらしく絡んでくる……♡

「あ……っ♡ い、いきなり抱き着くな、この馬鹿……♡♡」

 胸の重みが皮膚の上をぬるんぬるん♡揺れる。甘えるような息が耳元にねっととり届く。
 そんな様子を周りがにやにやと見てることに気づいて、流石の俺も振り払おうと向くのだが。

「……ん~っ♡」
「お゛っっ……!?♡」

 むちゅううううううううっ♡♡
 耳と首筋の間に、とっても柔らかい唇が当たる……♡
 あいつの体温がこもった口づけ、だった。圧し掛かるとろとろの重みも乗せられて、胸の奥にくすぐったさが弾けて。

「……ずるいですわ、私もご一緒させていただきますの……♡」

 反対側からそんな甘ったるいリム様の声もして、また違う胸のボリュームがぐにゅうぅ♡と脇に押し付けられ。

 ぢゅううううううっ……♡♡

「やっ……♡ そ、そこ、やめろ……ぉっ……♡♡」
「んーっ♡ ちゅっ……♡ あひひひっ……♡ お顔真っ赤っすよぉ?♡」
「はむっ……ぢゅうぅっ♡ んふふふ……♡ いざ責められるとすぐとろけちゃうのは相変わらずですわね……♡」

 リム様の体温が、ついばむように頬一杯に広がる……♡
 太もももみっちり♡と絡んで、下半身もぬりゅぬりゅ♡滑りが伝わっていく。
 左から右から、湯気より暖かい唇が人の気持ちいいところをじんじんさせていって……。

「……ん♡」
「――!?♡ おっっっっあ……♡♡♡」

 ぬりゅぅぅぅぅぅ……♡♡
 不意打ちだった。背筋にずいぶん温かい舌先の感触を感じる。
 マッサージで解れて敏感になったそこが、しがみついたニクの身体とちろっ♡と出た舌先の舐め動きに気づく。
 どんどん身体が泡にまみれて、愛犬のついばみにびくんっ……!♡とチンポの形が情けなくその場で持ち上がってしまう……♡

「……ご立派、ですね♡ リーリム様やロアベアは、こんなものを受け入れたのですか……?♡」
「わあ……♡ そんなに心地がいいのかい、子犬ちゃん……♡ そんな見せつけるように立てちゃって……♡」

 まるでそれは、その先に待ち構えた巨女と白狼の身体に突きつけるように。
 泡に犯されながらもびぐっ♡と熱っぽく持ち上がったそれに、二人も目を見開いて鼻息を荒くして。
 ぬりゅぬりゅ♡ むにゅむにゅ♡ ふにゅふにゅ♡ むちゅむちゅ♡
 脇から、背から、首筋から。泡いっぱいのみんなの身体が重なる。

「……あっ♡ んっん……♡♡ く、くすぐったい……って……♡」

 くすぐったというか、気持ちいいというか。
 余すことなく全身で泡を表現する愛撫に、甘い心地よさがいっぱいに伝わっていく。
 腰から力が抜ける。がくっ♡と笑った膝に、ちょうどロアベアの豊満な身体がずりゅぅぅっ♡と組み付いてきて。

「お゛っ……!? あ゛っ……!!♡♡」
「あっ……イチ様、ひゃっ……!♡」

 ずしん。
 そんなに派手な転び方じゃなかったけれども、泡だらけの床に尻もちをついてしまう。
 が、巻き添えを食らった緑髪メイドの重たさが圧し掛かってくるのも同時で。

「……だ、大丈夫っすか……? ご、ごめんなさいっす……」
「だ、大丈夫……そっちこそ……っ!♡」

 まだつながったままの顔が、心配そうにこっちを見ていた。
 もちろん身体の上にはあのよくも重たい身体がむっちり♡と重なって、全身にロアベアの肉付きの良さが感じられ。

 ……ずりゅっ♡

 ミコほどじゃないが、それでも掴み心地の良さそうな太ももの間に「アレ」が突き出てしまった……♡
 向こうもすぐに気づいたらしい。心配する傍ら、石鹸のぬめりで勢いよく抜けたチンポの形に「にまぁ♡」として。

「……あひひひ♡ お元気みたいっすねー?♡」

 みぢぃぃぃぃっ……♡
 によっとした表情が、ちょうど挟まるそれを締めあげてくる……♡

「ん゛ぉ゛ぅ゛っ!?♡♡ そ、それ、きっつ……!♡♡」
「うちの太もも、気持ちよさそうっすねえ……♡ えいえいっ……♡」

 集まる周りに見下ろされながら、ロアベアの柔らかな形がきゅっとすり合わされる。
 筋肉が程よく籠った太さがむちむち♡挟んだモノを擦って、腰の動きも加えて磨いてきて。

「……んーーー♡」

 ゆるやかに人の竿を捏ねながら、間近に迫った口をすぼめてくる。
 うっすら閉じた目は期待してるようににやついてた。いつかやられた朝這いを忘れない、とばかりの物欲しげなそれがあって。

「……ロアベア……っ♡♡」

 動きの停まらない太もものきつさに潰されつつ、ぎゅっ♡と腰を掴む。
 呼びかけに応じたあいつは一瞬動きを止めて「きょとん」と見てくるも。

 ……ちゅっ♡

 抱き寄せて、そんな可愛らしい顔を奪った。
 泡まみれの身体同士抱き着きながらだが、あいつの唇に自分のそれを重ねて。

「んっ……!?♡ ……ふう♡♡」

 一瞬、あいつの顔は驚いたようだった。
 まさかされるとは、と言いたいげなものだ。けれどもなぜだかじわっ……と涙が浮かんで。

「……お返しだ、ばーか♡」

 離してやった。ちょっと自分でも恥ずかしい。
 ところがロアベアは少し呆気にとられつつ。

「……えへへ、すごくうれしいです……っす♡」

 照れ照れした顔でいつもより深い笑顔を見せてくれた。
 ちょっとどころじゃない、普通に可愛かった。
 それでも物足りないのかちゅうっ♡と唇の形を作ってまた求められて。

「あ、むっ……♡ んっ……♡」

 ぬめる身体をぎゅっと抱きしめながら、さっきより深く口をつける。
 身体いっぱいに覚えたロアベアの唇の感触がした。太ももの動きをぎゅううっ♡しながら、舌がせわしく入り込んできて。

「んふう゛……♡ んーーー……♡ ちゅっ♡ んふっ♡ んんん……♡」

 想像の数倍はある勢いで熱いぬめりが絡む……♡
 いつもの余裕さすら感じるひょうひょうとした様子から想像できない貪欲さが、舌同士を必死に混ぜ合わせてくる。

「ぉっ……♡ ふ、ぅ♡ んむぅ、はふっ……ちゅううううううっ♡♡」
「んんんんんっ♪ ん、ひっ……♡ ちゅううぅぅ……♡ あむっ……♡♡」

 泡まみれの全身愛撫と一緒に、今日ばかりは特に可愛いメイドの舌遣いが口の形を確かめにきた。
 同時に、挟んだ太もものそれもぎゅうぅっ♡と締め上げが強くなる……。
 お互いの体温とぬめりに変な興奮が、じわじわと募る気持ちよさもろともこみあげてきて――

「……んっっっ♡♡ お゛ぉ……♡ んぶっ、うう゛……っっっ!♡♡」
「ん――ッ!♡♡ おっ♡ んっっっっむ゛う゛う゛う゛……!!♡♡」

 ぎゅううううううううううっ♡

 絡んでくる舌を重ねた直後、ロアベアがびくっっ♡と背筋を震えさせながら身体を締めてくる。
 押し付けられた豊かな身体の下敷きになりつつ、口の繋がりもとけぬまま竿の形も搾り上げられ――♡

「……お゛っう゛っ……♡ ん゛お゛お゛……ッ!!♡」

 ――びゅぐぐぐぐぐっ♡

 泡で磨かれた竿先から、搾り取られた白さが撃ちあがる……♡
 押し付けるようなぬめる気持ちよさに背筋がびくびくくすぐったく痺れて、泡に負けない濃さをぶちまけてしまった……♡

「……ぷ、はぁ……♡ う、うちも、イっちゃった……っす……♡」

 ところがロアベアもかくかくっ♡と少し痙攣しながら起き上がる。
 うっとりとろけた頬は今まで見たことないほどの柔らかさをたたえたまま、興奮いっぱいの息遣いで手を引いてきて。

 とろぉ……♡

 むちっとした割れ目に持ってかれた――泡とは違うとろみを感じる。
 さんざんこすりつけた身体が気持ちよかったんだろうか。尖った乳首をぷるっ♡と胸に重ねながら、まだ物足りなさそうに腰を落としてきて。

「……イチ様、あなたのせいで皆さまも我慢しきれないみたいっすよ? 責任、取らないと……♡」

 いつもの可愛いによによ顔が、舌なめずりを添えて周りを促してくる。
 ロアベアで夢中だった意識をふと戻すとそこには。

「……ロアベア、独り占めは駄目でしょう? お客様はみんなのものですからね?」
「……おっ♡ クロナパイセ……ん゛っっ♡ わか、ったから……♡ 人前で、スるのダメ……!♡」

 クロナの大きな体格が興奮いっぱいにこっちを見ていた。
 まるでそれを晴らすように、デカ乳を乗っけた黒髪サイドテールの身体をまさぐってるようだ。
 バスタオルを剥がされた白肌を丹念に撫でて、石鹸のぬめりが張ったつるつるな割れ目をこすっていて。

「……二人とも、可愛いね♡ 私も我慢できなくなっちゃったよ、そんな熱っぽい求め合いをするなんてずるいじゃないか……♡」
「私たちがいるというのに仲良く気持ちよくなるなんて、イっちゃんずるいですわ……♡ ニクちゃんもこんなに我慢してるのに……」

 真っ白なワーウルフも自慢の手先でしゅっ…♡と女性らしさをいじって、なまめかしい顔つきで待ちわびてる。
 ご一緒な銀髪な魔女もうらやましそうに胸の大きさをくりくり♡つねって慰めており。

「……おっ♡ ご、ご主人……っ♡ じゃないと、いや……♡」

 そんな二人に挟まれた愛犬が、泡まみれの手で大きな竿と玉の形を優しく捏ねられてる……♡

「……っ♡」

 尋常ではない空気だった。
 思わず息を飲んで目の前に振り向けば、ロアベアの笑みがむっっちり♡と腰を落とすところで。

「ミコ様よりずーーーっと気持ちよくしてやるっす♡ 私のご主人さま……♡」

 スイッチの入った相棒が、によっ……♡とした顔で組み付いてきて――


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