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旧ver(※書籍化本編の続きではありません)
エピローグ
しおりを挟む「リア?一体どこに隠れているんだい?」
ふわりと風に揺れる、やや癖っ毛な金色の髪と、まるでルビーのような煌めく瞳。眉目秀麗な容姿も相まって、その男性はキョロキョロと困ったように周囲へ視線を彷徨わせる。
「弱ったな。…これではまた、フィルとナハトに叱られてしまう」
男性が心底困り果てたように、そう口にすると、ガサッ近くの草木が音を立てる。そうして、彼は口元を緩ませて、目元を朱に染めながら草木の裏へ身を乗り出した。
「みーつけた♪」
「~~~っ」
そこにいたのは、まるで少女のような表情をした、菫色の艶やかな髪を持つ美しい女性だった。
「エリックとはもう口を利かないって言ったでしょ?」
彼女は怒っていた。原因は目の前にいる、エリックと呼ばれた彼のせいだ。彼は彼女に甘く囁くように謝罪の言葉を繰り返し伝え、ぎゅうっと自身の腕の中に閉じ込めるように抱きしめる。
「次は気をつけるから」
「この前もそう言っていたわ!それなのに、何度も何度も、もう駄目って言ったのに…っ」
「ごめん。…だけど、リアがあんまりにも可愛くて、つい」
「~~~っ!今度という今度は、誤魔化されないんだから!」
彼女は本気で怒っているのだが、エリックはその怒っている様子すら愛おしくて堪らないといった顔で、許しも得ずにヒョイっとお姫様抱っこしてしまう。
「ちょっ…エリック!?」
「文句は後でいくらでも聞くから、今はとりあえず邸に戻ろう。恐らく、今夜までにはやって来るだろうからね」
「?」
彼女は不思議そうな顔をして首を傾げる。今夜までに一体誰が来るのか、彼女は知らない。――正確には、忘れてしまったのだ。彼女には、この邸に来るまでに記憶が抜け落ちてしまっていた。
***
それはもう、今ではずっとずっと昔の話。
リトフィア王国にある、アルディエンヌ公爵領、公爵邸にて。公爵家の一人娘として生を受けた菫色の髪に藤色の瞳をした、容姿端麗なヴィクトリアは、自ら怪我を負った従魔の為に純潔を捧げ、その身を淫魔の眷属であるサキュバスへと転化させた。その後は様々な紆余曲折を経て、彼女自身を大切に想う者たちと一緒に身を潜めることとなったのだが――
『…本当にいいのか?』
ヴィクトリアを大切に想う者の一人である、色欲の悪魔・アスモデウスが彼女へ問いかけた。アスモデウスは嬉しそうに口元に弧を描き、その瞳は恍惚としている。
『勿論。対価は全て私が払うわ』
彼女に意志は非常に固く、既に覚悟を決めた者の眼差しをしていた。
『…以前から残したままにしていた、ひとつだけ何でも願いを叶えてやると言っていた話を期待してそう言っているのなら、残念だが的外れだぞ?私が聞いてやるのはお前の願いであって、奴らの願いではない。肩代わりするつもりなら、きちんと対価を払ってもらおう』
お前の当てにしているものは役に立たないと告げているにも拘わらず、アスモデウスの表情は変わらない。彼には既に、ヴィクトリアの答えが分かっていたから。
『分かっているわ。…アスモデウスが欲しいものをあげる。ただ、ここで私の願いも使わせて欲しいの。どんな結果が待っていたとしても、彼らを想う私の気持ちだけは残しておいて』
『それがお前の願いか。…ちなみに、その彼らの中に私は含まれているのか?』
アスモデウスからの質問に、ヴィクトリアは一瞬だけキョトンと瞳を丸くしてから、おかしそうに笑って答えた。
『――当たり前でしょう?』
ヴィクトリアの答えを聞いて、今度はアスモデウスがその瞳を丸くさせた。そうして次の瞬間、彼は笑った。
今まで一度も見たことがないような、少年のような顔で。
『いいだろう。お前の願い、全て叶えてやる』
***
あの日から、彼らは数年後には全ての準備を整えて表舞台から消えた。
人間として残ることを決めた者たちも、魂に還る場所を刻み込み、死した後、彼女の元へと向かった。何度死んでも、繰り返し、彼女――ヴィクトリアの元へ。
アルディエンヌ公爵領の端に位置する、人里離れた深く険しい森の奥で、公爵邸と遜色がない程の立派な邸宅が聳え立っている。庭園には四季折々の花々が咲き乱れており、ガゼボやガラス張りの美しい温室なども設えられている。邸宅は広く三階立てになっており、中央の玄関ホールを境に、西館東館に分けられていた。
「ああ、ヴィクトリア様!お戻りになられたのですね!」
「フィル!」
「早く準備しないと間に合わないぞ?」
「ナハト!」
エリックにお姫様抱っこされたまま玄関ホールへやって来たヴィクトリアを迎えたのは、従魔でありインキュバスである双子のフィルとナハトだ。ヴィクトリアはエリックの元から降りると、嬉しそうに笑みを浮かべながら二人に抱き着く。
「フィル!ナハト!」
以前にはなかった光景。人前であっても恥ずかしがることもなく、二人に対しての好意を示すヴィクトリア。
全ては、記憶がないからだ。
アスモデウスは嬉々として彼女の願いを聞き入れ、叶えた。そうして、対価を得たのだ。
――ヴィクトリアの記憶を。
前世も含むその色濃い記憶は、アスモデウスにとっては価値あるもの。愛おしいヴィクトリアの全てを知ることができ、それはまるでこれまでの彼女を全て手に入れたも同然だった。
記憶を失ってしまった状態のヴィクトリアを見て、彼らは当然、怒りを露にした。しかも、彼らの願いの対価をヴィクトリアが肩代わりしたなど、彼らにとっては寝耳に水。対価の内容に関してはアスモデウスとヴィクトリアだけで決めてしまった為に、彼らは全く露ほども知らなかったのだ。
『全てはお前らが愛するヴィクトリアの望みだ。…まさか、受け入れられないのか?』
いくらこれが愛する彼女の望みであったとしても、到底受け入れられない。自分たちとの全ての記憶が無くなってしまっただなんて。彼らは怒りと絶望で、死を覚悟してアスモデウスに挑もうとした。けれど――
『…どうして怒っているの?私が、大事なことを忘れてしまったから?』
ヴィクトリアの瞳から零れる涙を見て、彼らはハッとし、思い止まった。
そうして、次いで齎された彼女の言葉に、アスモデウスへの戦意を喪失させる。
『私、貴方たちが大好きみたいなの。私の全部をあげる。私には、この身体くらいしかないから。だからお願い。……もう怒らないで?』
まるで少女のような満面の笑み。彼女は全て忘れてしまったけれど、一番大事な気持ちだけは、きちんと覚えていたのだ。それに気付いた彼らは、彼女への想いをより一層深くさせた。全ては、彼女と一緒にいたいと願った自分たちの身勝手さが原因だ。なのに、彼女はそんな自分たちの身勝手な想いを全て受け止めてくれたのだ。そんな自分たちに、彼女やアスモデウスを責める資格なんてない。
『…ごめん、リア。僕が間違っていたよ。君に言わなければいけない言葉は、“ありがとう”だ』
『えっと、どういたしまして?』
疑問形でそう返した彼女に彼らが笑えば、彼女も嬉しそうに微笑んだ。
誰もを虜にしてしまうような、美しい微笑みで。
『ふふ、良かった。もう怒ってない』
…………
……
前世の記憶や、今世での貴族令嬢として学んできたことなどが影響して、今までずっと複数人の男性を愛することに罪悪感を抱き続けていたヴィクトリアだったが、記憶を失ったことでその罪悪感も無くなり、今では彼ら全員に素直な想いを伝えられるようになった。勿論彼ら男性たちの間では未だ誰よりもヴィクトリアの寵愛を得ようと競ってはいるが、血みどろの戦いなどは起きておらず、平和な日々を過ごしている。
「さぁ、ヴィクトリア様。急ぎ、お客様をお迎えする準備をいたしましょう」
「お客様…?この間やって来たザシャルーク王国のレオンのこと?」
「いや、違う。今日はバラデュール公爵家の……次男?三男?」
「嫡男ですよ、ナハト。名前は確かディオンだったかと」
「どうせジルって呼ぶようになるんだから、今の名前なんて覚えてなくてもいいんじゃないか?」
「前回だって、きちんとその時の名前で呼んでいましたよ。前の名前で呼んでいたのは、ナハトやアスモデウス、駄犬だけです」
あの日から、もう二百年以上が経過していた。人間であることを望んだジルベールとレオンハルトは、やはり病や事故などで命を落とし、その度に自分たちの血筋の家から魂に印を刻む者が生まれた。そしてある程度の年頃になると、ここまでやって来るのだ。ジルベールやレオンハルトとしての記憶は、殆ど残っていない。けれど、彼ら自身が残した手記や、何故自分たちがここへ惹かれるのか。それらを調べる過程で断片的に思い出したり、再び恋に落ちたりして、彼らはここが、彼女が、自身の求めていた存在だと認識する。そうして、今日はバラデュール公爵家にディオンとして生を受けたジルベールの生まれ変わりがやってくる日なのだ。
「歓迎会用のドレスに着替える前に、お風呂で身を清めましょう」
「え?…お風呂に入るの?」
フィルからお風呂のことを告げられた途端に、ヴィクトリアの顔が困ったように真っ赤に染まる。
「ええ。…身体の隅々まで、ピカピカに磨かなくてはいけませんからね」
「どうしても…?」
「ああ、どうしても」
「…分かったわ」
――今日も気持ち良くさせられてしまう。
記憶を無くしたヴィクトリアは以前にも増して無垢で。それぞれが思い思いの場所でヴィクトリアを気持ち良くしていた。言い方を変えれば、調教とも言えるかもしれない。ヴィクトリアの世話係である従魔兼従者のフィルとナハトは、お世話する場所で食事をすることが多く、まるで生まれたての雛鳥のように彼らの教えをその身に擦り込まされたヴィクトリアの身体は、輪をかけて淫乱になってしまったのだった。
「もしや、お風呂と聞いただけで濡れてしまわれたのですか?」
「そ、それは…」
「そうなのか?それなら、脱ぐ時にじっくり確認しないといけないな?」
フィルとナハトに両側から囁かれて、ヴィクトリアはゾクゾクと感じてしまい、羞恥によってお腹の奥をキュンとさせてしまう。
「二人とも、リアに無茶をさせたら許さないよ?」
後ろからそう呼び止められて、フィルはにこりと笑みを浮かべ、ナハトはジロリと睨みつける。
「ヴィクトリア様に無茶をさせたばかりなのは貴方の方でしょう?」
「淫魔である俺たちと違って、悪魔はそこまで精気にがっつかなくてもいいと思うけどな」
――エリックとアベルは、願いの通り、人間をやめた。
アスモデウス独自の適性判断により、エリックは中位悪魔、アベルは中位魔獣へとその身を堕とした。魔獣はある意味で従魔と同じく主人と従属関係にあり、主人はヴィクトリア、そして見た目は狼の耳と尻尾が生えている半獣人。赤茶色の髪はそのままだが、瞳は黒く染まっている。獲物を前にした時だけ、紅に変わるのだ。
「別にがっついていたわけじゃない。一度に沢山だとリアに負担が掛かると思って、少しずつゆっくり貰っていただけだよ。…ね?リア♡」
「う、うん…そうなの。エリックは一応、私の為に…」
「騙されてはいけません。あの男は、ただただ長くヴィクトリア様を独り占めしたかっただけです」
「え?…そうだったの?」
「フィル!リアが誤解するだろう?リア、違うから!本当に僕は…っ」
再び眉を吊り上げた愛しい人へ、必死に弁解の言葉を紡ぐエリック。けれど、不敵な笑みを浮かべたフィルと、べーと舌を出したナハトにヴィクトリアは連れて行かれてしまい、誤解を解くことはできなかった。…あながち全てが誤解とも言い難いが。
「くそ。…独り占めして何が悪い?それに、リアの身体への負担を考えてのことだったのは本当なのに…」
エリックが悔し気にギリッと歯噛みしていると、誰かが玄関ホールへ足を踏み入れた。
「エリック様。あと三時間ほどで彼がここへ到着します」
半獣人の姿となった騎士服を纏うアベルだった。彼は今夜到着するであろうジルベールの生まれ変わりであるディオンの様子を見に行っていたのだ。
「ああ。報告ありがとう、アベル。…僕たちも支度をしに行こう」
「御意」
今夜は歓迎会。
数日前には、レオンハルトの生まれ変わりの歓迎会を催した。彼らは、彼らの為に尽くしてくれた彼らへの礼を尽くす為に、生まれ変わりがやってくる度にこうした宴を開くのだ。
(ディオンは、ジルの時の記憶を覚えているだろうか?)
そう考えて、エリックは口元に小さく笑みを浮かべる。記憶があろうが無かろうが関係ない。
結局、自分たちは逃れることもできず、また、それを望まない。
大事なのは、唯一、たったひとつだけの花。
遠くから微かに聞こえてくる、愛しい人の淫らな嬌声。
まるでその声が甘く誘う蜜のように、自分たちを魅了し、惑わせる。彼女が欲しくて堪らない。
獰猛な肉食獣のように、その瞳を輝かせて、ペロリと舌舐めずりした。
「さぁ、今夜も愉しもう」
――果てぬ狂宴に興じよう。
どこまでも愛おしい人の為に、永遠に。
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