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旧ver(※書籍化本編の続きではありません)
ハーフだからこそ★
しおりを挟む「そろそろ、イカせてあげますね」
頭の中はぐちゃぐちゃだった。
なのに、身体だけは貪欲に快楽を求めている。
悪役令嬢ヴィクトリアの身体。
感じやすいのは、ゲームの影響かもしれないと考えた事はあった。
実際には、きっとそれを上回る恐ろしい設定で、加えて、サキュバスになってしまっている今の身体は、更に感じやすくなってしまっているのだ。
極上の精気が、更にその上を行き、もはや中毒性さえ有しているに違いない。
ヴィクトリアの身体は、彼等にとって、本当に間違いなく“毒”だったのだ。
「る、か……っ♡」
くたりと力の入らないヴィクトリアを見て、ルカは珠のような汗を浮かべながら、ゆっくりゆっくり奥へと熱杭を押し進めていく。
「あっ♡♡あっ♡♡」
「締め付けが凄いですね。……私が欲しいですか?」
「ほ、しい……♡♡もっと、おく……いっぱい、欲しいの♡♡」
「何が欲しい?」
「ルカ、の……おちんちんが……っ♡♡」
「私の子種は?」
ルカの瞳が、いつもより紅く、鮮血のように煌めく。
「欲しい……ぜんぶ、頂戴……?」
トロリと蕩けた、堕ちた瞳。
今日に限って、部屋には誰もやって来ない。
ルカに強いられた、執拗なまでのお預け。
ヴィクトリアの秘処はぐずぐずに蕩けきっており、花芽もパンパンに膨れてしまっている。
ルカは自身の催淫効果のある唾液を指につけて、花芽を本当に優しく優しく指先で撫でた。
「ひゃああああんっ♡♡」
ビリビリと走り抜ける快楽。
少しでも触れられたら、刺激されたら、それだけでどっと愛液が溢れ出てしまう。
「ほんの少し触っただけなのに、今にもイキそうだなんて。……堪りませんね」
「やぁ、あ………♡♡」
はぁはぁと、荒い息遣いを繰り返すヴィクトリアを愛おしげに見つめた後、ルカは優しくヴィクトリアの両手を頭上で拘束し、ベッドの装飾に繋げてしまう。
「なに?……どうして……」
「今から、たっぷり私を味わって欲しいから」
もう十分過ぎる程に感じてしまい、既にくたくたな状態なのに、これ以上どうすると言うのだろうか?
「本当は最初に言ったように、一晩中我慢させたいのですが、この屋敷には邪魔者が多いので致し方ありません」
「あ"っ?!♡♡ん、あああっ♡♡」
ゆさゆさと腰を揺さぶり、中途半端なところまでしか熱杭を進ませてくれない。
もっと奥に欲しいのに、足りないのに。
「もっと、奥……っ♡♡奥がいいの♡♡はやく……!」
「そうですね。でも、私を余すことなく味わってもらいたいので」
ゆさゆさゆさゆさ♡♡
ぬ~~るぬ~~る♡♡
「やあっ♡♡やだぁ♡♡も、ほしいのぉ……♡♡奥まで突いてぇ♡♡」
「なんて淫乱なんでしょう。ですが、可愛過ぎて堪らないです。もっともっと乱れて、ヴィクトリア」
「あぁっ♡♡そこ、もっときてぇ♡♡」
「慌てないで。あと少しですから。……ほら、もうすぐ。あとちょっと……っ」
「るかぁ♡♡」
「くっ……ヴィクトリア……!」
ズンッ!!!♡♡♡
「~~~~~~っ?!!♡♡♡」
次の瞬間。
ルカの剛直がヴィクトリアの最奥を荒々しく穿った。
それだけで堪らなく気持ち良くて、ヴィクトリアは全身を激しくビクつかせながら念願の絶頂を迎えてしまう。
そうしてそれは――――
「きゃあああんっ♡♡♡るかぁ♡♡♡らめっ……あ、ア"ーーーーーーッッッ♡♡♡♡」
バチュンバチュンバチュンバチュンバチュンバチュンバチュンバチュン♡♡♡♡♡
荒々しいルカの腰使いは全く止まる様子が無く、何度も何度も激しく最奥を穿たれ続け、ヴィクトリアの子宮が歓喜し、絶頂を幾度も繰り返す。
「やらっ♡♡♡これっ、ア"アッ♡♡♡止まっ……ひあ"ああああっ♡♡♡♡」
「ヴィクトリア、ヴィクトリア……!!食い千切られそうだ……っ」
グリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリ♡♡♡♡♡
「アアアアアーーーーーーーーーーッッッ♡♡♡♡♡」
次いで激しく子宮をグリグリされまくり、ヴィクトリアの絶頂が止まらない。
あれだけ欲していたのに、今はルカに止まって欲しくて仕方がない。
けれど、両手は拘束されており、快楽地獄から逃れる事は不可能で。
沢山沢山激しく子宮をグリグリされた後、再びルカの荒々しい抽挿が始まる。
「こわれ、る……っ、壊れちゃ……♡♡♡~~~~~~~ッッッ♡♡♡」
「ああ、ヴィクトリア……!ヴィクトリア!」
最奥に勢い良く放たれるルカの欲望。
けれど、すぐに硬さを取り戻し、再び荒々しくヴィクトリアを貪り尽くしていく。
同時に双丘も揉みしだかれ、先端を捏ねくり回されて。
(だめ……だめ……!一緒にいじられたら、もっと……)
――――もっともっと、気持ち良くなってしまう。
ルカがヴィクトリアの子宮をグリグリすると、今度は双丘の先端を激しくしゃぶられて、ヴィクトリアは何度も高みへと昇らされてしまった。
頭の中は真っ白。
ヴィクトリアの瞳は深紅に染まり、未だ自由に現す事が難しい尻尾まで出てきてしまう。
尻尾は第二の性感帯。
ルカは見逃す事なく、尻尾を引っ張って擦り上げる。
「らめぇえええーーーーーーーっっ♡♡♡♡」
まるで秘玉のように快楽に敏感な尻尾までもいじられてしまい、ヴィクトリアはいよいよ限界を超えてしまった。
もう耐えられない。
気持ち良すぎて、死んでしまいそう。
意識が遠退いていく間さえも、身体はただただ気持ち良くて。
「……お休みですか?構わないですよ。眠った後も、沢山イカせてあげますね」
そんな不穏な言葉を聞きながらも、ヴィクトリアは意識を手放してしまった。
……………………
…………
そして――――
「~~~~っっ♡♡♡♡」
ぢゅるるるる♡♡♡
「嗚呼、美味しい♡ヴィクトリアは本当に可愛くて淫乱ですね……♡」
ビクンビクンと震える身体。
幾度も潮を吹き、ベッドはぐしょぐしょだ。
「……すみません、ヴィクトリア。私はハーフですが、だからこそ、純血のインキュバスより性欲が強いんです」
フィルとナハトがやって来るまで、ルカは本当に意識の無いヴィクトリアをイカせ続けていた。
自らの剛直や指と舌を使って、何度も何度も。
* * *
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