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旧ver(※書籍化本編の続きではありません)
初めての貞操帯⑤★
しおりを挟む「……リアは悪い子だね。それに、ずっとこんなものを中に挿れたまま授業を受けていただなんて。お仕置きが必要なようだ」
「っ?!」
エリックはそう告げると、チラリとジルベールに目配せした。ジルベールは一度小さく溜め息をつき、仕方が無いと言わんばかりに懐から何か長細いモノを取り出した。
それを見て、ヴィクトリアの顔色が青褪める。
「い、嫌、ジルベールさま……!それは……」
「仕方ありません。これも全て、エリック殿下が望まれたことですから」
ジルベールが手にしているのは、月の雫がいくつも連なった卑猥な玩具だった。
ヴィクトリアは、その玩具を知っていた。夢世界で、後ろの孔をあれで散々ヨクされた経験があったからだ。
「……リアはこんな玩具も使っていたんだね?全く、本当にいやらしいな」
仄暗い瞳のエリックがヴィクトリアの両足を大きく開かせて、その玩具を使うよう、ジルベールに視線で促す。
ジルベールはひとつ頷くと、玩具の先端をヴィクトリアの溢れる蜜が伝っている後ろの孔へピタリと宛がった。
「挿れるよ、ヴィクトリア。大丈夫です、いつもみたいにこの玩具には媚薬をたっぷりとかけておいたから。」
つぷっ♡♡
「や、やだ……いやなの……!挿れないで!やっ……」
しかし、ゆっくりと入ってくる玩具は止まってくれない。ヴィクトリアが涙目で訴えるも、ジルベールはそんなヴィクトリアを見て更に劣情を刺激されたらしい。ペロリと舌舐りをして、熱を帯びた眼差しを向けながら、玩具を一気に奥まで押し進めた。
「いやぁあああっ♡♡」
すっかり開発されてしまっている後ろの孔の中を、ビー玉のような月の雫が連なった玩具でジュボジュボと抽挿され、ヴィクトリアの身体がビクビクと跳ねる。
エリックはヴィクトリアの耳に舌を這わせながら、悦がるヴィクトリアの身体を固定し、その痴態をじっくりと観察する。
「本当に気持ちがイイんだね。妬けるなぁ。その玩具にも、ジルベールにも。……ほら、見てごらん。リアがいっぱい感じちゃってるから、いやらしい蜜がどんどん溢れ出してきてる」
「やぁっ、んん♡♡恥ずか、しいから……見ないでっ……♡♡これ、抜いてぇ♡♡」
「駄目だよ、リア。これはお仕置きだからね。……それとジルベールにも、罰が必要だな。夢の世界であっても、僕のリアを調教していただなんて許されない事だよ」
ぢゅぶ♡♡ぢゅぽ♡♡
ちゅぷちゅぷ♡♡ぐちゅぐちゅ♡♡
「やぁああっ♡♡そこ、擦っちゃ……、あああああっ♡♡」
「罰、ですか。……夢に出てきたヴィクトリアが、夢渡りしてきたヴィクトリア本人だなんて知らなかったのに?」
「当然だ。要するに、常日頃からヴィクトリアを調教し、犯したいと思っていたって事だろう?王族の伴侶に懸想し、あまつさえそんな穢れた願望を持っていただなんて、本来であれば極刑ものだよ」
「きちんと法律を学ばれているようで何よりです」
「当たり前だろう?ジルベール、そろそろソレのスイッチを入れろ。そういう玩具なのだろう?」
「ご明察」
――――カチリ。
「ひゃああああんっ♡♡」
連なっている月の雫が其々振動し、バイブ特有のヴヴヴヴヴッという音を響かせながら、ヴィクトリアの後孔を蹂躪する。
柔壁が擦れる度に、前の蜜孔が堪らなく痺れて、中を太くて硬い肉棒で掻き混ぜて欲しくなってしまう。
「ああっ♡♡だめ、だめなの……♡♡これ、だめぇえ♡♡」
「リア、駄目じゃないでしょ?嘘は良くないな」
「ひぅっ?!♡♡」
「嘘つきの皮は剥いてしまおうね?……ふふ、おかしいな。まだ触れてもないのに、こんなにいやらしく膨らんでる。小さくなるように、僕が手伝ってあげるね?」
「や、やぁっ……!そこは、いやっ、だめ、だ………あああああーーーーーーーっ♡♡」
溢れた蜜を指で掬い取り、剥き出しとなった淫芽を何度も何度も執拗に指で捏ねくり回す。
ぬりゅぬりゅぬりゅぬりゅ♡♡
クリクリクリクリ♡♡
気持ち良過ぎて、頭の中が真っ白になってしまう。
チカチカと眼の前が明滅し、急速に高みへと昇らされていく。
どうしようもなく下腹部がキュンキュン疼き、刺激が欲しくて堪らない。
「ねぇ、もしかしてイキそうなの?後ろの孔と、こっちのお豆だけで、イキそうなくらいはしたなく感じちゃってるの?」
エリックの問いに、ヴィクトリアは涙を溜めた瞳で、息遣い荒くしながらコクコクと頷く。
すると、エリックは淫芽を弄る指を止めてしまった。
「まだイッちゃ駄目だよ。これはお仕置きなのだから。……ああ、こんなに蜜を溢れさせて、本当に悪い子だね。ジルベール、玩具の振動を細かく変動させろ」
「御意」
「や、や、っっ♡♡やぁあああんっ♡♡らめっ……じるべーるしゃ……あああああっ♡♡」
ヴヴヴヴヴヴヴヴヴッ♡♡
振動に、先程までとは違う緩やかな変動をつけられて、ヴィクトリアは堪らずに腰を捩ろうとする。けれど、エリックに抱えられるような体勢のヴィクトリアには逃れる事が出来ない。
ついさっきまでエリックが広げていたヴィクトリアの両足は、いつの間にかジルベールが自身の左右の肩に乗せてしまっている。だからエリックはヴィクトリアの淫芽をじっくり丹念に嬲る事が出来たのだ。
ジルベールがゆっくりと玩具を引き抜き、またゆっくりと奥まで挿入していく。トロトロと蜜を滴らせ、いやらしくヒクヒクと欲しがっている蜜口をじっくりと眺めながら。
「実に良い光景ですね。ヴィクトリアの恥ずかしいところが丸見えだ。……開いて中も見てみようか」
ジルベールはそう言うなり、後ろの孔を攻め立てながら、ヴィクトリアの秘裂に指を這わせていく。
そうして、閉じていた蜜口を、くぱぁっと開いた。
「やらぁ♡♡ひろげ、ないで……♡♡見ちゃらめぇえ♡♡」
「……ジルベール。不本意だけど、今だけはじっくり見ていいよ。リアの卑猥な下の口は、どうなっている?」
「トロトロで、物欲しそうにヒクヒクしていて、恥ずかしい程に涎を垂らしておいでです。……如何がなさいますか?」
* * *
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