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旧ver(※書籍化本編の続きではありません)

飢餓状態のヴィクトリアに、レオンハルトの精気②★

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「あっ、あっ♡♡そんなに、しちゃ……っ♡♡」

尻尾の根元を扱かれ、それだけでも蕩けそうな程に気持ちが良いのに、レオンハルトはヴィクトリアの秘処へ顔を埋め、花芽を舌で優しく舐め回し、長い指を蜜壺に挿れて中を掻き混ぜていく。

ヌルヌルヌル♡♡
ぴちゃぴちゃぴちゃ♡♡
くぷくぷくぷ♡♡

「ひゃあああん♡♡だめ……だめなのぉ♡♡また、イッちゃ……!あぁん、レオンッ♡♡♡」

目の前がチカチカと明滅し、ヴィクトリアは何度目か分からない絶頂に身体をビクリと跳ねさせながら、レオンハルトの名前を呼ぶ。

もうずっとずっとこの状態が続いており、ヴィクトリアの秘処はとろっとろに蕩けて絶え間なく蜜を垂れ流している。
ヴィクトリアが達しても、レオンハルトは止まらない。それ故に、達した事でより敏感になってしまっているヴィクトリアは、耐え難い快楽に溺れていく。

(可愛い、ヴィクトリア……っ!もっともっと、俺に感じてくれ……!)

自分が願い出た事とはいえ、ヴィクトリアが絶頂する瞬間、レオンと名前を愛称で呼んでくれる。
何度も何度も。
絶頂の度に。

レオンハルトにはそれが堪らなく嬉しくて、既に痛い程パンパンなのに未だ挿入すらせず、ヴィクトリアを舌と指で攻め続ける。

「も、そんなに舐めちゃ……♡♡きゃうっ♡♡吸っちゃ、らめぇえ♡♡」

溢れる蜜はシーツにも恥ずかしい染みを作り、履いていた筈のショーツはヴィクトリアの蜜とレオンハルトの唾液でぐしょぐしょに濡れてしまい、ベッドの隅に放られてしまっている。

「ヴィクトリアのここ、すごいトロトロだ。柔らかくて、いやらしく物欲しそうにパクパクしている。……もう指じゃ足りないか?」

獣のようなレオンハルトの宵闇の瞳が、ヴィクトリアの胸を射貫き、ゾクゾクとした熱を駆け巡らせる。

気持ち良過ぎて、おかしくなりそう。
早くレオンハルトのソレで中の深いところをめちゃくちゃに犯されたい。

「はやく……はやく、中にきて……♡もう、我慢出来な……っ」
「ヴィクトリア、俺が欲しいのか?」
「欲しいの……、レオンが欲しい……っ」

惚れた女に欲しいと強請られて、理性を保てる男はそうそういないだろう。

レオンハルトは自身の我慢汁に濡れたそそり勃つ欲望を取り出し、とろとろに蕩けきっている柔らかな蜜口にソレをあてがった。

「ヴィクトリア……!」

次の瞬間、何の抵抗もなく、ヴィクトリアの蜜口はレオンハルトの熱く滾った欲望を根元まで一気に呑み込んだ。

ぐぷぷぷぷぷ♡♡

「ひああぁっ♡♡♡」

ヴィクトリアの身体が大きく仰け反り、挿入されただけで達してしまった。
あまりのキツイ締め付けに、レオンハルトが眉根を寄せて歯を食い縛る。

「くぅ……っ!」
「気持ちい……っ♡♡おっきくて、あつ、い……♡♡」
「俺も……気持ちが、いいっ……!はっ、……持っていかれそうだ……っ」

ヴィクトリアの中は収縮を繰り返しながらうねっていて、レオンハルトはあまりの気持ち良さに、呼吸すら忘れてしまいそうになる。

これでは、そうそうに達してしまう。
挿れた瞬間に達してしまうだなんて、男としての矜持に反する。
しかし無情にも、必死に耐えるレオンハルトに、今度はヴィクトリアが追い打ちをかけた。

「出してぇ♡私の中を、レオンでいっぱいにして……!」
「?!」

僅かに取り戻していた正気よりも、与えられ過ぎた快楽の方が勝り、ヴィクトリアから潤んだ瞳で懇願される。
頬は上気し、唇は美味しそうに濡れていた。

彼女の瞳が、真っ赤な深紅に染まっている。

レオンハルトの中で理性が崩壊すると、ヴィクトリアの唇を噛み付くよう貪り、それと同時に腰を振れば、ビュルルルルッ!!と勢い良く子種を中へと放出した。

「んん~~~~っっ♡♡♡」

子宮にぶち撒けられた熱い子種があまりにも美味で気持ち良くて、ヴィクトリアも同時に絶頂してしまう。
そうして、絶頂している最中、再びレオンハルトの欲望が質量を取り戻して、ぐちゅぐちゅと卑猥な音を奏でながらヴィクトリアの中を蹂躪していく。

「まだイッてる、のに……♡♡あっ、あーーーーーーーーーーーっっ♡♡♡」
「……うあっ……!……ヴィクトリア、ヴィクトリア!愛してる……!ヴィクトリア!」
「~~~~っっ♡♡♡」

絶頂し、収縮している最中も容赦無く最奥を抉られ続け、尻尾まで掴まれてキュッと引っ張られれば、ヴィクトリアはプシャッ!と結合部から蜜を溢れさせながら、続け様に何度も何度も達してしまった。

強過ぎる快楽に、身体がビクビクと打ち上げられた魚のように跳ねてしまうが、レオンハルトにしっかり腰を抱かれている為、身体がズレる事はなく、気持ち良い所を的確に擦られ、グリッ!と深く抉られて。

子宮口に激しくレオンハルトの欲望でキスされる度に、ヴィクトリアはほろ苦い精気の味に酔いしれる。
ほろ苦いけれど、今日は以前より甘さが濃くて、例えるならば、まるでキャラメルマキアートのようだ美味しさがあった。

「おいし……っ……れおんの、せーき……♡♡」
「なら、もっともっとくれてやる……!ああっ、ヴィクトリア……!!」
「れお…………~~~~っっ♡♡♡」


ドピュッ!!と、再び中にたっぷりと勢いよく放たれるレオンハルトの白濁とした熱い欲望。
同時に達してしまったヴィクトリアは、身体を震わせながらも、彼の精気の美味しさに恍惚としてしまう。

レオンハルトの精気は、サキュバスが非常に好む味をしているようだ。
精気は感じれば感じる程に甘く、美味しさを増していくのだが、その味は十人十色。エリックの蜂蜜のように濃厚な甘さを誇る精気も好物だが、レオンハルトの精気はやみつきになるような美味しさがある。以前より甘さの増したソレをもっともっと飲みたくて。

「れお、ん……もっと……っ♡♡♡」
「……?!」

本能が勝り、再び理性を失って快楽に堕ちたヴィクトリアに胸を射貫かれ、レオンハルトは乞われるがままに激しく唇を貪り、呼吸を奪う。
そうして、深いキスによってヴィクトリアの唾液を飲み込んだレオンハルトは、質量を取り戻した己の熱棒で、何度も何度もヴィクトリアを絶頂へ導きながら己が欲望を吐き出し続けた。


それは昼と夜を超えて、朝までずっと。


* * *
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