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第2章 恐怖の始まり
2話 地雷を踏むもの、その名はーー
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この日、原初の森では大量殺人辱め__はずかしめ__#のようなものがたくさん起こった。
また、辱めを受けた女性を見て手を合わせて拝むもの(男性だけとは言っていない)も大量に起こった。
時は少しさかのぼりまだカナリが最初のパーティーを殺し終わった頃
ふう、結構いけるもんですね。死体が消える前にさっさと剥ぎ取りますか。
剥ぎ取り方は死体をタップして「剥ぎ取る」と書いてるところを押して何秒か待つだけです。簡単ですね。
・・・・・・・・・よし!終わりました。
レアなものは・・・ないですね。残念です。
まああれば儲け物だと思ってましたがなくても期待して多分がっかりです。
剥ぎっとて取れたり殺して取れたものは、剥ぎ取って取れたのが防具や武器、殺して取れたのがお金やアイテムでした。
まぁ血を吸えて《あいつら》に私が与えられたものと同じものを与えれたと思うのでいいでしょう。
今のままでは少々、いえ結構物足りないのでどんどん狩って行きましょうか。
最初は歩いて探してましたが、せっかく木があるので木の上で移動してみたいと思いやってみましたらーー案の定できました。
やり方は簡単!まず手頃な木に近づいて頑丈そうな幹に向かってジャンプ!すると、少し、木が揺れますが安全に登ることができます。
え?登ってるんじゃなくてジャンプしただけだろっていうかジャンプして木の上に登れる奴なんてそうそういねぇよ?・・・あまり変わらないですよ。登れない人は・・・知りません。頑張って努力してください。
そんなこんなでプレイヤーを探しながら木の上を飛び乗って移動していると、明かりは見えませんが人の声が聞こえました。
一度、移動するのを止めて耳を澄ましてみます。・・・聞こえてきましたね。なんの話をしてるのでしょうか?
「・・・ですね」
「ああ、夜だとモンスターのエカウント率が上がって狩りの効率が上がっていいな」
「その代わりしっかり索敵しとかないと痛い目にあいますよ」
「うん。きよつ、け、ないと、痛い目、あう」
「しっかり索敵しとけば問題ないよな?なあ、ニーナ?」
「ええ。四六時中索敵のスキル発動してるので大丈夫です。それにセージュのためです、出し惜しみはしませんよ!」
「そう言ってくれると安心できるよ」
ぞわっ
・・・ああ、この感覚は間違いないですね。ギルドから私が出ようとした時に邪魔してきた人たちですね。
自分の笑顔に自信を持つ勘違いキモ男とその取り巻きたちですね。
しかし、男一人に女3人はどうかと思いますね。ああ!これがハーレムというやつですか。吐き気しかしませんね。
そうだ!さっき剥ぎ取ったものにロープがあったはずです。これを使って男を木に拘束して、目の前でハーレムパーティーの女たちの血を吸われて興奮してる姿を見せながら殺していくと彼はどうなるのでしょうか?怒る?興奮する?泣く?それとも・・・私を殺しに来るのでしょうか?楽しみですね。早速殺りましょう。
パーティー構成は、男が剣士、女1が狩人、女2が戦士、女3が魔術師ですね。糸で全員拘束して男だけロープでしば・・・って糸があるじゃないですか。なるべくあいつには触りたくないので良かったです。
今だと100メートルぐらい離れてますね。ここからでは糸は届かないので50メートルほどまで近づきますか。
相手まであと80メートル、・・・あと70メートル、・・・あと60メートル、・・・あと50「セージュ!何かきてる!後ろから距離50メートルぐらいっ!戦闘準備いそいで!」っバレてしまいましたか・・・まあいいです。索敵が使えてもとらえれるのは「敵」だけ、つまり糸は見えませんからね。4人全員を絡めるように大きな円を作って一気に小さくします。すると面白いように敵が捕まるわけです。あ、そういえば闇魔法で敵を拘束する【ダークネスバインド】を作ったのを忘れてました。セージュは動くとダメージが入るように鋭糸化させて木に縛り付けますか。動かれてもめんどくさいだけですしね。女3人はダークネスバインドを使って一人ずつ殺して行きましょう
幸いダークネスバインドは相手の筋力が私の知力より高くなければ三分以上拘束するので便利ですね。まあ、とけたら掛け直せばいいですし。ということで早速男は木に糸で、女はその場で腕を巻き込んで腰あたりでダークネスバインドを使い拘束します。
「どういうことだ?!糸を使い魔法を使うモンスターはいないはず?・・・は?!まさかPKか?そうなら姿を現せ!卑怯だぞ!」
「そうです!姿も現さず安全なところから自分だけ行動するのは卑怯です!」
「同じプレイヤーを殺して何が楽しんですか?!」
「ん、PK良く、ない。姿見せ、ない、ずる、い」
は、はははははは!卑怯、ですか・・・では《あいつら》は私を数で囲っていじめてました。これも卑怯じゃないですか?ということは、はからずにして卑怯と言われるほどの行動が取れたわけですか。うれしい誤算ですね。
まあ、しっかりと彼の反応を見せるために彼女たちをいたぶらなければならないので、姿はしっかり見せますが。なのでそんなに騒がなくてもいいですよ。すぐに行きますから。
彼らを拘束しまま、口に笑みを貼り付けながら飄々として見えるように彼らの眼の前まで歩いていきます。
「?!お、お前か!こんなことをしたのは!PKなんてしてもいいことないぞ!今すぐ拘束をとけ!」
「そうです!今までに殺した人たちにも謝ってお金払えば許されるはずです!PKを止めましょう!」
「PKをやっていてもいずれ討伐されます!全プレイヤーたちの敵になるのも本意ではないでしょう?」
「PK、やめ、るべ、き。いいこと、ない。時間、無駄」
PKをしてもいいことがない?PKをやめろ?謝って許される?本意ではない?時間の無駄?ふざけるなっ!!悪意を向けるものからまた受けられるものに戻れと?あの惨めで希望なんて、休める場所なんて家しかなかった時に戻れと?周囲の、家族以外の今まで仲の良かった人に見捨てられる、こんなことを!もう一度!もう一度!味わえと?!お前らを徹底的になぶってやる!恐怖を知らないお前らに!かつての私が味わった恐怖を味わえばいい!いや、味わせてやるっ!!
主人公がダークサイドに堕ちていく・・・
今回は少し短いです。
誤字脱字がありましたら報告していただけるとありがたいです。
また、辱めを受けた女性を見て手を合わせて拝むもの(男性だけとは言っていない)も大量に起こった。
時は少しさかのぼりまだカナリが最初のパーティーを殺し終わった頃
ふう、結構いけるもんですね。死体が消える前にさっさと剥ぎ取りますか。
剥ぎ取り方は死体をタップして「剥ぎ取る」と書いてるところを押して何秒か待つだけです。簡単ですね。
・・・・・・・・・よし!終わりました。
レアなものは・・・ないですね。残念です。
まああれば儲け物だと思ってましたがなくても期待して多分がっかりです。
剥ぎっとて取れたり殺して取れたものは、剥ぎ取って取れたのが防具や武器、殺して取れたのがお金やアイテムでした。
まぁ血を吸えて《あいつら》に私が与えられたものと同じものを与えれたと思うのでいいでしょう。
今のままでは少々、いえ結構物足りないのでどんどん狩って行きましょうか。
最初は歩いて探してましたが、せっかく木があるので木の上で移動してみたいと思いやってみましたらーー案の定できました。
やり方は簡単!まず手頃な木に近づいて頑丈そうな幹に向かってジャンプ!すると、少し、木が揺れますが安全に登ることができます。
え?登ってるんじゃなくてジャンプしただけだろっていうかジャンプして木の上に登れる奴なんてそうそういねぇよ?・・・あまり変わらないですよ。登れない人は・・・知りません。頑張って努力してください。
そんなこんなでプレイヤーを探しながら木の上を飛び乗って移動していると、明かりは見えませんが人の声が聞こえました。
一度、移動するのを止めて耳を澄ましてみます。・・・聞こえてきましたね。なんの話をしてるのでしょうか?
「・・・ですね」
「ああ、夜だとモンスターのエカウント率が上がって狩りの効率が上がっていいな」
「その代わりしっかり索敵しとかないと痛い目にあいますよ」
「うん。きよつ、け、ないと、痛い目、あう」
「しっかり索敵しとけば問題ないよな?なあ、ニーナ?」
「ええ。四六時中索敵のスキル発動してるので大丈夫です。それにセージュのためです、出し惜しみはしませんよ!」
「そう言ってくれると安心できるよ」
ぞわっ
・・・ああ、この感覚は間違いないですね。ギルドから私が出ようとした時に邪魔してきた人たちですね。
自分の笑顔に自信を持つ勘違いキモ男とその取り巻きたちですね。
しかし、男一人に女3人はどうかと思いますね。ああ!これがハーレムというやつですか。吐き気しかしませんね。
そうだ!さっき剥ぎ取ったものにロープがあったはずです。これを使って男を木に拘束して、目の前でハーレムパーティーの女たちの血を吸われて興奮してる姿を見せながら殺していくと彼はどうなるのでしょうか?怒る?興奮する?泣く?それとも・・・私を殺しに来るのでしょうか?楽しみですね。早速殺りましょう。
パーティー構成は、男が剣士、女1が狩人、女2が戦士、女3が魔術師ですね。糸で全員拘束して男だけロープでしば・・・って糸があるじゃないですか。なるべくあいつには触りたくないので良かったです。
今だと100メートルぐらい離れてますね。ここからでは糸は届かないので50メートルほどまで近づきますか。
相手まであと80メートル、・・・あと70メートル、・・・あと60メートル、・・・あと50「セージュ!何かきてる!後ろから距離50メートルぐらいっ!戦闘準備いそいで!」っバレてしまいましたか・・・まあいいです。索敵が使えてもとらえれるのは「敵」だけ、つまり糸は見えませんからね。4人全員を絡めるように大きな円を作って一気に小さくします。すると面白いように敵が捕まるわけです。あ、そういえば闇魔法で敵を拘束する【ダークネスバインド】を作ったのを忘れてました。セージュは動くとダメージが入るように鋭糸化させて木に縛り付けますか。動かれてもめんどくさいだけですしね。女3人はダークネスバインドを使って一人ずつ殺して行きましょう
幸いダークネスバインドは相手の筋力が私の知力より高くなければ三分以上拘束するので便利ですね。まあ、とけたら掛け直せばいいですし。ということで早速男は木に糸で、女はその場で腕を巻き込んで腰あたりでダークネスバインドを使い拘束します。
「どういうことだ?!糸を使い魔法を使うモンスターはいないはず?・・・は?!まさかPKか?そうなら姿を現せ!卑怯だぞ!」
「そうです!姿も現さず安全なところから自分だけ行動するのは卑怯です!」
「同じプレイヤーを殺して何が楽しんですか?!」
「ん、PK良く、ない。姿見せ、ない、ずる、い」
は、はははははは!卑怯、ですか・・・では《あいつら》は私を数で囲っていじめてました。これも卑怯じゃないですか?ということは、はからずにして卑怯と言われるほどの行動が取れたわけですか。うれしい誤算ですね。
まあ、しっかりと彼の反応を見せるために彼女たちをいたぶらなければならないので、姿はしっかり見せますが。なのでそんなに騒がなくてもいいですよ。すぐに行きますから。
彼らを拘束しまま、口に笑みを貼り付けながら飄々として見えるように彼らの眼の前まで歩いていきます。
「?!お、お前か!こんなことをしたのは!PKなんてしてもいいことないぞ!今すぐ拘束をとけ!」
「そうです!今までに殺した人たちにも謝ってお金払えば許されるはずです!PKを止めましょう!」
「PKをやっていてもいずれ討伐されます!全プレイヤーたちの敵になるのも本意ではないでしょう?」
「PK、やめ、るべ、き。いいこと、ない。時間、無駄」
PKをしてもいいことがない?PKをやめろ?謝って許される?本意ではない?時間の無駄?ふざけるなっ!!悪意を向けるものからまた受けられるものに戻れと?あの惨めで希望なんて、休める場所なんて家しかなかった時に戻れと?周囲の、家族以外の今まで仲の良かった人に見捨てられる、こんなことを!もう一度!もう一度!味わえと?!お前らを徹底的になぶってやる!恐怖を知らないお前らに!かつての私が味わった恐怖を味わえばいい!いや、味わせてやるっ!!
主人公がダークサイドに堕ちていく・・・
今回は少し短いです。
誤字脱字がありましたら報告していただけるとありがたいです。
応援ありがとうございます!
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