上 下
98 / 100
第六章 過去に触れる

第97話 戦いのあと

しおりを挟む
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

異世界サバイバルセットでダンジョン無双。精霊樹復活に貢献します。

karashima_s
ファンタジー
 地球にダンジョンが出来て10年。 その当時は、世界中が混乱したけれど、今ではすでに日常となっていたりする。  ダンジョンに巣くう魔物は、ダンジョン外にでる事はなく、浅い階層であれば、魔物を倒すと、魔石を手に入れる事が出来、その魔石は再生可能エネルギーとして利用できる事が解ると、各国は、こぞってダンジョン探索を行うようになった。 ダンジョンでは魔石だけでなく、傷や病気を癒す貴重なアイテム等をドロップしたり、また、稀に宝箱と呼ばれる箱から、後発的に付与できる様々な魔法やスキルを覚える事が出来る魔法書やスキルオーブと呼ばれる物等も手に入ったりする。  当時は、危険だとして制限されていたダンジョン探索も、今では門戸も広がり、適正があると判断された者は、ある程度の教習を受けた後、試験に合格すると認定を与えられ、探索者(シーカー)として認められるようになっていた。  運転免許のように、学校や教習所ができ、人気の職業の一つになっていたりするのだ。  新田 蓮(あらた れん)もその一人である。  高校を出て、別にやりたい事もなく、他人との関わりが嫌いだった事で会社勤めもきつそうだと判断、高校在学中からシーカー免許教習所に通い、卒業と同時にシーカーデビューをする。そして、浅い階層で、低級モンスターを狩って、安全第一で日々の糧を細々得ては、その収入で気楽に生きる生活を送っていた。 そんなある日、ダンジョン内でスキルオーブをゲットする。手に入れたオーブは『XXXサバイバルセット』。 ほんの0.00001パーセントの確実でユニークスキルがドロップする事がある。今回、それだったら、数億の価値だ。それを売り払えば、悠々自適に生きて行けるんじゃねぇー?と大喜びした蓮だったが、なんと難儀な連中に見られて絡まれてしまった。 必死で逃げる算段を考えていた時、爆音と共に、大きな揺れが襲ってきて、足元が崩れて。 落ちた。 落ちる!と思ったとたん、思わず、持っていたオーブを強く握ってしまったのだ。 落ちながら、蓮の頭の中に声が響く。 「XXXサバイバルセットが使用されました…。」 そして落ちた所が…。

異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた

りゅう
ファンタジー
 異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。  いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。  その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。

ボッチになった僕がうっかり寄り道してダンジョンに入った結果

安佐ゆう
ファンタジー
第一の人生で心残りがあった者は、異世界に転生して未練を解消する。 そこは「第二の人生」と呼ばれる世界。 煩わしい人間関係から遠ざかり、のんびり過ごしたいと願う少年コイル。 学校を卒業したのち、とりあえず幼馴染たちとパーティーを組んで冒険者になる。だが、コイルのもつギフトが原因で、幼馴染たちのパーティーから追い出されてしまう。 ボッチになったコイルだったが、これ幸いと本来の目的「のんびり自給自足」を果たすため、町を出るのだった。 ロバのポックルとのんびり二人旅。ゴールと決めた森の傍まで来て、何気なくフラっとダンジョンに立ち寄った。そこでコイルを待つ運命は…… 基本的には、ほのぼのです。 設定を間違えなければ、毎日12時、18時、22時に更新の予定です。

魔王から領主にジョブチェンジ!? ~ダンジョンから始める領地経営~

一条おかゆ
ファンタジー
ラストダンジョン100階層に鎮座し、魔を統べていた魔王・キマドリウス。彼は悔しくも勇者との戦いに敗れ、第二の人生を歩まざるを得なくなった。 だがそんな彼は偶然にもとある老人に助けられ、あまつさえ領主という地位まで譲ってもらった!? そして老人に譲られた領地を発展させるために、彼がとった行動はなんと「ダンジョンを作る」という馬鹿げたものだった―― これは元魔王の領主のほのぼの領地経営(多分)である。 感想や評価、待ってます! 作者が喜びます!

騎士と魔女とゾンビと異世界@異世界現代群像のパラグラフ

木木 上入
ファンタジー
 フレアグリット王国の国立騎士団「フレアグリット騎士団」。そこに所属していくサフィーとブリーツ、そしてアークスは、日々、フレアグリット王国の治安や、人々の安心のために任務をこなしていた。  そんな中、一つの町の人々が全員、リビングデッドに変わってしまうという大事件が起きる。騎士団は総力を以て事件の解決に動き出すが、裏ではもう一つの大きな出来事が起きていた。  サフィー、ブリーツ、アークスは、その大きな二つの出来事のうねりに巻き込まれていく……。

料理スキルで完璧な料理が作れるようになったから、異世界を満喫します

黒木 楓
恋愛
 隣の部屋の住人というだけで、女子高生2人が行った異世界転移の儀式に私、アカネは巻き込まれてしまう。  どうやら儀式は成功したみたいで、女子高生2人は聖女や賢者といったスキルを手に入れたらしい。  巻き込まれた私のスキルは「料理」スキルだけど、それは手順を省略して完璧な料理が作れる凄いスキルだった。  転生者で1人だけ立場が悪かった私は、こき使われることを恐れてスキルの力を隠しながら過ごしていた。  そうしていたら「お前は不要だ」と言われて城から追い出されたけど――こうなったらもう、異世界を満喫するしかないでしょう。

琥珀の夢は甘く香る ~アンバーの魔女と瞳に眠る妖魔の物語~

遥彼方
ファンタジー
人間の罪が妖魔を生み出し、生み出した人間は妖魔の宿主となり、やがて精神と肉体を妖魔に喰われる。 この物語はミズホ国の妖魔狩り『珠玉』が一人コハクが、人間の罪から生まれる妖魔と向き合い、共に罪をあがなうものだ。 数多の妖魔を瞳に封じ、使役するコハク。 コハクは人間に問う。 「あなたの罪を教えて」 ……妖魔と宿主を救うために。 ダークでハードな世界の中で、ほんの少しの救いを。 和風ファンタジー、設定重め、暴力・残酷シーンあり。成長物語と人情、ハードボイルド。 ※小説家になろうにも掲載しております。

召喚された陰キャの物作りチート異世界ライフ〜家に代々伝わる言葉を入力したら、大量にギフトが届いたんですけど?!〜

橘 はさ美
ファンタジー
田中 遥斗 (タナカハルト) 17歳。 とある高校2年生だ。 俺はいつもクラスの陽キャ共に虐げられる生活を送っていた。「購買の限定パン買ってこい」だの、「出世払いで返すから金貸せ」だの、もう沢山だッ! ――しかしある日、小休憩の時間にいきなり赤い魔法陣のようなものがクラスを襲った。 クラス中がパニックになる中、俺だけは目を輝かせていた。 遂に来たッ!異世界転移!これでこんなカス生活とはおさらばだぁぁぁぁあッ!! ――目が覚め、顔を上げるとそこは中世ヨーロッパのような王宮の中であった。 奥には王様が王座に座り、左右には家臣が仕える。 ―乳房の大きい女性が口を開いた。 「あなた達は、我々が召喚しました。この世界は魔王の作り出す魔物でピンチなのです」 そして突然、”スキル水晶”なるものに手を触れさせられる。陽キャ共は強力なスキルを手に入れ、ガッツポーズをする。 ⋯次はいよいよ俺だ⋯ッ! そして空間に映し出される、ステータスとスキル。そのスキルは――”造形”。土属性の物の形を変えるスキルだ。 「お、お前、”造形”とか⋯粘土こねるだけじゃねーか!www」 クラス中で笑いが巻き起こり、俺は赤面。 王様たちも、ため息をついている。 ⋯⋯ねぇ、俺の最強異世界生活はどこ行ったの??

処理中です...