212 / 234
初めての…①
しおりを挟むちゅっ……
ひな「んっ……」
ちゅっ……
ひな「んっ……」
五条「大丈夫か?嫌か?」
ひな「嫌じゃな……、んっ……」
ひなの様子を確認しつつ、軽いキスを何度か交わし、
ヌルッ……
ひな「んぅ……」
舌を滑り込ませると、甘い吐息を漏らすひな。
ひな「ん……んぅ、ハァ……んん……っ」
そのまま舌を絡め、十分に味わって、
ひな「んぅ……ハァハァ……」
ひなの身体が熱を帯びてきたところで、ひなを抱いて寝室に移った。
五条「ひな、力抜いてて。まだいつものことしかしないから」
ひな「んっ……、んんっ……」
頭を撫でながら、胸を揉みながら、固まるひなの身体をゆっくりほぐす。
ひな「んっ……ん、ぁっ、ゃっ……」
五条「大丈夫」
いつも以上にガチガチなのに、いつも以上にビクビク反応するひなの身体。
ひな「んんっ……、あっ……」
五条「ひな」
ひな「んんっ、ぁ、やっ……」
五条「大丈夫だから……」
ひな「ぁっ、んっ……」
五条「ひーな」
ひな「んゃ、やだっ……」
五条「もう、ひなぁ(笑)」
まだ大したことはしてないのに、身を捩って捩って捩りまくる。
俺は一旦手を止めて、
五条「ちょっとおいで」
ひなをぎゅっと抱きしめた。
"ドクン、ドクン……"
"ドクン、ドクン……"
服はすでに脱がせてあって、俺もひなもパンツ1枚。
大きな大きなひなの鼓動が、肌から直に伝わってくる。
五条「ひな、緊張しすぎ」
ひな「っ、だって……」
五条「裸で抱き合うくらい、もう何回もしてるだろ?エッチも、俺の手では何回もイってるし」
ひな「そ、そうですけど……っ」
五条「もう(笑)」
もう一度、ひなをぎゅっと抱きしめ直し、頭を撫でながら、ひなの鼓動が落ち着くのをゆっくりと待つ。
そして、ひなの緊張が和らいできたのを見計らい、
五条「ひな?」
ひな「はい……」
五条「そんな意識しなくていい。いつも通りで大丈夫だから、ひなはただリラックスして、俺を感じて、気持ちよくなることだけ考えて……」
言いながら、体勢を変えてひなに覆い被さり、
ちゅっ……
ひな「んっ……」
ひなへの愛撫を再開する。
ひな「んっ、ハァハァ……っ、ん……」
五条「ひな気持ちいいな」
ひな「んぁ……ハァハァ、んんっ……」
1時間か、それ以上。
いつもよりずっと時間をかけて愛撫して、ようやく蜜で溢れかえるひなのそこ。
五条「そう、そのままもっと感じてて……」
ひな「ぁっ、んっ」
五条「大丈夫」
ひな「ぁっ……ぁ、んぁっ……!」
クリトリスを愛でる指をスーッと蜜壺へ滑らせると、ヌップリとそこが飲み込んだ。
ひな「んんっ……っ、ぁ、んぁ……ハァ、ダメっ……んぅっ……」
トロトロになったひなのそこは、指1本を無理なく咥える。
五条「ダメじゃないの。ほら、気持ちいい時は、ちゃんと気持ちいいって教えて……」
ひな「ぁっ、んっ……ハァハァ、んんんっ……」
五条「ほら、ひな……」
ひな「んぁっ……、んぅ……っハァハァ、ぁ、ぃやっ……」
五条「ん?なに、ここ嫌なの?じゃあ、ここは……?」
五条「んぁあっ……!」
その嫌は、本当に嫌なのか。それとも、本当は……。
ひながどんな言葉を発しようと、真意は全てお見通し。
ひなの中、指の腹をお腹側に押し付けて、避けてたGスポットを擦ってやると、
ひな「っ、そこっ……ダっ……ハァハァ、んぁっ……」
一気に快感が押し寄せたか、ひなが俺の腕を必死に掴む。
五条「ひなここ気持ちいいの?ん?ここ良い?ここ好き……?」
ひな「あぅっ……!んっ……んんぅ、ハァハァ、ん……っ……んぁっ」
ひなに体重をかけないように、けれど、なるべく密着するように。
俺は指を入れたままひなを抱きしめて、
五条「はぁ、可愛い……いっぱい感じて……」
ひな「ビクン……んぅ……っ!」
指の動きは続けながら、頭も撫でてやりながら、ひなの舌にも絡みつく。
五条「ん……っはぁ、ひな……」
ひな「んぅっ、ビクッ……」
五条「かわいい……んっ」
ひな「んんっ……ハァ、っふ……んぁ……」
ひなの蜜が、溢れ出るのが止まらない。
中もどんどんどんどん締まってくる。
五条「ひな……?そろそろイキたくなってきたな。我慢しないで、気持ちいいの来たら好きな時にイってな……」
ひな「ハァハァ、ぁん……っ、……んんっ、んぁ……フリフリフリ!」
既にかなりの快楽が上ってきているだろうに、必死で首を横に振るひな。
五条「ん?なに我慢するの……ほら、ちゃんと気持ち良くなってごらん。上手にイクとこ見せて……?」
ひなを頂へと導くように、わざと耳元で囁きながら、手元でも確実に弱いところを攻める。
すると、
ひな「んぁっ……んんぅ、ゃっ……こじょぅせ……っ」
五条「ん?」
ひな「ハァハァ、んんっ……待っ……」
五条「いいよ、ひな。イってごらん」
ひな「ゃっ……、ぃゃ……っ」
五条「ん……?」
ひな「ゃ、いっ……ハァハァ、五条せっ……んぁっ、ほんと……っ、んんっ……」
この嫌は、嫌よ嫌よも……のそれではない。
俺は手の動きを止め、
五条「どうした?痛かったか?」
ひな「フリフリフリ……」
五条「怖かった?」
ひな「フリフリ……違ぅ……」
五条「ん?どうした、ちゃんと教えて?」
言うと、ひなは、
ひな「……ィ、イったら……眠くなっちゃう……から……。最後まで、したい……から……」
………はぁ、やばい。
ダメだ、かわいい……。
マジで可愛すぎる……。
いつも果てると、そのまま眠りについてしまうひな。
自分でそれをわかってて、でも、今日は最後までって……そういうことだ。
ここで終わらないように、だからイキたくないって……。
五条「そういうことか。ん、わかった。そしたら……」
俺はひなの中から指を抜き、入り口を優しく撫でながら、
五条「ひな?しっかり慣らしておきたいから、もう少しこのまま気持ちよくなろう」
そう言って、ひなの中に今度は2本、指をゆっくりと沈めていく。
ひな「んっ、ビクッ……んっ、ぁ……」
宇髄先生の治療で、指2本は入るようになってるはず。
とはいえ、慣れるわけではないだろうし、ここに2本も入るのは久しぶり。
ひなが構えてしまう前に入れてみたが、やはり、さっきと比べれば随分きつい。
五条「痛いか……?」
ひな「フリフリ……」
五条「痛くはないけど、ちょっと苦しい?」
ひな「コクッ……」
五条「ん、わかった。ちょっとずつ慣らすから、痛かったら教えてな」
そう言って、あえて余計な刺激は与えずに、俺のを少しでも楽に受け入れられるよう、ひなの中をほぐしていく。
***
*ひなのside
ひな「ハァ、ハァ……」
五条「ひな、大丈夫か?疲れてないか?」
ひな「はい……」
いつもの何倍も何倍も時間をかけて、丁寧に丁寧に。
イキそうになるでもない、けれど、ちゃんとしっかり気持ちいい。
わたしのあそこはトロトロに溶かされて、ようやく五条先生の指が抜かれると、
五条「そしたら……ちょっと待ってな」
そう言って、五条先生はベッドサイドの引き出しに手を伸ばし、あるものを取り出した。
あっ……。
ペリッ……と、袋の破れる音が小さく鳴る。
音の正体は、何を隠そうコンドーム。
いつからそこに入ってたんだろう……。
ベッドの両脇にあるサイドテーブル。
寝る位置が決まっているわたしたちは、お互いに近い方しか使わない。
当然、そっち側の引き出しを開けたことはないから、五条先生はコンドームをいつから用意してたのかなと。
五条「ひな」
ちゅっ……
ひな「ビクッ、んっ……」
そんなことを考えながら、五条先生の手元をぼんやり眺めていると、ふいにキスを落とされた。
思わず瞑った目を開くと、甘くうっとりしながらも、どこか真剣な表情の五条先生の顔が目の前に……。
五条「いいか、ひな。今日は最後までできなくていいし、最後までしなきゃとも思わなくていいからな。少しでも辛かったら、ちゃんと言うこと。我慢するのは絶対無しだ。それは約束。できるか?」
ひな「はい……」
五条「ん」
返事を返すと、愛おしそうにわたしの頬を撫でる五条先生。
いつの間に付けたのか、その手にもうコンドームはない。
五条「それと、もうひとつ。俺を信用して欲しい。ひなの心の準備を待たないことはしないから。挿れる時や動く時は必ず伝えるから、俺のこと信じてくれるか?」
ひな「はい……」
五条「ん。そしたら、まずは入り口だけ慣らしてみるぞ。まだ挿れないから、脚広げてごらん」
そう言って、五条先生はわたしの目を見つめたまま、脚をゆっくりと開かせる。
ひな「ぁ、ゃっ……」
五条「大丈夫。見てないから」
あそこを隠そうと伸ばした手はすぐに取られ、五条先生の腕に添えるよう誘導された。
そして、
ビクッ……
五条先生がわたしのあそこを指で何度か撫でると、
ビクッ……!!
五条先生のかたいモノがそこに当たった。
五条「ひな息吐いてごらん。絶対に挿れないから、大丈夫」
ほんの一瞬、五条先生が視線をやったわたしの手は、五条先生の腕をめちゃくちゃ握りしめていた。
ハッとなって、上がった肩を下ろすように、息を吐き出してみる。
ビクッ……
ひな「ぁっ……」
ビクッ……
ひな「んっ……」
五条先生の硬いのが、わたしのあそこを上下に擦る。
指でなぞられるのとはまた少し違う、温かくて肉厚な初めての感覚のもの。
ひな「んっ……ぁ……んん…………んっ……」
五条「ちょっと慣れてきたか?」
ひな「んっ、コクッ……んんっ……」
五条先生が優しく微笑む。
擦っても擦っても、摩擦なんてまるでないみたいに、わたしの愛液を纏いながら触れる五条先生のそれが、いつの間にか気持ちいい……。
そんなわたしの反応の変化を、五条先生は寸分の狂いもなくここでも見抜く。
そして、五条先生はわたしの入り口にもうしばらく馴染ませると……
五条「……ひな?そろそろ、挿れてみようか」
16
お気に入りに追加
150
あなたにおすすめの小説
大丈夫のその先は…
水姫
恋愛
実来はシングルマザーの母が再婚すると聞いた。母が嬉しそうにしているのを見るとこれまで苦労かけた分幸せになって欲しいと思う。
新しくできた父はよりにもよって医者だった。新しくできた兄たちも同様で…。
バレないように、バレないように。
「大丈夫だよ」
すいません。ゆっくりお待ち下さい。m(_ _)m
お兄ちゃんはお医者さん!?
すず。
恋愛
持病持ちの高校1年生の女の子。
如月 陽菜(きさらぎ ひな)
病院が苦手。
如月 陽菜の主治医。25歳。
高橋 翔平(たかはし しょうへい)
内科医の医師。
※このお話に出てくるものは
現実とは何の関係もございません。
※治療法、病名など
ほぼ知識なしで書かせて頂きました。
お楽しみください♪♪
好きだった幼馴染に出会ったらイケメンドクターだった!?
すず。
恋愛
体調を崩してしまった私
社会人 26歳 佐藤鈴音(すずね)
診察室にいた医師は2つ年上の
幼馴染だった!?
診察室に居た医師(鈴音と幼馴染)
内科医 28歳 桐生慶太(けいた)
※お話に出てくるものは全て空想です
現実世界とは何も関係ないです
※治療法、病気知識ほぼなく書かせて頂きます
こども病院の日常
moa
キャラ文芸
ここの病院は、こども病院です。
18歳以下の子供が通う病院、
診療科はたくさんあります。
内科、外科、耳鼻科、歯科、皮膚科etc…
ただただ医者目線で色々な病気を治療していくだけの小説です。
恋愛要素などは一切ありません。
密着病院24時!的な感じです。
人物像などは表記していない為、読者様のご想像にお任せします。
※泣く表現、痛い表現など嫌いな方は読むのをお控えください。
歯科以外の医療知識はそこまで詳しくないのですみませんがご了承ください。
お兄ちゃんはお兄ちゃんだけど、お兄ちゃんなのにお兄ちゃんじゃない!?
すずなり。
恋愛
幼いころ、母に施設に預けられた鈴(すず)。
お母さん「病気を治して迎えにくるから待ってて?」
その母は・・迎えにくることは無かった。
代わりに迎えに来た『父』と『兄』。
私の引き取り先は『本当の家』だった。
お父さん「鈴の家だよ?」
鈴「私・・一緒に暮らしていいんでしょうか・・。」
新しい家で始まる生活。
でも私は・・・お母さんの病気の遺伝子を受け継いでる・・・。
鈴「うぁ・・・・。」
兄「鈴!?」
倒れることが多くなっていく日々・・・。
そんな中でも『恋』は私の都合なんて考えてくれない。
『もう・・妹にみれない・・・。』
『お兄ちゃん・・・。』
「お前のこと、施設にいたころから好きだった・・・!」
「ーーーーっ!」
※本編には病名や治療法、薬などいろいろ出てきますが、全て想像の世界のお話です。現実世界とは一切関係ありません。
※コメントや感想などは受け付けることはできません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
※孤児、脱字などチェックはしてますが漏れもあります。ご容赦ください。
※表現不足なども重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけたら幸いです。(それはもう『へぇー・・』ぐらいに。)
My Doctor
west forest
恋愛
#病気#医者#喘息#心臓病#高校生
病気系ですので、苦手な方は引き返してください。
初めて書くので読みにくい部分、誤字脱字等あると思いますが、ささやかな目で見ていただけると嬉しいです!
主人公:篠崎 奈々 (しのざき なな)
妹:篠崎 夏愛(しのざき なつめ)
医者:斎藤 拓海 (さいとう たくみ)
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる