ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜

はな

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性活指導③

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*五条side





ひ、ひなっ……!!!





とんでもなくぎこちない手付きでお世辞にも上手いとは言えないが、一生懸命俺のを握りしめるひなが愛おしくて愛おしくて、嬉しくて嬉しくて。

肉体的な快楽は乏しくとも、こんなにも心で感じ満たされるんだな……と、今までの経験はなんだったんだなんて思っていると。

何を発情したのやら、ひなが急に舐めるからびっくりしすぎて心臓が止まるかと。





ひな「気持ちいいの……?」


五条「はっ!?」


ひな「んッ……って、五条先生声が……」


五条「……っ// そりゃ、そんなとこ舐められたら気持ちいいに決まって……」


ひな「じゃあ、もっと舐めてみてもいい……?」


五条「はっ??」


ひな「五条先生のこと、いっぱい気持ちよくしたいです……」





そう言って、ひなは俺の先を子猫みたいに舐め始めた。





五条「んっ、ちょっ……ひ、な……っ」





一生懸命舐めてはいるが、ひなの舌はちろちろ、ぺろぺろ……。

べろんと舐めてはくれないから、逆に高度なテクで焦らされているよう。





ったく、フェラのやり方も知らんと……

今更そんな中途半端にされても俺は……





五条「ひな、咥えて」


ひな「ぇっ?」


五条「俺のこと気持ち良くしたいなら焦らすな。ひなの口でちゃんと気持ち良くして。やり方は?わかるか?」


ひな「フリフリフリ……」


五条「歯が当たらないように、唇をこうやって……」


ひな「こぅ……?」


五条「そう、そのまま咥えて」





ひなに教えたら、





五条「んっ……ぁ……っ」





俺のモノが、ついにひなの口の中へ。





五条「んっ……」





ぁ、やばっ……ッ、あっ……





小さな小さな口の中に、それなりの俺のブツが入っていく。





五条「ひな気持ちいい……苦しくないところまででいいから、もっと奥まで……」





ゆっくりとカリまで咥えたひな。

ひなの口じゃ半分までも難しいかもしれないが、なるべくひなの中に収まりたい。

俺はひなの頭に手を添えて、加減を見ながら自分の腰も動かし始めた。





五条「んッ……っ、ひな、上手……っ、ぁ、気持ち……」





上手と言うのはまぁ嘘で、咥えるだけで精一杯なひなのフェラはフェラというには程遠い。

それでも、さすがに咥えられればそれなりの快楽が得られ、ここでも一生懸命頑張って、褒めるともっと頑張ろうとして、





ひな「んっ……んふ……っ」





なんて声を漏らしながら、俺のために尽くすひながもう本当に堪らなく、俺もさらに興奮していく。





五条「ぁっ……ん……、ひな……可愛い……」


ひな「ん、んふっ……」


五条「あ……っ、ん、ぁ……ッ」





ああ、やばい……。

可愛い、気持ちいい、もっとひなが欲しい……。





見せて、触らせて、フェラまでさせて。

ネジを締め直せばと思ったが、やはりネジごとどっかにぶっ飛んでいる。





ひなを抱きたい……



この手で女にしてやりたい……



それからめちゃくちゃにして……



ひなを本当に俺だけのものに、俺に溺れさせたい……










もう、我慢出来ない……。










理性のカケラすらもない俺は、





五条「ひな、止めて」


ひな「んっ……」





ひなの頭を少々強引に掴んでフェラをやめさせ、





ひな「ハァハァ、五条せ」


五条「ひな……」


ひな「……っ!?」





ひなの体勢を崩して、ひなに覆い被さった。





五条「あぁ……、ひな……」


ひな「んっ……んぅ……ごじょうせっ……、んんっ……んぁっ」





唇に、頬に、耳に、首筋に……

思いっきり音を立てながら吸い付いてまわる。





ひな「ぁっ、んっ……んんっ……んふ、んぁっ、やっ……」


五条「ひな……俺もう我慢出来ない……ひなが欲しい……っ」


ひな「んんっ……!んっ、ごじょ、んんっ……!」


五条「ほら舌出して。……ひな、舌。もっと。ほらもっと出せって……んっ」


ひな「んぅふっ……ハァハァ、んぅ……っ、ハァ、んんっ、んぁ……んぅ……」





本能のままにひなを求める俺。

ひなの余裕なんて考えず、ひなの舌に絡みつきながら、パジャマのボタンを外し、ひなの胸を揉み倒し、





ひな「んんっ……!んぁ、あぁっ……!」





ヌルっと、既に準備の整っているひなの割れ目に手を潜らせる。





五条「なに……もうこんな濡らして……ひなも欲しくて仕方なかったのか?本当は俺の入れて欲しくて待ちわびてんのか?」


ひな「ち、ちがっ……んぁぅ……ッ」





スッと指1本沈めると、ひなの膣が吸い付いて吸い付いて離そうとしない。





五条「ほら、この口は嘘つきなのに、下の口は正直だな」


ひな「んぅっ……ハァハァ、んぅ、んふっ……」





そう言って、上も下も、ひなの口内を掻き回す。





ひな「んぁっ、ぁっ、んんっ……んふぅぅ!」





ひなもされるがままに、すっかり快楽に従順な様子。





ひな「あっ……、んぅ、あ……っ、ん……んぁっ、ぁ、せんっ……はぅ……ん……っ」


五条「ん?何、イクの……?ひな、イキそう……?」


ひな「ハァハァ、コクッ……んんぁっ、ダメっ……」


五条「どうしようか……イッてから入れるか、それとも我慢して一緒にイクか……」


ひな「んんっ、イ、イキたい……五条先生っ、もうイキた……んぁっ!」


五条「ん?イキたいの?ひなはエッチだな。でもな……俺も早くひなと繋がりたいんだ。だから……」


ひな「んっ、……ぇっ?ハァハァ、ごじょぅせんせっ……?」





ひなの愛撫を止めた俺。

体を起こして、シャツを脱ぎ捨て、脱ぎかけのズボンとパンツを脱ぎ捨て、





ひな「えっ……?」





ひなのズボンとパンツも脱がし、





五条「ひな、入れたい……」


ひな「えっ、ご、五条先生ちょっと待っ」


五条「ごめん、待てない。俺もう限界だ……」





言って、ベッドサイドの引き出しからコンドームを取り出して。





五条「今からひなのこと大人にする……」


ひな「五条せ、んぅ……っ」





ひなにキスをしながら、ゴムの袋を破りかけたところで、










ピピピピッ、ピピピピッ、ピピピピッ、ピピピピッ…………










ひなのスマホのアラームが鳴り響いた。





あっ……。





ひなと2人、目を合わせて数秒フリーズ。





ひな「す、すみません……っ」





ひなが起き上がり、スマホのアラームを止める。

そして俺も、





……っ、俺、ひなに何やって…………はぁぁ~、もう……。





とっ散らかった理性が一気に引き戻る。





五条「ひな」


ひな「は、はいっ……」


五条「ごめん、本当に悪かった……」


ひな「い、いえっ……。いいところだったのに、アラーム鳴ってすみませんでした……」


五条「いや、いいんだ。むしろアラームがなかったら俺……はぁ、本当にごめん。完全に理性失ってた。怖かったよな……?」


ひな「そ、そんなことないです。大丈夫です……」





そう言うひなは、スマホを握って俺に背を向けたまま。





五条「なぁ、ひな……こっち向いt」


ひな「あ、あのっ!わたし、学校行く準備しますね!今日1限あるから早くしないと。五条先生はもう少し休んでてください。当直だから出勤ゆっくりですよね?早くに起こしちゃってすみませんでしたっ!」


五条「ちょっ、ひな待っ……」





はぁ……、やってしまった……。





ひなに恐怖心を植え付けたんじゃないか。

ひなに嫌われたんじゃないか。

自らの欲に翻弄されて、取り返しのつかないことをしたんじゃなかろうか……。





ひながどんな気持ちなのか、表情だけでも確認したかったのに、ひなは寝室を出て行ってしまった。





はぁ……。





結局、その後はひなを追いかけることもせず。

寝室でなんとなくひなが支度する音と気配を感じるだけで、










五条「ひな」


ひな「五条先生っ、まだ寝てたらいいのに……」


五条「いってらっしゃいくらいちゃんと言わないと。朝飯食ったか?」


ひな「た、食べました」


五条「何食べた?」


ひな「ヨーグルトと……あとは適当に」


五条「ヨーグルトだけ食ったんだな」


ひな「……っ」


五条「昼はしっかり食えよ。夜もな」


ひな「は、はい」


五条「気をつけて行くんだぞ」


ひな「あ、ありがとうございます。いってきます」


五条「いってらっしゃい」





と、玄関で見送りだけした。


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