おはな畑

はな

文字の大きさ
上 下
4 / 12
宇髄夫婦

ep.3 達弥side

しおりを挟む


達弥「大丈夫か?」





2回、頂点に逹した祥子。

流石に連続なので、落ち着くまで、頭を撫でて、時折額にキスをしながら、回復を待つ。

5分程そうした後、





そろそろ、大丈夫そうか。





と体を起こし、いよいよ祥子と繋がろうとすると、





祥子「ん、待って……」





祥子は俺の手を掴み、





祥子「私にも、舐めさせて……」


達弥「あっ……んっ……っく、ちょっ……祥子……っ……」





むくむくと起き上がり、四つん這いになりながら、俺の息子を口に含む祥子。

いつもは69したり、挿入前に咥えさせるが、今日は風呂で一度した後で、その上、2回もイかせてるしと遠慮してた。

それなのに、祥子から俺のを舐めたいなんて……





やばい、エロい、可愛い。





それに、





達弥「 ……っく、あっ……やばっ……祥……そっ……んん……っ」





祥子はフェラが上手過ぎる。

俺はここまで教えてないのに、どこでどう身に付けたのか。

余裕ぶっこいて格好付けたいのに、油断したらイキそうになる……。





達弥「……っ、あ……んっ……うっ……」


祥子「んっ、達弥……ハァハァ、いいよ出して……我慢しないで……達弥の精子、口にちょうだい……」





って、そんな甘ったるい声出して、上目遣いでフェラするな……っ!

ったく、祥子……お前は本当に……





達弥「いつからそんなこと言えるようになった……? 口に出すかよ、もったいない……俺の精子は、下の口で受け止めろ……っ」





俺は、祥子を押し倒して、被さって、





祥子「んぁあっ……!」





祥子の中に、ズブっと一気にブチ込んだ。





祥子「んんぁっ! ……ぁ、はぁんっ……達、あぅ……き、気持ち……ッ」





さっきまで俺を攻めてたくせに、今度はまた俺に攻められる。





祥子「あっ……あぁっ……んん……ッ、はぁ、あっ……気持ち……っ、んぅ……アァ……っ!」





激しく乱れる祥子が堪らん。

デカい乳を揺らしながら、口は半開きになり、俺が突く毎に響かせる喘ぎ声。

この世で俺しか見ることのできない祥子の姿。

いつもクールで凛とした祥子が、こんな淫らになるなんて……毎日一緒にいる藤堂も知らないんだ。





祥子「あっ……はぁ、ん……ダメっ……あっ、ん……もう、達……っ、弥……!」


達弥「何我慢してんだ……イきたいなら、さっさとイっとけ……」





言って、俺は祥子の脚を持ち上げて、子宮口を突き破るほど、奥深くまで押し入れる。





祥子「あぁあ"っ……! やだっ、ダメっ……達っ……イ、イク…………んあぁあっ!」





膣の中をビクビク痙攣させる祥子。

背中をビクンと反らしたまま、俺に激しく突かれ続け、





祥子「あぁ"っ……! アンっ……あ、んっ……アン、んぁ……あ"……っ」





自我を失ったように喘ぐ。





達弥「んっ……ん……ハァハァ、祥子……っ、く……あっ……」





そんな、イキまくる祥子の中は、まるで真空状態にでもなったよう。

俺のを咥え込んで離そうとしないこの口は、挿れても出しても吸い付いてくる。

こうなれば、もう耐えることは不可能で、





達弥「ハァハァ……っ、んっ……あっ……ッ、祥子……ごめっ」





理性の欠片も無くなった俺は、まるで猿みたいに、ただ快楽を迎えに行くだけ。





祥子「……あぁ……ッ、あっ……! 無っ……ハァ、もうダ、ハァハァ……達っ、ダメっ……壊れちゃう……あぁ"っ!」


達弥「ハァハァ、祥子……やばッ……ハァハァ、イキっ……そ……あ"っ……く、祥子……あぁ"っ……祥子……っ!」





なりふり構わず、欲望のまま祥子に腰を打ちつけて、





祥子「達弥っ……ハァハァ、もうダメ、もうや……っ、んあぁ"」


達弥「祥子……ハァハァ、祥子……っ、あ"っ、祥っ……子……っ、ぁあ"っ……! あっ……んぁああ"ッ……!」





ドピュッ……



ドピュ、ドピュッ……



ビクンッ……





約3億の精子を祥子の中へ送り出し、グッタリと果てた。










***



——翌日





達弥「体、平気か? キツかったら無理するなよ」





今朝は祥子と一緒に出勤。

車に乗り込み、エンジンをかけながら言うと、





祥子「大丈夫よ。私より達弥の方がキツイでしょ。昨日の達弥、凄かったもの」





あくびをしながら答える祥子。





達弥「何が大丈夫だ、あくびして。それに、凄かったのは誰のせいだと?」


祥子「何言ってるの。達弥がひとりで発情してたんでしょ」





鼻でクスッと笑いながら、祥子はスマホの画面をミラーに口紅を塗る。

そんな、いつも通りの祥子に安堵しながら、





達弥「祥子」





シートベルトをカチッとした祥子の手を握り、





達弥「じゃあ、心は? 仕事、今日はもう平気そうか?」





昨日、患者から受けたセクハラ被害の心傷。

それが残っていないか、無理に笑ってはいないか。

心配で念のために確認すると、





祥子「うん。もう大丈夫。昨日で退院した人だから、会うこともないし。それに、今日の私には、ずっと達弥が付いてるから」





ブラウスの胸元をチラリと、薄ら残るキスマークを見せてくる。





祥子「御守り」





悪戯に笑って、ブラウスを正す祥子。





朝から俺をその気にさせる気か……?

……ったく、





達弥「可愛いやつめ。今夜も覚えとけ」





ちゅっ……





祥子の頬にキスをして、





達弥「よし、行くぞ」





ハンドルを握り、アクセルを踏んだ。










***



達弥「じゃ、後でな」


祥子「うん、後でね」





ノワールに着き、祥子と別れ、





宇髄「おはよう」





着替えて医局に行くと、





工藤「宇髄先生、おはようございます! 昨日はどうでした?」





朝一番、開口一番。

工藤がハイテンションで聞いてくる。





宇髄「見て分かれ。肌艶いいだろ。それと、筋肉痛だ」





マジで聞いてきたぞ、こいつ……。

と思いつつ、コーヒーを淹れながら言ってやると、





工藤「なるほどなるほど。ハッスルしたんですね~」





ニヤニヤと楽しそうにする工藤。

俺が筋肉痛と言えば、夜の営みが激しかったと。

いつからだか、工藤にはそういう意味で通じるようになっている。





宇髄「何、ニヤニヤしてんだ……」





ソファーに腰を下ろすと、工藤も隣に座り、





工藤「で? で? どんなプレイを?」





なっ……!? こいつは、本当……っ!





宇髄「そこまで聞くな馬鹿! 職場だろ!」


工藤「だって。宇髄先生、今朝は本当にちょっと怠そうなんで。マジで激しい夜だったんだなと思って」


宇髄「んぁ? どこ見て言ってんだ、ピンピンしてるだろ。絶好調だ」





と言ったものの、実際、昨日は確かに張り切り過ぎた。

工藤に見抜かれた通り、全身の筋肉痛が半端じゃない。





いや、でも、昨日は久々にジムにも行ったし、これはガチの筋肉痛ってことあるぞ。

祥子とあれこれしたせいだとは限らん。

って、筋肉痛には変わりないんだ、どっちでもいいか……。





なんて思いながら、コーヒーを啜っていると、





プルルルッ……





ポケットのスマホが鳴った。





宇髄「はい、宇髄です」





電話の相手は蓮先生。

何を言われるのかと思ったら、





蓮「ごめん! 今日、うち(産婦人科)の当直頼んでいい? 当直医が体調不良で欠勤するって連絡あったんだけど、代わりがいなくって。よろしくね!」





と。

俺の相槌も聞かずに、電話を切られる。





宇髄「……は?」


工藤「どうかしました? 誰からですか?」


宇髄「蓮先生。今日、産婦人科の当直医が欠勤になったから、代わりに入れって」


工藤「あー、やられましたね。仕事できる人はこれだから大変だ。お疲れ様です」


宇髄「俺、今夜も覚えとけって、さっき祥子に言ったとこだぞ……」


工藤「あっはは! 朝から祥子ちゃんにそんなこと!」





項垂れる俺を見て、爆笑する工藤。

だが、俺が顔を上げると、工藤は何かを察したように、





工藤「そ、そろそろ回診行ってき……」





ソファーを立とうとするので、その肩をガシッと掴み、





宇髄「工藤、お前代われ」





今度は俺がニヤニヤして言う。





工藤「もう! 絶対言われると思いました! けど、流石に勘弁ですって!」


宇髄「んぁ?」


工藤「当たり前っすよ!そもそも産婦人科は専門外です!」


宇髄「俺が頼んでんだぞ」


工藤「だからって、2日連続は無理ですから!」


宇髄「今夜も祥子抱くんだ」


工藤「知りませんよ! 2日続けて同じ文句使わないでください」


宇髄「ダメか?」


工藤「ダメですって! 祥子ちゃんも流石にしんどいでしょ、それは」


宇髄「はぁ……ダメか……」


工藤「はぁ……って、どんだけ祥子ちゃん抱きたいんですか!(笑)」





なんて、朝から俺たちは賑やかに。

今日も一日がスタートした。










END


しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

お兄ちゃんはお医者さん!?

すず。
恋愛
持病持ちの高校1年生の女の子。 如月 陽菜(きさらぎ ひな) 病院が苦手。 如月 陽菜の主治医。25歳。 高橋 翔平(たかはし しょうへい) 内科医の医師。 ※このお話に出てくるものは 現実とは何の関係もございません。 ※治療法、病名など ほぼ知識なしで書かせて頂きました。 お楽しみください♪♪

好きだった幼馴染に出会ったらイケメンドクターだった!?

すず。
恋愛
体調を崩してしまった私 社会人 26歳 佐藤鈴音(すずね) 診察室にいた医師は2つ年上の 幼馴染だった!? 診察室に居た医師(鈴音と幼馴染) 内科医 28歳 桐生慶太(けいた) ※お話に出てくるものは全て空想です 現実世界とは何も関係ないです ※治療法、病気知識ほぼなく書かせて頂きます

大丈夫のその先は…

水姫
恋愛
実来はシングルマザーの母が再婚すると聞いた。母が嬉しそうにしているのを見るとこれまで苦労かけた分幸せになって欲しいと思う。 新しくできた父はよりにもよって医者だった。新しくできた兄たちも同様で…。 バレないように、バレないように。 「大丈夫だよ」 すいません。ゆっくりお待ち下さい。m(_ _)m

ハイスペック上司からのドSな溺愛

鳴宮鶉子
恋愛
ハイスペック上司からのドSな溺愛

My Doctor

west forest
恋愛
#病気#医者#喘息#心臓病#高校生 病気系ですので、苦手な方は引き返してください。 初めて書くので読みにくい部分、誤字脱字等あると思いますが、ささやかな目で見ていただけると嬉しいです! 主人公:篠崎 奈々 (しのざき なな) 妹:篠崎 夏愛(しのざき なつめ) 医者:斎藤 拓海 (さいとう たくみ)

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

秘事

詩織
恋愛
妻が何か隠し事をしている感じがし、調べるようになった。 そしてその結果は...

こども病院の日常

moa
キャラ文芸
ここの病院は、こども病院です。 18歳以下の子供が通う病院、 診療科はたくさんあります。 内科、外科、耳鼻科、歯科、皮膚科etc… ただただ医者目線で色々な病気を治療していくだけの小説です。 恋愛要素などは一切ありません。 密着病院24時!的な感じです。 人物像などは表記していない為、読者様のご想像にお任せします。 ※泣く表現、痛い表現など嫌いな方は読むのをお控えください。 歯科以外の医療知識はそこまで詳しくないのですみませんがご了承ください。

処理中です...