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宇髄夫婦
ep.3 達弥side
しおりを挟む達弥「大丈夫か?」
2回、頂点に逹した祥子。
流石に連続なので、落ち着くまで、頭を撫でて、時折額にキスをしながら、回復を待つ。
5分程そうした後、
そろそろ、大丈夫そうか。
と体を起こし、いよいよ祥子と繋がろうとすると、
祥子「ん、待って……」
祥子は俺の手を掴み、
祥子「私にも、舐めさせて……」
達弥「あっ……んっ……っく、ちょっ……祥子……っ……」
むくむくと起き上がり、四つん這いになりながら、俺の息子を口に含む祥子。
いつもは69したり、挿入前に咥えさせるが、今日は風呂で一度した後で、その上、2回もイかせてるしと遠慮してた。
それなのに、祥子から俺のを舐めたいなんて……
やばい、エロい、可愛い。
それに、
達弥「 ……っく、あっ……やばっ……祥……そっ……んん……っ」
祥子はフェラが上手過ぎる。
俺はここまで教えてないのに、どこでどう身に付けたのか。
余裕ぶっこいて格好付けたいのに、油断したらイキそうになる……。
達弥「……っ、あ……んっ……うっ……」
祥子「んっ、達弥……ハァハァ、いいよ出して……我慢しないで……達弥の精子、口にちょうだい……」
って、そんな甘ったるい声出して、上目遣いでフェラするな……っ!
ったく、祥子……お前は本当に……
達弥「いつからそんなこと言えるようになった……? 口に出すかよ、もったいない……俺の精子は、下の口で受け止めろ……っ」
俺は、祥子を押し倒して、被さって、
祥子「んぁあっ……!」
祥子の中に、ズブっと一気にブチ込んだ。
祥子「んんぁっ! ……ぁ、はぁんっ……達、あぅ……き、気持ち……ッ」
さっきまで俺を攻めてたくせに、今度はまた俺に攻められる。
祥子「あっ……あぁっ……んん……ッ、はぁ、あっ……気持ち……っ、んぅ……アァ……っ!」
激しく乱れる祥子が堪らん。
デカい乳を揺らしながら、口は半開きになり、俺が突く毎に響かせる喘ぎ声。
この世で俺しか見ることのできない祥子の姿。
いつもクールで凛とした祥子が、こんな淫らになるなんて……毎日一緒にいる藤堂も知らないんだ。
祥子「あっ……はぁ、ん……ダメっ……あっ、ん……もう、達……っ、弥……!」
達弥「何我慢してんだ……イきたいなら、さっさとイっとけ……」
言って、俺は祥子の脚を持ち上げて、子宮口を突き破るほど、奥深くまで押し入れる。
祥子「あぁあ"っ……! やだっ、ダメっ……達っ……イ、イク…………んあぁあっ!」
膣の中をビクビク痙攣させる祥子。
背中をビクンと反らしたまま、俺に激しく突かれ続け、
祥子「あぁ"っ……! アンっ……あ、んっ……アン、んぁ……あ"……っ」
自我を失ったように喘ぐ。
達弥「んっ……ん……ハァハァ、祥子……っ、く……あっ……」
そんな、イキまくる祥子の中は、まるで真空状態にでもなったよう。
俺のを咥え込んで離そうとしないこの口は、挿れても出しても吸い付いてくる。
こうなれば、もう耐えることは不可能で、
達弥「ハァハァ……っ、んっ……あっ……ッ、祥子……ごめっ」
理性の欠片も無くなった俺は、まるで猿みたいに、ただ快楽を迎えに行くだけ。
祥子「……あぁ……ッ、あっ……! 無っ……ハァ、もうダ、ハァハァ……達っ、ダメっ……壊れちゃう……あぁ"っ!」
達弥「ハァハァ、祥子……やばッ……ハァハァ、イキっ……そ……あ"っ……く、祥子……あぁ"っ……祥子……っ!」
なりふり構わず、欲望のまま祥子に腰を打ちつけて、
祥子「達弥っ……ハァハァ、もうダメ、もうや……っ、んあぁ"」
達弥「祥子……ハァハァ、祥子……っ、あ"っ、祥っ……子……っ、ぁあ"っ……! あっ……んぁああ"ッ……!」
ドピュッ……
ドピュ、ドピュッ……
ビクンッ……
約3億の精子を祥子の中へ送り出し、グッタリと果てた。
***
——翌日
達弥「体、平気か? キツかったら無理するなよ」
今朝は祥子と一緒に出勤。
車に乗り込み、エンジンをかけながら言うと、
祥子「大丈夫よ。私より達弥の方がキツイでしょ。昨日の達弥、凄かったもの」
あくびをしながら答える祥子。
達弥「何が大丈夫だ、あくびして。それに、凄かったのは誰のせいだと?」
祥子「何言ってるの。達弥がひとりで発情してたんでしょ」
鼻でクスッと笑いながら、祥子はスマホの画面をミラーに口紅を塗る。
そんな、いつも通りの祥子に安堵しながら、
達弥「祥子」
シートベルトをカチッとした祥子の手を握り、
達弥「じゃあ、心は? 仕事、今日はもう平気そうか?」
昨日、患者から受けたセクハラ被害の心傷。
それが残っていないか、無理に笑ってはいないか。
心配で念のために確認すると、
祥子「うん。もう大丈夫。昨日で退院した人だから、会うこともないし。それに、今日の私には、ずっと達弥が付いてるから」
ブラウスの胸元をチラリと、薄ら残るキスマークを見せてくる。
祥子「御守り」
悪戯に笑って、ブラウスを正す祥子。
朝から俺をその気にさせる気か……?
……ったく、
達弥「可愛いやつめ。今夜も覚えとけ」
ちゅっ……
祥子の頬にキスをして、
達弥「よし、行くぞ」
ハンドルを握り、アクセルを踏んだ。
***
達弥「じゃ、後でな」
祥子「うん、後でね」
ノワールに着き、祥子と別れ、
宇髄「おはよう」
着替えて医局に行くと、
工藤「宇髄先生、おはようございます! 昨日はどうでした?」
朝一番、開口一番。
工藤がハイテンションで聞いてくる。
宇髄「見て分かれ。肌艶いいだろ。それと、筋肉痛だ」
マジで聞いてきたぞ、こいつ……。
と思いつつ、コーヒーを淹れながら言ってやると、
工藤「なるほどなるほど。ハッスルしたんですね~」
ニヤニヤと楽しそうにする工藤。
俺が筋肉痛と言えば、夜の営みが激しかったと。
いつからだか、工藤にはそういう意味で通じるようになっている。
宇髄「何、ニヤニヤしてんだ……」
ソファーに腰を下ろすと、工藤も隣に座り、
工藤「で? で? どんなプレイを?」
なっ……!? こいつは、本当……っ!
宇髄「そこまで聞くな馬鹿! 職場だろ!」
工藤「だって。宇髄先生、今朝は本当にちょっと怠そうなんで。マジで激しい夜だったんだなと思って」
宇髄「んぁ? どこ見て言ってんだ、ピンピンしてるだろ。絶好調だ」
と言ったものの、実際、昨日は確かに張り切り過ぎた。
工藤に見抜かれた通り、全身の筋肉痛が半端じゃない。
いや、でも、昨日は久々にジムにも行ったし、これはガチの筋肉痛ってことあるぞ。
祥子とあれこれしたせいだとは限らん。
って、筋肉痛には変わりないんだ、どっちでもいいか……。
なんて思いながら、コーヒーを啜っていると、
プルルルッ……
ポケットのスマホが鳴った。
宇髄「はい、宇髄です」
電話の相手は蓮先生。
何を言われるのかと思ったら、
蓮「ごめん! 今日、うち(産婦人科)の当直頼んでいい? 当直医が体調不良で欠勤するって連絡あったんだけど、代わりがいなくって。よろしくね!」
と。
俺の相槌も聞かずに、電話を切られる。
宇髄「……は?」
工藤「どうかしました? 誰からですか?」
宇髄「蓮先生。今日、産婦人科の当直医が欠勤になったから、代わりに入れって」
工藤「あー、やられましたね。仕事できる人はこれだから大変だ。お疲れ様です」
宇髄「俺、今夜も覚えとけって、さっき祥子に言ったとこだぞ……」
工藤「あっはは! 朝から祥子ちゃんにそんなこと!」
項垂れる俺を見て、爆笑する工藤。
だが、俺が顔を上げると、工藤は何かを察したように、
工藤「そ、そろそろ回診行ってき……」
ソファーを立とうとするので、その肩をガシッと掴み、
宇髄「工藤、お前代われ」
今度は俺がニヤニヤして言う。
工藤「もう! 絶対言われると思いました! けど、流石に勘弁ですって!」
宇髄「んぁ?」
工藤「当たり前っすよ!そもそも産婦人科は専門外です!」
宇髄「俺が頼んでんだぞ」
工藤「だからって、2日連続は無理ですから!」
宇髄「今夜も祥子抱くんだ」
工藤「知りませんよ! 2日続けて同じ文句使わないでください」
宇髄「ダメか?」
工藤「ダメですって! 祥子ちゃんも流石にしんどいでしょ、それは」
宇髄「はぁ……ダメか……」
工藤「はぁ……って、どんだけ祥子ちゃん抱きたいんですか!(笑)」
なんて、朝から俺たちは賑やかに。
今日も一日がスタートした。
END
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