俺が悪魔?それは前の戦いであいつらが勝ったからそう言われているだけだ

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第6章 八百万の神々

02 自殺者の集う場所

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桐生はスマホを見ながら自分の部屋でベッドに寝転んでいた。

あぁ…俺の居場所はもうどこにも無い。あの時俺は…何を失敗したのか…

陽菜と美咲をブラックジャックで殴りつけた時はまだ俺はそこではボスだった。
でも俺の上にはヤクザ連中がいたから、ボスとは言いつつも…管理職の1人でしかなかったんだが…

でも、俺はあのまま学校の女たちを管理していればそう遠くない内に平田さんに拾ってもらえて組の一員としての生活が始まっていたはずだった。


だが、俺が退院して連絡を取ってみたら状況は変わっていた。


俺の居場所はどこにも無かった。


俺の居場所はそれまでは何もしなくても落ちこぼれた連中が居場所を求めて集まってくるような場所だった。
俺も連中も…そうか、俺達は最初から逃げてきただけだったのか。

社会の枠組みから落ちこぼれて、他の頑張っている連中の様に一番下にぶら下がって社会の底辺で生きて行くのが辛かったから、そんなみじめな自分を受け入れられなくて…違う場所を求めて自らドロップアウト…言葉を言い換えただけだな。単に社会の枠組みから離れて『俺はお前らの社会なんて必要無い』なんて言って自分の居る集団の勢力を増やして対抗する事しか考えてなかった。

そしてやってる事はヤクザの一番下にぶら下がって、自分が必要無いって切り捨てたはずの社会の枠組みにこっそり入り込んで暴力で甘い汁を吸うだけ…人の本能が求める性的な欲求…若い女を抱きたい男から金を巻き上げるだけの生活…か。
どこまで行っても俺のやってる事って変わらなかったんだな。


そうか、俺達って単なる寄生虫でしかなかったのか……


腹の側面に付けられた人工肛門と汚物袋を固定するベルトが体に痛みを感じさせているのが、自分が生きている事の唯一の証明。そんな生活。

桐生が自分の生を軽く見るのは当然だったのだろう。
そもそも桐生が中学を卒業する頃には学業的には完全に落ちこぼれていた。
中学3年の時の担任の女が自分に興味を持ち、男…セフレとして扱っていたので、その対価として桐生はなんとか高校に入学できたのだが、高校に入った瞬間から桐生は学業に追いつけなくなっていた。


そして、1年と2年の時に合計3回ほど留年して高校を自主退学する事になった。

3回目の留年に関しては自分の得意分野の暴力によって再起不能にさせられたので…今まで自分が病院送りにしてきた連中と同じ状態にされただけだった。
グループの男の尻が好きな奴に無茶な事をさせて肛門科に行くような状態にして笑って見ていたあの男達と同じ状態にされただけか…

そもそも桐生には家族は居なかった。
完全に天涯孤独という意味ではなく、保護者の祖母は1人居る…居たが、母親は自分を生んですぐに失踪した。
行方が分からなくなってそろそろ20年経つので生存は期待できない。
もしかしたらどこかで生きているかもしれないが、その女はもうそれまでの人生を捨てて違う生き方をしているはず。


そして…桐生は高校に入って2回目の留年が決まった日に祖母と口論になり、殺して自宅の床下に遺体を埋めた。


その後の問題に関しては平田がうまく動いてくれて、祖母の年金と残った一軒家で生活しつつ、グループで金を調達して豪遊する様な生活をしてきたが…貯金などという概念を教えてもらってなかった平田は半年に及ぶ入院生活でお金がほぼ無くなっていた。

死んでいる祖母の年金…本当であればもらえないはずのお金が二月に一回振り込まれているが、その金額ではコンビニで毎日食事を買う様な生活は続かなかった。
でも家事などはまったく誰からも習う事がなかった為、一人で生活する様になった一軒家にはゴミが溜まり放題になっていた。


「俺の人生って…ずっと逃げるだけの生活だったんだなぁ…もう生きていてもしょうがないよな…」


桐生はゴミが散乱する部屋の中、昨日支払いが滞り電気を止められてしまった家の中、真っ暗な中で、ベッドに寝転びスマホを弄っていた。

そして…なんとなく『一人では辛い』『自分の居場所』『自殺』などの文言を検索をしていた。

「自殺を一緒にしましょう…か…やっぱりみんな死ぬのは怖いんだな」
桐生はそんな書き込みを見つけて、特に何も考えず、なんとなく気になって連絡を取っていた。

祖母の貯金通帳に年金が振り込まれるのは1ヵ月と7日後で、自分の財布には500円玉が1つと小銭が幾つか入っていた。
残高1000円未満。

入院する前であればその辺を歩いている人に難癖を付け、暗がりに連れ込めば数万円ならばすぐに手に入っていたが、半年以上入院していたおかげで筋肉が完全に衰えてしまい、普通に100m歩くだけでも息切れがする様な体になっていた。
こんな体では、返り討ちに遭うのが分かり切っている。


桐生はとある女性と待ち合わせをした場所に自分の祖母が使っていた原付を使って行く事にして家を後にした。
道中でガソリンスタンドに寄りガソリンを入れ、近くにあったコンビニでおにぎりを2個買うと残高が12円になった。

入院前であれば蛇行させたり急ブレーキをかけたりしながら仲間と暴走行為を楽しんだものだが、今の自分の体力ではハンドルを離さない様に気を付けながら体の負担を極力少なくなるような走り方しかできない。

移動するだけで精神的な何かが音をたてて崩れていく様な気がした。

そして女と待ち合わせをした場所に到着した桐生は、周囲を見渡した。
指定された場所は国道から分岐した県道を20分ほど移動した先にある、とある神社の駐車場。
そこは常駐する神主が居ない神社で駐車場は舗装されておらず、雑草がそこかしこに生え、街灯なども全く無い。

今から自殺する場所にふさわしい気がする様な場所だった。


そして駐車増には青いパステルカラーの薄汚れた軽自動車が停まっていた。エンジンはかかっていない。中には人が居る様な気がする。時間はそろそろ日が陰り始める頃。

原付を車の近くに停めると車の窓が開いて中に居る人が見えた。

年の頃は30才からもう少し上ぐらいの女性。そこそこ肉付きの良い体をしていて…どこかで見た事がある様な気がする。
紗那絵さなえさんですか?」
「そうだけど…あなたは桐生さん?」
「はい。あの場所に書き込んだ桐生です」
「そう…二十歳って書いてあったから少し期待したんだけど…ずいぶんと痩せてるのね。何かの病気?」
紗那絵が車のロックを解除して助手席のドアを押して開けた。
桐生は特に何も考えずに車の助手席に座りドアを閉めた。

「少し前まで入院してた」
「…そう。私も少し前まで入院してたの。一緒ね」
紗那絵は笑顔を作り桐生を見た。
「…あれっ?君…もしかしたら私に会った事がある?なんとなくだけど…目の辺りに見覚えがある様な…」
紗那絵が手を伸ばして桐生の顔に触れようとすると、手を握られて止められた。
「初めて会ったかもしれないのに随分となれなれしいな。あんたはここらの人なのか?」
「…まぁそうね。昔ここらへんに住んでいたけど、男に夢を見て一緒に行った先で地獄を見たって感じかしら」
「そうなんだな」
「なんか少しは興味を持ってもらえてるのかしら?こんな体になってる女だけど最後に抱きたいなら好きにしても良いわよ?」
紗那絵は自分の来ているブラウスのボタンを外し胸を露出させた。

「その体は…」
桐生の目には乳首が存在しない右の胸と手術か何かで切り取られて乳房がまったく無い左胸が見えていた。
「男の為に体を売ってたら色々無茶な事をされたの。もし私の体を抱くなら気合を入れてないとオシッコ漏らすかもしれないわよ。フフッ…」
バカにされたような笑い方をされあの頃の反骨心が少しだけ戻って来た桐生。

「最後に一回抱かれたいならそう言え。俺も半年以上女を食ってないから今なら相当なゲテモノでも立つ自信があるぞ」
自分のズボンのファスナーを下ろし性器を露出させた桐生だが、その性器はまったく反応してなかった。
「あら?そんなふにゃチンでどうやって私を満足させる気?」
「お前がしたいんだろ?ならその口を使って立たせてみろ。そしたらその気合を入れなければ立たない穴に入れてやる」
「ふっ…どうせ口でして欲しいだけなんでしょ?…まぁでも…私も最後に男と楽しめるならそれでもいいかなぁ…」
紗那絵は胸を露出した姿のまま桐生の下半身に顔を近づけて行き、ここ最近まったく風呂に入ってなかった桐生の性器を口に含んだ。


5分ほどフェラをされた桐生の性器は完全に勃起して紗那絵の口に入りきらなくなっていた。

「あんた…うまいな」
「そう言うあなたもけっこうなモノを持ってるじゃない♡どうする?本当に私としてみる?できれば私の体は見ない方がイイと思うけど…」
「入れてやる。自分が女だった事を思い出させてやるよ」
桐生は、自分の周りにはだれも居ない。1人っきりになった。と、思っていた自分をまったく嫌がる事無く受け入れてくれた紗那絵に感謝していた。
ここ最近まったく風呂に入ってなかったので、絶対に臭いと言われ、フェラされる事無く話が終わると思っていたのに全く気にする事なく完全に勃起するまで口の中から自分の性器を出さなかった紗那絵に出来るだけのお返しをしたいと思っていた。

そして紗那絵は、それまで何度も動物の性器や汚物を食べさせられる様なプレイを強要され続けていた事で、完全に感覚がマヒしていただけなのだが、そんな、自分自身でさえ自分の体を汚物としか思えなかった自分に、性器をしゃぶらせてくれた桐生に好印象を持っていた。

お互いが自分の体を相手が受け入れるなんて全く考えられなかったが、自分を最底辺の汚物と考えている女と、暴力と力だけが求められる小さな社会から急転落した自分に全く価値を見出せなくなっていた男は、お互いを求められているという感覚を久しぶりに感じ、自分たち以外がまったく気にならなくなっていた。

車のシートを倒し2人が全裸になり、暗くなり始めてお互いの顔もあまりよく見えない状態の中、桐生と紗那絵はお互いの体を求め合った。

「あんたの体…後ろはまぁ…俺のだとまったく気持ちよくしてやれなかったけど前の穴は最高だったぞ」
「ふふっ♡だって私のアナルはもう閉まらないんだからしょうがないじゃない♡何回馬のアレを突っ込まれたと思ってるの?」
「そう言うのは教えてくれなくてもいい。どうする?そろそろまた動けるようになると思うが…今度はバックから突き上げてやろうか?」
「あらステキ♡じゃぁ…ここだとちょっと狭いから…車の外でもいい?」
「あぁ、最後に男の本気を見せてやる」
「あははっ♡そう言うのは30分腰を振れる様になってから言って欲しいわね♡でも…本当にすごく久しぶりに女として扱われた気がするわ。ありがとう。桐生君」
「それはお互い様って感じだな。こっちこそありがと紗那絵さん」
2人は裸のまま車から出てちょうどよい高さのボンネットに紗那絵が体を預け、紗那絵の爛れて大陰唇が10cm以上の長さに延び、尿道も膣も似た様な穴のサイズに拡張されている性器に自分の性器の先端を宛がい、狙いを定めて入れようとしていた時にそれが静かに現れた。

2人はお互いしか見えてない状態で、お互いがお互いをこの世で受け入れてくれるのはこの人だけと思っていた為、周囲から動物や鳥の鳴き声が消えていたのに気づけなかった。

そして、桐生と紗那絵のちょうど真後ろからそれは現れ…いきなり桐生の首に噛みついた。

ゴキッ…ブチュッ…ゴリッ…ガリッ…
「あ…う…お…」

桐生の性器が自分の性器に入り込んだ事で大きな満足を感じつつこれから女として扱われる喜びに体を震わせていた紗那絵の背中に生暖かい液体が大量に落ちてきたのが感じられた。

「えっ?ちょっと…なんでそんなによだれとかもう…んっ♡そんなに硬いのを奥まで入れられたら…えっ…えっ?」
紗那絵はボンネットの上に赤い液体が飛び散っているのを見つけて何かおかしい事にやっと気づいた。

そして腰を強く握られて挿入されたまま振り返ると、そこにはほとんど千切れた状態でぶら下がっている桐生の首から上と巨大な熊の姿が見えた。
「ヒッ!ちょっ、なんでこんな所に!!熊!!」
紗那絵の声に反応したのか最初からそうするつもりだったのか分からないが、熊は巨大な掌と爪を紗那絵の頭に振り下ろした。

小さな何かがつぶれる音と共に、静かになった駐車場に、どこからともなく小さな鳥が1羽舞い降りてきた。

千切れた桐生の頭を熊が咀嚼している音がする傍で、頭が潰れて死んだ紗那絵の体の近くに小さな鳥がどんどん舞い降りたきて頭をついばみ始めた。

10分ぐらいの間何かが食べられるような音が響いていた駐車場から熊と鳥が消えて…2人の男女が裸で立っていた。
「俺はまだ死ななくても良いみたいだ紗那絵はどうだ?」
「私も良い感じよ」
桐生だった男の体には怪我の傷も取り付けられていた人工肛門も無くなっていた。
「なんか…生まれ変わったって感じだ。こんなに力が溢れてるのって…今までに感じた事がないな」
桐生は最盛期の体を取り戻していた。

そして…

「お前のその体って…何歳の頃だ?」
「フフッ♡この体はたぶんあなたに最初に抱かれた頃の体じゃないかしら?」
「何が『抱かれた』だ、それにしてもあの時の女が紗那絵だったとはな。お前よぉ…いくら男とは言ってもよぉ、小学生を無理やり車に連れ込んで嬲り尽くすのってさすがに犯罪だぞ?」
「そんな事は分かってたわ♡だからあの時1万円札を握って帰らせたじゃない♡」
「…まぁあの金のおかげで俺は女は金蔓としか見えなくなって人生転がって行ったんだけどな」
「あら~それなら今度はお詫びにこの体を好きなだけ抱いても良いわよ♡なんなら血まみれのセックスみたいな事でも私なら相手してあげられるからね♡」
20代前半ぐらいの体を取り戻した紗那絵が張りのある肌を全く隠さずに桐生に近付き首に両腕を回しキスし始めた。

人のそれとは思えない長さの紗那絵の舌が、桐生の口の中を舐めまわし、喉まで入り込もうとする辺りで顔を押し戻された。
「あんっ♡桐生君の…敬一けいいち君の初めての喉の処女をもらいたかったのにぃ~♡」
しゃべりながら先の割れている舌を何度も伸ばして桐生の口の辺りを舐める紗那絵と嫌そうな顔を見せている桐生。

「後でたっぷりと楽しませてやるからそろそろ動くぞ」
「あら?もう神託の為に動く気になったの?まだでも…約束の地を除いてネットワークが一回消えるのは…半年以上先よ?さすがに気が早くない?」
「半年なんてあっという間だ。それと、この辺りには少しばかり面倒な奴が居るからできれば移動しておきたい。紗那絵はどこか良さそうな場所って思い当たらないか?」

「んーここから離れた場所で…約束の地になりそうな場所…あー伊勢の辺りとかどう?」
紗那絵が桐生から少し離れて歩きながら考えていたが、何かを思い出したらしい。
「伊勢か…確かにあの場所には神器があるな」
「じゃぁいこっか♡」
紗那絵がもう一回桐生の体に纏わり付きキスをしようとすると今度は桐生に頭を持たれて舌を突っ込まれた。
「ぶほっ?!ぼっほ?!」
「…ふぅ。今度からあまり無茶な事をするなよ。俺の体も眷属の能力が宿ってるんだからな?」
「う゛~…信じられないサイズの舌をぶち込まれた…のどが破れるかと思った…ねぇ敬一君に入った眷属って誰なの?」
「俺に入った眷属神は熊野大神くまののおおかみ事代主神ことしろぬしのかみの様だ。紗那絵は?」
「私は天日鷲神あめのひわしのかみ大物主神おおものぬしのかみみたい。ねぇねぇ、飛んで見せようか?」
子供の様な顔で桐生を見上げる紗那絵。

「そのうち見せてもらうよ。行くぞ」
「えー今飛びたかったのに~…って敬一君その原付で裸で行く気?」
全裸にヘルメットを装着し始めた桐生に犯罪者を見る様な目を向けて聞いてきた紗那絵が一応と言った感じに確認してきた。

「…服はさすがに着ないとまずいか?」
「一応これから道を使って移動するなら着ないとまずいでしょうね。私もなんとなく全裸の方が普通って感じではあるんだけどね」
車に近付き、桐生から流れた血液を手の平で吸い込みつつ運転席に向かって移動するが、運転席のドアの前で紗那絵が動きを止めた。
「どうした?」
「そう言えば…敬一君って今どれぐらいお金持ってる?」
ルーフに腕を載せ顔を腕に乗せつつ紗那絵が媚びた笑顔を見せつつ聞いてきた。
「12円」
そして桐生の答えを聞いて泣きそうな顔になる紗那絵。

2人はガソリンが入ってない車をその場に放置して原付に2人で乗って駐車場から帰って行った。
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誤字報告だけなら感想に上げずにそのまま消去する事も可能なので、よろしくお願いします。
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