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第3章 岡山県2
03 目的と方法
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金曜日の夜は博之が頑張って陽菜と美咲と凛を満足させたので次の日になる前に寝る事が出来た。
「ヒロリンは食パン2枚でいいの?」
「あぁ」
「私は4枚切りを1枚ー」
「私は5枚切りを1枚ー」
キッチンで食パンをトースターにセットしながら凜が聞いたらベッドの上から3人が答えた。
「今ここにあるのは6枚切りの食パン2袋だけなの!私がさっき買ってきたの!気に入らないなら自分達で下のコンビニで買ってきなさいよ!」
「ん…じゃぁ1枚と半分?」
「ちょっと多い気がするけど…じゃぁ私も陽菜と同じでいいわ」
「まったく…自分でトーストぐらいしなさいよマッタク…ふんふん♪ふふ~~ん♪」
文句を言いつつもそこそこ楽しそうに食パンをトーストしていく凛。
「ヒロリンは何飲むの?」
「俺は朝はブラックで頼む」
あくびをしながらキッチンの反対側のカウンター席に博之が座った。
「あら大人っ♡じゃぁ私とヒロリンはコーヒーね。陽菜さんはいつものホットミルクでいいのよね?美咲さんは?」
「私もブラックコーヒーでいいわよ?でもそうね…買ってある牛乳を余らせたらあれだからミルクたっぷりカフェオレとかいいわねぇ♡」
「私はコーヒーは苦手なの。できれば…確かココアとかあったよね?それ」
「2人ともお子様口なのよね~♪」
「凜もこの間まで一緒に牛乳飲んでたのになに大人ぶってるの?そんな体でコーヒーとか飲んでたらオッパイ大きくならないんだからね?」
「そうだよ。私らが何で毎日牛乳飲んでるのか少しは考えてみなさい?ほ~らこのオッパイ見なさい♡」
陽菜と美咲もベッドから出て博之の左右に座りながら、胸を持ち上げて凜に上から目線で見せつけている。
「…」
自分と二人の胸を見比べて、少し小さめの乳を揉みながら何か考え始めた凛。
「おい凛、騙されるな。牛乳は乳の大きさには何も関係無いぞ。胸の大きさに関係あるのは女性ホルモンの分泌量と栄養の安定供給だ。体が育つ頃に変なダイエットとかする奴は乳が育つ事が出来ないだけだ」
「博之君なんでそんなにオッパイの事に詳しいの?って言うか今の話って本当なの?」
「凛ならそれぐらい知ってるだろ?」
「うん。でもさぁ、民間療法とかって理由は分かってなくてもなぜか効果があったりするから、もしかしたらってちょっと思ってたんだけど…まぁ専門的な知識としては、成長期にダイエットをしたら自律神経系にも異常が出やすいし発育不全になるって言うのは知ってるよ。でも私がそれ知った時ってもう成長期終わってたからさぁ…でも…そっかぁ♡…今ならこの体ならまだ間に合うのかぁ~♡困ったなぁ~♡」
「えー凛まで巨乳になるのぉ?うっとおしいからできればそのままで居て欲しいんだけど…」
「陽菜?今どこ見てうっとおしいとか言った?もしかして私の胸の事をそんな感じに思ってたの?!」
「アハハソンナコトハナイ…ヨ?」
「アハハソウダヨネ…ソンナコトアンタガカンガエルナンテ…」
「ちょっと外で話し合おうか?」
「そうね巨乳キャラとか二人もいらないわよね」
トーストが終わるのを待ってたらなぜか二人がバッグを持って下着姿で玄関に向かって歩き出した。
「お前ら何する気だ、って言うか巨乳キャラならもうソフィーが居るからどっちかが必要無いとかって話じゃないだろ?」
「博之君って私らのオッパイに価値が無いってい思ってるの?!」
「そうなの?!あんなに乳首をカミカミチューチューしてくれたのに…あの痛痒い噛まれ心地は気持ちよかったのにそんな事を考えてたの?!」
「それしたのあっちの博之だろ?あいつは乳首大好きみたいだし乳房も大きければ大きいほど嬉しいみたいだけど俺は大きさは特に興味ないぞ?」
陽菜と美咲が玄関の近くで崩れ落ちた。
「アハハ…美咲…ちょっとダイエットとか一緒にしない?」
「フフッ…そうね、陽菜と一緒ならなんとなく頑張れそうな気がする」
「実は少し前からなんとなく垂れてきてる気がしてたからチョット焦ってたんだ」
「あーわかるー私もこのままだとそのうち肩に掛けられるようになりそうって思ってたもん」
「そのままでいいじゃねぇか。どうせあっちの博之がお前らの乳を可愛がってくれるからよぉ」
「あっ…確かにそうね。こっちがダメならあっちで…♡」
「うん。ちょっと希望が見えた♡」
陽菜と美咲がテンションを乱高下させている間に凜がスクランブルエッグをそこそこ多めに作ってくれて、トーストが終わった食パンに乗せて出してくれた。
4人朝食を終えとりあえず服を着てキッチンへ集合。
俺は昨日着て来た服をそのまま。胸の所に『Who is the pervert! It's us ♡』って乱暴な感じの字体で書いてある、昨日日和が高校の近くで待っててお詫びにってくれたトレーナーと穿き古した黒いチノパン。
書いてある文字はよく分からないけどなんとなくアイ♡何とかみたいなあれじゃないかと思ってる。
陽菜は白短パン黒ストッキングにラメ付き黒チューブトップとタイトな黒モヘアロングコートに白い帽子。
手首に細身のブレスレットが光っててなかなかにオシャレな大人の雰囲気♡
美咲は下乳の盛り上がりを強く感じさせるクリーム色のフワフワセーターに黒いタイトスカートを合わせ、こちらも陽菜と同じ黒ストッキング♡
上着がアメリカかどこかの野球チームのスタジャンを羽織っててちょっとOL風味を感じさせる女の子って感じ。
凜はエンジ系…ワイン色?のセーラー服風なトップスに白いぶかぶかパーカーと下もちょっと大きめに感じるネイビー系色のガウチョパンツに靴下。
「お前らやるなぁ…」
「あら?もしかして褒められてるのかしら?」
「なんとなくそんな感じに聞こえたわね♡」
「凜も可愛い?」
「3人ともマジ可愛い。これなら一人づつデートに連れて行ってやりたいぐらいだぞ」
「…ちょっとあっちで話し合ってくるから博之君はここで待っててね」
陽菜がバッグを漁りながらいい笑顔で玄関に向かって歩き出した。
「大丈夫私にはこれがあるから安心して待ってねっ♪」
美咲がけっこう使い込まれた感じのメリケンサックを右手にはめながら笑顔で歩いて行った。
「チッ…凛何も持ってないし…失敗したなぁ…」
凜も自分のバッグを漁ってるけど何も武器が無いらしい。
「だからお前らはよぉ…暴力的な決め方はやめろ。俺はおしとやかな女が大好きでメチャクチャに犯したくなるんだ。だからおとなしくこっち来い」
「「「ハイ♡」」」
どうも小さい声で答えるのが彼女達のオシトヤカな振る舞いらしい。
「まぁあれだ、デートに関しては一応俺は時間が取れねぇからあっちの博之に約束した感じに記憶させておくからお前ら勝手にデートでも搾取でも好きにしろ。それと今日の予定だが、一応さっきばあちゃんには電話して夕方まで時間を確保した」
「はい!ちなみにあっちの博之君のオチンチンの大きさは指定できますか?!」
「…最初に聞かなければならない質問がそれってのはちょっとどうかと思うが」
「大事な事ですよ!凜は20cmチョイぐらいで楽しめるかもしれないけど私と美咲はできれば25cmぐらいでメチャクチャにされたいの!」
「まぁ凜はそんな大きさが助かるかなぁ…それでもなんとかギリギリサイズだからそれ以上だと痛くて楽しめないもん」
「私は…できれば2本のオチンチンで一緒に前後の穴を犯しまくって欲しいけど…さすがにそれは無理よ…ね?」
「うーわ…美咲あんた…」
「美咲さんもう羞恥心って概念をなくしちゃったんですね…可哀そうに…」
「えーデモデモ~二人もそんな事してみたいって思わない?あの片方だけでもあんなぶっ飛びそうな気持ちよさが両方の穴でハジケるんだよ?もう考えただけで…ウフフフフフ♡」
「まぁ、あのバカになりそうな快楽を両方の穴で…かぁ…まぁ…♡」
「むっ…アリ…カモ…♡」
3人が今にもよだれを垂らしそうな下品な顔で考えだした。
「アホか、あっちの博之にそんな変形を違和感持たせずに出来る訳ないだろ。出来ても一緒に居る奴が楽しめるサイズになるぐらいだ。おとなしく俺が戻るまで待ってろ。しっかりとソフィーに秘密を守れてたらお前らの穴を3ヶ所同時に頭がイカれるぐらいの快楽で攻め落としてやるから」
「「「マジ?!3本出せるの?!」」」
「力が増えればなんとかでき…まて!今は無理だ!」
「チッ…」「ペッ」「ハァ…」
こいつら快楽関係に関してはヤバいぐらいにどん欲だよなぁ…なんでこんな事に…
「その…博之さん。1個聞きたいんだけど、あっちに戻ったらオチンチンが増やせるの?」
「あーそう言えばそこらもちょっと説明が必要だったな。あのな、俺って今1人の人間に入る為に力のほとんどをあっちに置いてきてるんだ。どうせいつもの連中と体を取り合う事になるって分かってたからな」
「それって悪魔と神と土着神の勢力争いの事よね?」
凜が聞いてきた。
「まぁそうだな。俺らは遥か昔から凜が今言った3陣営で勢力位争いを繰り広げてきたんだ。それこそ人が誕生するずっと昔からな」
「もしかして恐竜とかが居た頃からやってるの?」
「それよりもずっと前からだ。確か…今から6億年ぐらい前だったか?地上に植物が勢力を広げる前から水中には知性を持つ可能性を持った生物は多くないが存在していたんだ。でも水中の深い場所に生息していた連中なんかはそもそも化石として残る環境には居なかったせいで人間には発見されていなかっただけでな。他にも火山の熱水鉱床なんかの近くでだけ生息する生物とかが硫黄なんかを使って代謝して勢力を広げていたって事もあったんだ。そいつらはプレートの移動でホットスポットからの熱源供給が無くなって生きていけなくなったりして消えて行ったりして…なぁ、陽菜も美咲もあんまり興味無さそうだな」
「私昔の事とかあんまり興味なかったなぁ…」
「私もぉ…そう言えば陽菜も私も小学校の頃から保健の時間とかけっこう好きだったよね~♪」
「ね~♪」
「陽菜と美咲は少し黙ってろな」
「「はーい♡」」
「話は少し変わるが、最初この地球には土着神の勢力しか居なかったんだ。あーっと、今は土着神って言い方を使うのが一般的かもしれんが、本来の意味から言うとこの地球上の植物を介したネットワークに戻った生物の魂が昇華した連中なんだが、そもそもそいつらしか大昔の地球には居なかったんだ。だからあいつらの眷属には人じゃない姿の奴らがかなりの数居る。そしてそんな地球に何度か巨大な隕石が落ちた」
「あ、それ知ってる。大量絶滅した隕石だよね」
「たぶん凜が言ってるのは最近の恐竜が絶滅した奴の事だろ?」
「最近って言われたらちょっとアレっ?って思うけど6600万年ぐらい前だったかな?アメリカの南のどこかに落ちたって奴じゃないの?」
「大量絶滅って言うのはそれ以前にも何度も起こってる。神の勢力が乗り物を地球に突っ込ませて来た時には地球上の生物の85%が死んだって言われてるみたいだな。それと神の勢力から1億年ぐらい遅れて俺達が突っ込んで来た時は…確か82%ぐらいって言ってたかな?だから俺らの使ってた乗り物の方が神の乗り物よりも全然地球に優しかったって訳だ♪」
「地球上の85%を滅ぼしや奴らと82%滅ぼした奴らってそんなに違うの?」
美咲が根源的な事を聞いてきた。
「俺は少しだけバカになれる頭のいい女が好きなんだが…」
「はーい♡3%って昔の消費税ぐらいの差があるんだから全然違うよね~」
「そうね~消費税3%があるのとないのではまったく違ったってうちのおばあちゃんが言ってたもん♪」
陽菜と美咲はバカになれる頭のいい女を演じているらしかった。
「まぁそんな感じに土着神の勢力と神の勢力が争っていた所に俺達悪魔の勢力が後から参加したって感じだ。昔はそれこそ知性を持つ種族全てを一つの勢力が取り込んで種族間抗争みたいな事を繰り返してたんだが、各陣営けっこう危険な状態に追い込まれるって事が何度もあってな、少し前に各勢力の首脳陣が話し合ったんだ。勢力争いは続けるが相手が死滅するまで追い込むほどには憎んでいる訳では無いのだから、もう少しだけ穏やかな方法を取ろうってな。その結果、知的生物に進化させた生物の中に3勢力の眷属達が一緒に入り込んでそいつの中で勢力争いをするって事になったんだ」
「へーそんな事を博之君ってずっとしてたの?」
「まぁな。だから今までは人の体の中でそんな戦いをしてそいつの体を勝ち取った勢力の奴がそいつに力を与えてそいつが死ぬまで周辺に居る奴らを自陣に引っ張り込むような事をして勢力を広げるんだ。神の陣営が勝ったらそいつの体は神の眷属の力を持って俺らの勢力の陣営を切り崩したり壊滅させたりできるって感じだな」
「なんか神話なんかに出てくる英雄とかってすごい力を持った奴とかけっこう居たけどもしかしてそんな奴らの事?」
「まぁそんな連中もだが、最近だと大量破壊兵器を作る理論を組み立てた奴とか民族浄化をした奴なんてのもそんな力を手に入れた奴だな。そんな話は聞いた事がないか?」
「世界史って点数悪かったんだよねぇ…」
「私はどっちかと言えば日本史の方が好きだったけど…」
「陽菜の言ってる日本史が好きだったって言うのは出てくる人が日本人の名前だったからまだ理解できたってだけなんだよ。だから私とそんなに変わんないからね?」
「あんたは何人の秘密をばらしてんのよ!」
「私もあんたも10点とか12点ぐらいの点しか取れなかったじゃん!一緒にバカって事でいいじゃん!!」
なんか足の引っ張り合いしてるが…
「まぁそんな訳でな、勝った奴がそいつらの勢力にそいつの魂を持ち帰ってたんだ。だから強大な力を持った奴って言うのはこっちに来る前に人がパンクしない程度の力だけを持って来る事になってたんだが、今回俺達はちょっとばかり違う感じにその戦争をやろうって話が付いたって訳でな」
「それで力を取り戻してくるの?」
「そうだ。今までは1人の人間の体に神と悪魔と土着神の眷属が入るからかなり小さな力しか持ってこれなかったが、今回は最低でも今の3倍ぐらい持ってきても問題無いのと、この体はあの事故の時に半分以上が失われたおかげでな、その失われた部分をイイ感じに俺の本来の細胞に入れ替える事ができたんだ。だから普通なら体が吹っ飛ぶような力でも、うまく行使できるかもしれねぇと思ってな」
「へ~それならオチンチン10本ぐらいまで増やして触手プールごっことかもこっちで出来そうだね~♡夢が広がるわぁ~♡」
「ねぇその触手プールって危険な感じの素敵ワードは何?」
「私も気になる~そんなヤッバい遊びが出来るの?!」
「実はね~私ヒロリンの体に少しの間入ってたんだけどさぁ~その時にね~」
「おい、触手プールの話は後にしろ」
「「「はーい♡」」」
「後で教えてね凜」
「なんか全身が震えるんだけど…触手プール…アハッ♡」
やっぱりこいつらだけに任せるのって心配だなぁ…祥子にも見張らせた方が良いかなぁ…
これからする事の方が本当であれば危険なはずなのに、なぜか自分が居なくなってからの方がヤバそうな気がする博之だった。
「ヒロリンは食パン2枚でいいの?」
「あぁ」
「私は4枚切りを1枚ー」
「私は5枚切りを1枚ー」
キッチンで食パンをトースターにセットしながら凜が聞いたらベッドの上から3人が答えた。
「今ここにあるのは6枚切りの食パン2袋だけなの!私がさっき買ってきたの!気に入らないなら自分達で下のコンビニで買ってきなさいよ!」
「ん…じゃぁ1枚と半分?」
「ちょっと多い気がするけど…じゃぁ私も陽菜と同じでいいわ」
「まったく…自分でトーストぐらいしなさいよマッタク…ふんふん♪ふふ~~ん♪」
文句を言いつつもそこそこ楽しそうに食パンをトーストしていく凛。
「ヒロリンは何飲むの?」
「俺は朝はブラックで頼む」
あくびをしながらキッチンの反対側のカウンター席に博之が座った。
「あら大人っ♡じゃぁ私とヒロリンはコーヒーね。陽菜さんはいつものホットミルクでいいのよね?美咲さんは?」
「私もブラックコーヒーでいいわよ?でもそうね…買ってある牛乳を余らせたらあれだからミルクたっぷりカフェオレとかいいわねぇ♡」
「私はコーヒーは苦手なの。できれば…確かココアとかあったよね?それ」
「2人ともお子様口なのよね~♪」
「凜もこの間まで一緒に牛乳飲んでたのになに大人ぶってるの?そんな体でコーヒーとか飲んでたらオッパイ大きくならないんだからね?」
「そうだよ。私らが何で毎日牛乳飲んでるのか少しは考えてみなさい?ほ~らこのオッパイ見なさい♡」
陽菜と美咲もベッドから出て博之の左右に座りながら、胸を持ち上げて凜に上から目線で見せつけている。
「…」
自分と二人の胸を見比べて、少し小さめの乳を揉みながら何か考え始めた凛。
「おい凛、騙されるな。牛乳は乳の大きさには何も関係無いぞ。胸の大きさに関係あるのは女性ホルモンの分泌量と栄養の安定供給だ。体が育つ頃に変なダイエットとかする奴は乳が育つ事が出来ないだけだ」
「博之君なんでそんなにオッパイの事に詳しいの?って言うか今の話って本当なの?」
「凛ならそれぐらい知ってるだろ?」
「うん。でもさぁ、民間療法とかって理由は分かってなくてもなぜか効果があったりするから、もしかしたらってちょっと思ってたんだけど…まぁ専門的な知識としては、成長期にダイエットをしたら自律神経系にも異常が出やすいし発育不全になるって言うのは知ってるよ。でも私がそれ知った時ってもう成長期終わってたからさぁ…でも…そっかぁ♡…今ならこの体ならまだ間に合うのかぁ~♡困ったなぁ~♡」
「えー凛まで巨乳になるのぉ?うっとおしいからできればそのままで居て欲しいんだけど…」
「陽菜?今どこ見てうっとおしいとか言った?もしかして私の胸の事をそんな感じに思ってたの?!」
「アハハソンナコトハナイ…ヨ?」
「アハハソウダヨネ…ソンナコトアンタガカンガエルナンテ…」
「ちょっと外で話し合おうか?」
「そうね巨乳キャラとか二人もいらないわよね」
トーストが終わるのを待ってたらなぜか二人がバッグを持って下着姿で玄関に向かって歩き出した。
「お前ら何する気だ、って言うか巨乳キャラならもうソフィーが居るからどっちかが必要無いとかって話じゃないだろ?」
「博之君って私らのオッパイに価値が無いってい思ってるの?!」
「そうなの?!あんなに乳首をカミカミチューチューしてくれたのに…あの痛痒い噛まれ心地は気持ちよかったのにそんな事を考えてたの?!」
「それしたのあっちの博之だろ?あいつは乳首大好きみたいだし乳房も大きければ大きいほど嬉しいみたいだけど俺は大きさは特に興味ないぞ?」
陽菜と美咲が玄関の近くで崩れ落ちた。
「アハハ…美咲…ちょっとダイエットとか一緒にしない?」
「フフッ…そうね、陽菜と一緒ならなんとなく頑張れそうな気がする」
「実は少し前からなんとなく垂れてきてる気がしてたからチョット焦ってたんだ」
「あーわかるー私もこのままだとそのうち肩に掛けられるようになりそうって思ってたもん」
「そのままでいいじゃねぇか。どうせあっちの博之がお前らの乳を可愛がってくれるからよぉ」
「あっ…確かにそうね。こっちがダメならあっちで…♡」
「うん。ちょっと希望が見えた♡」
陽菜と美咲がテンションを乱高下させている間に凜がスクランブルエッグをそこそこ多めに作ってくれて、トーストが終わった食パンに乗せて出してくれた。
4人朝食を終えとりあえず服を着てキッチンへ集合。
俺は昨日着て来た服をそのまま。胸の所に『Who is the pervert! It's us ♡』って乱暴な感じの字体で書いてある、昨日日和が高校の近くで待っててお詫びにってくれたトレーナーと穿き古した黒いチノパン。
書いてある文字はよく分からないけどなんとなくアイ♡何とかみたいなあれじゃないかと思ってる。
陽菜は白短パン黒ストッキングにラメ付き黒チューブトップとタイトな黒モヘアロングコートに白い帽子。
手首に細身のブレスレットが光っててなかなかにオシャレな大人の雰囲気♡
美咲は下乳の盛り上がりを強く感じさせるクリーム色のフワフワセーターに黒いタイトスカートを合わせ、こちらも陽菜と同じ黒ストッキング♡
上着がアメリカかどこかの野球チームのスタジャンを羽織っててちょっとOL風味を感じさせる女の子って感じ。
凜はエンジ系…ワイン色?のセーラー服風なトップスに白いぶかぶかパーカーと下もちょっと大きめに感じるネイビー系色のガウチョパンツに靴下。
「お前らやるなぁ…」
「あら?もしかして褒められてるのかしら?」
「なんとなくそんな感じに聞こえたわね♡」
「凜も可愛い?」
「3人ともマジ可愛い。これなら一人づつデートに連れて行ってやりたいぐらいだぞ」
「…ちょっとあっちで話し合ってくるから博之君はここで待っててね」
陽菜がバッグを漁りながらいい笑顔で玄関に向かって歩き出した。
「大丈夫私にはこれがあるから安心して待ってねっ♪」
美咲がけっこう使い込まれた感じのメリケンサックを右手にはめながら笑顔で歩いて行った。
「チッ…凛何も持ってないし…失敗したなぁ…」
凜も自分のバッグを漁ってるけど何も武器が無いらしい。
「だからお前らはよぉ…暴力的な決め方はやめろ。俺はおしとやかな女が大好きでメチャクチャに犯したくなるんだ。だからおとなしくこっち来い」
「「「ハイ♡」」」
どうも小さい声で答えるのが彼女達のオシトヤカな振る舞いらしい。
「まぁあれだ、デートに関しては一応俺は時間が取れねぇからあっちの博之に約束した感じに記憶させておくからお前ら勝手にデートでも搾取でも好きにしろ。それと今日の予定だが、一応さっきばあちゃんには電話して夕方まで時間を確保した」
「はい!ちなみにあっちの博之君のオチンチンの大きさは指定できますか?!」
「…最初に聞かなければならない質問がそれってのはちょっとどうかと思うが」
「大事な事ですよ!凜は20cmチョイぐらいで楽しめるかもしれないけど私と美咲はできれば25cmぐらいでメチャクチャにされたいの!」
「まぁ凜はそんな大きさが助かるかなぁ…それでもなんとかギリギリサイズだからそれ以上だと痛くて楽しめないもん」
「私は…できれば2本のオチンチンで一緒に前後の穴を犯しまくって欲しいけど…さすがにそれは無理よ…ね?」
「うーわ…美咲あんた…」
「美咲さんもう羞恥心って概念をなくしちゃったんですね…可哀そうに…」
「えーデモデモ~二人もそんな事してみたいって思わない?あの片方だけでもあんなぶっ飛びそうな気持ちよさが両方の穴でハジケるんだよ?もう考えただけで…ウフフフフフ♡」
「まぁ、あのバカになりそうな快楽を両方の穴で…かぁ…まぁ…♡」
「むっ…アリ…カモ…♡」
3人が今にもよだれを垂らしそうな下品な顔で考えだした。
「アホか、あっちの博之にそんな変形を違和感持たせずに出来る訳ないだろ。出来ても一緒に居る奴が楽しめるサイズになるぐらいだ。おとなしく俺が戻るまで待ってろ。しっかりとソフィーに秘密を守れてたらお前らの穴を3ヶ所同時に頭がイカれるぐらいの快楽で攻め落としてやるから」
「「「マジ?!3本出せるの?!」」」
「力が増えればなんとかでき…まて!今は無理だ!」
「チッ…」「ペッ」「ハァ…」
こいつら快楽関係に関してはヤバいぐらいにどん欲だよなぁ…なんでこんな事に…
「その…博之さん。1個聞きたいんだけど、あっちに戻ったらオチンチンが増やせるの?」
「あーそう言えばそこらもちょっと説明が必要だったな。あのな、俺って今1人の人間に入る為に力のほとんどをあっちに置いてきてるんだ。どうせいつもの連中と体を取り合う事になるって分かってたからな」
「それって悪魔と神と土着神の勢力争いの事よね?」
凜が聞いてきた。
「まぁそうだな。俺らは遥か昔から凜が今言った3陣営で勢力位争いを繰り広げてきたんだ。それこそ人が誕生するずっと昔からな」
「もしかして恐竜とかが居た頃からやってるの?」
「それよりもずっと前からだ。確か…今から6億年ぐらい前だったか?地上に植物が勢力を広げる前から水中には知性を持つ可能性を持った生物は多くないが存在していたんだ。でも水中の深い場所に生息していた連中なんかはそもそも化石として残る環境には居なかったせいで人間には発見されていなかっただけでな。他にも火山の熱水鉱床なんかの近くでだけ生息する生物とかが硫黄なんかを使って代謝して勢力を広げていたって事もあったんだ。そいつらはプレートの移動でホットスポットからの熱源供給が無くなって生きていけなくなったりして消えて行ったりして…なぁ、陽菜も美咲もあんまり興味無さそうだな」
「私昔の事とかあんまり興味なかったなぁ…」
「私もぉ…そう言えば陽菜も私も小学校の頃から保健の時間とかけっこう好きだったよね~♪」
「ね~♪」
「陽菜と美咲は少し黙ってろな」
「「はーい♡」」
「話は少し変わるが、最初この地球には土着神の勢力しか居なかったんだ。あーっと、今は土着神って言い方を使うのが一般的かもしれんが、本来の意味から言うとこの地球上の植物を介したネットワークに戻った生物の魂が昇華した連中なんだが、そもそもそいつらしか大昔の地球には居なかったんだ。だからあいつらの眷属には人じゃない姿の奴らがかなりの数居る。そしてそんな地球に何度か巨大な隕石が落ちた」
「あ、それ知ってる。大量絶滅した隕石だよね」
「たぶん凜が言ってるのは最近の恐竜が絶滅した奴の事だろ?」
「最近って言われたらちょっとアレっ?って思うけど6600万年ぐらい前だったかな?アメリカの南のどこかに落ちたって奴じゃないの?」
「大量絶滅って言うのはそれ以前にも何度も起こってる。神の勢力が乗り物を地球に突っ込ませて来た時には地球上の生物の85%が死んだって言われてるみたいだな。それと神の勢力から1億年ぐらい遅れて俺達が突っ込んで来た時は…確か82%ぐらいって言ってたかな?だから俺らの使ってた乗り物の方が神の乗り物よりも全然地球に優しかったって訳だ♪」
「地球上の85%を滅ぼしや奴らと82%滅ぼした奴らってそんなに違うの?」
美咲が根源的な事を聞いてきた。
「俺は少しだけバカになれる頭のいい女が好きなんだが…」
「はーい♡3%って昔の消費税ぐらいの差があるんだから全然違うよね~」
「そうね~消費税3%があるのとないのではまったく違ったってうちのおばあちゃんが言ってたもん♪」
陽菜と美咲はバカになれる頭のいい女を演じているらしかった。
「まぁそんな感じに土着神の勢力と神の勢力が争っていた所に俺達悪魔の勢力が後から参加したって感じだ。昔はそれこそ知性を持つ種族全てを一つの勢力が取り込んで種族間抗争みたいな事を繰り返してたんだが、各陣営けっこう危険な状態に追い込まれるって事が何度もあってな、少し前に各勢力の首脳陣が話し合ったんだ。勢力争いは続けるが相手が死滅するまで追い込むほどには憎んでいる訳では無いのだから、もう少しだけ穏やかな方法を取ろうってな。その結果、知的生物に進化させた生物の中に3勢力の眷属達が一緒に入り込んでそいつの中で勢力争いをするって事になったんだ」
「へーそんな事を博之君ってずっとしてたの?」
「まぁな。だから今までは人の体の中でそんな戦いをしてそいつの体を勝ち取った勢力の奴がそいつに力を与えてそいつが死ぬまで周辺に居る奴らを自陣に引っ張り込むような事をして勢力を広げるんだ。神の陣営が勝ったらそいつの体は神の眷属の力を持って俺らの勢力の陣営を切り崩したり壊滅させたりできるって感じだな」
「なんか神話なんかに出てくる英雄とかってすごい力を持った奴とかけっこう居たけどもしかしてそんな奴らの事?」
「まぁそんな連中もだが、最近だと大量破壊兵器を作る理論を組み立てた奴とか民族浄化をした奴なんてのもそんな力を手に入れた奴だな。そんな話は聞いた事がないか?」
「世界史って点数悪かったんだよねぇ…」
「私はどっちかと言えば日本史の方が好きだったけど…」
「陽菜の言ってる日本史が好きだったって言うのは出てくる人が日本人の名前だったからまだ理解できたってだけなんだよ。だから私とそんなに変わんないからね?」
「あんたは何人の秘密をばらしてんのよ!」
「私もあんたも10点とか12点ぐらいの点しか取れなかったじゃん!一緒にバカって事でいいじゃん!!」
なんか足の引っ張り合いしてるが…
「まぁそんな訳でな、勝った奴がそいつらの勢力にそいつの魂を持ち帰ってたんだ。だから強大な力を持った奴って言うのはこっちに来る前に人がパンクしない程度の力だけを持って来る事になってたんだが、今回俺達はちょっとばかり違う感じにその戦争をやろうって話が付いたって訳でな」
「それで力を取り戻してくるの?」
「そうだ。今までは1人の人間の体に神と悪魔と土着神の眷属が入るからかなり小さな力しか持ってこれなかったが、今回は最低でも今の3倍ぐらい持ってきても問題無いのと、この体はあの事故の時に半分以上が失われたおかげでな、その失われた部分をイイ感じに俺の本来の細胞に入れ替える事ができたんだ。だから普通なら体が吹っ飛ぶような力でも、うまく行使できるかもしれねぇと思ってな」
「へ~それならオチンチン10本ぐらいまで増やして触手プールごっことかもこっちで出来そうだね~♡夢が広がるわぁ~♡」
「ねぇその触手プールって危険な感じの素敵ワードは何?」
「私も気になる~そんなヤッバい遊びが出来るの?!」
「実はね~私ヒロリンの体に少しの間入ってたんだけどさぁ~その時にね~」
「おい、触手プールの話は後にしろ」
「「「はーい♡」」」
「後で教えてね凜」
「なんか全身が震えるんだけど…触手プール…アハッ♡」
やっぱりこいつらだけに任せるのって心配だなぁ…祥子にも見張らせた方が良いかなぁ…
これからする事の方が本当であれば危険なはずなのに、なぜか自分が居なくなってからの方がヤバそうな気がする博之だった。
0
1人で見てたら誤字とかありそうです。
もしよければ感想辺りでも使って報告していただければ助かります。
誤字報告だけなら感想に上げずにそのまま消去する事も可能なので、よろしくお願いします。
もしよければ感想辺りでも使って報告していただければ助かります。
誤字報告だけなら感想に上げずにそのまま消去する事も可能なので、よろしくお願いします。
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