51 / 58
51 明を知ってる?人量産計画
しおりを挟む
「だ~か~ら~もう巫女さんやめるぅ~~シクシク」
2日後の本番を目前にして明日香が駄々をこねだした。
明日は朝から3人揃って奉納舞の通し稽古があるらしく、それが出来ないと今年の奉納舞が出来なくなる可能性も有る。なんとか明日香をやる気にしなければならないのだが…
「でも今から明日香の代わりとか用意できないだろ?なんなら私も明日の練習に付き合うから頑張ってみろよ。」
布団の中から顔だけ見える状態で、明日香が私の顔をじっとりとした粘度の高そうな目で見てる。
「それって…余計に恥ずかしいよ…」
まぁ…そう言われてみれば…そうなのか?
「でも他に恥ずかしく無くなる方法とか何か有るか?」
明日香のとっても気持ち良さそうな滝つぼの辺りに反響していたあのあえぎ声を聞かれた訳なのだが…
どうすれば、と言うか、どんな状況になればそんな声を聞かれた事が恥ずかしく無くなるんだ?
部屋の中には当事者の私と布団の中で丸まって顔も出さない明日香と根本の原因を作った秋穂が居る。
「でもさぁ、私に原因が有ったっていう話になってるけど…明日香さんを剥けってGOサイン出したのって明さんだし、明さんをそんな状態に魅了したのは明日香さんだよね?私は明さんの望む状態を少しだけお手伝いして準備しただけだよ?」
布団が少し浮く勢いで明日香が起き上がり、反論しようとしたんだと思うのだが、
「それはだって!…私も丸2日会えなかったからすごくそんな気分になってたのはそうなんだけど…でも秋穂ちゃんがあんな大きな声で気持ち良さそうな声だしてたから…その…少しだけ引き摺られたって言うか…」
「気持ち良かったみたいだな。」
「とっても気持ち良かったんだね♡」
「…ウン」
明日香の顔が少し赤くなってまた布団に包まってしまった。
「明さん、こうなったら早めに数の暴力に訴えるしかないみたいね。」
「なぁ秋穂、いきなり意味のわからないことを言い出すのはやめてくれないか?それに数の暴力って何だ?」
「それはっ♡明さんを知ってる人を量産するって話で~~っすっ♡」
秋穂がとってもドヤ顔でそんな事を言って来た。
「あ、そんな頭の緩い子を見るような目で見ないでよ?!違うんだってば、明さん少しだけ想像してみてよ。ここにあの…田中さんだったかな?あのお姉さんと、私と明日香さんと眞子が一緒に居て話をする場合に明さんの話題が出た場合に一番恥ずかしいのって誰?」
「たぶん私だな。」
「そこは今居ないものとして考えるの。」
「まぁ…私の事をまったく知らない田中さんかな?どうせ眞子と秋穂が揃って居て私の話をするならそっちの話題になるだろうからな。」
「だよねっ♡明さんって私と眞子の事良く判ってるね~♡だとしたら、巫女の中で明さんの事を知らない人が少数になる状態にすれば、明日香さんが恥ずかしく感じにくくなるって訳♪」
秋穂の頭の中は公序良俗とか一夫一婦制という概念がかなり薄いみたいだな…
これって最近のティーン卒業前後の年代の平均的な考え方だったりするのだろうか?
「あれっ?だめかな?でも明さんって日菜華ちゃんと一緒に居た莉華子ちゃんを女にする約束しちゃってるんだよね?」
「妙な言い方をするな。祭りの時にお前の尻拭いで少し会う約束をしただけだ。女にするとかそんな約束をした訳ではない。」
私の反論を聞いて秋穂は、『やれやれまったく』とでも言いたそうなジェスチャーをしながら説明してくれた。
「そんなさぁ、今の高校生が夏のこの開放的になる熱い♡時期に何もせずに戻れるわけ無いじゃない。完全にそっちの期待してるってば。今頃3人でどんな初体験にするかって話し合ってるはずだよ♡」
男の場合は初めての時とか親友でもそんな話をするのは躊躇うんだが…主に羨ましがられて体に打撲痕などが増える事を懸念してだが…
「なぁ、明日香、秋穂がこんな事言ってるけど…もう一人の巫女役の…百恵ちゃんだったかな?あの子もそんな…仲間?って感じに呼んで良いのか知らんが…そんな関係になったら頑張れたりするものなのか?」
明日香は布団から顔だけ出して話を聞いてたんだが、
「まぁそれならちょっとだけ大丈夫になるかも?」
うちの女性陣ってなぜ私が他の人とそう言う関係になる事を簡単に受け入れられるんだ?
「でも莉華子ちゃんと会うのが祭りのある日だぞ。明日の練習とか間に合わないだろ?」
「少し待っててねっ♡あ、日菜華ちゃ~ん?少しイイ?…」
スカートのポケットからスマホを取り出し、日菜華ちゃんに連絡を取る秋穂。
そのまま部屋から出て廊下で話をしてる。
「なぁ明日香。私は明日香が他の人とそんな関係になるって話になったら仕事も手に付かないぐらいに動揺すると思うんだけど…気にならないのか?」
明日香もとりあえず布団から出て来てそのまま正座して話を聞いてる。
「ん~最初の話し合いの時に私も美春との関係を許してもらってるからね。その後他の人を増やすって事も無かったし、それ以前に眞子ちゃんも秋穂ちゃんも他の人全員私にとって大切な人だからなぁ…明さんの事を私達だけが知ってるって感じがすごく心地よかったから…ん~~~どう言ったらいいかちょっと判らなくなってきちゃった♡でも、たま~に自分だけ見て欲しくなる時はあるよ?」
そう言って座ったまま近づいて来て私の膝に横抱っこされる様に乗ってきた。
「でも、京香と夏輝ちゃんも仲間になるとは思って無かったよ?」
「そこらに関してはあの二人が一枚上手だったって事だからなぁ…」
どうも車で先に到着して二人はすぐに自分達もみんなと同じ条件になった事を明日香に説明したらしい。
今後も私との体の関係を続けていくと。
そして明日香も京香が家の中で自分だけが関係を持ってない状態なのを悩んでいた事を知っていたらしく、受け入れたと言う話をしてくれた。
「確かに一応戸籍上は娘という立場だけど元々完全に血が繋がってないから疎外感を強く感じてたみたいだから。」
そんな事を言ってた。
ちなみに夏輝ちゃんに関しては、
「あの子は今まで何をするにしても京香とセットって扱いだったから…まぁしょうがない?」
そんな感想だった。
明日香の胸の柔らかさと口の中の車で飲んでいたミルクティーの味を楽しんでいたら、
「今から3人が遊びに来る事になったから明日香さん車出して!」
と、秋穂がドアを開けつつ飛び込んできた。
ちなみに今PM10:45
「こんな時間に来るのか?」
「こんな時間だから来れるんじゃない♡」
どうも家族が寝てるから抜け出して来れるって話らしい。
「一応日菜華ちゃんは別の部屋に案内する事になるんで明さんは莉華子ちゃんと百恵ちゃんを相手してもらうからねっ♡」
私の意見はあまり聞いてもらえないみたいだな…
その後すぐに秋穂と明日香が車で出て行き、30分もしないうちに私の前に莉華子ちゃんと百恵ちゃんが到着した。
「日菜華ちゃんをクララ君に押し付けて来るんで明さんあとは二人をお願いネッ♡」
ドアから顔だけ出してそう言い終わると、秋穂はそのまま部屋から出て行った。
ちなみにクララ君は夏輝ちゃんと一回二人だけでドライブさせてくれるならという交換条件を持ち出して日菜華ちゃんの相手をしてくれる事になったらしい。
その交渉は、明日香達と一緒に車で戻って来て、秋穂があっという間に済ませてしまった。
今、日菜華ちゃんはクララ君と二人きりで星が良く見える高台まで、そんな事をしにドライブに行ったらしい。
日菜華ちゃんは最初の相手がクララ君で車の中になるらしい…
ちなみにこの近くにはラブホテルなどは存在しないらしく、
「使う事が無かったから詳しくないんだけど…車で1時間ぐらい行ったら確か1件あった…かな?たぶん。」
そう明日香が言っていた。
今私は一組の布団の上に正座して座ってたりする。
そしてその横に座布団に座った莉華子ちゃんと百恵ちゃんが座ってこっちを見てる。
莉華子ちゃんは恥ずかしくて目も合わせられない状態のようで、チラッと私を見てはそのまま下を向いてまた少ししたらチラッと見るという感じで居る。
その横には莉華子ちゃんをお姉さん目線で温かく見守る感じで見ながら私の方を微笑で見てる百恵ちゃん。
さすがにこの状態のままでは何も話が進まないので、少しだけこっちから動くとするか。
「なんか秋穂が無理言ったんじゃないかと思うんだが、こんな夜遅くに来させる様な事になってごめんね。」
「いえ!そ・・・」
「大丈夫で…莉華子ちゃんどうぞ♪」
二人が同時に話し出し、少しギクシャクした空間になってる。
「その…実は今日、日菜華の家に一緒にお泊りだったの。だからまだ寝る予定じゃなかったから…大丈夫デス…」
莉華子ちゃんの声が段々小さくなっていく。
「そう言えば秋穂が、「こんな時期に会うんだから今頃作戦練ってるはずだよ。」みたいな事を言ってたけど本当にそんな感じだったの?」
「ふふっ♡やっぱり秋穂ちゃん判ってたみたいだねっ。莉華子が明後日明さんに会うからどうしたらいいか相談したいって話をしてきたの。」
百恵ちゃんの暴露で更に顔を赤くしつつ下を向いたまま顔を上げられなくなる莉華子ちゃん。
「もしかしたら百恵ちゃんは当事者じゃないから気持ち的に楽で居るって感じなの?」
なんとなく男との会話に慣れてる感じがしたので少しだけ確認をしてみたら、
「ん~ん。私もう経験してるからそこまで緊張して無いだけで、莉華子は初めてだから緊張してるだけ♡」
「そう言う事か。それで?秋穂からは何か聞いてる?」
「一応明日香さんの恥ずかしさを紛らわすために明さんとして欲しいって言われたよ?もうする?」
百恵ちゃんすごく軽いって言うか…
「百恵ちゃんそんなに経験があるの?」
「ん~経験はそんなでも無いんだけど私少し不感症って言うのかな?感じにくいみたいで。だからそこまで恥ずかしくないって感じかな?」
そう言いながらTシャツをめくる様に脱いでストラップレスブラとホットパンツ姿になった。
「あ、私くすぐったいだけなんでほんとにすぐ入れてもらっても大丈夫だからね?」
そう言ってホットパンツも脱いで下着姿になる。
百恵ちゃんの素早い行動に横で驚いた顔をしながら目が離せない莉華子ちゃんは立ち上がって私の方に歩いてくる百恵ちゃんの姿を眺めるしか出来なくなっていた。
それにしても…くすぐったいだけ?
私の目の前に正座して座りまっすぐ見てくる百恵ちゃん。
顔は日本風って言うのだろうか?一重の目で切れ長な感じ。鼻も小さく口も小さい。ただ顔自体がクララ君レベルで小さいので全体的に見たら子供っぽい顔の作りの可愛いと言う感想を持った。
それと、下着姿になって気づいたんだが、この子胸はそこまで無いけど腰がすごく細かった。両手で掴めてしまう位じゃないか?
「クスッ♡明さんこのあたりが少し気になる?私腰だけは細いってみんなに羨ましがられるの♡」
腰が細いから体の線が見事なSラインになってる。
さて、明日香の為になるのかまったく判らないのだが、ここまで女性が自分で動いてくれたんだから恥をかかせられないな。
2日後の本番を目前にして明日香が駄々をこねだした。
明日は朝から3人揃って奉納舞の通し稽古があるらしく、それが出来ないと今年の奉納舞が出来なくなる可能性も有る。なんとか明日香をやる気にしなければならないのだが…
「でも今から明日香の代わりとか用意できないだろ?なんなら私も明日の練習に付き合うから頑張ってみろよ。」
布団の中から顔だけ見える状態で、明日香が私の顔をじっとりとした粘度の高そうな目で見てる。
「それって…余計に恥ずかしいよ…」
まぁ…そう言われてみれば…そうなのか?
「でも他に恥ずかしく無くなる方法とか何か有るか?」
明日香のとっても気持ち良さそうな滝つぼの辺りに反響していたあのあえぎ声を聞かれた訳なのだが…
どうすれば、と言うか、どんな状況になればそんな声を聞かれた事が恥ずかしく無くなるんだ?
部屋の中には当事者の私と布団の中で丸まって顔も出さない明日香と根本の原因を作った秋穂が居る。
「でもさぁ、私に原因が有ったっていう話になってるけど…明日香さんを剥けってGOサイン出したのって明さんだし、明さんをそんな状態に魅了したのは明日香さんだよね?私は明さんの望む状態を少しだけお手伝いして準備しただけだよ?」
布団が少し浮く勢いで明日香が起き上がり、反論しようとしたんだと思うのだが、
「それはだって!…私も丸2日会えなかったからすごくそんな気分になってたのはそうなんだけど…でも秋穂ちゃんがあんな大きな声で気持ち良さそうな声だしてたから…その…少しだけ引き摺られたって言うか…」
「気持ち良かったみたいだな。」
「とっても気持ち良かったんだね♡」
「…ウン」
明日香の顔が少し赤くなってまた布団に包まってしまった。
「明さん、こうなったら早めに数の暴力に訴えるしかないみたいね。」
「なぁ秋穂、いきなり意味のわからないことを言い出すのはやめてくれないか?それに数の暴力って何だ?」
「それはっ♡明さんを知ってる人を量産するって話で~~っすっ♡」
秋穂がとってもドヤ顔でそんな事を言って来た。
「あ、そんな頭の緩い子を見るような目で見ないでよ?!違うんだってば、明さん少しだけ想像してみてよ。ここにあの…田中さんだったかな?あのお姉さんと、私と明日香さんと眞子が一緒に居て話をする場合に明さんの話題が出た場合に一番恥ずかしいのって誰?」
「たぶん私だな。」
「そこは今居ないものとして考えるの。」
「まぁ…私の事をまったく知らない田中さんかな?どうせ眞子と秋穂が揃って居て私の話をするならそっちの話題になるだろうからな。」
「だよねっ♡明さんって私と眞子の事良く判ってるね~♡だとしたら、巫女の中で明さんの事を知らない人が少数になる状態にすれば、明日香さんが恥ずかしく感じにくくなるって訳♪」
秋穂の頭の中は公序良俗とか一夫一婦制という概念がかなり薄いみたいだな…
これって最近のティーン卒業前後の年代の平均的な考え方だったりするのだろうか?
「あれっ?だめかな?でも明さんって日菜華ちゃんと一緒に居た莉華子ちゃんを女にする約束しちゃってるんだよね?」
「妙な言い方をするな。祭りの時にお前の尻拭いで少し会う約束をしただけだ。女にするとかそんな約束をした訳ではない。」
私の反論を聞いて秋穂は、『やれやれまったく』とでも言いたそうなジェスチャーをしながら説明してくれた。
「そんなさぁ、今の高校生が夏のこの開放的になる熱い♡時期に何もせずに戻れるわけ無いじゃない。完全にそっちの期待してるってば。今頃3人でどんな初体験にするかって話し合ってるはずだよ♡」
男の場合は初めての時とか親友でもそんな話をするのは躊躇うんだが…主に羨ましがられて体に打撲痕などが増える事を懸念してだが…
「なぁ、明日香、秋穂がこんな事言ってるけど…もう一人の巫女役の…百恵ちゃんだったかな?あの子もそんな…仲間?って感じに呼んで良いのか知らんが…そんな関係になったら頑張れたりするものなのか?」
明日香は布団から顔だけ出して話を聞いてたんだが、
「まぁそれならちょっとだけ大丈夫になるかも?」
うちの女性陣ってなぜ私が他の人とそう言う関係になる事を簡単に受け入れられるんだ?
「でも莉華子ちゃんと会うのが祭りのある日だぞ。明日の練習とか間に合わないだろ?」
「少し待っててねっ♡あ、日菜華ちゃ~ん?少しイイ?…」
スカートのポケットからスマホを取り出し、日菜華ちゃんに連絡を取る秋穂。
そのまま部屋から出て廊下で話をしてる。
「なぁ明日香。私は明日香が他の人とそんな関係になるって話になったら仕事も手に付かないぐらいに動揺すると思うんだけど…気にならないのか?」
明日香もとりあえず布団から出て来てそのまま正座して話を聞いてる。
「ん~最初の話し合いの時に私も美春との関係を許してもらってるからね。その後他の人を増やすって事も無かったし、それ以前に眞子ちゃんも秋穂ちゃんも他の人全員私にとって大切な人だからなぁ…明さんの事を私達だけが知ってるって感じがすごく心地よかったから…ん~~~どう言ったらいいかちょっと判らなくなってきちゃった♡でも、たま~に自分だけ見て欲しくなる時はあるよ?」
そう言って座ったまま近づいて来て私の膝に横抱っこされる様に乗ってきた。
「でも、京香と夏輝ちゃんも仲間になるとは思って無かったよ?」
「そこらに関してはあの二人が一枚上手だったって事だからなぁ…」
どうも車で先に到着して二人はすぐに自分達もみんなと同じ条件になった事を明日香に説明したらしい。
今後も私との体の関係を続けていくと。
そして明日香も京香が家の中で自分だけが関係を持ってない状態なのを悩んでいた事を知っていたらしく、受け入れたと言う話をしてくれた。
「確かに一応戸籍上は娘という立場だけど元々完全に血が繋がってないから疎外感を強く感じてたみたいだから。」
そんな事を言ってた。
ちなみに夏輝ちゃんに関しては、
「あの子は今まで何をするにしても京香とセットって扱いだったから…まぁしょうがない?」
そんな感想だった。
明日香の胸の柔らかさと口の中の車で飲んでいたミルクティーの味を楽しんでいたら、
「今から3人が遊びに来る事になったから明日香さん車出して!」
と、秋穂がドアを開けつつ飛び込んできた。
ちなみに今PM10:45
「こんな時間に来るのか?」
「こんな時間だから来れるんじゃない♡」
どうも家族が寝てるから抜け出して来れるって話らしい。
「一応日菜華ちゃんは別の部屋に案内する事になるんで明さんは莉華子ちゃんと百恵ちゃんを相手してもらうからねっ♡」
私の意見はあまり聞いてもらえないみたいだな…
その後すぐに秋穂と明日香が車で出て行き、30分もしないうちに私の前に莉華子ちゃんと百恵ちゃんが到着した。
「日菜華ちゃんをクララ君に押し付けて来るんで明さんあとは二人をお願いネッ♡」
ドアから顔だけ出してそう言い終わると、秋穂はそのまま部屋から出て行った。
ちなみにクララ君は夏輝ちゃんと一回二人だけでドライブさせてくれるならという交換条件を持ち出して日菜華ちゃんの相手をしてくれる事になったらしい。
その交渉は、明日香達と一緒に車で戻って来て、秋穂があっという間に済ませてしまった。
今、日菜華ちゃんはクララ君と二人きりで星が良く見える高台まで、そんな事をしにドライブに行ったらしい。
日菜華ちゃんは最初の相手がクララ君で車の中になるらしい…
ちなみにこの近くにはラブホテルなどは存在しないらしく、
「使う事が無かったから詳しくないんだけど…車で1時間ぐらい行ったら確か1件あった…かな?たぶん。」
そう明日香が言っていた。
今私は一組の布団の上に正座して座ってたりする。
そしてその横に座布団に座った莉華子ちゃんと百恵ちゃんが座ってこっちを見てる。
莉華子ちゃんは恥ずかしくて目も合わせられない状態のようで、チラッと私を見てはそのまま下を向いてまた少ししたらチラッと見るという感じで居る。
その横には莉華子ちゃんをお姉さん目線で温かく見守る感じで見ながら私の方を微笑で見てる百恵ちゃん。
さすがにこの状態のままでは何も話が進まないので、少しだけこっちから動くとするか。
「なんか秋穂が無理言ったんじゃないかと思うんだが、こんな夜遅くに来させる様な事になってごめんね。」
「いえ!そ・・・」
「大丈夫で…莉華子ちゃんどうぞ♪」
二人が同時に話し出し、少しギクシャクした空間になってる。
「その…実は今日、日菜華の家に一緒にお泊りだったの。だからまだ寝る予定じゃなかったから…大丈夫デス…」
莉華子ちゃんの声が段々小さくなっていく。
「そう言えば秋穂が、「こんな時期に会うんだから今頃作戦練ってるはずだよ。」みたいな事を言ってたけど本当にそんな感じだったの?」
「ふふっ♡やっぱり秋穂ちゃん判ってたみたいだねっ。莉華子が明後日明さんに会うからどうしたらいいか相談したいって話をしてきたの。」
百恵ちゃんの暴露で更に顔を赤くしつつ下を向いたまま顔を上げられなくなる莉華子ちゃん。
「もしかしたら百恵ちゃんは当事者じゃないから気持ち的に楽で居るって感じなの?」
なんとなく男との会話に慣れてる感じがしたので少しだけ確認をしてみたら、
「ん~ん。私もう経験してるからそこまで緊張して無いだけで、莉華子は初めてだから緊張してるだけ♡」
「そう言う事か。それで?秋穂からは何か聞いてる?」
「一応明日香さんの恥ずかしさを紛らわすために明さんとして欲しいって言われたよ?もうする?」
百恵ちゃんすごく軽いって言うか…
「百恵ちゃんそんなに経験があるの?」
「ん~経験はそんなでも無いんだけど私少し不感症って言うのかな?感じにくいみたいで。だからそこまで恥ずかしくないって感じかな?」
そう言いながらTシャツをめくる様に脱いでストラップレスブラとホットパンツ姿になった。
「あ、私くすぐったいだけなんでほんとにすぐ入れてもらっても大丈夫だからね?」
そう言ってホットパンツも脱いで下着姿になる。
百恵ちゃんの素早い行動に横で驚いた顔をしながら目が離せない莉華子ちゃんは立ち上がって私の方に歩いてくる百恵ちゃんの姿を眺めるしか出来なくなっていた。
それにしても…くすぐったいだけ?
私の目の前に正座して座りまっすぐ見てくる百恵ちゃん。
顔は日本風って言うのだろうか?一重の目で切れ長な感じ。鼻も小さく口も小さい。ただ顔自体がクララ君レベルで小さいので全体的に見たら子供っぽい顔の作りの可愛いと言う感想を持った。
それと、下着姿になって気づいたんだが、この子胸はそこまで無いけど腰がすごく細かった。両手で掴めてしまう位じゃないか?
「クスッ♡明さんこのあたりが少し気になる?私腰だけは細いってみんなに羨ましがられるの♡」
腰が細いから体の線が見事なSラインになってる。
さて、明日香の為になるのかまったく判らないのだが、ここまで女性が自分で動いてくれたんだから恥をかかせられないな。
0
お気に入りに追加
121
あなたにおすすめの小説

会社の上司の妻との禁断の関係に溺れた男の物語
六角
恋愛
日本の大都市で働くサラリーマンが、偶然出会った上司の妻に一目惚れしてしまう。彼女に強く引き寄せられるように、彼女との禁断の関係に溺れていく。しかし、会社に知られてしまい、別れを余儀なくされる。彼女との別れに苦しみ、彼女を忘れることができずにいる。彼女との関係は、運命的なものであり、彼女との愛は一生忘れることができない。
隠れドS上司をうっかり襲ったら、独占愛で縛られました
加地アヤメ
恋愛
商品企画部で働く三十歳の春陽は、周囲の怒涛の結婚ラッシュに財布と心を痛める日々。結婚相手どころか何年も恋人すらいない自分は、このまま一生独り身かも――と盛大に凹んでいたある日、酔った勢いでクールな上司・千木良を押し倒してしまった!? 幸か不幸か何も覚えていない春陽に、全てなかったことにしてくれた千木良。だけど、不意打ちのように甘やかしてくる彼の思わせぶりな言動に、どうしようもなく心と体が疼いてしまい……。「どうやら私は、かなり独占欲が強い、嫉妬深い男のようだよ」クールな隠れドS上司をうっかりその気にさせてしまったアラサー女子の、甘すぎる受難!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。


甘すぎるドクターへ。どうか手加減して下さい。
海咲雪
恋愛
その日、新幹線の隣の席に疲れて寝ている男性がいた。
ただそれだけのはずだったのに……その日、私の世界に甘さが加わった。
「案外、本当に君以外いないかも」
「いいの? こんな可愛いことされたら、本当にもう逃してあげられないけど」
「もう奏葉の許可なしに近づいたりしない。だから……近づく前に奏葉に聞くから、ちゃんと許可を出してね」
そのドクターの甘さは手加減を知らない。
【登場人物】
末永 奏葉[すえなが かなは]・・・25歳。普通の会社員。気を遣い過ぎてしまう性格。
恩田 時哉[おんだ ときや]・・・27歳。医者。奏葉をからかう時もあるのに、甘すぎる?
田代 有我[たしろ ゆうが]・・・25歳。奏葉の同期。テキトーな性格だが、奏葉の変化には鋭い?
【作者に医療知識はありません。恋愛小説として楽しんで頂ければ幸いです!】

ナイトプールで熱い夜
狭山雪菜
恋愛
萌香は、27歳のバリバリのキャリアウーマン。大学からの親友美波に誘われて、未成年者不可のナイトプールへと行くと、親友がナンパされていた。ナンパ男と居たもう1人の無口な男は、何故か私の側から離れなくて…?
この作品は、「小説家になろう」にも掲載しております。

【R18】幼馴染がイケメン過ぎる
ケセラセラ
恋愛
双子の兄弟、陽介と宗介は一卵性の双子でイケメンのお隣さん一つ上。真斗もお隣さんの同級生でイケメン。
幼稚園の頃からずっと仲良しで4人で遊んでいたけど、大学生にもなり他にもお友達や彼氏が欲しいと思うようになった主人公の吉本 華。
幼馴染の関係は壊したくないのに、3人はそうは思ってないようで。
関係が変わる時、歯車が大きく動き出す。

お兄ちゃんはお医者さん!?
すず。
恋愛
持病持ちの高校1年生の女の子。
如月 陽菜(きさらぎ ひな)
病院が苦手。
如月 陽菜の主治医。25歳。
高橋 翔平(たかはし しょうへい)
内科医の医師。
※このお話に出てくるものは
現実とは何の関係もございません。
※治療法、病名など
ほぼ知識なしで書かせて頂きました。
お楽しみください♪♪
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる