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07 京香の失踪
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朝起きると京香はまだ寝てた。
腕枕をしてた方の腕をそっと抜こうとして反対側の手で頭を支えてると目が開き私の胸に抱きついてきた。
「おはよ、明さん♡」
「悪いな起こしたか?」
「ん~ん。なんとなくおきてるような寝てるよな感じだったの。だから大丈夫。」
そう言って首を伸ばすようにしてキスしてくる。
昨日と違って焦ってるようなキスではなく自然と受け入れるような舌の動きだった。
「少しだけキス上手くなったな。」
「そう?」
その後もう少しだけキスしたりお互いの体を触ったりしながら、ちょとだけスキンシップで楽しみ、起きてからシャワーを一緒に浴びた。
浴室に入る時京香は恐る恐る首だけ浴室に入れて全体を見渡してからゆっくり入ってきたが、足元の浴室マットとかが立て掛けてある場所はまったく気になってないみたいだ。
「京香?そこ気をつけろよ?裏とかヤモリとかがいる可能性高いからな。」
そう言うと飛び上がるようにしながら私の体を間に挟むように移動して睨んできた。
「そんなイジワル言う明さんって嫌い。」
そう言いながら体からまったく離れない京香はかなり可愛い。
お湯の温度を調節して首の辺りからかけていくと目を瞑って汗を流し始めた。
「ふんふ~~ん♪ふふふんふんふっふ~~ん♪」
かなり機嫌が良さそうに感じる。
そして自分の股間に手を伸ばしそっと中に指を入れながら綺麗にしてた。
「なんかここにこれが入ってたんだね…ってなんでこんなに大きくなってるのよもう♡フフッ」
「自分が女にした女の子が目の前で体に指を這わせて吐息を漏らしてるんだぞ?だれでもこうなるだろ?」
「なんか卑猥な言い方してるけど私は今お湯が気持ちよくて声が出てるだけで指を這わせてるから声が出たわけじゃないよ?」
ちょっとだけ怒ってますみたいな顔になって言って来るが、
「まぁそれはここを触ったら簡単に判るよな。」
そう言いながら京香が指で触れてる場所に私も手を伸ばす。
逃げるように体を回転させながら触れさせないようにしてるけど、狭い浴室でいつまでも逃げ切れるわけが無く、私の指が京香の膣口に入り込む。
そしてヌルヌルだった。
あっという間に奥まで私の中指が入り込み甘い吐息が漏れる。
「ん♡もう、昨日あんなに奥まで突っ込んでおいてまた朝からやる気?あ、でもちょっとだけ待って欲しいかな?」
「どうした?ここでは怖いか?」
すごく怒ってますって顔になり、
「ここは絶対嫌!あいつが出てきたら私膣痙攣とかなって病院に行く事になると思うもん。っていうかそうじゃなくって。」
「ははっ、それはさすがに私も困るな。で?待つ理由は?」
「まだ少しだけ痛いから夜まで待って欲しいかなぁ?」
そういえば昨日初体験か。無茶させるのもよくないな。
「了解。そしたら今日は昨日話したように友人の女のアパートの掃除のお手伝いだ。その後買い物にも行く予定だしそろそろ上がるか。」
「うん♪あ、その代わりに♡」
そう言って口と手で1回気持ちよくなるまでしてくれた。
その後シャワーを終えてリビングへ行き、朝食を取り汚れてよい姿になって京香と一緒に家を出る。
歩いて5分位の所に有るアパートへ行くと敷地の友人の女の部屋の下の辺りに軽トラックが止まって運転席で寝てる女が居た。
コンコン
「おい小春?こんな所で寝るなよ。」
あの女とか馬鹿女とか散々呼んできてたけどそろそろ紹介する必要があるな。
「京香?こいつは小春って名前の俺の同級生の女だ。あまり心を許すなよ。とんでもない事をさせられるからな。」
私の説明に頷く京香。
そしてノックの振動と私の声で目を覚ました小春がドアの窓を開けて挨拶をしてきた。
「ん~~!!んがっ!あふぅ…ちょっと寒かった暖めて。」
こんな事を言いながら私の首に腕を回してこようとする小春。
たぶんこれは挨拶じゃないよな?
「おはようの一言ぐらい無いのか?それよりなんでお前軽トラの中で寝てるんだ?部屋で寝ろよ。」
小春は少しだけ言い難そうな顔になって、周りを見渡し誰も居ない事を確認して耳元で話しだす。
「実は昨日部屋で寝ようと思って久しぶりにドアを開けたら団体さんが登場したのね。それで怖くて入れなくなってそのままここで寝たの♪」
とりあえず顔を見るとちょっとだけテヘッ♡みたいな顔をしてた。
そうか…この夏がそろそろ本格的に到来する頃にそんな地獄になってるって訳か…
「よっし、京香、このまま帰ろう。ここは時機に腐界に沈み行くようだ。俺達が入り込んだら地獄を見る事になるか生きて戻ってこれない。」
そう言って背中を見せると軽トラの窓から飛び出すようにして私の首に縋り付き、
「そんな見捨てないでぇ~~!!この体なら何でもしていいからぁ~~!!どんな痛いことでも我慢するからぁ~!!!」
大声でこんな事を言い出し始めた。
こいつ自分の社会性を一部犠牲にしながら私を社会的死に送り込む気で居やがる。
とりあえず体の向きを変えたら首に腕をまわした状態で体が半分…というか着てたジャージが半分脱げてパンツが見えた状態で私と軽トラを結ぶ橋のようになってた。
そして大声に釣られてアパートの住人が動き出した感じの音がする。多分誰かがドアから出てきてこっちに向って歩いてきてる。
この状態を見られたらアウトだよな?
とりあえず引っ張り出すともっと脱げそうだったので、そのまま軽トラに押し込み振り返ったら一番奥に住んでるアパートの住人が不安そうな顔でこっちを見てた。
少しだけ説明して社会的な死を回避した後もう一度小春に向き合う。
とりあせずジャージを穿き直して外に出てきてる小春…
勝ち誇った顔で言ってきた。
「お礼に好きなだけ抱いて良いから逃げちゃイヤ♡」
殴ってやろうかと思った。
その後とりあえず部屋に入るのはとっても怖いので、朝から開いてる近くにある商店まで小春を走らせて殺虫用の火とか水を使わずに放り込んでおくだけで大丈夫ってやつを買ってこさせ、それを小春の部屋の前で準備してドアを開けて放り込む。
一瞬だけ開けたドアの隙間から見えた部屋の中は、パラダイスだった。
ゴキブリの…
とりあえず噴霧タイプの奴を玄関からそっと押し込み鍵をかけて待つ事2時間。
その間私の家に移動して待ってると、
「あぁ~~!!私の大切なコレクションが無いよ!!」
と大声出しながらリビングへ転がり込んできた小春。
そういえば勝手に使ったな。
「あ、悪い。ゴムとローターを少しだけ借りた。他はそのまま私の部屋に有るんで必要なら持って帰れ。あの客室は京香が使うことになったんでな。」
そう言うと京香を見て私を見て…そっと近づいてきて耳元で
「ケ・ダ・モ・ノ♪娘かも知れない女を抱くとかどんな性癖持ってるの?」
と、とても嬉しそうな顔で聞いてきた。
京香にはたぶん聞こえてない。
ちょっとだけ私に近づく小春を嫌ってる感じだろうか?あまり近づかないし話しかけようともしない。
「お前まさかあの小学生の女の子が本当にこの京香だと思ってるのか?」
「まぁそこらは何かの間違いじゃないかとは思ってるけど…でも可能性だけならまだ0じゃないよ?」
「まぁ何にしても彼女はかなり積極的な子なんでな。色々話をした結果…まぁ受け入れるしかなかったというか…」
「挿入するしか無かったって訳ね。野獣め。今度から野獣君って呼ぶね。」
こいつを社会的に抹殺する方法とか無いものだろか…
ちょっとだけ本気で考えてみるかと思ってると、私の寝室まで確認に行ってグッズが有るのを確認したらしく笑顔で戻ってきて、
「まぁ使えるようなら好きに使っていいからね、あ、でも使ったら使用感のアンケートに答えてね。あれ一応アンケートに答える事を前提に安く仕入れたものなんで♪」
どうもそんなブツだったらしい。道理で色々種類が揃ってた訳だ。
その後殺虫剤をアパートの部屋に放り込んで2時間経ち、揃ってアパートまで行くと、大変な騒動になってた。
部屋の換気扇だとかドアの結露を外に出す穴などからゴキブリが大量に飛び出したらしく、アパートの敷地内のそこら中でゴキブリが死んでた。
おかげでその後アパートの管理をしてるお店の人と大家さんと住人が集められ、緊急会議が始まり小春は連れて行かれた。
その会議の間に私と京香は汚部屋のゴミ捨て。
とりあえず軽トラに大き目のゴミ袋(地域指定の物)と黒いゴミ袋(とりあえず服とかを入れて洗濯する為に分別する用)があったので、それを使い次々と放り込んでいった。
昼を過ぎる頃にはなんとかゴミは袋に入れて軽トラに乗せ、衣類や捨てない方が良さそうな物、他に判断が出来ない物は黒い袋に入れて部屋に置いてたが、小春が憔悴しきった顔で戻ってきて、
「どうしよ…明君…私住む所が無くなるみたい…」
そう言いながら私に抱きついてきた。
小春は無事追い出されることが決まったそうだ。
さすがにゴキブリテロとかやられたら切れるよな。
しかも汚部屋になったのはこれが初めてではないし…
前回は冬場だったこともあって虫の被害は殆ど無かったが、異臭騒動は起きてた。
そんな事が積み重なった結果、
「来月末までに、なんとか次住む所を探して出て行ってくださいね。」
と言うお言葉を貰ったらしい。
ただ、可哀想とは思うんだけど、さすがに弁護の余地は無い。それに出来れば自分の住む家には住ませたくない。
あんなパラダイスを作られたらたまらない。
ゴミはとりあえず自分で埋め立て処理場まで運び込んでもらう事にしてその後別れて家に戻った。
そして着替えて京香と二人で服を買いに行った。
どう言うのが好みなのかが判らないので、繁華街に行って服などを売る店が多く入ってる店に入り見て回ってるとそんなに高くない服を選んでた。
とりあえずミニスカートを1点、ロングのフレアスカートを1点、柔らかい生地のサロペット(ちょっとブカブカ)を1点、他にもキャミソールだとかカットソーとか着回しができそうなものを5点ほど選び購入。
そして下着売り場へ。
さすがに入るのが気まずかったのだが、京香が私の腕を取り無理やり引っ張り込まれた。
そして上下セットの物を2点と代えのパンツを5枚好きなの選択可って場所で選ばされた。
とっても居心地悪かったので、お返しに下着を買った後で人が少ない非常階段の辺りでパンツを脱がしてそのままノーパン状態で歩かせて帰った。
買ったミニスカートを穿かせたらかなり恥かしかったらしくとても可愛い顔で怒ってたが、その後もう一回外へ出て食事をして戻る頃には機嫌は直ってた。
そして、「今日はまだあそこが少し痛いから」と言い客室だった京香の部屋で寝ると言い大人しく部屋に入っていった。
ちょっとだけ無理させたかと思いつつもまた明日からの楽しい毎日を想像しながら私も休んだ。
気付いたら私は京香が居る生活を受け入れていたようだ。
そして朝起きたら京香が起きて来ない。そろそろ私は仕事に行く準備をして出なければならないので家に居るなら緊急時の電話番号などを伝えようと思ってたんだが…
コンコン
「京香?そろそろ仕事に行くから一応起きてくれ。」
返事が無い。
とりあえずドアを開けてみるとベッドは使われた感じが無い状態で部屋には京香が持って来てたバッグも彼女が着てた服も無かった。
昨日買った服だけがベッドの上に綺麗に畳まれて置かれてた。
腕枕をしてた方の腕をそっと抜こうとして反対側の手で頭を支えてると目が開き私の胸に抱きついてきた。
「おはよ、明さん♡」
「悪いな起こしたか?」
「ん~ん。なんとなくおきてるような寝てるよな感じだったの。だから大丈夫。」
そう言って首を伸ばすようにしてキスしてくる。
昨日と違って焦ってるようなキスではなく自然と受け入れるような舌の動きだった。
「少しだけキス上手くなったな。」
「そう?」
その後もう少しだけキスしたりお互いの体を触ったりしながら、ちょとだけスキンシップで楽しみ、起きてからシャワーを一緒に浴びた。
浴室に入る時京香は恐る恐る首だけ浴室に入れて全体を見渡してからゆっくり入ってきたが、足元の浴室マットとかが立て掛けてある場所はまったく気になってないみたいだ。
「京香?そこ気をつけろよ?裏とかヤモリとかがいる可能性高いからな。」
そう言うと飛び上がるようにしながら私の体を間に挟むように移動して睨んできた。
「そんなイジワル言う明さんって嫌い。」
そう言いながら体からまったく離れない京香はかなり可愛い。
お湯の温度を調節して首の辺りからかけていくと目を瞑って汗を流し始めた。
「ふんふ~~ん♪ふふふんふんふっふ~~ん♪」
かなり機嫌が良さそうに感じる。
そして自分の股間に手を伸ばしそっと中に指を入れながら綺麗にしてた。
「なんかここにこれが入ってたんだね…ってなんでこんなに大きくなってるのよもう♡フフッ」
「自分が女にした女の子が目の前で体に指を這わせて吐息を漏らしてるんだぞ?だれでもこうなるだろ?」
「なんか卑猥な言い方してるけど私は今お湯が気持ちよくて声が出てるだけで指を這わせてるから声が出たわけじゃないよ?」
ちょっとだけ怒ってますみたいな顔になって言って来るが、
「まぁそれはここを触ったら簡単に判るよな。」
そう言いながら京香が指で触れてる場所に私も手を伸ばす。
逃げるように体を回転させながら触れさせないようにしてるけど、狭い浴室でいつまでも逃げ切れるわけが無く、私の指が京香の膣口に入り込む。
そしてヌルヌルだった。
あっという間に奥まで私の中指が入り込み甘い吐息が漏れる。
「ん♡もう、昨日あんなに奥まで突っ込んでおいてまた朝からやる気?あ、でもちょっとだけ待って欲しいかな?」
「どうした?ここでは怖いか?」
すごく怒ってますって顔になり、
「ここは絶対嫌!あいつが出てきたら私膣痙攣とかなって病院に行く事になると思うもん。っていうかそうじゃなくって。」
「ははっ、それはさすがに私も困るな。で?待つ理由は?」
「まだ少しだけ痛いから夜まで待って欲しいかなぁ?」
そういえば昨日初体験か。無茶させるのもよくないな。
「了解。そしたら今日は昨日話したように友人の女のアパートの掃除のお手伝いだ。その後買い物にも行く予定だしそろそろ上がるか。」
「うん♪あ、その代わりに♡」
そう言って口と手で1回気持ちよくなるまでしてくれた。
その後シャワーを終えてリビングへ行き、朝食を取り汚れてよい姿になって京香と一緒に家を出る。
歩いて5分位の所に有るアパートへ行くと敷地の友人の女の部屋の下の辺りに軽トラックが止まって運転席で寝てる女が居た。
コンコン
「おい小春?こんな所で寝るなよ。」
あの女とか馬鹿女とか散々呼んできてたけどそろそろ紹介する必要があるな。
「京香?こいつは小春って名前の俺の同級生の女だ。あまり心を許すなよ。とんでもない事をさせられるからな。」
私の説明に頷く京香。
そしてノックの振動と私の声で目を覚ました小春がドアの窓を開けて挨拶をしてきた。
「ん~~!!んがっ!あふぅ…ちょっと寒かった暖めて。」
こんな事を言いながら私の首に腕を回してこようとする小春。
たぶんこれは挨拶じゃないよな?
「おはようの一言ぐらい無いのか?それよりなんでお前軽トラの中で寝てるんだ?部屋で寝ろよ。」
小春は少しだけ言い難そうな顔になって、周りを見渡し誰も居ない事を確認して耳元で話しだす。
「実は昨日部屋で寝ようと思って久しぶりにドアを開けたら団体さんが登場したのね。それで怖くて入れなくなってそのままここで寝たの♪」
とりあえず顔を見るとちょっとだけテヘッ♡みたいな顔をしてた。
そうか…この夏がそろそろ本格的に到来する頃にそんな地獄になってるって訳か…
「よっし、京香、このまま帰ろう。ここは時機に腐界に沈み行くようだ。俺達が入り込んだら地獄を見る事になるか生きて戻ってこれない。」
そう言って背中を見せると軽トラの窓から飛び出すようにして私の首に縋り付き、
「そんな見捨てないでぇ~~!!この体なら何でもしていいからぁ~~!!どんな痛いことでも我慢するからぁ~!!!」
大声でこんな事を言い出し始めた。
こいつ自分の社会性を一部犠牲にしながら私を社会的死に送り込む気で居やがる。
とりあえず体の向きを変えたら首に腕をまわした状態で体が半分…というか着てたジャージが半分脱げてパンツが見えた状態で私と軽トラを結ぶ橋のようになってた。
そして大声に釣られてアパートの住人が動き出した感じの音がする。多分誰かがドアから出てきてこっちに向って歩いてきてる。
この状態を見られたらアウトだよな?
とりあえず引っ張り出すともっと脱げそうだったので、そのまま軽トラに押し込み振り返ったら一番奥に住んでるアパートの住人が不安そうな顔でこっちを見てた。
少しだけ説明して社会的な死を回避した後もう一度小春に向き合う。
とりあせずジャージを穿き直して外に出てきてる小春…
勝ち誇った顔で言ってきた。
「お礼に好きなだけ抱いて良いから逃げちゃイヤ♡」
殴ってやろうかと思った。
その後とりあえず部屋に入るのはとっても怖いので、朝から開いてる近くにある商店まで小春を走らせて殺虫用の火とか水を使わずに放り込んでおくだけで大丈夫ってやつを買ってこさせ、それを小春の部屋の前で準備してドアを開けて放り込む。
一瞬だけ開けたドアの隙間から見えた部屋の中は、パラダイスだった。
ゴキブリの…
とりあえず噴霧タイプの奴を玄関からそっと押し込み鍵をかけて待つ事2時間。
その間私の家に移動して待ってると、
「あぁ~~!!私の大切なコレクションが無いよ!!」
と大声出しながらリビングへ転がり込んできた小春。
そういえば勝手に使ったな。
「あ、悪い。ゴムとローターを少しだけ借りた。他はそのまま私の部屋に有るんで必要なら持って帰れ。あの客室は京香が使うことになったんでな。」
そう言うと京香を見て私を見て…そっと近づいてきて耳元で
「ケ・ダ・モ・ノ♪娘かも知れない女を抱くとかどんな性癖持ってるの?」
と、とても嬉しそうな顔で聞いてきた。
京香にはたぶん聞こえてない。
ちょっとだけ私に近づく小春を嫌ってる感じだろうか?あまり近づかないし話しかけようともしない。
「お前まさかあの小学生の女の子が本当にこの京香だと思ってるのか?」
「まぁそこらは何かの間違いじゃないかとは思ってるけど…でも可能性だけならまだ0じゃないよ?」
「まぁ何にしても彼女はかなり積極的な子なんでな。色々話をした結果…まぁ受け入れるしかなかったというか…」
「挿入するしか無かったって訳ね。野獣め。今度から野獣君って呼ぶね。」
こいつを社会的に抹殺する方法とか無いものだろか…
ちょっとだけ本気で考えてみるかと思ってると、私の寝室まで確認に行ってグッズが有るのを確認したらしく笑顔で戻ってきて、
「まぁ使えるようなら好きに使っていいからね、あ、でも使ったら使用感のアンケートに答えてね。あれ一応アンケートに答える事を前提に安く仕入れたものなんで♪」
どうもそんなブツだったらしい。道理で色々種類が揃ってた訳だ。
その後殺虫剤をアパートの部屋に放り込んで2時間経ち、揃ってアパートまで行くと、大変な騒動になってた。
部屋の換気扇だとかドアの結露を外に出す穴などからゴキブリが大量に飛び出したらしく、アパートの敷地内のそこら中でゴキブリが死んでた。
おかげでその後アパートの管理をしてるお店の人と大家さんと住人が集められ、緊急会議が始まり小春は連れて行かれた。
その会議の間に私と京香は汚部屋のゴミ捨て。
とりあえず軽トラに大き目のゴミ袋(地域指定の物)と黒いゴミ袋(とりあえず服とかを入れて洗濯する為に分別する用)があったので、それを使い次々と放り込んでいった。
昼を過ぎる頃にはなんとかゴミは袋に入れて軽トラに乗せ、衣類や捨てない方が良さそうな物、他に判断が出来ない物は黒い袋に入れて部屋に置いてたが、小春が憔悴しきった顔で戻ってきて、
「どうしよ…明君…私住む所が無くなるみたい…」
そう言いながら私に抱きついてきた。
小春は無事追い出されることが決まったそうだ。
さすがにゴキブリテロとかやられたら切れるよな。
しかも汚部屋になったのはこれが初めてではないし…
前回は冬場だったこともあって虫の被害は殆ど無かったが、異臭騒動は起きてた。
そんな事が積み重なった結果、
「来月末までに、なんとか次住む所を探して出て行ってくださいね。」
と言うお言葉を貰ったらしい。
ただ、可哀想とは思うんだけど、さすがに弁護の余地は無い。それに出来れば自分の住む家には住ませたくない。
あんなパラダイスを作られたらたまらない。
ゴミはとりあえず自分で埋め立て処理場まで運び込んでもらう事にしてその後別れて家に戻った。
そして着替えて京香と二人で服を買いに行った。
どう言うのが好みなのかが判らないので、繁華街に行って服などを売る店が多く入ってる店に入り見て回ってるとそんなに高くない服を選んでた。
とりあえずミニスカートを1点、ロングのフレアスカートを1点、柔らかい生地のサロペット(ちょっとブカブカ)を1点、他にもキャミソールだとかカットソーとか着回しができそうなものを5点ほど選び購入。
そして下着売り場へ。
さすがに入るのが気まずかったのだが、京香が私の腕を取り無理やり引っ張り込まれた。
そして上下セットの物を2点と代えのパンツを5枚好きなの選択可って場所で選ばされた。
とっても居心地悪かったので、お返しに下着を買った後で人が少ない非常階段の辺りでパンツを脱がしてそのままノーパン状態で歩かせて帰った。
買ったミニスカートを穿かせたらかなり恥かしかったらしくとても可愛い顔で怒ってたが、その後もう一回外へ出て食事をして戻る頃には機嫌は直ってた。
そして、「今日はまだあそこが少し痛いから」と言い客室だった京香の部屋で寝ると言い大人しく部屋に入っていった。
ちょっとだけ無理させたかと思いつつもまた明日からの楽しい毎日を想像しながら私も休んだ。
気付いたら私は京香が居る生活を受け入れていたようだ。
そして朝起きたら京香が起きて来ない。そろそろ私は仕事に行く準備をして出なければならないので家に居るなら緊急時の電話番号などを伝えようと思ってたんだが…
コンコン
「京香?そろそろ仕事に行くから一応起きてくれ。」
返事が無い。
とりあえずドアを開けてみるとベッドは使われた感じが無い状態で部屋には京香が持って来てたバッグも彼女が着てた服も無かった。
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