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02 京香の目的?
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さて…前に見かけた時も特に知り合いの子だとか思わなかったんだが…遠縁の親戚だったりするのだろうか…
顔を見る限りでは…なんとなく知ってる人…というか知り合いにこんな顔をした人が居た気がするが…
少女を見ながら考えてると、私を見る目が段々いぶかしむ感じから警戒するような感じに変わりつつあるのを見て我に返った。
「あー…とりあえず君の名前を聞いても良いかな?」
「…京香」
それだけではさすがにどの系列の知り合いかまでは判断できない。
「上の名前は?」
「…あまり知らない人に色々教えるなって言われたから…」
すばらしいな。親御さんはちゃんとしつけを出来る人のようだ。…ただこの場合とってもめんどくさい。
とりあえず自分を探してきた少女だということは間違いないと思う。
表札を見て私を見て明の親族もしくは本人かも?と思ってるから部屋まで入ってきたんだろうし…とりあえず話をしないと何も先に進まないので自分の事を話すことにした。
「その木島 明っていうのは私の事だ。そしてこの家で一人暮らしをしてる。」
その言葉を聞いて少しだけ安心したような顔になる京香。
ちょっとだけ躊躇いつつも私の方をしっかりと見ながら、
「…明さんってその…うちのお母さんとその…」
なんだか言いにくそうにしてる?
そのお母さんって言うのは私の事を知ってて話を何度も聞いた事があるって事だろうか?
「なぁ、そのお母さんと言う人の名前は?もし私が知ってる人ならその人のことを説明してみるが?」
まだ警戒してる感じがあるが一応名前だけならと言う感じで教えてくれた。
「お母さんの名前は明日香」
…その名前は…一人だけ心当たりがある。
「その人の苗字…旧姓になるのかな?飯島って言う名前だったりするか?」
京香が目を見開き驚いてる。
間違いないようだな…
「旧姓飯島 明日香さん、今は…27か28歳だな。高校生の時に私と付き合ってくれた人で…そうだなぁ…炭酸の飲み物で酔っ払うっていう珍しい体質の人だったかな?後は…酔ってると電車とかでうつらうつらしてる時でも服を脱ぎだすような悪癖があったと思うけど…はぁ…それもまだ持ってるみたいだな…」
説明していくと段々驚きが強くなっていくような顔になって行った。
「これぐらいで私が木島 明だと信じられそうか?」
表情の読めない顔で頷く京香。
そしてその後どうして訪ねてきたのかを聞いてみたんだが、どうにも要領を得ない答えが帰ってくる。
お母さんが良く話をしてくれたとか遠くに住む事になるからとか…
それにしても少しだけ違和感と言うか…ムリがある。
「なぁ京香って今何歳なんだ?俺と明日香が最後に会ったのって確か明日香が高校を卒業する頃だったから…今から10年ぐらい前になるはずなんだが…」
私の顔をじっと見て、
「今の私の体の年齢は17歳。」
なんだか…妙な言い方をした。
「今の体の?っていうのは?」
「私…気づいたらこの時代?多分だけど…少し前に戻ってきてるの。」
をいをい…ここにきて時間移動とか言い出す気か?
若干こめかみの辺りがじわりと痛くなってきた…
「まぁ…それは今は良い、連絡先は?」
急に顔色を変えながら言い訳を始める京香。
電波が違うから使えなくなってるとか今は電源が入らないからとか…
私の頭の中ではこの京香という少女はほぼ間違いなく家出少女だという烙印を押された。
そうだとして…今追い込んでこの場所から逃げ出されるよりは時間を稼いで伝を使って実家を確認してもらう方が正解と思い一応連絡先の話はうやむやの内に終わらせた。
「とりあえず私に会いに来たって目的は一応果たされたんだと思うんだけど…これからどうする?」
「えっ?!…あ、私どうやって前の時間に戻ったら良いか判らないからもう少しだけここに置いて欲しい…駄目かな?」
とりあえず1回出した設定を引き摺る京香。
普通なら駄目なんだけど…知り合いの娘で…まぁ限りなく可能性は低いが、もしかしたら私の娘の可能性もあるって事で一応友人にこっそり確認してもらう気でOKを出しておいた。
部屋は余ってるけど来客用の部屋のベッドとか友人の女しか使わないからあまり綺麗な状態にはしてない。
住ませるとは言いつつも一時的なものになるなら、明日綺麗にして明後日の夕方にでも親御さんの元に送り届けたら良いだろう。
と言うわけで、明日ちょうど休みだし少しだけ彼女の遊びに付き合うか。
その後リビングのソファーに毛布を運び、明日来客用の部屋を綺麗にして休めるようにするという話をしたらすごく安心した顔をした。
まぁ家出少女が知り合いを尋ねてそこで休めなければそう遠くないうちに体を売って休む場所を確保するか男に連れて行かれて好き放題されるのが落ちだろう。
とりあえず家出してきてるとしても…年齢の問題が残るんだよな…
見る限りでは17歳っていうのは少し高すぎるとしても…あの別れて会わなくなった頃にお腹に居たとしても…9歳~高校を卒業と同時に生んでたとしてなんとか10歳…そういう体では無いと思う。
私は子供の頃から近所の女の子に混ざってずっと遊んで来たことからその年代の女の子の体は服の上から見てもそこそこ判断できる。
明アイでスキャンすると…京香ちゃんは13~15歳。第二次成長が始まったばかりぐらいの年齢。まちがっても9歳の女の子という年齢ではない。
そこだけがおかしいんだが…
まぁ明日友人のあの女に頼んで確認してもらうんだからそれで判るか。
京香をリビングで休めるように準備をして自分の部屋に戻りスマホを使い女の友人にメッセージを飛ばす。
『依頼あり。今家に飯島さんの娘という女が来てる。本人か確認して欲しい。』
すぐに返信があった。
『飯島って…あの、高校の頃にゆれる乳房に引き寄せられ絡め取られて散々搾取されたって言う?』
この女なんでこう口が悪いんだろうな…
『人の心のメモリーにある素敵な思い出を勝手に捻じ曲げるな。あれは私の輝く青春時代を代表する素敵な思い出だ。それで?確認頼めるのか?』
『プー♪アハハッ♪素敵な男と女の関係をとか体の関係が有る限りありえないね♪まぁでも明がそれに縋るのは勝手だからスルーしとく。一応住所とか旧姓とかあるなら教えてチョー。』
この馬鹿女そろそろ出入り禁止にして良さそうだな。
その後わかってる情報を送りもう一言二言軽いジャブの応酬をして連絡を終わった。
ベッドで明が休んでいると…
京香がそっとドアを開けて入ってくる。
そして裸になりベッドに入り込み…
「明さんなら…ここに…」
そう言いながら下着の中に手を突っ込んで…
そっと引き出し、根元を確認する。
なんとなくだけど、話に聞いてた黒子がある気がする…
ただ、ちょっと縮んで皮が余ってるので判りづらい。
そっと口に含み舌先で転がしてると…
あっという間に暴れん坊明君が現れた。
そしてその根元に1つ大きな黒子があった。
それを確認して嬉しくなってる所で布団を勢い良く捲くられて、明と目が合う京香。
それから正座をさせられて説教が2時間ほど続いた。
顔を見る限りでは…なんとなく知ってる人…というか知り合いにこんな顔をした人が居た気がするが…
少女を見ながら考えてると、私を見る目が段々いぶかしむ感じから警戒するような感じに変わりつつあるのを見て我に返った。
「あー…とりあえず君の名前を聞いても良いかな?」
「…京香」
それだけではさすがにどの系列の知り合いかまでは判断できない。
「上の名前は?」
「…あまり知らない人に色々教えるなって言われたから…」
すばらしいな。親御さんはちゃんとしつけを出来る人のようだ。…ただこの場合とってもめんどくさい。
とりあえず自分を探してきた少女だということは間違いないと思う。
表札を見て私を見て明の親族もしくは本人かも?と思ってるから部屋まで入ってきたんだろうし…とりあえず話をしないと何も先に進まないので自分の事を話すことにした。
「その木島 明っていうのは私の事だ。そしてこの家で一人暮らしをしてる。」
その言葉を聞いて少しだけ安心したような顔になる京香。
ちょっとだけ躊躇いつつも私の方をしっかりと見ながら、
「…明さんってその…うちのお母さんとその…」
なんだか言いにくそうにしてる?
そのお母さんって言うのは私の事を知ってて話を何度も聞いた事があるって事だろうか?
「なぁ、そのお母さんと言う人の名前は?もし私が知ってる人ならその人のことを説明してみるが?」
まだ警戒してる感じがあるが一応名前だけならと言う感じで教えてくれた。
「お母さんの名前は明日香」
…その名前は…一人だけ心当たりがある。
「その人の苗字…旧姓になるのかな?飯島って言う名前だったりするか?」
京香が目を見開き驚いてる。
間違いないようだな…
「旧姓飯島 明日香さん、今は…27か28歳だな。高校生の時に私と付き合ってくれた人で…そうだなぁ…炭酸の飲み物で酔っ払うっていう珍しい体質の人だったかな?後は…酔ってると電車とかでうつらうつらしてる時でも服を脱ぎだすような悪癖があったと思うけど…はぁ…それもまだ持ってるみたいだな…」
説明していくと段々驚きが強くなっていくような顔になって行った。
「これぐらいで私が木島 明だと信じられそうか?」
表情の読めない顔で頷く京香。
そしてその後どうして訪ねてきたのかを聞いてみたんだが、どうにも要領を得ない答えが帰ってくる。
お母さんが良く話をしてくれたとか遠くに住む事になるからとか…
それにしても少しだけ違和感と言うか…ムリがある。
「なぁ京香って今何歳なんだ?俺と明日香が最後に会ったのって確か明日香が高校を卒業する頃だったから…今から10年ぐらい前になるはずなんだが…」
私の顔をじっと見て、
「今の私の体の年齢は17歳。」
なんだか…妙な言い方をした。
「今の体の?っていうのは?」
「私…気づいたらこの時代?多分だけど…少し前に戻ってきてるの。」
をいをい…ここにきて時間移動とか言い出す気か?
若干こめかみの辺りがじわりと痛くなってきた…
「まぁ…それは今は良い、連絡先は?」
急に顔色を変えながら言い訳を始める京香。
電波が違うから使えなくなってるとか今は電源が入らないからとか…
私の頭の中ではこの京香という少女はほぼ間違いなく家出少女だという烙印を押された。
そうだとして…今追い込んでこの場所から逃げ出されるよりは時間を稼いで伝を使って実家を確認してもらう方が正解と思い一応連絡先の話はうやむやの内に終わらせた。
「とりあえず私に会いに来たって目的は一応果たされたんだと思うんだけど…これからどうする?」
「えっ?!…あ、私どうやって前の時間に戻ったら良いか判らないからもう少しだけここに置いて欲しい…駄目かな?」
とりあえず1回出した設定を引き摺る京香。
普通なら駄目なんだけど…知り合いの娘で…まぁ限りなく可能性は低いが、もしかしたら私の娘の可能性もあるって事で一応友人にこっそり確認してもらう気でOKを出しておいた。
部屋は余ってるけど来客用の部屋のベッドとか友人の女しか使わないからあまり綺麗な状態にはしてない。
住ませるとは言いつつも一時的なものになるなら、明日綺麗にして明後日の夕方にでも親御さんの元に送り届けたら良いだろう。
と言うわけで、明日ちょうど休みだし少しだけ彼女の遊びに付き合うか。
その後リビングのソファーに毛布を運び、明日来客用の部屋を綺麗にして休めるようにするという話をしたらすごく安心した顔をした。
まぁ家出少女が知り合いを尋ねてそこで休めなければそう遠くないうちに体を売って休む場所を確保するか男に連れて行かれて好き放題されるのが落ちだろう。
とりあえず家出してきてるとしても…年齢の問題が残るんだよな…
見る限りでは17歳っていうのは少し高すぎるとしても…あの別れて会わなくなった頃にお腹に居たとしても…9歳~高校を卒業と同時に生んでたとしてなんとか10歳…そういう体では無いと思う。
私は子供の頃から近所の女の子に混ざってずっと遊んで来たことからその年代の女の子の体は服の上から見てもそこそこ判断できる。
明アイでスキャンすると…京香ちゃんは13~15歳。第二次成長が始まったばかりぐらいの年齢。まちがっても9歳の女の子という年齢ではない。
そこだけがおかしいんだが…
まぁ明日友人のあの女に頼んで確認してもらうんだからそれで判るか。
京香をリビングで休めるように準備をして自分の部屋に戻りスマホを使い女の友人にメッセージを飛ばす。
『依頼あり。今家に飯島さんの娘という女が来てる。本人か確認して欲しい。』
すぐに返信があった。
『飯島って…あの、高校の頃にゆれる乳房に引き寄せられ絡め取られて散々搾取されたって言う?』
この女なんでこう口が悪いんだろうな…
『人の心のメモリーにある素敵な思い出を勝手に捻じ曲げるな。あれは私の輝く青春時代を代表する素敵な思い出だ。それで?確認頼めるのか?』
『プー♪アハハッ♪素敵な男と女の関係をとか体の関係が有る限りありえないね♪まぁでも明がそれに縋るのは勝手だからスルーしとく。一応住所とか旧姓とかあるなら教えてチョー。』
この馬鹿女そろそろ出入り禁止にして良さそうだな。
その後わかってる情報を送りもう一言二言軽いジャブの応酬をして連絡を終わった。
ベッドで明が休んでいると…
京香がそっとドアを開けて入ってくる。
そして裸になりベッドに入り込み…
「明さんなら…ここに…」
そう言いながら下着の中に手を突っ込んで…
そっと引き出し、根元を確認する。
なんとなくだけど、話に聞いてた黒子がある気がする…
ただ、ちょっと縮んで皮が余ってるので判りづらい。
そっと口に含み舌先で転がしてると…
あっという間に暴れん坊明君が現れた。
そしてその根元に1つ大きな黒子があった。
それを確認して嬉しくなってる所で布団を勢い良く捲くられて、明と目が合う京香。
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