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第五章 追跡?
133 俺って死んでないの?1/6
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部屋の中をぐるっと一回りしてみたところ、この部屋で何かをしていた奴の目的は装置のサイズなどから体長1m程度の昆虫形態の生物を作り出そうとしていたのではないか?と思われる。
水槽と言うかシリンダーと言うかそんな水に満たされた物の中にカブトムシの様な胴体で頭の部分の存在しない奴とかゾウムシみたいな頭の付いたムカデみたいな長い胴体を持った奴などいろんな昆虫の体を繋ぎ合わせた感じの昆虫になりそこなった生物の残骸の様な物が浮いていた。
そしてその中の幾つかの残骸は、俺達が近くを通ったら足を動かしたり触覚をこっちに向けてきたりと反応していた。
「そういえばこの世界って虫が居ないのは何か理由があるんだよな?」
蝶の様な姿の羽根が4枚ある何かを見ながらメルに聞いてみた。
「たぶんね。けどそこらへんの詳しい理由に関して僕は何も教えてもらってないんだ。だから聞かれても答えられないよ。」
「キヨシ様…私は虫は世界から駆逐されるべきだと思っています。ですからテラス様のお考えにはこの件に関しては賛成です。」
メルは特に気にして無い感じに水槽を眺めながら付いてきてるが、ココちゃんは虫の事をとても嫌ってそうな感じがした。
「やっぱりメイドとして家に住み着く虫に関しては許容出来ないって話か?」
多足類に少し遅れた4億年程度前のデボン紀前期あたりから存在する昆虫だが、その嫌われ者の代表たるGさんなどは3億年程度前から存在していてなお今現在も生息環境を広げ続けているらしいので、俺の生きていた頃から50年程度先の世界でもしぶとく活動していたみたいだが、相変わらず嫌われ者としての地位に甘んじている様だ。
「…まぁその様な理由も無いではありませんが、実は私の様に有機物と金属の融合した体を持っている場合、どうしても物理的に隙間が出来てしまうんですね。そして虫はそんな隙間から体内に入り込んで勝手に住み着いて繁殖していたりするそうです。人であれば体の内側にも痛覚センサーなどが存在しているのでその様な何かが体内に住み着いたとしても早い段階で気付けるそうですが…もしキヨシ様が私のアナルにおちんちんを突っ込んでいる時に私の内部から何か虫の様な生物が這い出てきたりしたら…どうします?」
ココちゃんの言う状況を想像したらとても怖かった。
「そうだな。虫は今の所この世界には必要無いな、よく分かったよ。」
サブイボ出た。
そんな話をしながら部屋の中を見て回っていると一番奥の辺りに広い木製のテーブルが置いてあり、その上に本が結構な数平積みされていて、1脚だけある椅子の正面に1冊だけ開いた状態で置かれていた。
「これは日誌みたいなものかな?確か書庫でこんな文字を何回か見た気がするが…」
本形態の開いて置かれてるそれには書庫でざっと見て回った時に結構な回数見かけた日付と時間の様な文字?数字?が羅列された後に何か一言二言書かれているのが見えた。当然だが俺には読めない文字で書かれていた。
「その様ですけど…この文字は私にも読めませんね…」
俺とココちゃんの視線がメルに向くと、『しょうがないなぁ~♪』などと言いつつ少しばかり頼られて嬉しそうな顔をしたメルがイソイソと日誌らしき本に近付いて目を通し始めた。
「…そうだね。これはこの場所で何かを作ろうとしていた奴の日誌みたいなものの様だね…一番最初の日付が…」
メルが文章を読みながら本の最初のページの辺りを開いて確認しはじめた。
「…とりあえず読んでみた感じだと…ここで何かしていた奴は、生前自分の飼っていたペットに近い生物をこっちで誕生させようとしていたって感じ…なのかな?」
パラパラとページを捲り斜め読みでもしてる感じに文字を追っていたメルが、最初に開いていたページの近くまで読み進めた辺りでページを捲る手が止まった。
「んっ?何か書いてあったのか?」
さっきまでと違い、一字一句間違わない様に書いてある内容を理解しようとしている感じでメルが文章を目で追ってる…?
「…あぁ、どうもこの場所で研究していた奴は失敗作の生物を廃棄する場所を作っていたらしいんだけど…そこってたぶんだけど…さっき通ってきた辺りだったみたい。運ぶのに何度か通路に落として掃除が大変だった…みたいな事がこの辺りに書かれてる。」
廃棄する場所…ゴミ捨て場の様な場所を俺は想像したが…
「なぁ、それってココちゃんが巻き込まれていた崩落現場の事を言ってるのか?」
「たぶんそう…だと思う。それと最後のページに書いてある事が…『最近何か妙な振動が感じられるが、地震なんてこれまで一度も無かったはずだけど…』って…」
「…もしかしたらあの崩落って…」
「そうだね、もしかしたらと言うかほぼ確定してるって言うか…その廃棄場に捨てられた何かが関係してるんじゃないかな?ちなみにこの世界では魔法とか人的な何かの影響で地面が少し揺れる事はあるけど、キヨシの生きていた場所で言う地震って現象は発生しない様になってるからね。」
なんとなく嫌な想像が頭に浮かんだのは俺だけじゃなかったらしい。
「おー奇遇だな、やっぱり2人もそう思うのか…そう言えばさぁ、確かユージアだったかな…この辺りでは珍しい植物がけっこう見つかるみたいな事を前言ってたのを…今ふと思い出したんだけど、それってどう思う?」
メルとココちゃんはそれぞれ腕を組んで考え始めた。
「そう言えば…さっき読んだ日誌の中には生物の代謝を加速させる様な薬も使って過酷な環境内で何度も世代交代をさせる様な蠱毒状況での環境実験の成果があまり良くなかったみたいな感じに書かれていたけど…」
「そう言えば今サトウ村の在る場所って元々塀で覆われていたって話をフベルトから聞いたなぁ…」
3人の考えがある程度真実に近付いて来てる気がする。
「そう言えばココちゃん。」
「はいなんでしょう?」
「君って確かこの楽園ゲーム内に召喚された人に着いて来たって言ってたよね?」
「…まぁそうですね。それが?」
「それってたぶんフベルトから聞いた話とメルが読んでくれた日誌の内容からの想像ではけっこう昔の事だと思うんだけど…その研究していた奴がなにやらコソコソとやっていたのがいつぐらいかってある程度でも確定できないかな?確かこの辺りに張り巡らせられていた塀がフベルトの同行者のおかげで崩れたのが…170~180年程度前の話だったって聞いたんだけど。」
「そうですねぇ…そう言えば、ニナ様達から聞いた話で一つ気付いた事があったのですけど、どうも私はニナ様達の様に言語情報のインストール対象になってなかったらしく、村の方達が使う言語の内の古いものの幾つかが理解できなかったのです。その辺りを元にしてここにある書物の内容を確認すればある程度の時期が絞り込めそうではありますが…ただ、実験をする様な場所には専門的な内容の物しか無いと思われますので…ここにある本を調べてどこまで分かるか…」
「あっ、それならあの書庫が使えるんじゃない?」
ココちゃんが考えながら話していたら、メルが『ひらめいた♪』って感じに『書庫に行けばイイじゃん♪』って感じに言ってるけど…こいつ俺とタマーラちゃんの事を近くで見ていた事を隠す気がまったく無くなってるな…
「あぁ…確かにあの場所にはいろんな文字で書かれている書物が揃ってたな…1回そっちで確認しておいた方が良いかな?」
とりあえずいつから廃棄場所が崩れてしまったのかと、サトウ村の作られつつある場所でいつ位まで実験が行われていたのかは早めに確認しておかなければならない気がする。
まぁもう手遅れの可能性が高い気がするが…
「そうだね。一応確認だけでもしておいた方が良さそうだな。って言うかこの場所は、問題が発生しているって状況に対する情報収集の為に破棄せずにそのままの状態で保存しておいた方がよさそうだな。一応これは急いで対処した方が良さそうだからボクはテラス様に報告してくるよ。」
どうもメルもチョコレートのお風呂を優先させている場合じゃ無いと考えているらしい。宣言してさっさと部屋から出て行った。
「では私とキヨシ様でその書庫の場所に行きましょうか?」
俺とココちゃんんはメルと別れて実験の行なわれていた時期を特定する為に再度書庫に行く事になったが…ココちゃんも何かこう…メルを誘導していた様な感じがあったけど…大丈夫だよな?
俺…ココちゃんに暗がりに連れ込まれていやん♡な行為をされてしまったりしないよね?って言うかさすがに殺される様な何かは無いと思うけど…
とりあえず俺は、脇下に収納されているスタンガンの握り部分を手のひらでそっと確認しつつ、先行するココちゃんに付いて歩き出した。
水槽と言うかシリンダーと言うかそんな水に満たされた物の中にカブトムシの様な胴体で頭の部分の存在しない奴とかゾウムシみたいな頭の付いたムカデみたいな長い胴体を持った奴などいろんな昆虫の体を繋ぎ合わせた感じの昆虫になりそこなった生物の残骸の様な物が浮いていた。
そしてその中の幾つかの残骸は、俺達が近くを通ったら足を動かしたり触覚をこっちに向けてきたりと反応していた。
「そういえばこの世界って虫が居ないのは何か理由があるんだよな?」
蝶の様な姿の羽根が4枚ある何かを見ながらメルに聞いてみた。
「たぶんね。けどそこらへんの詳しい理由に関して僕は何も教えてもらってないんだ。だから聞かれても答えられないよ。」
「キヨシ様…私は虫は世界から駆逐されるべきだと思っています。ですからテラス様のお考えにはこの件に関しては賛成です。」
メルは特に気にして無い感じに水槽を眺めながら付いてきてるが、ココちゃんは虫の事をとても嫌ってそうな感じがした。
「やっぱりメイドとして家に住み着く虫に関しては許容出来ないって話か?」
多足類に少し遅れた4億年程度前のデボン紀前期あたりから存在する昆虫だが、その嫌われ者の代表たるGさんなどは3億年程度前から存在していてなお今現在も生息環境を広げ続けているらしいので、俺の生きていた頃から50年程度先の世界でもしぶとく活動していたみたいだが、相変わらず嫌われ者としての地位に甘んじている様だ。
「…まぁその様な理由も無いではありませんが、実は私の様に有機物と金属の融合した体を持っている場合、どうしても物理的に隙間が出来てしまうんですね。そして虫はそんな隙間から体内に入り込んで勝手に住み着いて繁殖していたりするそうです。人であれば体の内側にも痛覚センサーなどが存在しているのでその様な何かが体内に住み着いたとしても早い段階で気付けるそうですが…もしキヨシ様が私のアナルにおちんちんを突っ込んでいる時に私の内部から何か虫の様な生物が這い出てきたりしたら…どうします?」
ココちゃんの言う状況を想像したらとても怖かった。
「そうだな。虫は今の所この世界には必要無いな、よく分かったよ。」
サブイボ出た。
そんな話をしながら部屋の中を見て回っていると一番奥の辺りに広い木製のテーブルが置いてあり、その上に本が結構な数平積みされていて、1脚だけある椅子の正面に1冊だけ開いた状態で置かれていた。
「これは日誌みたいなものかな?確か書庫でこんな文字を何回か見た気がするが…」
本形態の開いて置かれてるそれには書庫でざっと見て回った時に結構な回数見かけた日付と時間の様な文字?数字?が羅列された後に何か一言二言書かれているのが見えた。当然だが俺には読めない文字で書かれていた。
「その様ですけど…この文字は私にも読めませんね…」
俺とココちゃんの視線がメルに向くと、『しょうがないなぁ~♪』などと言いつつ少しばかり頼られて嬉しそうな顔をしたメルがイソイソと日誌らしき本に近付いて目を通し始めた。
「…そうだね。これはこの場所で何かを作ろうとしていた奴の日誌みたいなものの様だね…一番最初の日付が…」
メルが文章を読みながら本の最初のページの辺りを開いて確認しはじめた。
「…とりあえず読んでみた感じだと…ここで何かしていた奴は、生前自分の飼っていたペットに近い生物をこっちで誕生させようとしていたって感じ…なのかな?」
パラパラとページを捲り斜め読みでもしてる感じに文字を追っていたメルが、最初に開いていたページの近くまで読み進めた辺りでページを捲る手が止まった。
「んっ?何か書いてあったのか?」
さっきまでと違い、一字一句間違わない様に書いてある内容を理解しようとしている感じでメルが文章を目で追ってる…?
「…あぁ、どうもこの場所で研究していた奴は失敗作の生物を廃棄する場所を作っていたらしいんだけど…そこってたぶんだけど…さっき通ってきた辺りだったみたい。運ぶのに何度か通路に落として掃除が大変だった…みたいな事がこの辺りに書かれてる。」
廃棄する場所…ゴミ捨て場の様な場所を俺は想像したが…
「なぁ、それってココちゃんが巻き込まれていた崩落現場の事を言ってるのか?」
「たぶんそう…だと思う。それと最後のページに書いてある事が…『最近何か妙な振動が感じられるが、地震なんてこれまで一度も無かったはずだけど…』って…」
「…もしかしたらあの崩落って…」
「そうだね、もしかしたらと言うかほぼ確定してるって言うか…その廃棄場に捨てられた何かが関係してるんじゃないかな?ちなみにこの世界では魔法とか人的な何かの影響で地面が少し揺れる事はあるけど、キヨシの生きていた場所で言う地震って現象は発生しない様になってるからね。」
なんとなく嫌な想像が頭に浮かんだのは俺だけじゃなかったらしい。
「おー奇遇だな、やっぱり2人もそう思うのか…そう言えばさぁ、確かユージアだったかな…この辺りでは珍しい植物がけっこう見つかるみたいな事を前言ってたのを…今ふと思い出したんだけど、それってどう思う?」
メルとココちゃんはそれぞれ腕を組んで考え始めた。
「そう言えば…さっき読んだ日誌の中には生物の代謝を加速させる様な薬も使って過酷な環境内で何度も世代交代をさせる様な蠱毒状況での環境実験の成果があまり良くなかったみたいな感じに書かれていたけど…」
「そう言えば今サトウ村の在る場所って元々塀で覆われていたって話をフベルトから聞いたなぁ…」
3人の考えがある程度真実に近付いて来てる気がする。
「そう言えばココちゃん。」
「はいなんでしょう?」
「君って確かこの楽園ゲーム内に召喚された人に着いて来たって言ってたよね?」
「…まぁそうですね。それが?」
「それってたぶんフベルトから聞いた話とメルが読んでくれた日誌の内容からの想像ではけっこう昔の事だと思うんだけど…その研究していた奴がなにやらコソコソとやっていたのがいつぐらいかってある程度でも確定できないかな?確かこの辺りに張り巡らせられていた塀がフベルトの同行者のおかげで崩れたのが…170~180年程度前の話だったって聞いたんだけど。」
「そうですねぇ…そう言えば、ニナ様達から聞いた話で一つ気付いた事があったのですけど、どうも私はニナ様達の様に言語情報のインストール対象になってなかったらしく、村の方達が使う言語の内の古いものの幾つかが理解できなかったのです。その辺りを元にしてここにある書物の内容を確認すればある程度の時期が絞り込めそうではありますが…ただ、実験をする様な場所には専門的な内容の物しか無いと思われますので…ここにある本を調べてどこまで分かるか…」
「あっ、それならあの書庫が使えるんじゃない?」
ココちゃんが考えながら話していたら、メルが『ひらめいた♪』って感じに『書庫に行けばイイじゃん♪』って感じに言ってるけど…こいつ俺とタマーラちゃんの事を近くで見ていた事を隠す気がまったく無くなってるな…
「あぁ…確かにあの場所にはいろんな文字で書かれている書物が揃ってたな…1回そっちで確認しておいた方が良いかな?」
とりあえずいつから廃棄場所が崩れてしまったのかと、サトウ村の作られつつある場所でいつ位まで実験が行われていたのかは早めに確認しておかなければならない気がする。
まぁもう手遅れの可能性が高い気がするが…
「そうだね。一応確認だけでもしておいた方が良さそうだな。って言うかこの場所は、問題が発生しているって状況に対する情報収集の為に破棄せずにそのままの状態で保存しておいた方がよさそうだな。一応これは急いで対処した方が良さそうだからボクはテラス様に報告してくるよ。」
どうもメルもチョコレートのお風呂を優先させている場合じゃ無いと考えているらしい。宣言してさっさと部屋から出て行った。
「では私とキヨシ様でその書庫の場所に行きましょうか?」
俺とココちゃんんはメルと別れて実験の行なわれていた時期を特定する為に再度書庫に行く事になったが…ココちゃんも何かこう…メルを誘導していた様な感じがあったけど…大丈夫だよな?
俺…ココちゃんに暗がりに連れ込まれていやん♡な行為をされてしまったりしないよね?って言うかさすがに殺される様な何かは無いと思うけど…
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