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第四章 死んだ原因?
115 楽園ゲームの裏側4/6
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霧生さんと三園さんは俺と司ちゃんがシャワーを浴びながら1発楽しんで戻ってきてもまだ天国ツアーから戻ってなかった。
「そう言えばこの部屋ってキッチンが無いって言ってたな。」
「うん。あっ、でも大きな水の入れ物は2~3日に1回ぐらい交換してくれる人が来るよ?冷たい水しか出ないけど飲む?」
司ちゃんが部屋の奥の方の若干壁の色が違う場所の近くに置いてあるウォーターサーバーらしき物の近くまで行ってタンクをポンポン叩きながら聞いてきた。
ちなみに司ちゃんはまだパンイチです♡一応俺もパンイチです♡
男と女、同じ姿になっても価値がまったく違うって言うのはさすがにエコ贔屓が過ぎるのではないかと思うんだよなぁ…
まぁでも女性の体にはおっぱい様と言う名の神様が存在しているのだから価値がまったく違うのは本能的には理解できるのだが理性の側が何やらこう…色々思う所があると言いますか?
なんなら下半身だけ下裸モード…シモラなのかシタラなのかは有識者の間でも意見が分かれる部分ではあるが、そんな状態になれば男女の扱いは近い状態になる。
まぁでもこれは法的な扱いが同じになるだけで、衆目に晒した場合のオーディエンスの挙動はわざわざ言うまでも無いだろう。
男の場合、同姓からは石を投げられて異性からはクリティカルヒットポイントが無い女性であれば同姓のそれと大差ない反応を示す。
だがしかし、女性が下裸モードに突入した場合、同姓からは保護され異性からは…こっちもまぁ保護と言っても良い状態に連れ込まれてしまう。
なぜここまで女性が優遇されねばならないのか?!
俺はちょっとだけツンっ♡と存在感をアピールしてくる司ちゃんの乳首様に指を伸ばしながら考える♡
「キヨシって本当におっぱい好きだよね?もしかしたら…」
「んっ?もしかしたら?」
「ん~ん。なんでもない。」
俺の手をスルリン♪と避けて自分の服を収納しているらしき場所に向かって歩いていく司ちゃんだった。
そう言えば司ちゃんはこのループ時に俺に誰かの事を聞きたそうにしていたな。
これってやっぱりあの2人の事を聞きたかったんだよな?
今現在千佳ちゃんと風子ちゃんは俺の知らない場所で湯島…まだ部長扱いかな?部長の管理下に居るはず。
そう言えば部長がどこに出張で行く事になったのか情報がまったく出て来なかったが…このループ時の黒田と高円寺専務の所には2人とも居なかった訳だ。
な~にが『チカは俺が育てるから諦めろ』だ。
あいつその辺りでも俺に嘘を吐いていたって事だよなぁ…あまり信用し過ぎたらバカを見そうだ。
やっぱりあいつには気をつけないとまずいな。
そう言えば俺…何度も同じ時間を繰り返してるからイマイチ今現在がどんな状況なのかが分からなくなってきてるが…今のループって最初のループの続きなんだよな。
だとすれば、あの時に俺が知ってた事は、黒田から送られた情報がほとんど全てで…そろそろここらで順を追って関係のあった人毎に確認しておいた方が良さそうだな。
まずは俺の生死に大きく関わってきてそうな黒田か。
あいつはこのループの時は千佳ちゃんと風子ちゃんの事に関しては嘘を吐いていた。それと部長と社長のやってる事に関しては大体本当の事を俺に伝えてきていた。このループでは俺が自分の側に来たと思い情報開示してると考えても良さそうか?
続いて黒田に関係してそうなのが高円寺専務と宇野君か。
宇野君に関しては今の段階まで情報が出揃った状態であれば黒田と佐々木さんにいい様に転がされていた被害者だと言っても良さそうな気がする。
まぁでも俺を殺してしまったので…俺が部長になった暁には冷や飯をがっつりと食わせてやるとしよう♪
これぐらいの仕返しはしても問題無いだろう。
高円寺専務に関しては…イマイチ分からない。あの人が何を目的として会社の膿を切り捨て様としているのか…まぁでも今回の2人が動いた結果が『会社の経営権の掌握』に繋がるのであれば社内派閥の権力闘争の一環みたいなものと考えてもいいかもしれないか?
あぁ、そう言えば高円寺専務…風子ちゃんとの再会であれほど感情を表に出してたか…あの人元々厳格な性格って社内では周知されていたからもしかしたら風子ちゃんを取り戻す事が目的と考えても良いのかもしれないな。
だとすれば黒田と高円寺専務の会社をひっくり返す勢いでやりたかった事って少女2人の救出?
ちょっと嫌な想像だな。そうでない事を願っておくとしよう。
次に俺に大きく関係してそうなのが佐々木君だよな。
彼女の俺に対する態度の理由は自分で言っていた様に1年程度前からの俺を玉の輿案件として見ていた事が主な原因だったって事だ。
それ以外にも彼女はどうも会社の株主辺りにそこそこ大きなパイプを持ってるらしいので扱いには気をつけなければならない人ではあるが…でもまぁ…一応部長側の人として動いている状態で今回の社長と部長の失脚に巻き込まれているとすれば少しばかりめんどくさい状態から変わってくれてるかもしれない…いや、そうでもないか。
あの、司ちゃんと2人で浴室で話をしていた時の某サメ映画のおどろおどろしい感じのBGMを纏って登場した姿はそう簡単には忘れられない…
何にしても彼女の裏にどんな魔物が存在しているのかを確認しておく必要がありそうだな。
さて次に俺に関係してきた人…今ベッドルームでたまに思い出した様に体をピクピクさせながら天国ツアー真っ最中の2人か。
一応霧生さんと三園さんの性癖に関しては色々知ってる♡
霧生さんはグッズを体に埋め込む事が日常化しているらしく、そんな状態で仕事をしつつ三園さんに無茶な指示を出してエロ行為を楽しむ変態で、アナルには最大25cm直径4.8cm程度の拡張様御用達アナルストッパーを入れる事ができて、おまんこには三園さんの手首+10cm程度を入れられるツワモノさん。
一応そのサイズのモノであれば同時に収納可能だって三園さんが俺のチンポを自分のおまんこに収納状態でモースタイルな霧生さんに実演してくれたが、俺のチンポの最大状態では厳しかったらしい♡
三園さんに関しては霧生さんの診察を受ける為に訪れた患者さんのアナルとかチンポを舐めさせられていたらしく、なかなかのお口上手さんだった♡まぁでも…あの、俺の手にジャストフィットするサイズのおっぱい様はなかなかに素晴らしい弾力だったんだよなぁ~♡あれはマジで素晴らしかった♡
ちなみに三園さんはアナルはほとんど楽しんで無いらしく、霧生さん曰く『まだまだ弄りがいがある状態♡』らしい?
なんとなく2人に関してはエロ方面の話ばかりになってしまったが、そんな事しか特徴が無いヘンタイだと考えても良さそうな気がする。
一応黒田の昔からの知り合いって事だし…まぁ完全に意識から除外するのは危険だな。その程度に記憶に留めておけば良い位だろう。
そして、最後に残ったのは司ちゃんか。
服を着て戻ってきた司ちゃんは北欧系のハーフっぽい顔立ちで、体のイメージも細くて体力が無くて…A~B辺りのサイズのおっぱい様装備をお持ちで、アナルで俺のチンポを初見in出来て、昨日からの性行為のおかげで通常サイズ(25cmぐらい♡)のチンポであればなんとかおまんこに全部入れられるようになった子♡
そして一番のポイントはエロ天使♡…な事ではなくて、俺の記憶に無い期間の記憶を夢で見れるらしい事。
時間的に連続しない俺の繰り返してきた事まで夢ではあるが知る事の出来る能力って言うのはテラスちゃんの能力に近しい何かを感じる。
一応今回のこの繰り返している事象のキーパーソンだと思われる彼女だが…今現在はまだ何も思い出せない状態なんだよなぁ…たぶん明日になれば司ちゃんは俺の事を夢で見て昨日まで…3回目のループまでのアレコレを知るのだろう事が想像できるが…
もしかしたら俺と司ちゃんが一緒に居る事に何か意味があるのだろうか?
あぁ、そうか。そう言えば明日になったら司ちゃんは千佳ちゃんと風子ちゃんが部長の元に居る事を知るのか。
だったら今伝えても問題は無い?
色々思い返していたら司ちゃんが少しだけ今風の左右非対称な若干ボーイッシュな服装で現れた。
「ねぇキヨシ。いつまでパンツだけで居る気?それと、霧生さんと三園さんがまだ寝てるけど夜ご飯とかどうする?」
俺が着てきた物ではない男用のYシャツを渡してくれながら聞いてきた。
「そう言えばご飯に関しては誰かが持ってきてくれるって言ってたな。それって霧生さん達なのか?」
「三園さんが週に2回か3回持ってきてくれるのと、それ以外はおじいさんみたいな人とかおばあさんみたいな人が何人か居るよ。その人達って聞いても名前を教えてくれないから名前は知らないけど。」
ふむ…そう言えば黒田から司ちゃんの保護を打診されていたな。
これ…まずい状態になる?だって俺…ほぼ天涯孤独状態だし?
一応親戚は居るけど…でも最後に会ったのって…もう何年も前だし…なんかここらの記憶もイイ感じに消えてるみたいだな。
そんな状態で俺が司ちゃんを養育するのってさすがに無理なのでは?
「ズボンはキヨシが穿いてたので大丈夫だよね?それで…どうするかそろそろ決めてくれないとお弁当が届くんだけど…?」
リビングに置いてあるデジタル時計はPM5:17を表示していた。
「まぁそうだな、1日に何食もコンビニ弁当って言うのはちょっとよろしくない気がするから食べに行くか。」
「うん♡じゃぁ弁当配達いらないって言っておくね~♡」
司ちゃんは嬉しそうに弾む様な動きをしつつ玄関の在る方に行ったが…どうやって連絡を取るんだ?
この部屋にはインターホンとかは存在して無いはず…などと考えつつソファーの所に畳んで置いてあったスラックスを取り穿いてたらドアを開けて誰かが外に出て行った様な音が聞こえてきた。
「そう言えばドアは内側から開けられる状態だったか。」
だとすれば同じフロアのそんな人達が待機してる所に行くなり管理する人が居る部屋に行けば良いだけって事か。
ベルトを留めてなんとか俺が人前に出られる状態になった頃に再度玄関のドアが開く音が聞こえた。
「ただいま~♪一応今日お弁当要らないって言ってきたんだけどなんかこんなの渡された。」
司ちゃんが四つ折りにされた紙を渡してきたのでそれを開いて読んでみた。
『司ちゃんの所にお弁当を届ける仕事が今日で終わると黒田さんに聞きました。
彼女の事をどうかよろしくお願いします。
じじばば一同、私らに孫の様に接してくれていた司ちゃんの幸せを祈ってます。』
あっ…これはマズイぞ、黒田の俺を追い込む行動がもう始まってる。
これ、もしかしたらだが…この部屋の賃貸契約も…もしかして…?
「どうせだからあの2人も一緒に食べに行ってもいいか?」
「え~…霧生さんと三園さんも一緒?…まぁいいけどぉ…」
少しばかり嫌そうな感じを見せる司ちゃんだったが、とりあえず話を聞く為に霧生さんと三園さんを起こしにベッドルームに向かった俺だった。
「そう言えばこの部屋ってキッチンが無いって言ってたな。」
「うん。あっ、でも大きな水の入れ物は2~3日に1回ぐらい交換してくれる人が来るよ?冷たい水しか出ないけど飲む?」
司ちゃんが部屋の奥の方の若干壁の色が違う場所の近くに置いてあるウォーターサーバーらしき物の近くまで行ってタンクをポンポン叩きながら聞いてきた。
ちなみに司ちゃんはまだパンイチです♡一応俺もパンイチです♡
男と女、同じ姿になっても価値がまったく違うって言うのはさすがにエコ贔屓が過ぎるのではないかと思うんだよなぁ…
まぁでも女性の体にはおっぱい様と言う名の神様が存在しているのだから価値がまったく違うのは本能的には理解できるのだが理性の側が何やらこう…色々思う所があると言いますか?
なんなら下半身だけ下裸モード…シモラなのかシタラなのかは有識者の間でも意見が分かれる部分ではあるが、そんな状態になれば男女の扱いは近い状態になる。
まぁでもこれは法的な扱いが同じになるだけで、衆目に晒した場合のオーディエンスの挙動はわざわざ言うまでも無いだろう。
男の場合、同姓からは石を投げられて異性からはクリティカルヒットポイントが無い女性であれば同姓のそれと大差ない反応を示す。
だがしかし、女性が下裸モードに突入した場合、同姓からは保護され異性からは…こっちもまぁ保護と言っても良い状態に連れ込まれてしまう。
なぜここまで女性が優遇されねばならないのか?!
俺はちょっとだけツンっ♡と存在感をアピールしてくる司ちゃんの乳首様に指を伸ばしながら考える♡
「キヨシって本当におっぱい好きだよね?もしかしたら…」
「んっ?もしかしたら?」
「ん~ん。なんでもない。」
俺の手をスルリン♪と避けて自分の服を収納しているらしき場所に向かって歩いていく司ちゃんだった。
そう言えば司ちゃんはこのループ時に俺に誰かの事を聞きたそうにしていたな。
これってやっぱりあの2人の事を聞きたかったんだよな?
今現在千佳ちゃんと風子ちゃんは俺の知らない場所で湯島…まだ部長扱いかな?部長の管理下に居るはず。
そう言えば部長がどこに出張で行く事になったのか情報がまったく出て来なかったが…このループ時の黒田と高円寺専務の所には2人とも居なかった訳だ。
な~にが『チカは俺が育てるから諦めろ』だ。
あいつその辺りでも俺に嘘を吐いていたって事だよなぁ…あまり信用し過ぎたらバカを見そうだ。
やっぱりあいつには気をつけないとまずいな。
そう言えば俺…何度も同じ時間を繰り返してるからイマイチ今現在がどんな状況なのかが分からなくなってきてるが…今のループって最初のループの続きなんだよな。
だとすれば、あの時に俺が知ってた事は、黒田から送られた情報がほとんど全てで…そろそろここらで順を追って関係のあった人毎に確認しておいた方が良さそうだな。
まずは俺の生死に大きく関わってきてそうな黒田か。
あいつはこのループの時は千佳ちゃんと風子ちゃんの事に関しては嘘を吐いていた。それと部長と社長のやってる事に関しては大体本当の事を俺に伝えてきていた。このループでは俺が自分の側に来たと思い情報開示してると考えても良さそうか?
続いて黒田に関係してそうなのが高円寺専務と宇野君か。
宇野君に関しては今の段階まで情報が出揃った状態であれば黒田と佐々木さんにいい様に転がされていた被害者だと言っても良さそうな気がする。
まぁでも俺を殺してしまったので…俺が部長になった暁には冷や飯をがっつりと食わせてやるとしよう♪
これぐらいの仕返しはしても問題無いだろう。
高円寺専務に関しては…イマイチ分からない。あの人が何を目的として会社の膿を切り捨て様としているのか…まぁでも今回の2人が動いた結果が『会社の経営権の掌握』に繋がるのであれば社内派閥の権力闘争の一環みたいなものと考えてもいいかもしれないか?
あぁ、そう言えば高円寺専務…風子ちゃんとの再会であれほど感情を表に出してたか…あの人元々厳格な性格って社内では周知されていたからもしかしたら風子ちゃんを取り戻す事が目的と考えても良いのかもしれないな。
だとすれば黒田と高円寺専務の会社をひっくり返す勢いでやりたかった事って少女2人の救出?
ちょっと嫌な想像だな。そうでない事を願っておくとしよう。
次に俺に大きく関係してそうなのが佐々木君だよな。
彼女の俺に対する態度の理由は自分で言っていた様に1年程度前からの俺を玉の輿案件として見ていた事が主な原因だったって事だ。
それ以外にも彼女はどうも会社の株主辺りにそこそこ大きなパイプを持ってるらしいので扱いには気をつけなければならない人ではあるが…でもまぁ…一応部長側の人として動いている状態で今回の社長と部長の失脚に巻き込まれているとすれば少しばかりめんどくさい状態から変わってくれてるかもしれない…いや、そうでもないか。
あの、司ちゃんと2人で浴室で話をしていた時の某サメ映画のおどろおどろしい感じのBGMを纏って登場した姿はそう簡単には忘れられない…
何にしても彼女の裏にどんな魔物が存在しているのかを確認しておく必要がありそうだな。
さて次に俺に関係してきた人…今ベッドルームでたまに思い出した様に体をピクピクさせながら天国ツアー真っ最中の2人か。
一応霧生さんと三園さんの性癖に関しては色々知ってる♡
霧生さんはグッズを体に埋め込む事が日常化しているらしく、そんな状態で仕事をしつつ三園さんに無茶な指示を出してエロ行為を楽しむ変態で、アナルには最大25cm直径4.8cm程度の拡張様御用達アナルストッパーを入れる事ができて、おまんこには三園さんの手首+10cm程度を入れられるツワモノさん。
一応そのサイズのモノであれば同時に収納可能だって三園さんが俺のチンポを自分のおまんこに収納状態でモースタイルな霧生さんに実演してくれたが、俺のチンポの最大状態では厳しかったらしい♡
三園さんに関しては霧生さんの診察を受ける為に訪れた患者さんのアナルとかチンポを舐めさせられていたらしく、なかなかのお口上手さんだった♡まぁでも…あの、俺の手にジャストフィットするサイズのおっぱい様はなかなかに素晴らしい弾力だったんだよなぁ~♡あれはマジで素晴らしかった♡
ちなみに三園さんはアナルはほとんど楽しんで無いらしく、霧生さん曰く『まだまだ弄りがいがある状態♡』らしい?
なんとなく2人に関してはエロ方面の話ばかりになってしまったが、そんな事しか特徴が無いヘンタイだと考えても良さそうな気がする。
一応黒田の昔からの知り合いって事だし…まぁ完全に意識から除外するのは危険だな。その程度に記憶に留めておけば良い位だろう。
そして、最後に残ったのは司ちゃんか。
服を着て戻ってきた司ちゃんは北欧系のハーフっぽい顔立ちで、体のイメージも細くて体力が無くて…A~B辺りのサイズのおっぱい様装備をお持ちで、アナルで俺のチンポを初見in出来て、昨日からの性行為のおかげで通常サイズ(25cmぐらい♡)のチンポであればなんとかおまんこに全部入れられるようになった子♡
そして一番のポイントはエロ天使♡…な事ではなくて、俺の記憶に無い期間の記憶を夢で見れるらしい事。
時間的に連続しない俺の繰り返してきた事まで夢ではあるが知る事の出来る能力って言うのはテラスちゃんの能力に近しい何かを感じる。
一応今回のこの繰り返している事象のキーパーソンだと思われる彼女だが…今現在はまだ何も思い出せない状態なんだよなぁ…たぶん明日になれば司ちゃんは俺の事を夢で見て昨日まで…3回目のループまでのアレコレを知るのだろう事が想像できるが…
もしかしたら俺と司ちゃんが一緒に居る事に何か意味があるのだろうか?
あぁ、そうか。そう言えば明日になったら司ちゃんは千佳ちゃんと風子ちゃんが部長の元に居る事を知るのか。
だったら今伝えても問題は無い?
色々思い返していたら司ちゃんが少しだけ今風の左右非対称な若干ボーイッシュな服装で現れた。
「ねぇキヨシ。いつまでパンツだけで居る気?それと、霧生さんと三園さんがまだ寝てるけど夜ご飯とかどうする?」
俺が着てきた物ではない男用のYシャツを渡してくれながら聞いてきた。
「そう言えばご飯に関しては誰かが持ってきてくれるって言ってたな。それって霧生さん達なのか?」
「三園さんが週に2回か3回持ってきてくれるのと、それ以外はおじいさんみたいな人とかおばあさんみたいな人が何人か居るよ。その人達って聞いても名前を教えてくれないから名前は知らないけど。」
ふむ…そう言えば黒田から司ちゃんの保護を打診されていたな。
これ…まずい状態になる?だって俺…ほぼ天涯孤独状態だし?
一応親戚は居るけど…でも最後に会ったのって…もう何年も前だし…なんかここらの記憶もイイ感じに消えてるみたいだな。
そんな状態で俺が司ちゃんを養育するのってさすがに無理なのでは?
「ズボンはキヨシが穿いてたので大丈夫だよね?それで…どうするかそろそろ決めてくれないとお弁当が届くんだけど…?」
リビングに置いてあるデジタル時計はPM5:17を表示していた。
「まぁそうだな、1日に何食もコンビニ弁当って言うのはちょっとよろしくない気がするから食べに行くか。」
「うん♡じゃぁ弁当配達いらないって言っておくね~♡」
司ちゃんは嬉しそうに弾む様な動きをしつつ玄関の在る方に行ったが…どうやって連絡を取るんだ?
この部屋にはインターホンとかは存在して無いはず…などと考えつつソファーの所に畳んで置いてあったスラックスを取り穿いてたらドアを開けて誰かが外に出て行った様な音が聞こえてきた。
「そう言えばドアは内側から開けられる状態だったか。」
だとすれば同じフロアのそんな人達が待機してる所に行くなり管理する人が居る部屋に行けば良いだけって事か。
ベルトを留めてなんとか俺が人前に出られる状態になった頃に再度玄関のドアが開く音が聞こえた。
「ただいま~♪一応今日お弁当要らないって言ってきたんだけどなんかこんなの渡された。」
司ちゃんが四つ折りにされた紙を渡してきたのでそれを開いて読んでみた。
『司ちゃんの所にお弁当を届ける仕事が今日で終わると黒田さんに聞きました。
彼女の事をどうかよろしくお願いします。
じじばば一同、私らに孫の様に接してくれていた司ちゃんの幸せを祈ってます。』
あっ…これはマズイぞ、黒田の俺を追い込む行動がもう始まってる。
これ、もしかしたらだが…この部屋の賃貸契約も…もしかして…?
「どうせだからあの2人も一緒に食べに行ってもいいか?」
「え~…霧生さんと三園さんも一緒?…まぁいいけどぉ…」
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