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第四章 死んだ原因?

111 ループからの脱出6/6

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部屋の中には湯島ゆしま部長以外に2人の浴衣を着た少女が居た。
「遅くなりました。」
とりあえず部屋に案内されて最初に部長に頭を下げる俺。

「ふむ…もう少し遅く来ると思っていたのだが…美月みつきさ…コホン。美月君は君の好みではなかったのか?」
美月さ?…今なんで君に言い直した?

「いえ、好みどうこうの話ではありませんので。彼女は私の部下であり、今回少なくない好意を向けられましたが、今はまだ部長の真意が私には見えておりません。指定された時間に来るのは当然と考えましたが…」
もしかして部長は俺がもっと遅れてくると思っていた?
確か受付の辺りにあった時計が、ちょうど9:30ぐらいだったはずなので、女将さんらしき女性がここまで案内してくれた時間を考慮しても今は9:35を越えない頃だと思うが…

「ふむ…私は美月君が君を明日まで拘束する可能性が高いと思い今日ここでゆっくり待つつもりで居たが…もしかして美月君は君には何も言わなかったのか?」
ここで湯島部長が言ってるのは、佐々木君が1年程度前から俺を狙っていたって話の事だろうな。
玉の輿物件として見ていたと言った話の佐々木君が説明してくれた中での彼女の先走った勝利宣言に関わる辺りの事を言ってるのだろうとは思うが…
「一応佐々木君は1年程度前から私の事を思ってくれていた事と、私の部署の社員の宇野うの君とのあれこれを教えてくれましたが…さすがに今日付き合ってる事を報告されて更には明日には別れるからと言われてもそのままお付き合いを進められるほどの胆力を私は持っておりません。」
一応デリケートな部分の話なので曖昧な表現ではなくしっかりと言っておかないと、気付いた時には結婚式の日取りなんかが勝手に決まってるなんて事がありそうな気がしたのでキッチリと反論しておいた。
「そうか…美月君が君を篭絡できているならそれでよいと思っていたが…まぁそんな所で正座などしていないでそろそろこっちに来て座りなさい。」
一応俺の意思も考慮してくれそうな反応を見せてくれている湯島部長ではあるが、篭絡ねぇ…そんな言葉が出てくると未だチカちゃんとフーコちゃんらしき少女を紹介してくれていない事に関して少しばかり面倒な想像が出来てしまうのだが…

とりあえず部屋に入ったすぐの辺りで正座をして挨拶をしていた俺だが、席に着く様に言われてしまったので部長の座っている上座の正面に1ヵ所だけ用意されている席に移動すると、部長の傍に座っていたチカちゃんが俺の近くに移動してきてスーツの上着を脱がせてくれた。
「ありがとう。」
「…」
チカちゃんらしき少女は何も言わずに笑顔だけで俺に応え、そのまま上着を持ち入り口に近くに行って、鴨居に等間隔に設置してあるフックに掛けてあったハンガーを取り、上着を描けて俺の席のすぐ隣に戻ってきた。

「その子の名前は千佳ちかで、この子が風子ふうこだ。美月君から渡された物に情報があったはずなので紹介に関しては名前だけでよかろう。」
湯島部長は風子ちゃんにお酌をさせながら彼女の体に手を伸ばしてるが…
「一応あの情報には目を通しましたが…」
部長が視線で千佳ちゃんに何か指示を出すと千佳ちゃんが俺に体を寄せてきた。
「今回私をここに呼んだのは私が黒田くろだの陣営に居ない事を確認するのが目的だった訳ではないのですか?」
なんとなく今までの話の流れから湯島部長が何をしたいのか想像できる気がするが…
「まぁそれが目的ではあるが、君が黒田と高円寺こうえんじ専務の手の者でないと証明する方法は色々な方法があると思うが、どうだ?」
湯島部長は風子ちゃんの浴衣の胸元に手を差し入れて行動で言いたい事を示してきた。

湯島部長の味方かどうかの確認方法は部長の用意した女を抱くかどうかで決まる様だ…たぶんここで千佳ちゃんを抱けって話なんだろうなぁ…はぁ~…
だとすれば少女達を自分の都合の良い状態で使っていたのは湯島部長の陣営と言う事になりそうなのだが。
「今の君ならば会社で生き残る為の選択方法を理解出来ていると思うが…わざわざ説明しなければ分からないと言う気ではないだろうな?一応美月君との行為に関しては彼女からの報告も届いているのでそろそろ覚悟を決めてみてはどうだ?」

なるほど。湯島部長には今の俺が佐々木君と言うハニートラップに1回引っ掛かってしまった仕留められる直前の獲物として見えてるって訳か。
ここで千佳ちゃんを抱かなければ、社長と湯島部長から敵対行動を取られたと判断されて会社から消される事になるぞと…言ってる様だな。

湯島部長側が黒だったって事かぁ…

まぁでも会社の在り方を清廉潔白でなければならないなどと言い切れるほどには俺も子供では無いので、このまま千佳ちゃんを抱いて湯島部長の陣営の手駒として動くのはそこまで問題とは思ってないのだが…問題になるのは黒田の側のこれからの行動と、俺の事を佐々木君を使って渡した情報で騙してこの状況を用意した事だな。

今が確か俺の命日の2日前の夜…確か1回目のループの時、俺の命日の時ちょうど辺りで黒田が何か行動したはずなので、それが規定路線と言うのであれば、明後日の夜まではあいつは動かないかもしれない…あぁ、そんな事は無いな。
黒田は宇野君から何かを聞いて行動するつもりで今日の俺との約束をキャンセルしたはず。
もしかしたら今現在もう動いてるかもしれない…か。
その行動が危険を察知して逃げていると言うのであれば特に問題ないのだが、窮鼠~だった場合が困る。

そしてもう一つの方の問題は、佐々木君が部長のやってる事をどこまで理解してるかだろうな。
俺が彼女に接してみて感じたのは、俺に対するそこそこ強い好意と、俺が少女達に対して好意的な言い方をした時の反応…あの嫌悪感むき出しの態度。
でもそう言えば…佐々木君は前回のループの時に霧生きりゅうさんと俺のキスシーンを見ただけであれほどの頑なな態度を見せたのだから、もしかしたら自分以外の女性に向ける俺の気持ち自体を嫌っていただけとも言えるが…
どっちだとしても彼女が俺をここに送り出す時、特に嫌そうな顔をしてなかった。たぶん彼女はここで俺が千佳ちゃんを抱かせられる状況になるとはまったく考えて無いだろうな。

これ、もしかしたらだが、ここで千佳ちゃんを抱く行為って、黒田と湯島部長に続いて3人目佐々木君の俺の命を狙うかもしれない奴の誕生スイッチを押す行為だったりしないか?
これってどっちの陣営に付いても俺ってまずい?

あふん♡千佳ちゃんが俺の股間に手を出してきてるぅ~♡

「そう、何も考えずにその子を抱いてこちらの陣営に入れ。一応人前では恥ずかしいと言うかもしれないと思って隣の部屋に閨の準備はしてあるが…使うか?」
湯島部長の交渉術とは、女性を相手に利益として与えておいて自分の要求を通すって形がパターン化しているのかもしれないな。
部長は風子ちゃんの浴衣を上半身脱がせて自分の胡坐を描いたひざの上にまたがらせて何やら胸元と股の近くから湿っぽい音をさせ始めている。

「ではお言葉に甘えさせていただきます。」
俺は千佳ちゃんの手を取り、この部屋に入ってくる時に使ってない方の襖を開けて隣の部屋に移動した。
襖を閉めると部長の居る部屋の方から今まで声を押し殺していたらしき風子ちゃんの少しばかり気持ち良さそうな声が聞こえてきた。

この場で千佳ちゃんを抱かないという選択肢がこれで封じられたって事だ。
千佳ちゃんがまったく声を出さない…それこそ喉を潰されている様な子であるならば、まだ抱かずに終わらせる事も出来ると思うが、あの映像の中で千佳ちゃんはそこそこロリボイスで嬌声を上げていた。

ここで千佳ちゃんを抱いたら間違いなくあのロリボイスが部長の耳にも届くだろう。

部長の使う俺を取り込む為の方法は若干古くて強引だとは思うが、これならばこの部屋から俺が出る時に確実に自分の陣営に入ったかどうかを確定できる。
千佳ちゃんは確か13歳…手を出してしまえば確実に淫行条例に引っ掛かる。

「そう言えば君は部長の元にいつから居るの?」
俺はこんな状況もあるかもしれないと思いスラックスのポケットに入れておいたスマホを引っ張り出して、佐々木君に送るメッセージを入力しながら千佳ちゃんに聞いてみた。
「ん?チカは…いつからだったかなぁ…よく分からないけど…少し前に志郎しろー君の所に来たよ?」
あのおっさんここでも自分の事を志郎君って呼ばせてるのか…終始一貫していてある意味立派ではあるが…

「そうか、それで?ずっとこんな事をさせられてるのか?」
俺が聞いた時には千佳ちゃんはもう俺のベルトを外してスラックスを脱がせに掛かっていた。
「ずっと…って訳じゃないけど…シロー君の所に来るまでの事ってチカ思い出せないからどこにも行けないし…」
千佳ちゃんもつかさちゃん同様薬の影響で記憶が無いって事だろうか。
おっし、これでOK。
俺は千佳ちゃんにブリーフをひざまでずり下ろされて、少し前に佐々木君が口で綺麗にしてくれたチンポを根元まで口に含まれながら佐々木君に宛てたメッセージを送った♡

さてと少しばかり時間稼ぎをしておくか。これから俺のメッセージを見て佐々木君が鬼の形相でこの部屋に怒鳴り込んで来るはずなので、その時に千佳ちゃんの体の中に俺のチンポが入っていたらそれこそ部長と一緒に始末されかねないからな。
「そう言えば千佳ちゃん、ここってお風呂とか無いの?」
「…ふぉふへひょうふぁ?ひははひふぁはいほ?」
たぶん『どうでしょうか?チカは知らないよ?』とか言ってるのだろうが…のどまで使ってフェラってくれてる時に声を出そうとしたら痺れるような感覚が竿全体に伝わってヤヴァイ♡…アヒン♡
「ふぅっ♡ケホッ♡お風呂があるかどうか聞いてきますか?」
「そうだな。俺は女を抱く時は最初に風呂でじっくりと自分の手で洗いたいのでもし使えるなら助かる。」
「え~チカ洗われちゃうのぉ~♡キヨシ様ってエッチだ♡アハハハッ♡」

千佳ちゃん少し楽しそうな感じに笑いながら襖を開けて隣の部屋に行ったのだが…
今俺の目に映った映像はリアルに今隣の部屋でおきていた事なのか?

湯島部長…風子ちゃんのおっぱいを吸いながら彼女の手で下半身を撫でられていた所までは許せると言うか俺もしてもらっても良いかと思うのだが…あいつ白いなんかこう…オムツっぽい何かを穿かせてもらってなかったか?
『えっ?キヨシ君がお風呂に入りたいって言ってるの?じゃぁチカお姉ちゃんが聞いてきてっ♡風子ママァ~なんか出たぁ~♡』
『はーい。』
『はい良い子ですねぇ~シロー君は♡こんなにいっぱい出せちゃったんですねぇ~♡』

ここらまで聞いて俺はそっと耳を両手で覆って目を閉じた。

あのおっさん幼児プレイ常習者かよ…しかもオムツの中で出せるとか…かなりの上級者だよな?
しかも俺に向かって『恥ずかしければ隣の部屋を使っても良い』みたいな事を言ってたって事は、俺がそのまま隣の部屋でおっぱじめたら…あいつあのプレイを俺の目の前でする気で居たって事だよな?

全身に嫌な汗が流れるのを感じた。

俺が恐れおののいていると隣の部屋から勢い良く襖が開かれる様な音が聞こえてきた。
『ちょっと志郎君?!あんたなんて事をしてくれてるの?!』
『ふえっ?!なんで美月様がここに?!』
『それはどうでも良い事よ!清に頼まれた物を渡したくて来てみたらあの子が受付の所で風呂に入りたがってるって言ってたから嫌な予感がして来ただけよ!』

佐々木君の言ってる事はほとんどが嘘だ。
だって俺が助けてくれる様にお願いしたメッセージに『小さな少女を宛がわれてるから何か渡すものがあるって言って乗り込んで助けてくれ』って書いたからその様に言ってるだけのはず。

バン!

部屋の襖が開けた反動で半分閉まる位の勢いで開けられて佐々木君が現れた。
「居たぁ~~!!清ぃ~~♡もう大丈夫だからね?何も変な事されてない?」
「あぁ、少しだけその…されたけどまだ大丈夫、まだ未遂だ。」
パンツを持ち上げた辺りで隣の声が聞こえてきてしゃがみ込んでしまったのでまだスラックスが穿かれて無い状態だった俺は説得力の無い説明を避けて、『とりあえず少しだけしゃぶられたかも?』程度に感じて貰えるような言い方で逃げた。

「…志郎君。この事は静江しずえさんに全部言うから覚悟しておいてね。」
「おいっ?!ちょっ?!それは待ってくれ!!そんな事をしたら君も大変な目に会うんだぞ!!分ってるのか?!」
ちなみに静江さんって言うのは湯島部長の奥さんね。部長の反応からどんな人かは察せられると思う。
「そんな事どうでもいいわ。…あんた達は証拠として一緒に来てもらうわよ。さっさと服を着なさい。」
最初湯島部長が佐々木君の敬称を『美月君』って言い直した時になんとなく思っていたのだが、やはり部長は佐々木君に性的に女王様的な役割を求めていたらしい。

佐々木君が飛び込んで来て咄嗟に出たのが美月様だもんなぁ…

佐々木君の剣幕に危険を察知したらしい千佳ちゃんと風子ちゃんが急いで部屋の収納から出した服に着替えた。
その間俺は危険な状態にわざわざ自分から首を突っ込まない大人の対処方法を駆使して静かに待っていた。

そしてオムツを穿いている還暦間近のおっさんだけが部屋に残されて、俺達は俺の軽自動車と佐々木君の乗ってきたまだ返してない2シーターのオープンカーに分譲して旅館を出た。
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