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第四章 死んだ原因?
99 楽園ゲームとリアルの差4/4
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俺はつかさちゃんにお風呂で全身を洗ってもらい、ベッドルームにそのまま連れて行かれてネットリとグッチョリと…俺の知っている生前彼女にしてもらおうと夢見ていたドエロ行為のあれやこれやを余す事無く全てしてもらった♡
つかさちゃんはソフィーを超えるエロ知識を持っていたのではないだろうか?
もうあれだな、つかさちゃんエロ天使だな♡なんならドエロ女神でもイイ♡…自分で何言ってるかよく判らなくなっているけど、それぐらい気持ちよかった♡
「ねぇキヨシ、大丈夫だったでしょ?」
つかさちゃんは俺の胸の辺りに首を傾げた状態で頬をのせ、俺の股の間に下半身を下ろした感じに全身で俺にのしかかった状態で全身の力を抜いて見上げてきた。
「とても気持ちよかったけど、あまりそこから見上げないでくれないか?鼻毛とか見えたら恥ずかしいだろ?」
「あははっ♡69でお互いのアナル舐めまでしておいて今更そんな事を気にしてるの?…そんな事を考えてるキヨシは…フッフッフッ♡こーしてやる♡」
つかさちゃんは俺の体の上を這いずって上ってきて俺の顔を両手で挟んできたので何をする気なのか見ていたらいきなり俺の鼻に舌を突っ込んできた。
「おひぃ~…それはさすがひはずかひいんぞぉ~…プッ…ははははははっww」
「気にしなくても大丈夫♡キヨシがして欲しいって言うならオシッコも飲んであげるからねっ♡」
「飲むのはさっきの精液だけで十分だよ。ありがと。」
とりあえずまた鼻に吸い付かれたら恥ずかしいと思い、やさしくつかさちゃんの顔を持って彼女の口に吸い付いて口の中を楽しんでおいた。
…そう言えばさっき、つかさちゃんはお掃除フェラしてくれたな。
なるほど、だからこんなに強く彼女の愛液の匂いと精臭が感じられるんだな。
…って言うか、さっきつかさちゃんが俺の鼻を舐めた時にちょっと気になったのだが…今までの俺ならまったく感じる事の無かったほどに薄い臭いだと思うのだが…何かこう…少しばかり嫌な感じの臭いが感じられた。
人は、においに対して個々に趣味趣向に沿った好悪のイメージがあると思うのだが、それはその人の生活環境に依存した状態で構築される感情であり、劣悪環境で生活する子供などは消毒液のにおいなどをとても良い香りだと感じたりすると聞いた事がある。
子供の頃に病院で注射をされて痛い思いをした事のある人であれば消毒液のにおいを嫌なにおいだと感じるのは多くの人が理解できるのではないだろうか?
他にも車のほとんど通らないような場所の子供などは車の排気ガスの臭いを嗅いだら良感情を持つ事もあるらしい。
俺は日本人として30年以上生きてきたので、俺が嗅いだ臭いに対して持つ感情と言うのはそこまで変なモノでは無いと思うのだが、何というかこう…つかさちゃんから感じる臭いのイメージが、生きたまま腐っていってる生物の肉の臭いの様なイメージを持ってしまうのは…
これ…もしかしてつかさちゃん…何か変な薬とかを常用させられていたりしないよな?
それと、つかさちゃんとのセックスの時…アナルセックスをした時もそうだったのだが、俺の体はなんとなくあの世界の精力と言うか、能力?って言ったら良いのかな?相手をしてくれている女の子が求めてくれている間はずっと楽しめる体になっていた。
俺の方はいくらでも楽しめるとしても、14歳のつかさちゃんの体力的にはさすがに2桁回数をこなせなかったらしく、3時間程度相手をしてくれた辺りで力尽きた。
でも、この頃の少女ってもっとこう…体力的には無尽蔵とまでは言わないけどそこそこ持久力とかもありそうな気がしていたんだけど、俺の体力と言うか能力を加味して比べてみたとしても、つかさちゃんの体力の無さってのはちょっとばかり気になる。
ちなみにつかさちゃんは俺の性器を受け入れても、そこそこ気持ちよくなってる様な素振りはしてくれているが、そこまで感じている訳では無い気がする。
そこらへんの女の子が気持ち良くなってると判断する俺の感覚はニナ達のビーストモードでの乱れっぷりとかを参考にしているので、もしかしたらこっちの女性の反応とは色々違っているのかもしれないとしても…どっちかと言うとあまり大きく動かないつかさちゃんのセックスの動きを思い浮かべてみるに、もしかしたら彼女はほとんどこの部屋から外に出る事が無いのではないだろうか?
まったく運動してない人のそれに近いイメージをそこそこ強く感じた。
いくら北欧系の血が流れているとは言っても太ももの太さが俺の二の腕とそこまで大して違わないって言うのは、さすがにおかしくないか?
そう言えば…深夜アニメに出てくる女の子ってこんな足の細さだったけど…でもあれは完全に男の夢の体形だから…リアルにあんな…こんな体ってさすがにおかしい気がする。
「ねぇ…キヨシって黒田さんの友達なんだよね?」
自分の体の上に乗る体の軽さを意識しながら彼女の現在の生活環境を想像していたら何気ない感じに聞かれた。
「んっ?あぁそうだけど、何かあいつの事で聞きたい事でもあるのか?」
「…ん~ん。そうじゃないんだけど…黒田さんじゃなくって…あーでも…うん。まぁ、今はイイ。ねぇキヨシ、もう少しだけ相手して欲しいけど…イイ?」
「先に動けなくなったのはつかさちゃんの方だよ。俺はこの体なら何度でもこんな感じになるよ♡」
「ひゃんっ♡ちょっとキヨシ?なんでいきなり入ってくるのよ…んっ♡…あっフーフー…んっ…あっ♡ちょっ…もう少しゆっくり…♡」
「だいぶ奥まで入る様になってきたな。もう少しで根元まで入るぞ♡」
「入るかもしれないけど…うぅ…やっぱりキツイよぉ…もうちょっと浅い所で…んっ♡いい感じ♡そこが気持ちイイ♡アンッ♡アッ♡アッ♡アッ♡アッ♡アッ♡アッ♡」
俺とつかさちゃんは30分ぐらいお互いの体を楽しんで、もう一回お風呂に入って休んだ。
翌日…
俺の横で俺の方に体を向けて寝ているつかさちゃんを見ながら、俺は昨日、寝物語に彼女が語ってくれた生い立ちの話を思い出していた。
俺とつかさちゃんはお風呂から上がってすぐにベッドに寝転んで寝始めたのだが、少し前まで動き回っていた俺はすぐには睡魔が訪れずになかなか寝付けなかった。
時計の音しか聞こえない静かな空間に居心地の悪さを感じた俺は、寝返りを打った時不意につかさちゃんと目が合って、焦って会話の糸口を求めてしまい『ここに来るまではどこに居たの?』って聞いてしまったんだ。
そうしたら彼女は…苦笑いをする感じに少しだけ困った様な表情を見せたんだ。
そして、『ここに来る前の場所の事は…最近あまり詳しく思い出せないの』って答えてくれた。
そもそもつかさちゃんの記憶には彼女の両親は存在しないらしい。
そして、彼女の記憶にある一番古い記憶は、肌の色の違う子供達が10人ぐらいで一緒に生活している場所の事だと話してくれた。
そこでは何人かの女性が絵本を読んでくれたりしながら何不自由無く生活していた気がするって。
そして、そんな生活を続けていて、少しづつ年上の女の子とか綺麗な顔立ちの男の子などが居なくなって行ったらしい。
そして自分の体が少しだけ女らしくなってきた頃にこの部屋に連れて来られて男の相手をさせられる様になったって教えてくれた。
何年ぐらいの間ここで男の相手をしているのかよく分からないって笑顔で言っていたが…そんな事ってあるのだろうか?
そんな話を聞いてなんとなく気になったのは、つかさちゃんの体から感じる嫌な臭い。
やっぱりつかさちゃんって変な薬の影響下に在るって事なんじゃないだろうか?
そもそも俺は、そんな薬を使った事は無い。海外に出張した時にも面倒事を持ち帰らない様にかなりそこらに気を使っていた。
だからどのにおいがどの薬のにおいってのはまったく分からないけど…
少しの間つかさちゃんの顔を見ながら考えていたら彼女が目を覚ました。
あっ、俺の事を今やっと思い出したって顔だな…そして…少し恥ずかしそうな顔した…
「何見てるの?…女の子の寝顔をずっと見てる男ってヘンタイなんだからね?♪犯罪者になって捕まるんだからね?♪」
そう言って笑顔で布団の中に潜り込んで俺の胸元に近づいて来てにおいを嗅いでる様な感じに大きく息を吸い始めた。
「なんかすごく気持ちイイかも…キヨシのにおいって外で遊んでいた頃の事を思い出す気がして…スキかも♡」
「そうなのか?でもそのにおいって昨日つかさちゃんが洗ってくれたボディーソープのにおいじゃないか?」
「まぁそんなにおいも感じるけど…そういう事じゃないでしょ?もうっ!」
布団を弾く様に立ち上がりベッドから降りて部屋のドアに向かって歩いて移動し始めるつかさちゃん。
「キヨシはまだ寝るの?私そろそろ朝ごはん食べる頃だけど…?」
部屋の中の時計の針は6:43頃を指してる。
「俺もそろそろ起きるかな。そう言えばつかさちゃんってごはん自分で作ってるの?」
「それは無理。だってここの部屋には調理する場所とか無いもん。」
そう言って、つかさちゃんは裸のまま部屋から出て行った。
そう言えば俺も何も着てなかったか。
とりあえず昨日バスルームから着てきたバスローブを着てなぜか穿いて寝たはずの俺の白いブリーフがベッドの下に落ちていたので穿いて部屋を出ると、ちょうどつかさちゃんがクーラーボックスの様な物を持ってリビングに入って来た。
「一応キヨシのご飯も入ってると思うけど…どうする?一緒に食べる?」
「出来ればそのおっぱいとかアンダーヘアーを隠してから聞いてくれないか?」
「…エッチ♡」
とりあえず持って来ていたつかさちゃんが昨日着ていたバスローブを渡して着てもらってる間にクーラーボックスを開くと中にはコンビニ辺りで買えそうなお弁当が温められた状態で入っていた。
「毎日こんなの食べてるのか?」
「ん~?…そうだね。大体こんなお弁当が入ってる。」
「チキン南蛮弁当と…直火焼きサバ弁当かぁ…」
「どっちでも好きな方を食べていいよぉ~。」
つかさちゃんはなんとなく嬉しそうな顔になり、俺が選ぶ前にチキン南蛮弁当を取って行き、ソファーの所のローテーブルに置いて封を開け始めた。
その後わざわざ用意してくれた朝食を破棄するのもアレだと思い残った方の直火焼きサバ弁当をつかさちゃんの前に座って一緒に食べた。
そして1人では絶対に外に出してもらえないからできれば一緒に外に行きたいって言うつかさちゃんの求めに応えて2人で外に出て近くの隅田川沿いの川原を少しの間歩く事になった。
つかさちゃんは本当に外に出る事が無かったらしく、1kmも歩かないうちに息切れをしはじめたので、歩いていて見かけたベンチに座って何度も休憩したりしながら少しの間近場でデートみたいな事をしてみた。
「今までは車で外に出た事は何度かあったけど、こうして歩いて色々見て回ったのって初めてかも♡キヨシありがとっ♡」
遊歩道に近い道路に停まってクレープを売っていたキッチンカーがあったので、そこで二つクレープを買って歩きながら食べていると前から歩いてきた男が妙な動きをしてきた。
俺の横をすれ違う時にわざと肩をぶつけようとでもしている様な動きをしてきた。
勢いを付けて近づいてくる男に気付いた瞬間、急に周囲の時間が遅く流れ出した様な気がした。
あっ…男の手がジャケットの内側に入って何か出そうとしてる…は??…なんでこんな場所でバタフライナイフを?
視線は俺を見てつかさちゃんを見て…もう一回俺を見た。
もしかして、俺を刺そうとしてる??
でも俺はこいつの事、知らないよな…とりあえず面倒な事にならない様にしておくか。
俺はタイミングを計って男が胸元に入れた手を握りそのまま足を引っ掛けて転ばせる。
…男の体が倒れていくのに合わせてゆっくり動いていた時間が元の早さに戻って行った。
ゴキッ!
「ウッ!」
「あっ!ごめんなさい!!」
転んだ男は俺が手を引っ張り、反対側の手で腰のベルトを掴んで体の向きを変えてしまったから受身を取れずに肘の辺りを地面に強打して嫌な音をさせた。
「あっ…クッ…いいえ!こちらこそ!うぅっ…」
顔に汗をかきながら逃げる様に遠ざかって行く男を、つかさちゃんは不思議なモノでも見るような顔で見送っていた。
「なんかすごい音してたけど…あの人大丈夫だったのかな?」
「どうだろうな?まぁでも、もし骨でも折れていたとすればあんなに元気に走って行けないんじゃないか?」
「…そうなのかな?よく分かんないけど??」
「それよりも俺のクレープ落ちちゃったんだけど…これはさすがに掃除しないとまずいよなぁ…」
「汚した人が綺麗にしないとだねっ♪とりあえず少し戻った所にゴミ箱があったと思うよ?」
「捨てに行くかぁ…」
「ふふっ♡しょうがないなぁ~付き合ってあげ~るよっ♡」
「ありがとなぁ~」
こんなハプニングでも嬉しそうなつかさちゃん…なんだろう…さっきの奴…俺を狙ったのかなぁ…まさかつかさちゃんが狙われたって事もあるのかなぁ…
その後少しだけ周囲に気を配ってデートみたいな散歩を続けたが、その後は特に変な人も近づいて来ずに時間が過ぎて行った。
そして…2時間が経った頃になってつかさちゃんが、『脚が痛くてもう歩けない』と言い出したので、しょうがないのでおんぶしてマンションまで戻ったのだが、戻った部屋の中になぜか黒田が居て、何か嬉しい事でもあったような顔で俺達を迎えてくれた。
つかさちゃんはソフィーを超えるエロ知識を持っていたのではないだろうか?
もうあれだな、つかさちゃんエロ天使だな♡なんならドエロ女神でもイイ♡…自分で何言ってるかよく判らなくなっているけど、それぐらい気持ちよかった♡
「ねぇキヨシ、大丈夫だったでしょ?」
つかさちゃんは俺の胸の辺りに首を傾げた状態で頬をのせ、俺の股の間に下半身を下ろした感じに全身で俺にのしかかった状態で全身の力を抜いて見上げてきた。
「とても気持ちよかったけど、あまりそこから見上げないでくれないか?鼻毛とか見えたら恥ずかしいだろ?」
「あははっ♡69でお互いのアナル舐めまでしておいて今更そんな事を気にしてるの?…そんな事を考えてるキヨシは…フッフッフッ♡こーしてやる♡」
つかさちゃんは俺の体の上を這いずって上ってきて俺の顔を両手で挟んできたので何をする気なのか見ていたらいきなり俺の鼻に舌を突っ込んできた。
「おひぃ~…それはさすがひはずかひいんぞぉ~…プッ…ははははははっww」
「気にしなくても大丈夫♡キヨシがして欲しいって言うならオシッコも飲んであげるからねっ♡」
「飲むのはさっきの精液だけで十分だよ。ありがと。」
とりあえずまた鼻に吸い付かれたら恥ずかしいと思い、やさしくつかさちゃんの顔を持って彼女の口に吸い付いて口の中を楽しんでおいた。
…そう言えばさっき、つかさちゃんはお掃除フェラしてくれたな。
なるほど、だからこんなに強く彼女の愛液の匂いと精臭が感じられるんだな。
…って言うか、さっきつかさちゃんが俺の鼻を舐めた時にちょっと気になったのだが…今までの俺ならまったく感じる事の無かったほどに薄い臭いだと思うのだが…何かこう…少しばかり嫌な感じの臭いが感じられた。
人は、においに対して個々に趣味趣向に沿った好悪のイメージがあると思うのだが、それはその人の生活環境に依存した状態で構築される感情であり、劣悪環境で生活する子供などは消毒液のにおいなどをとても良い香りだと感じたりすると聞いた事がある。
子供の頃に病院で注射をされて痛い思いをした事のある人であれば消毒液のにおいを嫌なにおいだと感じるのは多くの人が理解できるのではないだろうか?
他にも車のほとんど通らないような場所の子供などは車の排気ガスの臭いを嗅いだら良感情を持つ事もあるらしい。
俺は日本人として30年以上生きてきたので、俺が嗅いだ臭いに対して持つ感情と言うのはそこまで変なモノでは無いと思うのだが、何というかこう…つかさちゃんから感じる臭いのイメージが、生きたまま腐っていってる生物の肉の臭いの様なイメージを持ってしまうのは…
これ…もしかしてつかさちゃん…何か変な薬とかを常用させられていたりしないよな?
それと、つかさちゃんとのセックスの時…アナルセックスをした時もそうだったのだが、俺の体はなんとなくあの世界の精力と言うか、能力?って言ったら良いのかな?相手をしてくれている女の子が求めてくれている間はずっと楽しめる体になっていた。
俺の方はいくらでも楽しめるとしても、14歳のつかさちゃんの体力的にはさすがに2桁回数をこなせなかったらしく、3時間程度相手をしてくれた辺りで力尽きた。
でも、この頃の少女ってもっとこう…体力的には無尽蔵とまでは言わないけどそこそこ持久力とかもありそうな気がしていたんだけど、俺の体力と言うか能力を加味して比べてみたとしても、つかさちゃんの体力の無さってのはちょっとばかり気になる。
ちなみにつかさちゃんは俺の性器を受け入れても、そこそこ気持ちよくなってる様な素振りはしてくれているが、そこまで感じている訳では無い気がする。
そこらへんの女の子が気持ち良くなってると判断する俺の感覚はニナ達のビーストモードでの乱れっぷりとかを参考にしているので、もしかしたらこっちの女性の反応とは色々違っているのかもしれないとしても…どっちかと言うとあまり大きく動かないつかさちゃんのセックスの動きを思い浮かべてみるに、もしかしたら彼女はほとんどこの部屋から外に出る事が無いのではないだろうか?
まったく運動してない人のそれに近いイメージをそこそこ強く感じた。
いくら北欧系の血が流れているとは言っても太ももの太さが俺の二の腕とそこまで大して違わないって言うのは、さすがにおかしくないか?
そう言えば…深夜アニメに出てくる女の子ってこんな足の細さだったけど…でもあれは完全に男の夢の体形だから…リアルにあんな…こんな体ってさすがにおかしい気がする。
「ねぇ…キヨシって黒田さんの友達なんだよね?」
自分の体の上に乗る体の軽さを意識しながら彼女の現在の生活環境を想像していたら何気ない感じに聞かれた。
「んっ?あぁそうだけど、何かあいつの事で聞きたい事でもあるのか?」
「…ん~ん。そうじゃないんだけど…黒田さんじゃなくって…あーでも…うん。まぁ、今はイイ。ねぇキヨシ、もう少しだけ相手して欲しいけど…イイ?」
「先に動けなくなったのはつかさちゃんの方だよ。俺はこの体なら何度でもこんな感じになるよ♡」
「ひゃんっ♡ちょっとキヨシ?なんでいきなり入ってくるのよ…んっ♡…あっフーフー…んっ…あっ♡ちょっ…もう少しゆっくり…♡」
「だいぶ奥まで入る様になってきたな。もう少しで根元まで入るぞ♡」
「入るかもしれないけど…うぅ…やっぱりキツイよぉ…もうちょっと浅い所で…んっ♡いい感じ♡そこが気持ちイイ♡アンッ♡アッ♡アッ♡アッ♡アッ♡アッ♡アッ♡」
俺とつかさちゃんは30分ぐらいお互いの体を楽しんで、もう一回お風呂に入って休んだ。
翌日…
俺の横で俺の方に体を向けて寝ているつかさちゃんを見ながら、俺は昨日、寝物語に彼女が語ってくれた生い立ちの話を思い出していた。
俺とつかさちゃんはお風呂から上がってすぐにベッドに寝転んで寝始めたのだが、少し前まで動き回っていた俺はすぐには睡魔が訪れずになかなか寝付けなかった。
時計の音しか聞こえない静かな空間に居心地の悪さを感じた俺は、寝返りを打った時不意につかさちゃんと目が合って、焦って会話の糸口を求めてしまい『ここに来るまではどこに居たの?』って聞いてしまったんだ。
そうしたら彼女は…苦笑いをする感じに少しだけ困った様な表情を見せたんだ。
そして、『ここに来る前の場所の事は…最近あまり詳しく思い出せないの』って答えてくれた。
そもそもつかさちゃんの記憶には彼女の両親は存在しないらしい。
そして、彼女の記憶にある一番古い記憶は、肌の色の違う子供達が10人ぐらいで一緒に生活している場所の事だと話してくれた。
そこでは何人かの女性が絵本を読んでくれたりしながら何不自由無く生活していた気がするって。
そして、そんな生活を続けていて、少しづつ年上の女の子とか綺麗な顔立ちの男の子などが居なくなって行ったらしい。
そして自分の体が少しだけ女らしくなってきた頃にこの部屋に連れて来られて男の相手をさせられる様になったって教えてくれた。
何年ぐらいの間ここで男の相手をしているのかよく分からないって笑顔で言っていたが…そんな事ってあるのだろうか?
そんな話を聞いてなんとなく気になったのは、つかさちゃんの体から感じる嫌な臭い。
やっぱりつかさちゃんって変な薬の影響下に在るって事なんじゃないだろうか?
そもそも俺は、そんな薬を使った事は無い。海外に出張した時にも面倒事を持ち帰らない様にかなりそこらに気を使っていた。
だからどのにおいがどの薬のにおいってのはまったく分からないけど…
少しの間つかさちゃんの顔を見ながら考えていたら彼女が目を覚ました。
あっ、俺の事を今やっと思い出したって顔だな…そして…少し恥ずかしそうな顔した…
「何見てるの?…女の子の寝顔をずっと見てる男ってヘンタイなんだからね?♪犯罪者になって捕まるんだからね?♪」
そう言って笑顔で布団の中に潜り込んで俺の胸元に近づいて来てにおいを嗅いでる様な感じに大きく息を吸い始めた。
「なんかすごく気持ちイイかも…キヨシのにおいって外で遊んでいた頃の事を思い出す気がして…スキかも♡」
「そうなのか?でもそのにおいって昨日つかさちゃんが洗ってくれたボディーソープのにおいじゃないか?」
「まぁそんなにおいも感じるけど…そういう事じゃないでしょ?もうっ!」
布団を弾く様に立ち上がりベッドから降りて部屋のドアに向かって歩いて移動し始めるつかさちゃん。
「キヨシはまだ寝るの?私そろそろ朝ごはん食べる頃だけど…?」
部屋の中の時計の針は6:43頃を指してる。
「俺もそろそろ起きるかな。そう言えばつかさちゃんってごはん自分で作ってるの?」
「それは無理。だってここの部屋には調理する場所とか無いもん。」
そう言って、つかさちゃんは裸のまま部屋から出て行った。
そう言えば俺も何も着てなかったか。
とりあえず昨日バスルームから着てきたバスローブを着てなぜか穿いて寝たはずの俺の白いブリーフがベッドの下に落ちていたので穿いて部屋を出ると、ちょうどつかさちゃんがクーラーボックスの様な物を持ってリビングに入って来た。
「一応キヨシのご飯も入ってると思うけど…どうする?一緒に食べる?」
「出来ればそのおっぱいとかアンダーヘアーを隠してから聞いてくれないか?」
「…エッチ♡」
とりあえず持って来ていたつかさちゃんが昨日着ていたバスローブを渡して着てもらってる間にクーラーボックスを開くと中にはコンビニ辺りで買えそうなお弁当が温められた状態で入っていた。
「毎日こんなの食べてるのか?」
「ん~?…そうだね。大体こんなお弁当が入ってる。」
「チキン南蛮弁当と…直火焼きサバ弁当かぁ…」
「どっちでも好きな方を食べていいよぉ~。」
つかさちゃんはなんとなく嬉しそうな顔になり、俺が選ぶ前にチキン南蛮弁当を取って行き、ソファーの所のローテーブルに置いて封を開け始めた。
その後わざわざ用意してくれた朝食を破棄するのもアレだと思い残った方の直火焼きサバ弁当をつかさちゃんの前に座って一緒に食べた。
そして1人では絶対に外に出してもらえないからできれば一緒に外に行きたいって言うつかさちゃんの求めに応えて2人で外に出て近くの隅田川沿いの川原を少しの間歩く事になった。
つかさちゃんは本当に外に出る事が無かったらしく、1kmも歩かないうちに息切れをしはじめたので、歩いていて見かけたベンチに座って何度も休憩したりしながら少しの間近場でデートみたいな事をしてみた。
「今までは車で外に出た事は何度かあったけど、こうして歩いて色々見て回ったのって初めてかも♡キヨシありがとっ♡」
遊歩道に近い道路に停まってクレープを売っていたキッチンカーがあったので、そこで二つクレープを買って歩きながら食べていると前から歩いてきた男が妙な動きをしてきた。
俺の横をすれ違う時にわざと肩をぶつけようとでもしている様な動きをしてきた。
勢いを付けて近づいてくる男に気付いた瞬間、急に周囲の時間が遅く流れ出した様な気がした。
あっ…男の手がジャケットの内側に入って何か出そうとしてる…は??…なんでこんな場所でバタフライナイフを?
視線は俺を見てつかさちゃんを見て…もう一回俺を見た。
もしかして、俺を刺そうとしてる??
でも俺はこいつの事、知らないよな…とりあえず面倒な事にならない様にしておくか。
俺はタイミングを計って男が胸元に入れた手を握りそのまま足を引っ掛けて転ばせる。
…男の体が倒れていくのに合わせてゆっくり動いていた時間が元の早さに戻って行った。
ゴキッ!
「ウッ!」
「あっ!ごめんなさい!!」
転んだ男は俺が手を引っ張り、反対側の手で腰のベルトを掴んで体の向きを変えてしまったから受身を取れずに肘の辺りを地面に強打して嫌な音をさせた。
「あっ…クッ…いいえ!こちらこそ!うぅっ…」
顔に汗をかきながら逃げる様に遠ざかって行く男を、つかさちゃんは不思議なモノでも見るような顔で見送っていた。
「なんかすごい音してたけど…あの人大丈夫だったのかな?」
「どうだろうな?まぁでも、もし骨でも折れていたとすればあんなに元気に走って行けないんじゃないか?」
「…そうなのかな?よく分かんないけど??」
「それよりも俺のクレープ落ちちゃったんだけど…これはさすがに掃除しないとまずいよなぁ…」
「汚した人が綺麗にしないとだねっ♪とりあえず少し戻った所にゴミ箱があったと思うよ?」
「捨てに行くかぁ…」
「ふふっ♡しょうがないなぁ~付き合ってあげ~るよっ♡」
「ありがとなぁ~」
こんなハプニングでも嬉しそうなつかさちゃん…なんだろう…さっきの奴…俺を狙ったのかなぁ…まさかつかさちゃんが狙われたって事もあるのかなぁ…
その後少しだけ周囲に気を配ってデートみたいな散歩を続けたが、その後は特に変な人も近づいて来ずに時間が過ぎて行った。
そして…2時間が経った頃になってつかさちゃんが、『脚が痛くてもう歩けない』と言い出したので、しょうがないのでおんぶしてマンションまで戻ったのだが、戻った部屋の中になぜか黒田が居て、何か嬉しい事でもあったような顔で俺達を迎えてくれた。
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