94 / 149
第四章 死んだ原因?
91 急に住人が増えてもやれる事はそんなに多くないのだが、どうしたものか1/4
しおりを挟む
あっ…テラスちゃんが目の前にいきなり現れた…なるほど、こっちに戻ってきたって事か…
もしかして俺…あっちに残れなかったって事なのか?
それとも、俺とまったく同じ知識を持った俺があっちの世界に存在しているのだろうか?
俺が記憶しているのはサンバイザーの裏に隠してあったメッセージを読んだ所までだが…
扉の部屋の中、俺の目の前にはテラスちゃんとレテーナだけが居る。
「…戻ったみたいだな。んっ?もうフベルトは送ったのか?」
「こっちの処理は終わったわ。キヨシの方はもう大丈夫なの?」
「あぁ、一応スマホの設定はあれで大丈夫だと思う。」
「じゃぁこっちでリンクをし直しておくからもう帰っても良いわよ。」
テラスちゃんがいつもの半透明のビューを見ながら言ってきた。
「テラス様、もう幾つか話をしておかなければならない事がありますよ?」
テラスちゃんの言葉を聞いてすぐにレテーナが口を挟んできたが…?
「…何があったっけ?」
「他に何かあったか?」
俺にも特に話をしておかなければならないような事は無い…と思うけど?
俺とテラスちゃんが首を傾げるのを見てため息吐きつつレテーナが答えてくれた。
「あのギャスパルの処遇に関しての話と、キヨシからテラス様に連絡を取りやすくする為にどうするかです。もうお忘れなのですか?」
…そんな話をしてたか?
一応ギャスパルに関してはフベルト村とサトウ村で合同で追っ手を差し向けて処分しなければならないのだが、でも今のギャスパルにどんな罪状があるのかは俺にはまったく分からない。
昨日のテラスちゃんが断罪した時の言葉を信じるならば、『この先大きな災厄をもたらす者なので今の内に処分しておかなければならない』って感じに言ってたが…
「そう言えばあのギャスパルって奴どんな事をするの?俺にはまったく接点が無かったからまったく分からないんだけど?」
とりあえずあの夢の事は無かった事としておいて聞いてみた。
「そうねぇ…あいつは…」
テラスちゃんとレテーナが目で何か話をしてる感じがした。
「あのギャスパルと言う個体は今後必ず召喚者に対して敵意を持ちます。」
「この楽園ゲームには指定した対象の行動を先にシミュレートする機能があるんだけどね、それを使って確認したらそんな感じの動きをする奴だったのよ。だから今回早めに処分しておく事にしたの。フベルトからの自分が居なくなった状態での不穏分子としての報告にも名前があったからってのも理由なんだけどね。」
「そんな機能があるのか…まぁなぁ、世界構築をしていく様なゲームならそんな機能が無いとまともに進められないか。」
「そうなのっ。」
なんとなくテラスちゃんがホッとした感じを見せた気がした。
あまり詳しくその辺りには触れない方が良さそうだな。
…ヤブヘビになりかねない。
「ギャスパルに関してはどんな武器を持っていてどんな能力を持っているかって情報は村の連中に聞いたら分かるはずなんで、ひとまず戻ったら話し合って討伐隊を編成してみるよ。」
「まぁそれしかやり様は無いわよね。私が自分の体をあっちで使えるならもっと事は簡単なんだけどなぁ…」
テラスちゃんって…やっぱりちょっとばかり秘匿情報に関する思考が緩いのかもしれないな。
最初はこの楽園ゲームって、単なるゲームと言う概念だったから、してはいけない事は出来ないのが前提として考えていたけど…もしかしたらストッパーになるのってレテーナみたいなゲームシステム的に存在するキャラクターが担ってたりするのかもしれないなぁ。
「ギャスパルの事に関してはひとまずこれで良いとして…連絡を取りやすくする為にどうするかってのはレテーナが居るけどそれじゃぁ駄目なのか?」
「私はニナ様に付いているのでキヨシからの報告がこちらに届かない場合が存在します。それが今後問題になりそうなのです。」
「ふむ…まぁ確かにその懸念はあると思うけど…でもそれって俺にレテーナみたいなゴッドバードが四六時中付きまとうって事なのか?それはその…」
できれば勘弁して欲しいって言うか…
「キヨシは十分に自衛能力を持っています。レテーナの様なゴッドバードの体を持つ個体を用意する必要は無いでしょう。」
「そうなの?」
「戻ったら一度マルセルと戦闘訓練をしてみれば分かりますよ。」
テラスちゃんもレテーナも自信満々って感じに言ってるが…俺の戦闘能力って学生の頃にやった剣道ダンスっぽい動きだけなんだが…本当に大丈夫なのだろうか?
「まぁそれなら…じゃぁどんな奴が俺に付くの?やっぱりそいつなのか?」
「そう。今の所この子しか自由に使える子って居ないの。」
少し前にテラスちゃんの斜め後ろにいきなり現れた浮いてるメルを指差しながら聞いてみたらやっぱりそうだったらしい。
「メルクリウス?あなた今度勝手な真似をしたら今度こそ作り変えますからね?分かってますね?」
「はいっ!テラス様!!ばっちり分かりました!!!」
言葉だけはいつも元気いっぱいなメルだった。
「あっちでメルも一緒に生活するようになるのか。よろしくな、メル。」
「はぁ~い♡メル頑張るねっ♡だからキヨシ…アレ♡よろしくねっ♡」
相変わらずチョコレートに目が無いメルクリウスだった。
その後メルクリウスの体の候補を色々見せられて使い勝手が良さそうな体をチョイスしてから俺は元の世界に戻された。
おやっ?ここは…んっ?
天井が見た事の無い場所だった。
「あっ♡おかえりっキ~ヨシっ♡」
むぎゅっ♡
ニナが俺の顔を抱きしめてくれた♡
「おかえりっキヨシ♡」
むにゅっ♡
ソフィーが俺の顔を抱きしめてくれた♡
「オカエリナサイマセ♡キヨシ様♡」
ぺっちょん♡
ジェシカが俺の顔を抱きしめてくれた♡
顔に触れてる胸元がちょっとだけしっとりとした感じなのは走って来たからなのかな?
「お帰りなさいませキヨシ様。」
ぼっふん♡
フィラーネさんが俺の顔を抱きしめてくれた♡
「ハァハァ♡お帰りなさいませ♡キヨシ様♡ハァハァ♡」
ぼにょよょ~ん♡
タマーラちゃんが俺の顔を抱きしめてくれた♡
タマーラちゃんも走ってきたのかな?心臓が勢い良く鳴ってるのが聞こえる♡
こんなに厚い脂肪の層を超えて聞こえるとは…もうちょっと良く聞こえる様にするにはどうすれば…
「お帰りなさいませキヨシ様。」
…
あれっ?
なぜココちゃんはおっぱいアタックをしてくれないの?
しかも1人だけ上半身に服を着てるのはなぜ?
今この部屋に居る6人の内…おやおや?カボチャパンツじゃない??
俺が前世映像の中で慣れ親しんだパンティーなる名称で呼ばれていた下着をなぜニナとソフィーとジェシカが穿いてるの?
ついでに言うならフィラーネさんとタマーラちゃんはパンティーの下にガーターベルトとストッキングまで装備していて俺の破ってみたい衝動をかる~く刺激してるんだが?
下着に関してはひとまず置いておいて、この『おかえりおっぱい歓迎スタイル』はあの時俺を出迎える為のデフォルト行為になったのではなかったのか?
「ココちゃん、後で少し話し合おうね。」
「まぁ…かまいませんが。それにしてもずいぶん時間が掛かりましたね。テラス様の元に行くと戻るのにこんなに時間が掛かるのであれば先に言っておいて欲しかったです。」
時間が掛かったって?
「はて…そうなの?ちなみにあれからどれぐらい経ってるの?」
「とりあえずキヨシ様が意識を無くされてから今日で10日ほど経っています。」
んっ?そんなに時間が経ってる??
「えっ?でも…前回テラスちゃんの所に俺が行った時って…」
「あの時キヨシ様は確か…8時間程度で戻られたはずです。」
あっちでの経過時間を思い出して居たらフィラーネさんがこっちで俺が寝ていた時間を教えてくれた。
それにしてもこうして並べるとおなじおっぱいとは言えど形はさまざまなんだな♡
ニナのおっぱいって…成長途中のロリ風味を感じる富士山を少し低くした感じで…
ソフィーは…これもしかしたら黄金比おっぱいか?
ジェシカは…まぁほら♡今からって事で、大丈夫だからな?アズキちゃん♡
フィラーネさんは…500円玉3枚を横にギリいけそうな感じの重力とまだなんとかタメ張れてるギリギリ巨乳サイズで♡
タマーラちゃんは猫背のおかげで分かり辛い、『細い腕で隠せている気になってる巨乳さん♡(現役)』って感じ♡
そしてこの5人にミニマムおわんおっぱいのココちゃんと凶乳を持つレーヌさんが混ざる様になると♡
「10日…俺そんなに寝てたのか…そう言えばレーナさんって今どうしてるの?いや、違うぞ?彼女のおっぱいが見たいとか気になったとかって訳じゃないからね?一応ほら、彼女は未亡人になったばかりの未亡人おっぱい所有者になっ…コホン。未亡人になったばかりの女性だから一応ね?」
こんな視線って久しぶりだなぁ~♡ゾクゾクする♡
「レーヌさんは今フベルト村に戻って番の者を亡くした人がしなければならない儀式をしているはずです。」
とりあえずフィラーネさんがここに居る女性同士目で確認しあって代表して答えてくれた。
「そんな決まり事とかあったんだな。ちなみにどんな事をするの?」
「ねぇキヨシ、そろそろ私達は服を着てもいいかな?さすがにこんな姿で居たら寒いんだけど。」
俺が聞き返すとソフィーが腕をさすりながら聞いてきた。
「…みんなやっぱり服を着たい?」
「わざわざ確認しなくても結構です。ほら、みんなこれを着てください。胸を出していたらいつまでたっても話が先に進みません。」
とりあえず誰も頷かない内にココちゃんが部屋の隅の辺りに畳んで置いていあった服を持って近づいてきた。
…前回は5人中3人が服を着る事を望んだが、今回は俺の目には誰もそれを望んでいなかった様な気がしたのは、俺の願望が視覚に大きく干渉したからなのだろうか?
「えっ?俺は外に出なくてもいいの?」
5人がそれぞれ俺がまだ部屋の中に居るのに服を着はじめた。
「あの決まり事はフベルト村だけでしか言われませんよ♡…でも、そんなに見ないでください…ねっ?」
フィラーネさんが乳首をガン見されているのを理解してる様な顔で俺を見ながら教えてくれた。
…あぁ…4人がいきなりブラジャーを着けだした…もう全員の乳首がお隠れになられてしまった…って言うかなんでブラジャーがあるの?
「なぁココちゃん、これなんで全員のブラジャーがあるの?ココちゃんサイズのブラジャーって全員サイズが違う気がするんだけど…?」
ちなみにジェシカは胸元がパカパカな紐で肩の辺りに引っかかる様な…なんだっけ?乳首が抗議しはじめたらステキな感じになる下着を装備してる♡
「ジェシカちゃんが着てるのはブラトップという名称の下着です。それとレテーナ様よりキヨシ様が限度を超えたおっぱいスキー様でらっしゃるとの説明をいただいたので私の裁縫装備を使ってひとまずキヨシ様に体を任せる気になっている女性の分だけ用意しました。」
俺そんなにジェシカの胸元を見てたかなぁ…ココちゃんが、なぜかジェシカの下着を最初に説明してくれて、ここに居る全員がブラジャーを装備するようになった経緯を教えてくれた。
『レテーナ、いつもありがとう♡』
『…感謝の言葉を言う為だけにわざわざ心話で話しかけなくても結構ですよ。』
ちょっとだけつれない感じのする会話が終わって思い出した。
「そう言えば…メル見なかった?」
「?メルってあのメル??」
「あのチョコずっと食べてたメルクリウスがこっちに来る事になったの?」
メルクリウスを知ってるニナとソフィーは反応して聞き返してきたが、知らない3人は首を傾げながらカップにお乳様を掴んで入れてた。あぁ、お乳様を持ってカップに入れていたのはフィラーネさんとタマーラちゃんだがね♡
おっぱいってあんなに強く握って…形が変わるほどに掴んでも大丈夫なんだ…生命の神秘だ♡
俺が今までニナとソフィーのおっぱいを握った時はもっとこう…ソフトな感じに指の半分も押し込んでない感じにやわらか~く触ってたんだけど…あの変形度合いからの掛かっている握力は…確か二の腕の弛みが一番近い柔らかさとかって聞いた事があるけど…昔自分の二の腕の弛みを触った記憶を思い出してもそこそこ力を入れなければ変形まではしなかった気が…まぁでも俺の二の腕の弛みとおっぱいの成り立ちはまったく違うからなぁ…俺のは運動して無いせいで筋力が落ちて替わりに脂肪が空いた空間に詰まったって出来方だけど、ニナとかソフィーのおっぱいって成長してる最中のイケイケモードで脂肪を詰め込んでいる状態だから…
「そのメルと言う人はどの様なお方なのですか?」
ブラジャーを着け終わってフィラーネさんが聞いてきた。
あぁ…完全にお隠れになられてしまった…でもまだ俺には谷間がある♡まだ戦える♡
ブラジャーを着け終わった4人のおっぱいサイズが昨日まで…10日前になるのか?まぁ日付はイイだろう、前に見た時と比べて2サイズぐらい大きくなってる気がする♡
ニナとソフィーは元々ツンッ♡って感じだったからそこまで違いは無いけど、まぁそれでも1サイズ程度は大きくなってるけど♡フィラーネさんとタマーラちゃんのおっぱいサイズの成長はすばらしいものがあった♡
たぶん3サイズぐらいは大きくなってるんじゃないか?
まぁでも俺の目ぢから基準での計測値を元にしているので装着前の方が精度が高いはずなのでなんとも言えない所ではあるが…♡
今度じっくり装着時と未装着時の差を確認させてもらうとしよう♡ついでにどこまで握っても大丈夫なのかとかもこっそり確認してみよう♡
「あぁ、えーっと…メルの話をしてたか。…どんな人って聞かれてもなぁ…俺もまだ見てないから今の姿は説明できないんだけど…天使って言ったら分かる?」
「天使ですか?」
「あの子って確か妖精の姿をしてたのよね?羽のある人みたいな姿だったかしら?」
「確かキヨシの言葉だとそんな名前の生物と同じ姿だったって聞いたかな?まっすぐな透明な羽が2枚づつあったと思うよ。」
ソフィーとニナが思い出しながら説明しだした。
「こっちではあの姿だと何か問題があるらしくてな、何種類か選べる中から近いイメージの姿を選んだら天使だったんだけど…レテーナみたいな羽を背中に持っていて頭の上に光る輪っかを持ってる俺とかニナ達みたいな姿のはずなんだけど…見てない?」
部屋の中に居る全員が首を振ってるから見かけてない様だ。
あいつどこに行ったんだろう?
もしかして俺…あっちに残れなかったって事なのか?
それとも、俺とまったく同じ知識を持った俺があっちの世界に存在しているのだろうか?
俺が記憶しているのはサンバイザーの裏に隠してあったメッセージを読んだ所までだが…
扉の部屋の中、俺の目の前にはテラスちゃんとレテーナだけが居る。
「…戻ったみたいだな。んっ?もうフベルトは送ったのか?」
「こっちの処理は終わったわ。キヨシの方はもう大丈夫なの?」
「あぁ、一応スマホの設定はあれで大丈夫だと思う。」
「じゃぁこっちでリンクをし直しておくからもう帰っても良いわよ。」
テラスちゃんがいつもの半透明のビューを見ながら言ってきた。
「テラス様、もう幾つか話をしておかなければならない事がありますよ?」
テラスちゃんの言葉を聞いてすぐにレテーナが口を挟んできたが…?
「…何があったっけ?」
「他に何かあったか?」
俺にも特に話をしておかなければならないような事は無い…と思うけど?
俺とテラスちゃんが首を傾げるのを見てため息吐きつつレテーナが答えてくれた。
「あのギャスパルの処遇に関しての話と、キヨシからテラス様に連絡を取りやすくする為にどうするかです。もうお忘れなのですか?」
…そんな話をしてたか?
一応ギャスパルに関してはフベルト村とサトウ村で合同で追っ手を差し向けて処分しなければならないのだが、でも今のギャスパルにどんな罪状があるのかは俺にはまったく分からない。
昨日のテラスちゃんが断罪した時の言葉を信じるならば、『この先大きな災厄をもたらす者なので今の内に処分しておかなければならない』って感じに言ってたが…
「そう言えばあのギャスパルって奴どんな事をするの?俺にはまったく接点が無かったからまったく分からないんだけど?」
とりあえずあの夢の事は無かった事としておいて聞いてみた。
「そうねぇ…あいつは…」
テラスちゃんとレテーナが目で何か話をしてる感じがした。
「あのギャスパルと言う個体は今後必ず召喚者に対して敵意を持ちます。」
「この楽園ゲームには指定した対象の行動を先にシミュレートする機能があるんだけどね、それを使って確認したらそんな感じの動きをする奴だったのよ。だから今回早めに処分しておく事にしたの。フベルトからの自分が居なくなった状態での不穏分子としての報告にも名前があったからってのも理由なんだけどね。」
「そんな機能があるのか…まぁなぁ、世界構築をしていく様なゲームならそんな機能が無いとまともに進められないか。」
「そうなのっ。」
なんとなくテラスちゃんがホッとした感じを見せた気がした。
あまり詳しくその辺りには触れない方が良さそうだな。
…ヤブヘビになりかねない。
「ギャスパルに関してはどんな武器を持っていてどんな能力を持っているかって情報は村の連中に聞いたら分かるはずなんで、ひとまず戻ったら話し合って討伐隊を編成してみるよ。」
「まぁそれしかやり様は無いわよね。私が自分の体をあっちで使えるならもっと事は簡単なんだけどなぁ…」
テラスちゃんって…やっぱりちょっとばかり秘匿情報に関する思考が緩いのかもしれないな。
最初はこの楽園ゲームって、単なるゲームと言う概念だったから、してはいけない事は出来ないのが前提として考えていたけど…もしかしたらストッパーになるのってレテーナみたいなゲームシステム的に存在するキャラクターが担ってたりするのかもしれないなぁ。
「ギャスパルの事に関してはひとまずこれで良いとして…連絡を取りやすくする為にどうするかってのはレテーナが居るけどそれじゃぁ駄目なのか?」
「私はニナ様に付いているのでキヨシからの報告がこちらに届かない場合が存在します。それが今後問題になりそうなのです。」
「ふむ…まぁ確かにその懸念はあると思うけど…でもそれって俺にレテーナみたいなゴッドバードが四六時中付きまとうって事なのか?それはその…」
できれば勘弁して欲しいって言うか…
「キヨシは十分に自衛能力を持っています。レテーナの様なゴッドバードの体を持つ個体を用意する必要は無いでしょう。」
「そうなの?」
「戻ったら一度マルセルと戦闘訓練をしてみれば分かりますよ。」
テラスちゃんもレテーナも自信満々って感じに言ってるが…俺の戦闘能力って学生の頃にやった剣道ダンスっぽい動きだけなんだが…本当に大丈夫なのだろうか?
「まぁそれなら…じゃぁどんな奴が俺に付くの?やっぱりそいつなのか?」
「そう。今の所この子しか自由に使える子って居ないの。」
少し前にテラスちゃんの斜め後ろにいきなり現れた浮いてるメルを指差しながら聞いてみたらやっぱりそうだったらしい。
「メルクリウス?あなた今度勝手な真似をしたら今度こそ作り変えますからね?分かってますね?」
「はいっ!テラス様!!ばっちり分かりました!!!」
言葉だけはいつも元気いっぱいなメルだった。
「あっちでメルも一緒に生活するようになるのか。よろしくな、メル。」
「はぁ~い♡メル頑張るねっ♡だからキヨシ…アレ♡よろしくねっ♡」
相変わらずチョコレートに目が無いメルクリウスだった。
その後メルクリウスの体の候補を色々見せられて使い勝手が良さそうな体をチョイスしてから俺は元の世界に戻された。
おやっ?ここは…んっ?
天井が見た事の無い場所だった。
「あっ♡おかえりっキ~ヨシっ♡」
むぎゅっ♡
ニナが俺の顔を抱きしめてくれた♡
「おかえりっキヨシ♡」
むにゅっ♡
ソフィーが俺の顔を抱きしめてくれた♡
「オカエリナサイマセ♡キヨシ様♡」
ぺっちょん♡
ジェシカが俺の顔を抱きしめてくれた♡
顔に触れてる胸元がちょっとだけしっとりとした感じなのは走って来たからなのかな?
「お帰りなさいませキヨシ様。」
ぼっふん♡
フィラーネさんが俺の顔を抱きしめてくれた♡
「ハァハァ♡お帰りなさいませ♡キヨシ様♡ハァハァ♡」
ぼにょよょ~ん♡
タマーラちゃんが俺の顔を抱きしめてくれた♡
タマーラちゃんも走ってきたのかな?心臓が勢い良く鳴ってるのが聞こえる♡
こんなに厚い脂肪の層を超えて聞こえるとは…もうちょっと良く聞こえる様にするにはどうすれば…
「お帰りなさいませキヨシ様。」
…
あれっ?
なぜココちゃんはおっぱいアタックをしてくれないの?
しかも1人だけ上半身に服を着てるのはなぜ?
今この部屋に居る6人の内…おやおや?カボチャパンツじゃない??
俺が前世映像の中で慣れ親しんだパンティーなる名称で呼ばれていた下着をなぜニナとソフィーとジェシカが穿いてるの?
ついでに言うならフィラーネさんとタマーラちゃんはパンティーの下にガーターベルトとストッキングまで装備していて俺の破ってみたい衝動をかる~く刺激してるんだが?
下着に関してはひとまず置いておいて、この『おかえりおっぱい歓迎スタイル』はあの時俺を出迎える為のデフォルト行為になったのではなかったのか?
「ココちゃん、後で少し話し合おうね。」
「まぁ…かまいませんが。それにしてもずいぶん時間が掛かりましたね。テラス様の元に行くと戻るのにこんなに時間が掛かるのであれば先に言っておいて欲しかったです。」
時間が掛かったって?
「はて…そうなの?ちなみにあれからどれぐらい経ってるの?」
「とりあえずキヨシ様が意識を無くされてから今日で10日ほど経っています。」
んっ?そんなに時間が経ってる??
「えっ?でも…前回テラスちゃんの所に俺が行った時って…」
「あの時キヨシ様は確か…8時間程度で戻られたはずです。」
あっちでの経過時間を思い出して居たらフィラーネさんがこっちで俺が寝ていた時間を教えてくれた。
それにしてもこうして並べるとおなじおっぱいとは言えど形はさまざまなんだな♡
ニナのおっぱいって…成長途中のロリ風味を感じる富士山を少し低くした感じで…
ソフィーは…これもしかしたら黄金比おっぱいか?
ジェシカは…まぁほら♡今からって事で、大丈夫だからな?アズキちゃん♡
フィラーネさんは…500円玉3枚を横にギリいけそうな感じの重力とまだなんとかタメ張れてるギリギリ巨乳サイズで♡
タマーラちゃんは猫背のおかげで分かり辛い、『細い腕で隠せている気になってる巨乳さん♡(現役)』って感じ♡
そしてこの5人にミニマムおわんおっぱいのココちゃんと凶乳を持つレーヌさんが混ざる様になると♡
「10日…俺そんなに寝てたのか…そう言えばレーナさんって今どうしてるの?いや、違うぞ?彼女のおっぱいが見たいとか気になったとかって訳じゃないからね?一応ほら、彼女は未亡人になったばかりの未亡人おっぱい所有者になっ…コホン。未亡人になったばかりの女性だから一応ね?」
こんな視線って久しぶりだなぁ~♡ゾクゾクする♡
「レーヌさんは今フベルト村に戻って番の者を亡くした人がしなければならない儀式をしているはずです。」
とりあえずフィラーネさんがここに居る女性同士目で確認しあって代表して答えてくれた。
「そんな決まり事とかあったんだな。ちなみにどんな事をするの?」
「ねぇキヨシ、そろそろ私達は服を着てもいいかな?さすがにこんな姿で居たら寒いんだけど。」
俺が聞き返すとソフィーが腕をさすりながら聞いてきた。
「…みんなやっぱり服を着たい?」
「わざわざ確認しなくても結構です。ほら、みんなこれを着てください。胸を出していたらいつまでたっても話が先に進みません。」
とりあえず誰も頷かない内にココちゃんが部屋の隅の辺りに畳んで置いていあった服を持って近づいてきた。
…前回は5人中3人が服を着る事を望んだが、今回は俺の目には誰もそれを望んでいなかった様な気がしたのは、俺の願望が視覚に大きく干渉したからなのだろうか?
「えっ?俺は外に出なくてもいいの?」
5人がそれぞれ俺がまだ部屋の中に居るのに服を着はじめた。
「あの決まり事はフベルト村だけでしか言われませんよ♡…でも、そんなに見ないでください…ねっ?」
フィラーネさんが乳首をガン見されているのを理解してる様な顔で俺を見ながら教えてくれた。
…あぁ…4人がいきなりブラジャーを着けだした…もう全員の乳首がお隠れになられてしまった…って言うかなんでブラジャーがあるの?
「なぁココちゃん、これなんで全員のブラジャーがあるの?ココちゃんサイズのブラジャーって全員サイズが違う気がするんだけど…?」
ちなみにジェシカは胸元がパカパカな紐で肩の辺りに引っかかる様な…なんだっけ?乳首が抗議しはじめたらステキな感じになる下着を装備してる♡
「ジェシカちゃんが着てるのはブラトップという名称の下着です。それとレテーナ様よりキヨシ様が限度を超えたおっぱいスキー様でらっしゃるとの説明をいただいたので私の裁縫装備を使ってひとまずキヨシ様に体を任せる気になっている女性の分だけ用意しました。」
俺そんなにジェシカの胸元を見てたかなぁ…ココちゃんが、なぜかジェシカの下着を最初に説明してくれて、ここに居る全員がブラジャーを装備するようになった経緯を教えてくれた。
『レテーナ、いつもありがとう♡』
『…感謝の言葉を言う為だけにわざわざ心話で話しかけなくても結構ですよ。』
ちょっとだけつれない感じのする会話が終わって思い出した。
「そう言えば…メル見なかった?」
「?メルってあのメル??」
「あのチョコずっと食べてたメルクリウスがこっちに来る事になったの?」
メルクリウスを知ってるニナとソフィーは反応して聞き返してきたが、知らない3人は首を傾げながらカップにお乳様を掴んで入れてた。あぁ、お乳様を持ってカップに入れていたのはフィラーネさんとタマーラちゃんだがね♡
おっぱいってあんなに強く握って…形が変わるほどに掴んでも大丈夫なんだ…生命の神秘だ♡
俺が今までニナとソフィーのおっぱいを握った時はもっとこう…ソフトな感じに指の半分も押し込んでない感じにやわらか~く触ってたんだけど…あの変形度合いからの掛かっている握力は…確か二の腕の弛みが一番近い柔らかさとかって聞いた事があるけど…昔自分の二の腕の弛みを触った記憶を思い出してもそこそこ力を入れなければ変形まではしなかった気が…まぁでも俺の二の腕の弛みとおっぱいの成り立ちはまったく違うからなぁ…俺のは運動して無いせいで筋力が落ちて替わりに脂肪が空いた空間に詰まったって出来方だけど、ニナとかソフィーのおっぱいって成長してる最中のイケイケモードで脂肪を詰め込んでいる状態だから…
「そのメルと言う人はどの様なお方なのですか?」
ブラジャーを着け終わってフィラーネさんが聞いてきた。
あぁ…完全にお隠れになられてしまった…でもまだ俺には谷間がある♡まだ戦える♡
ブラジャーを着け終わった4人のおっぱいサイズが昨日まで…10日前になるのか?まぁ日付はイイだろう、前に見た時と比べて2サイズぐらい大きくなってる気がする♡
ニナとソフィーは元々ツンッ♡って感じだったからそこまで違いは無いけど、まぁそれでも1サイズ程度は大きくなってるけど♡フィラーネさんとタマーラちゃんのおっぱいサイズの成長はすばらしいものがあった♡
たぶん3サイズぐらいは大きくなってるんじゃないか?
まぁでも俺の目ぢから基準での計測値を元にしているので装着前の方が精度が高いはずなのでなんとも言えない所ではあるが…♡
今度じっくり装着時と未装着時の差を確認させてもらうとしよう♡ついでにどこまで握っても大丈夫なのかとかもこっそり確認してみよう♡
「あぁ、えーっと…メルの話をしてたか。…どんな人って聞かれてもなぁ…俺もまだ見てないから今の姿は説明できないんだけど…天使って言ったら分かる?」
「天使ですか?」
「あの子って確か妖精の姿をしてたのよね?羽のある人みたいな姿だったかしら?」
「確かキヨシの言葉だとそんな名前の生物と同じ姿だったって聞いたかな?まっすぐな透明な羽が2枚づつあったと思うよ。」
ソフィーとニナが思い出しながら説明しだした。
「こっちではあの姿だと何か問題があるらしくてな、何種類か選べる中から近いイメージの姿を選んだら天使だったんだけど…レテーナみたいな羽を背中に持っていて頭の上に光る輪っかを持ってる俺とかニナ達みたいな姿のはずなんだけど…見てない?」
部屋の中に居る全員が首を振ってるから見かけてない様だ。
あいつどこに行ったんだろう?
0
お気に入りに追加
116
あなたにおすすめの小説


ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

淫らな蜜に狂わされ
歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。
全体的に性的表現・性行為あり。
他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。
全3話完結済みです。


ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる