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第三章 フベルト?
84 村作りと打ち合わせ4/4
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わざわざ説明するほどの事ではないかもしれないが、とりあえず俺の目に映った光景を説明しておくとしようか。
あぁ、その前に俺が歩いて近づく間も女2人のじゃんけんの声が続いていたんだ。
そして、『じゃんけん~ぽん!』『うがぁ~まけたぁ~~!!』『やったぁ~勝ち越した~♡』『ほ~ら~脱ーいで脱いで脱ーいでっ♪』『やかましい!脱いでやろうじゃないか!!おらぁ~!』『うおぉ~~~!!!すげぇ~!完全にマッパじゃんかぁ~♡』『ねぇちゃんサイコーだぜぇ~♡』『やらせろ~♡』
とかなんとかそんな感じの大声とか歓声とかが聞こえてきていたんだよなぁ…
たぶん俺の想像は間違ってないんじゃないかな?
こいつら野球拳やってるよね?しかも大勢の人に囲まれた状態で。
あと、聞こえてきた声の感じだとどうもココちゃんの方が負けて全裸になってるっぽい。
人垣を見る限りでは女性もけっこうな人数居るはずなのになんで全員が爪先立ちになって見ようと必死なんだ?
この村では男女2人っきりじゃないと裸になったらダメなんだろ?
なんとなく不審に思いつつも聞こえてくる声の熱狂度合いが臨界点を突破しそうな感じがしたので俺はとりあえず車を出して運転席に乗り込みエンジンをかけクラクションを鳴らしつつゆっくり近づいてみた。
さすがに100db程度の音量で鳴る安っすい感じの純正ホーンの音を初めて聞いた村の人達は驚いて道を開けてくれた。
ちなみにココちゃんは腰に手を当てて全裸で勇壮な姿で仁王立ち。
そしてソフィーはとりあえずかぼちゃパンツだけ穿いた状態でとても恥ずかしそうな感じに胸元を両手で隠して立ってるが…
ココちゃんが負けたはず…だよね?
「キヨシ様?さすがにそんな音を鳴らし続けるのはあまり良くないですよ?しかもそんな単音の平型スピーカを使うとか…もう少し高級感の感じられる音をチョイスできなかったのですか?」
助手席の窓を開けたらココちゃんが文句を言ってきた。
「この音はこの車の純正の音なの!いいからさっさと乗りなさい!ソフィーも急いで!!」
今どうでも良さそうな事を言ってくるココちゃんに反論しながら後ろのスライドドアをボタン操作で開けてやるとソフィーが飛び込む様に乗り、続いてココちゃん優雅に乗ってきた。
全裸で優雅って意味が分からん。
「キヨシぃ~私勝ったはずなのになんか悔しいのはなんでなの?!」
「話は後で聞くからとりあえず2人とも服を着なさい。」
ソフィーの口撃に対応しつつもとりあえずスライドドアをボタン操作で閉めながら服を着る様に指示を出したが、なぜか2人とも服を着ようとしない。
「なぁ2人ともなんで服を着ないの?」
一応後ろのガラスはプライベートガラスになってるので今の所日の光の強い昼間なのであまり見えて無いとは思うが、それでもおっぱいの形ぐらいは目を細めれば外から見えるんだぞ?
「服そこ。」
「私の服もあいつが持ってるわ。」
ソフィーとココちゃんが指差した先には少し素材が良さそうな服を着た男と腰巾着みたいな動きをしながら少し前までソフィーの着ていたワンピースとココちゃんが着ていたであろうメイド服と白と青のシマパンと…たぶんシマパンとセットのブラジャーを持っていた。
ついでに足元には2人が履いていたパンプスとサンダルが無造作に置かれてる。
「なぁ、あいつがなんでお前らの服を持ってるの?」
「なんかこの村の争いを収める為に来たって言ってたけど名前は知らない。」
「あの私のブラジャーを頭に乗せてる小物感溢れる男がさっきあの偉そうにしてる人をギャスパル様とか呼んでいたわ。この村の権力者なんじゃないかしら?」
なるほどね。こいつがマルセル君とかヴォルトー達に嫌われてる自称貴族の村人さんか。
先入観のせいかもしれないが、2人に説明された途端にギャスパルって奴が胡散臭い奴に見えてきた。
「とりあえず服を取り返してくるから待っててくれ。」
「「はーい。」」
運転席から出て車を凝視しているたぶんギャスパルらしき男の元に歩いて移動すると、そいつは半歩ほど後退りつつも周囲の目を気にした感じに見回しながら一度咳払いをして俺を見下ろす感じに見てきた。
「あれは…キヨシの世界の物なのか?」
車を手で示しながら聞いてきたギャスパルらしき奴だが、俺と同じぐらいの身長なのにわざわざのけぞりながら見下ろしてる感を維持してるのは少々滑稽な感じだな。
「そうだが?なんかよく判らんことをあの2人にさせた様だな。さっさとその服を返せ。」
俺が腰巾着の持ってるココちゃんとソフィーの服を指差して言うと少し考えて何か企んでそうな顔をしたギャスパルらしき奴がずいぶん尊大な感じに言い返してきた。
「我らは村のしきたりに従って争いを調停しているだけだ。この服は勝者の服のみが戻されることになり、敗者の服は没収される事になる。」
「調停?あの2人の所属するのは俺の村だぞ。勝手な事をするな。いいからさっさと二人の服を返せ。」
腰巾着に近づいてとりあえずココちゃんのもう少しで嗅がれそうになってるシマパンと、気付いたら頭に被られてもう価値が下がり続けているシマブラをさっさと取り返そうとしたのだが、素早く移動して距離を取られてしまった。
「まぁそう焦るな。さきほどキヨシは村と言っていたがまだ何も出来て無いではないか。それにこの村で起きた争いだ。調停する権利というか義務はこの村にある。…まぁ少しばかり妥協点を探ることは可能ではあるがな。」
こいつの考えている事はたぶんだが、何かしらの交換なり交渉を自分に有利な状態にさせようとしてるとかだろう。
こんな顔をして自分の権利を主張するクズ国家が日本の近くにけっこう普通にあったからなぁ…俺のこいつへの評価があの自称大国(発展途上国)と自称奇跡の発展を成し遂げた国家(詐欺行為しかしない粘着国)レベルのハイエナ野郎に決まった。
知ってるか?あの粘着国家のクズどもを躾ける方法は1000年以上前から自称大国の宗主様達によって決まっていたらしいぞ?
と言う訳で、俺は古のしきたり(確か宋とかって名前の頃だったかなぁ…?)に従い、未だに上から目線を維持しているクズ野郎にインベントリ内から出したスタンガンを押し付けて行動不能にしておいた。
「あびゃべりほんにゃあぁぁー!!!!!!アヒン♡」
「ギャスパル様!!お前いきなり何を?!」
面白い感じに痙攣して崩れ落ちたギャスパル(確定)に近づいてきた腰巾着にも、そっとスタンガンを押し当ててスイッチオン♪
「ギャッ?!…アッ…」
こっちは一瞬で意識を手放したな。ギャスパルの方は少しの間痙攣する様に踊っていたが…この差が自称貴族のレーヌ強化を受けた奴とそうじゃない奴の差なのだろうか?
まぁこいつらがどうなろうと知った事じゃない。
とりあえず群集の力を侮るとまずいのでスタンガンを持ったまま周囲を見回すと、村の人達は静かになって俺と車から遠巻きに距離を取って見ていた。
とりあえず村の連中に反撃を受ける事は無さそうだが、あまり良い感情を向けられて無い気がする。
それにさっきから2人の股間の辺りから何やら変な臭いがしてきてるし、早めに2人の服を回収して戻るとしよう。
腰巾着の男が持っていた嗅がれそうになっていたココちゃんのシマパンを最初に回収しておいて変なにおいが付いてない事を確認してから服を回収して車に戻ったらココちゃんが少し恥ずかしそうに弾んだ声で、ソフィーが少し気に入らなさそうな不満げな声で迎えてくれた。
「「おかえりなさい…」♡」
最近こんな両極端な出迎えみたいな事が多い気がするけど…俺、何か変な事したかな?
「そう言えばココちゃんのバギーは運転できるのってココちゃんだけだよね?」
ブラジャーを先に着けようとしていたココちゃんが振り向いてブラジャーの型紐を片方ずり落としたおかげでピンク色の乳首が見えた♡
「あんっ♡キヨシ様ったら~えっちぃ~♡っとそろそろまじめにしましょうかね♡コホン…はい。あのバギーは今の所私しか動かせません。それが何か?」
「なんかあいつらベタベタと触りまくってるからとりあえず回収したいんだが…ココちゃんをあの場所に行かせたら何か収集がつかない状態になりそうな気がしてなぁ…」
俺の視線の先では今日あの洞窟内でバギーを初めて近くで見たマルセル君と同じ様に触りまくってる村人連中が数人居る。
「動かすだけならここからでも出来ますよ?」
ココちゃんが視線をバギーに向けて少しの間背中のブラホックを留める姿のまま止まっていたと思ったら急にバギーの傍に居た連中が飛び退く様に離れた。
そしてバギーが人っぽい姿にトランスフォームした。
「もしかして…あれもラブドールだったのか?」
なんとなくメカメカしい姿なのでイメージは男っぽいが…?
「あれはラブドールではありません。汎用作業ツールのスナッポン社製MasterシリーズのサポートキャリーJRL-1163-PBOです。」
バギーじゃなかったの?…汎用作業ツール?スナッポン?
そう言えば自分の工具ボックスにも3本ほどSnap-onのスパナが有ったと思うが…あっ、スナッポン君が歩いて近づいてきた。
「どうします?キヨシ様?追従させますか?」
とりあえず人の形になって歩いて移動してきたバギーだった物を見ていたら群衆の中にジェシカを発見した。
「あーそうだな。ちょうどジェシカも戻ってきたみたいだからさっさと移動するか。」
「は~い。」
「了解しました。では、マスター君には距離3mを維持して追従させるように指示しておきます。」
「ジェシカ~こっちおいで~!」
運転席側の窓を開けて呼んだらジェシカが嬉しそうに近寄ってきたので、そのまま窓からジェシカを持ち上げて助手席に座らせ、車を発進させた。
あぁ、その前に俺が歩いて近づく間も女2人のじゃんけんの声が続いていたんだ。
そして、『じゃんけん~ぽん!』『うがぁ~まけたぁ~~!!』『やったぁ~勝ち越した~♡』『ほ~ら~脱ーいで脱いで脱ーいでっ♪』『やかましい!脱いでやろうじゃないか!!おらぁ~!』『うおぉ~~~!!!すげぇ~!完全にマッパじゃんかぁ~♡』『ねぇちゃんサイコーだぜぇ~♡』『やらせろ~♡』
とかなんとかそんな感じの大声とか歓声とかが聞こえてきていたんだよなぁ…
たぶん俺の想像は間違ってないんじゃないかな?
こいつら野球拳やってるよね?しかも大勢の人に囲まれた状態で。
あと、聞こえてきた声の感じだとどうもココちゃんの方が負けて全裸になってるっぽい。
人垣を見る限りでは女性もけっこうな人数居るはずなのになんで全員が爪先立ちになって見ようと必死なんだ?
この村では男女2人っきりじゃないと裸になったらダメなんだろ?
なんとなく不審に思いつつも聞こえてくる声の熱狂度合いが臨界点を突破しそうな感じがしたので俺はとりあえず車を出して運転席に乗り込みエンジンをかけクラクションを鳴らしつつゆっくり近づいてみた。
さすがに100db程度の音量で鳴る安っすい感じの純正ホーンの音を初めて聞いた村の人達は驚いて道を開けてくれた。
ちなみにココちゃんは腰に手を当てて全裸で勇壮な姿で仁王立ち。
そしてソフィーはとりあえずかぼちゃパンツだけ穿いた状態でとても恥ずかしそうな感じに胸元を両手で隠して立ってるが…
ココちゃんが負けたはず…だよね?
「キヨシ様?さすがにそんな音を鳴らし続けるのはあまり良くないですよ?しかもそんな単音の平型スピーカを使うとか…もう少し高級感の感じられる音をチョイスできなかったのですか?」
助手席の窓を開けたらココちゃんが文句を言ってきた。
「この音はこの車の純正の音なの!いいからさっさと乗りなさい!ソフィーも急いで!!」
今どうでも良さそうな事を言ってくるココちゃんに反論しながら後ろのスライドドアをボタン操作で開けてやるとソフィーが飛び込む様に乗り、続いてココちゃん優雅に乗ってきた。
全裸で優雅って意味が分からん。
「キヨシぃ~私勝ったはずなのになんか悔しいのはなんでなの?!」
「話は後で聞くからとりあえず2人とも服を着なさい。」
ソフィーの口撃に対応しつつもとりあえずスライドドアをボタン操作で閉めながら服を着る様に指示を出したが、なぜか2人とも服を着ようとしない。
「なぁ2人ともなんで服を着ないの?」
一応後ろのガラスはプライベートガラスになってるので今の所日の光の強い昼間なのであまり見えて無いとは思うが、それでもおっぱいの形ぐらいは目を細めれば外から見えるんだぞ?
「服そこ。」
「私の服もあいつが持ってるわ。」
ソフィーとココちゃんが指差した先には少し素材が良さそうな服を着た男と腰巾着みたいな動きをしながら少し前までソフィーの着ていたワンピースとココちゃんが着ていたであろうメイド服と白と青のシマパンと…たぶんシマパンとセットのブラジャーを持っていた。
ついでに足元には2人が履いていたパンプスとサンダルが無造作に置かれてる。
「なぁ、あいつがなんでお前らの服を持ってるの?」
「なんかこの村の争いを収める為に来たって言ってたけど名前は知らない。」
「あの私のブラジャーを頭に乗せてる小物感溢れる男がさっきあの偉そうにしてる人をギャスパル様とか呼んでいたわ。この村の権力者なんじゃないかしら?」
なるほどね。こいつがマルセル君とかヴォルトー達に嫌われてる自称貴族の村人さんか。
先入観のせいかもしれないが、2人に説明された途端にギャスパルって奴が胡散臭い奴に見えてきた。
「とりあえず服を取り返してくるから待っててくれ。」
「「はーい。」」
運転席から出て車を凝視しているたぶんギャスパルらしき男の元に歩いて移動すると、そいつは半歩ほど後退りつつも周囲の目を気にした感じに見回しながら一度咳払いをして俺を見下ろす感じに見てきた。
「あれは…キヨシの世界の物なのか?」
車を手で示しながら聞いてきたギャスパルらしき奴だが、俺と同じぐらいの身長なのにわざわざのけぞりながら見下ろしてる感を維持してるのは少々滑稽な感じだな。
「そうだが?なんかよく判らんことをあの2人にさせた様だな。さっさとその服を返せ。」
俺が腰巾着の持ってるココちゃんとソフィーの服を指差して言うと少し考えて何か企んでそうな顔をしたギャスパルらしき奴がずいぶん尊大な感じに言い返してきた。
「我らは村のしきたりに従って争いを調停しているだけだ。この服は勝者の服のみが戻されることになり、敗者の服は没収される事になる。」
「調停?あの2人の所属するのは俺の村だぞ。勝手な事をするな。いいからさっさと二人の服を返せ。」
腰巾着に近づいてとりあえずココちゃんのもう少しで嗅がれそうになってるシマパンと、気付いたら頭に被られてもう価値が下がり続けているシマブラをさっさと取り返そうとしたのだが、素早く移動して距離を取られてしまった。
「まぁそう焦るな。さきほどキヨシは村と言っていたがまだ何も出来て無いではないか。それにこの村で起きた争いだ。調停する権利というか義務はこの村にある。…まぁ少しばかり妥協点を探ることは可能ではあるがな。」
こいつの考えている事はたぶんだが、何かしらの交換なり交渉を自分に有利な状態にさせようとしてるとかだろう。
こんな顔をして自分の権利を主張するクズ国家が日本の近くにけっこう普通にあったからなぁ…俺のこいつへの評価があの自称大国(発展途上国)と自称奇跡の発展を成し遂げた国家(詐欺行為しかしない粘着国)レベルのハイエナ野郎に決まった。
知ってるか?あの粘着国家のクズどもを躾ける方法は1000年以上前から自称大国の宗主様達によって決まっていたらしいぞ?
と言う訳で、俺は古のしきたり(確か宋とかって名前の頃だったかなぁ…?)に従い、未だに上から目線を維持しているクズ野郎にインベントリ内から出したスタンガンを押し付けて行動不能にしておいた。
「あびゃべりほんにゃあぁぁー!!!!!!アヒン♡」
「ギャスパル様!!お前いきなり何を?!」
面白い感じに痙攣して崩れ落ちたギャスパル(確定)に近づいてきた腰巾着にも、そっとスタンガンを押し当ててスイッチオン♪
「ギャッ?!…アッ…」
こっちは一瞬で意識を手放したな。ギャスパルの方は少しの間痙攣する様に踊っていたが…この差が自称貴族のレーヌ強化を受けた奴とそうじゃない奴の差なのだろうか?
まぁこいつらがどうなろうと知った事じゃない。
とりあえず群集の力を侮るとまずいのでスタンガンを持ったまま周囲を見回すと、村の人達は静かになって俺と車から遠巻きに距離を取って見ていた。
とりあえず村の連中に反撃を受ける事は無さそうだが、あまり良い感情を向けられて無い気がする。
それにさっきから2人の股間の辺りから何やら変な臭いがしてきてるし、早めに2人の服を回収して戻るとしよう。
腰巾着の男が持っていた嗅がれそうになっていたココちゃんのシマパンを最初に回収しておいて変なにおいが付いてない事を確認してから服を回収して車に戻ったらココちゃんが少し恥ずかしそうに弾んだ声で、ソフィーが少し気に入らなさそうな不満げな声で迎えてくれた。
「「おかえりなさい…」♡」
最近こんな両極端な出迎えみたいな事が多い気がするけど…俺、何か変な事したかな?
「そう言えばココちゃんのバギーは運転できるのってココちゃんだけだよね?」
ブラジャーを先に着けようとしていたココちゃんが振り向いてブラジャーの型紐を片方ずり落としたおかげでピンク色の乳首が見えた♡
「あんっ♡キヨシ様ったら~えっちぃ~♡っとそろそろまじめにしましょうかね♡コホン…はい。あのバギーは今の所私しか動かせません。それが何か?」
「なんかあいつらベタベタと触りまくってるからとりあえず回収したいんだが…ココちゃんをあの場所に行かせたら何か収集がつかない状態になりそうな気がしてなぁ…」
俺の視線の先では今日あの洞窟内でバギーを初めて近くで見たマルセル君と同じ様に触りまくってる村人連中が数人居る。
「動かすだけならここからでも出来ますよ?」
ココちゃんが視線をバギーに向けて少しの間背中のブラホックを留める姿のまま止まっていたと思ったら急にバギーの傍に居た連中が飛び退く様に離れた。
そしてバギーが人っぽい姿にトランスフォームした。
「もしかして…あれもラブドールだったのか?」
なんとなくメカメカしい姿なのでイメージは男っぽいが…?
「あれはラブドールではありません。汎用作業ツールのスナッポン社製MasterシリーズのサポートキャリーJRL-1163-PBOです。」
バギーじゃなかったの?…汎用作業ツール?スナッポン?
そう言えば自分の工具ボックスにも3本ほどSnap-onのスパナが有ったと思うが…あっ、スナッポン君が歩いて近づいてきた。
「どうします?キヨシ様?追従させますか?」
とりあえず人の形になって歩いて移動してきたバギーだった物を見ていたら群衆の中にジェシカを発見した。
「あーそうだな。ちょうどジェシカも戻ってきたみたいだからさっさと移動するか。」
「は~い。」
「了解しました。では、マスター君には距離3mを維持して追従させるように指示しておきます。」
「ジェシカ~こっちおいで~!」
運転席側の窓を開けて呼んだらジェシカが嬉しそうに近寄ってきたので、そのまま窓からジェシカを持ち上げて助手席に座らせ、車を発進させた。
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