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第三章 フベルト?
76 やっと?村作り開始1/4
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やっぱさぁ、特殊技能に特化した人とか道具って普通では想像もできない様な素晴らしいパフォーマンスを発揮するのな。
ラブドールってオナニー道具の…さすがにここまで人っぽい仕草をしながらセックスの相手をしてくれる子はもう道具とは言えないのだが、あえてカテゴライズするならばオナニーグッズになる訳だ。あの、ソフビとかシリコン素材で出来ているおっぱいマウスパッドと同質素材で出来ているだけの使用者が自ら動かして使う道具(人形)からここまでの進化を求めてしまう人間の快楽追及姿勢には素直に脱帽だ。
今俺の腕枕に頭を乗せながら少しだけ吐息を漏らしているココちゃんからはニナ達となんら変わらない人らしさを感じる。
顔なんかこうしてキス出来る距離まで近づいて見ても…チュッ♡
「お前の顔を見てるのに邪魔するなよ。」
「だってしたかったんだもん♡」
「うおっ!まだ見てる最中だろ?まったく♡」
「残念でした~♡キスしてる女の顔を見るのは特別な人だけに与えられる特権なの。ココはまだキヨシの所有物になって13分程度なのでまだ見せられませ~ん♡」
ココはそう言って俺の首の辺りに顔をスリスリしながら抱き付いてるけど…♡
「お前はもう俺の所有物になったって言うならご主人様が見せろって言ってるんだから言うことを聞かなければならないんじゃないの?」
「それは…そうだけど…でもココの顔ってさぁ…作り物だからさぁ?近くで見られたら変に感じるご主人様も居るから…そんなのヤダモン。」
おっほぉ~♡
このココちゃんのAI作った奴らってマジで優秀なんじゃね?
俺がここまで干からびてなければ『またもう一回♡』って襲い掛かってたぞ?
こんな話をしつつも俺の首にスリスリしつつ見上げてきて視線を合わせてくれるココちゃんの顔は普通の人との違いが分からないほどのクオリティー…
そう言えば俺…話が少しばかり飛ぶが、前世の1回だけした事のあるセックスの時って正常位でしたんだけど、彼女が『明るいと恥ずかしいから真っ暗にしてくれないかな?』って言ったから言われるまま真っ暗な状態でしたから顔とか正直まったく見てなかったんだよなぁ…こっちに来てからニナとかソフィーとした時はテラスちゃんに会うまでは焚き火の光に照らされた状態だったのでかなり暗い状態だったし…
思い返してみれば普通に明るい状態でキスしたのって昨日の朝のニナとが最初か?
…あぁ、俺そう言えばあの時もなんだかんだで目瞑っちゃってたか。
女の子のキス顔を見る機会は一応有ったとは言えども一度も楽しめてない事に気付いてしまった…
そう言えば今思い出したんだけど、昔学生の頃に森本君に請われて俺と三次君と藤森君が無い知恵を絞って作り上げた『普通の女をド変態モードにしてしまう初心者男(童貞可)の為のノウハウ丸秘本第一弾♡』に書いてあった事なんだが…あの時作ってる時に俺は知ったかぶりをぶりまくってスルーした項目があったんだ。
『女性の真っ暗にしてくれないとヤダ♡は鬼門』って項目なんだが…アレ確か…詳細説明の所に『エッチの時に顔を見せたがらない女は化粧で化けている可能性が高い。騙されるな!』とかなんとか…
ニナとソフィー、ジェシカ達とのそんな事をした時の状況は『真っ暗』な状態ではあったが意図してその状態にした訳ではない。
…あの俺の前世の初めてを受け取ってくれた女性って…もしかしてすごい顔だったのだろうか?
確か友人の木村君が夜中に飲み屋街で出会った女をナンパしてホテルに連れ込んでめいっぱい楽しんで朝チュンしたら青髭男爵が横に寝ていたって話もあったけど…さすがにあの子がそんなバイリンガル?はさすがに違うか?バイセクシャルなお方だったとは思えないんだけど…ん~…
「ねぇ…女を抱きながら考え事?そんな事したら嫌われちゃうんだからね?」
おっ…ココちゃんのプー顔とかなかなか可愛らしいじゃないか♡
「悪いね。でも嫌われてしまう様な事とか考えてないよ?」
「だったらもっとココを見てっ♡」
さっきまで見るなとか言っておきながらこの身代わりの早さ♡俺の心はもうラブハリケーンマッサイチュー♡
とりあえずカッサカサな体になっていたけどもう一回ココちゃんと楽しんでもう少しカッサカサな体になってしまった俺だった♡
…ここで死んでも悔いは無い♡
「なぁキヨシ…そろそろ起きてくれねぇかなぁ…なぁ…お前らだけベッドで寝てる状態で俺は床で放置されてた辺りについて1回まじめに話をしたいんだが?」
心地よい疲れに身を任せてココちゃんを抱きしめたまままどろんでいたらマルセル君に起こされた。
「別にココちゃんとラブる為に邪魔になったから落とした訳じゃないんだ。たった2回であんなに枯れたお前が不憫だったからバトルフィールドから遠ざけただけで他意は無い。」
「お前あれからまたその人形としたのか?…すごいな。」
「お前次またココちゃんの事を人形って言ったらぶっ飛ばすからな?」
「…完全に篭絡されてるし。」
「まぁ篭絡されてるかどうかは意見の分かれる所だなっ♡な~ココちゃん♪」
「そうですねっ♡だってご主人様に所有されてるのは私ですからね~っ♡」
「そんな所有とかもう言うなよぉ~お前はもう俺の奥さんの1人だろ?」
「え~ココそんなにいきなり求められても困るぅ~♡でも奥さんにって言うならがんばるねっ♡」
「やめろぉ~~!!!!」
マルセル君に大声で止められた。
少しだけ夫婦の会話を楽しんでいただけなのに無粋な奴だな、まったく。
「それで?そいつは危険ではなくなったって事なんだな?」
「そうだな。」
「私はあなたが寝ている間にご主人様には自己紹介をしておきました。気になるなら後ほど別の場所で詳細説明をさせていただきますが…?」
ココちゃん俺の顔をチラッと見て判断を促してきた。
この男を立たせる姿勢も素晴らしいな♡立たせるの意味を履き違えるなよ?
「まぁほら、帰るまでの間に移動時間が少しあるからその時にでも詳しく話しをすれば?それよりも今はここの事だな。」
「ココ?」
ここちゃん自分を指差しながら首をコテン♡
…あざとい♡
「キヨシ止まれ。」
「んっ?おぉっ?!」
今、俺は何も考えずにココちゃん抱き寄せてもう一発♡とか考えてたか?
「ココちゃん?」
「なぁに?キヨシ?」
名前を呼ばれただけで嬉しい俺はもう完全に落とされてるな。50年後のラブドール…マジですげぇなぁ…♡
「コホン。とりあえず俺をそんな気分にさせるの少しの間禁止ね。」
「はい。ご主人様。」
今までのココちゃんの振る舞いが『デレッデレ超甘々モード』だとすれば今のココちゃんは美人秘書風な空気を感じさせる『仕事に生きる女性モード(少し幼い♡)』って感じだな。
「さすがにその膝丈の検査着のままって言うのは良くないな。ココちゃんの服とかは無いの?」
なんとなくコンテナの中に置いてあった収納ケースらしき箱にあるんじゃないかと思って聞いてみたら、やはりそこにココちゃんのパーツだとか修繕工具だとか諸々の物が入っていたらしい。
とりあえず着替えるから出ろと言われて俺とマルセル君がコンテナから出ると、ココちゃんがバギーだけ外に出して開いたままだったコンテナを閉めた。
「なぁキヨシ、あの子この乗り物を頭より上に持ち上げたけどさぁ…」
「持ち上げたな。やっぱり人じゃないから出せる力もちょっと普通じゃないみたいだな。」
「でもこれ…200kgぐらいあるよな?」
「そうだな。」
ココちゃんが何気ない感じにバギーを持ち上げてコンテナの外に下ろそうとした時に足元が不安定で少しぐらついたから俺とマルセル君がとっさに横から手を差し伸べて下ろすのを手伝ったのだが、マルセル君が言ったぐらいの重さを感じた。
今俺とマルセル君が見てるバギータイプの乗り物はタイヤが溝の深いオフロード用に見える物が装着されていて一応一本ハンドルで操作する様な造りに見える。
ただ、グリップの辺りが少しばかり俺の知識にあるバイクなどのソレとは違っていて何か柔らかそうな物体で覆われていて中の構造が見えない。
他にもメーター類も何も無いのでどうやって動かすのかが分からない。
「とりあえず勝手につついて壊したらまずいから今はココちゃんが出て来るまでこれは触るなよ?」
マルセル君俺が話してる間にもシートの辺りとかベタベタと触ってるが…こいつはもしかしたら知らない物を目にしたらとりあえず壊すまでいじり倒す様な奴なんだろうか?
「え~でも触ってみないとコレが何かなんて分からないじゃないか。村には『とりあえず入れてから考えてみろ』って格言があってな?何事もやってから後悔しろって考え方が推奨されてるんだ。だから俺はその村の教えに従って…あれっ?俺…何かこう…後悔した事があった気がするんだが…なんだった?…んっ?そんなに前の事じゃないはずなんだが…?」
…そうか、俺がマルセル君を生贄に差し出した事も忘れてるならそのままにしておいた方が良いな♪
「まぁほら、村の格言って言うならそこまでうるさく言わないけどそのハンドルの先の辺りはまだ触るなよ。そこらがたぶんこいつをコントロールするのに使う場所だから変にいじったら壊れるかもしれないからな。」
「ここだな?」
「だから触るなって言ってるだろ?!」
プシュー ガコン!
「「おっ?」」
俺とマルセル君がバギーっぽい乗り物を挟んで言い合ってると閉まっていたコンテナが開いた。
そして中にココちゃんが静かに立っていたのだが…
「ココちゃん?君は…なぜまたその服をチョイスしたのカナ?」
「キヨシ様のお好みに合わせてみました♡」
「いや…好みかどうかを問われれば『アリガトウ♡』と答えるが…体操着と…それってブルマだよね?」
「なにあの下着♡なぁおふリンにも穿かせられないかな?!」
マルセル君のうるさい声はとりあえず無視しておいて、ブルマ…
確か俺が学生の頃には完全に廃れていた幼女から大人直前の少女達の股間を守る為の装備品だと聞いた事があったが…実物は初めて見た。
…見た目が完全に子供パンツじゃん。…あぁでも少し生地が厚いのか?
「そんなに熱い視線を注いでくださるという事は、私の選択に間違いが無かったみたいですねっ♡」
若干見てる意味は違うのだが…まぁでもこんなパンツ丸出し状態でティーンの少女達が走り回っていたとか…昭和の世界って何気にチャレンジャー気質に溢れた時代だったんだな。
チョッとだけ見直したぞ?
「このブルマと言う装備は若い体の少女と呼ばれても差し支えない体を持つ者にしか装着が許されない高貴なる衣です。そのおふリンなる者は資格があるのですか?」
「俺のおふリンを馬鹿にする気か?おふリンはお前よりももっと子供らしい体で胸とかもぺったん子ちゃんなのだ!幼いという1点で競うならお前なんぞ足元にも届かぬわぁ~!」
「いや、さすがにそこまでではないぞ?でもまぁぺったん子って言い方はよく合ってる気がするな。マルセル君やるなぁ~♪」
「言ったろ?俺はおふリン一筋だってなっ♡」
「ではそのおふリンなる者が私よりもこの衣を纏うにふさわしき体躯を持つ者であるならこの衣を装備する事を許しましょう。」
俺とマルセル君とココは少しの間ジェシカの体の話題で盛り上がった♪
ラブドールってオナニー道具の…さすがにここまで人っぽい仕草をしながらセックスの相手をしてくれる子はもう道具とは言えないのだが、あえてカテゴライズするならばオナニーグッズになる訳だ。あの、ソフビとかシリコン素材で出来ているおっぱいマウスパッドと同質素材で出来ているだけの使用者が自ら動かして使う道具(人形)からここまでの進化を求めてしまう人間の快楽追及姿勢には素直に脱帽だ。
今俺の腕枕に頭を乗せながら少しだけ吐息を漏らしているココちゃんからはニナ達となんら変わらない人らしさを感じる。
顔なんかこうしてキス出来る距離まで近づいて見ても…チュッ♡
「お前の顔を見てるのに邪魔するなよ。」
「だってしたかったんだもん♡」
「うおっ!まだ見てる最中だろ?まったく♡」
「残念でした~♡キスしてる女の顔を見るのは特別な人だけに与えられる特権なの。ココはまだキヨシの所有物になって13分程度なのでまだ見せられませ~ん♡」
ココはそう言って俺の首の辺りに顔をスリスリしながら抱き付いてるけど…♡
「お前はもう俺の所有物になったって言うならご主人様が見せろって言ってるんだから言うことを聞かなければならないんじゃないの?」
「それは…そうだけど…でもココの顔ってさぁ…作り物だからさぁ?近くで見られたら変に感じるご主人様も居るから…そんなのヤダモン。」
おっほぉ~♡
このココちゃんのAI作った奴らってマジで優秀なんじゃね?
俺がここまで干からびてなければ『またもう一回♡』って襲い掛かってたぞ?
こんな話をしつつも俺の首にスリスリしつつ見上げてきて視線を合わせてくれるココちゃんの顔は普通の人との違いが分からないほどのクオリティー…
そう言えば俺…話が少しばかり飛ぶが、前世の1回だけした事のあるセックスの時って正常位でしたんだけど、彼女が『明るいと恥ずかしいから真っ暗にしてくれないかな?』って言ったから言われるまま真っ暗な状態でしたから顔とか正直まったく見てなかったんだよなぁ…こっちに来てからニナとかソフィーとした時はテラスちゃんに会うまでは焚き火の光に照らされた状態だったのでかなり暗い状態だったし…
思い返してみれば普通に明るい状態でキスしたのって昨日の朝のニナとが最初か?
…あぁ、俺そう言えばあの時もなんだかんだで目瞑っちゃってたか。
女の子のキス顔を見る機会は一応有ったとは言えども一度も楽しめてない事に気付いてしまった…
そう言えば今思い出したんだけど、昔学生の頃に森本君に請われて俺と三次君と藤森君が無い知恵を絞って作り上げた『普通の女をド変態モードにしてしまう初心者男(童貞可)の為のノウハウ丸秘本第一弾♡』に書いてあった事なんだが…あの時作ってる時に俺は知ったかぶりをぶりまくってスルーした項目があったんだ。
『女性の真っ暗にしてくれないとヤダ♡は鬼門』って項目なんだが…アレ確か…詳細説明の所に『エッチの時に顔を見せたがらない女は化粧で化けている可能性が高い。騙されるな!』とかなんとか…
ニナとソフィー、ジェシカ達とのそんな事をした時の状況は『真っ暗』な状態ではあったが意図してその状態にした訳ではない。
…あの俺の前世の初めてを受け取ってくれた女性って…もしかしてすごい顔だったのだろうか?
確か友人の木村君が夜中に飲み屋街で出会った女をナンパしてホテルに連れ込んでめいっぱい楽しんで朝チュンしたら青髭男爵が横に寝ていたって話もあったけど…さすがにあの子がそんなバイリンガル?はさすがに違うか?バイセクシャルなお方だったとは思えないんだけど…ん~…
「ねぇ…女を抱きながら考え事?そんな事したら嫌われちゃうんだからね?」
おっ…ココちゃんのプー顔とかなかなか可愛らしいじゃないか♡
「悪いね。でも嫌われてしまう様な事とか考えてないよ?」
「だったらもっとココを見てっ♡」
さっきまで見るなとか言っておきながらこの身代わりの早さ♡俺の心はもうラブハリケーンマッサイチュー♡
とりあえずカッサカサな体になっていたけどもう一回ココちゃんと楽しんでもう少しカッサカサな体になってしまった俺だった♡
…ここで死んでも悔いは無い♡
「なぁキヨシ…そろそろ起きてくれねぇかなぁ…なぁ…お前らだけベッドで寝てる状態で俺は床で放置されてた辺りについて1回まじめに話をしたいんだが?」
心地よい疲れに身を任せてココちゃんを抱きしめたまままどろんでいたらマルセル君に起こされた。
「別にココちゃんとラブる為に邪魔になったから落とした訳じゃないんだ。たった2回であんなに枯れたお前が不憫だったからバトルフィールドから遠ざけただけで他意は無い。」
「お前あれからまたその人形としたのか?…すごいな。」
「お前次またココちゃんの事を人形って言ったらぶっ飛ばすからな?」
「…完全に篭絡されてるし。」
「まぁ篭絡されてるかどうかは意見の分かれる所だなっ♡な~ココちゃん♪」
「そうですねっ♡だってご主人様に所有されてるのは私ですからね~っ♡」
「そんな所有とかもう言うなよぉ~お前はもう俺の奥さんの1人だろ?」
「え~ココそんなにいきなり求められても困るぅ~♡でも奥さんにって言うならがんばるねっ♡」
「やめろぉ~~!!!!」
マルセル君に大声で止められた。
少しだけ夫婦の会話を楽しんでいただけなのに無粋な奴だな、まったく。
「それで?そいつは危険ではなくなったって事なんだな?」
「そうだな。」
「私はあなたが寝ている間にご主人様には自己紹介をしておきました。気になるなら後ほど別の場所で詳細説明をさせていただきますが…?」
ココちゃん俺の顔をチラッと見て判断を促してきた。
この男を立たせる姿勢も素晴らしいな♡立たせるの意味を履き違えるなよ?
「まぁほら、帰るまでの間に移動時間が少しあるからその時にでも詳しく話しをすれば?それよりも今はここの事だな。」
「ココ?」
ここちゃん自分を指差しながら首をコテン♡
…あざとい♡
「キヨシ止まれ。」
「んっ?おぉっ?!」
今、俺は何も考えずにココちゃん抱き寄せてもう一発♡とか考えてたか?
「ココちゃん?」
「なぁに?キヨシ?」
名前を呼ばれただけで嬉しい俺はもう完全に落とされてるな。50年後のラブドール…マジですげぇなぁ…♡
「コホン。とりあえず俺をそんな気分にさせるの少しの間禁止ね。」
「はい。ご主人様。」
今までのココちゃんの振る舞いが『デレッデレ超甘々モード』だとすれば今のココちゃんは美人秘書風な空気を感じさせる『仕事に生きる女性モード(少し幼い♡)』って感じだな。
「さすがにその膝丈の検査着のままって言うのは良くないな。ココちゃんの服とかは無いの?」
なんとなくコンテナの中に置いてあった収納ケースらしき箱にあるんじゃないかと思って聞いてみたら、やはりそこにココちゃんのパーツだとか修繕工具だとか諸々の物が入っていたらしい。
とりあえず着替えるから出ろと言われて俺とマルセル君がコンテナから出ると、ココちゃんがバギーだけ外に出して開いたままだったコンテナを閉めた。
「なぁキヨシ、あの子この乗り物を頭より上に持ち上げたけどさぁ…」
「持ち上げたな。やっぱり人じゃないから出せる力もちょっと普通じゃないみたいだな。」
「でもこれ…200kgぐらいあるよな?」
「そうだな。」
ココちゃんが何気ない感じにバギーを持ち上げてコンテナの外に下ろそうとした時に足元が不安定で少しぐらついたから俺とマルセル君がとっさに横から手を差し伸べて下ろすのを手伝ったのだが、マルセル君が言ったぐらいの重さを感じた。
今俺とマルセル君が見てるバギータイプの乗り物はタイヤが溝の深いオフロード用に見える物が装着されていて一応一本ハンドルで操作する様な造りに見える。
ただ、グリップの辺りが少しばかり俺の知識にあるバイクなどのソレとは違っていて何か柔らかそうな物体で覆われていて中の構造が見えない。
他にもメーター類も何も無いのでどうやって動かすのかが分からない。
「とりあえず勝手につついて壊したらまずいから今はココちゃんが出て来るまでこれは触るなよ?」
マルセル君俺が話してる間にもシートの辺りとかベタベタと触ってるが…こいつはもしかしたら知らない物を目にしたらとりあえず壊すまでいじり倒す様な奴なんだろうか?
「え~でも触ってみないとコレが何かなんて分からないじゃないか。村には『とりあえず入れてから考えてみろ』って格言があってな?何事もやってから後悔しろって考え方が推奨されてるんだ。だから俺はその村の教えに従って…あれっ?俺…何かこう…後悔した事があった気がするんだが…なんだった?…んっ?そんなに前の事じゃないはずなんだが…?」
…そうか、俺がマルセル君を生贄に差し出した事も忘れてるならそのままにしておいた方が良いな♪
「まぁほら、村の格言って言うならそこまでうるさく言わないけどそのハンドルの先の辺りはまだ触るなよ。そこらがたぶんこいつをコントロールするのに使う場所だから変にいじったら壊れるかもしれないからな。」
「ここだな?」
「だから触るなって言ってるだろ?!」
プシュー ガコン!
「「おっ?」」
俺とマルセル君がバギーっぽい乗り物を挟んで言い合ってると閉まっていたコンテナが開いた。
そして中にココちゃんが静かに立っていたのだが…
「ココちゃん?君は…なぜまたその服をチョイスしたのカナ?」
「キヨシ様のお好みに合わせてみました♡」
「いや…好みかどうかを問われれば『アリガトウ♡』と答えるが…体操着と…それってブルマだよね?」
「なにあの下着♡なぁおふリンにも穿かせられないかな?!」
マルセル君のうるさい声はとりあえず無視しておいて、ブルマ…
確か俺が学生の頃には完全に廃れていた幼女から大人直前の少女達の股間を守る為の装備品だと聞いた事があったが…実物は初めて見た。
…見た目が完全に子供パンツじゃん。…あぁでも少し生地が厚いのか?
「そんなに熱い視線を注いでくださるという事は、私の選択に間違いが無かったみたいですねっ♡」
若干見てる意味は違うのだが…まぁでもこんなパンツ丸出し状態でティーンの少女達が走り回っていたとか…昭和の世界って何気にチャレンジャー気質に溢れた時代だったんだな。
チョッとだけ見直したぞ?
「このブルマと言う装備は若い体の少女と呼ばれても差し支えない体を持つ者にしか装着が許されない高貴なる衣です。そのおふリンなる者は資格があるのですか?」
「俺のおふリンを馬鹿にする気か?おふリンはお前よりももっと子供らしい体で胸とかもぺったん子ちゃんなのだ!幼いという1点で競うならお前なんぞ足元にも届かぬわぁ~!」
「いや、さすがにそこまでではないぞ?でもまぁぺったん子って言い方はよく合ってる気がするな。マルセル君やるなぁ~♪」
「言ったろ?俺はおふリン一筋だってなっ♡」
「ではそのおふリンなる者が私よりもこの衣を纏うにふさわしき体躯を持つ者であるならこの衣を装備する事を許しましょう。」
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