57 / 149
第三章 フベルト?
54 対策を考える3/4
しおりを挟む
「今から狩るのはバイオ・オーロックスという名の動物でこの地域に住み着いて少しばかり凶暴になった奴だ。」
「ちなみに俺の知ってる生き物だとどんな奴に近いの?」
「そうだなぁ…あーあれだ、バイソンって分かるか?」
バイソンって…確かアメリカ辺りに生息してる牛っぽい奴だったか?
なんとなく飲料メーカーの赤い牛が思い出されたが…あれって違ったかな?
「角があるんだよね?」
「そうだな、頭が異常に硬く角は補助的な攻撃手段ではあるが当たれば鎧に穴が開く事もある。かなり体が大きいからその突進力だけでも十分に脅威だがフベルト様は膂力だけでその突進を止める事ができるな。俺にはムリだ。」
ハハッ…もうその動物見なくても大丈夫な気がする。
俺とマルセル君が歩いている道は、俺が3人ぐらい余裕を持って並んで歩けそうな幅があり、そこそこ深く轍の跡が付いていて、道の真ん中辺りは短い草が生えてる。
30分ほどそんな道を歩いて移動すると木に囲まれていた景色が草原に変わった。
「ここらにはさっき言ったバイオ・オーロックス以外にもそれらを捕食するバイオ・カラルだとかバイオ・オカオミなどがいるので気をつけなければならない。それ以外にもシャムルス達にも気をつけなければならないがそいつらが襲ってくるのは夜だけなので今は気にしなくても良いがな。」
話を聞く限りではバイオ・ほにゃららって感じの名前の動物とそれ以外の名前の動物が居るみたいだな。
なんとなくだが…どちらかがテラスちゃんによって後から追加された生物でどちらかが楽園ゲームに初期から生息していた動物じゃないかって気がするが、それに関しては今は気にしなくても良さそうだな。
俺とマルセル君は草原と森林の境目から5分ほど歩いて移動してから草原に入って行った。
マルセル君が言っていたとおり、生えている草の丈は高いものでも40cm程度しかなくそんな草が生い茂っている景色にポツポツと木が生えていて、その木は幹がまっすぐ立っていてそこそこ高い…地上5mぐらいか?それ位の位置に枝葉が広がっている感じだった。
なんだっけ?アカシアの木って言ったかな?枝の上にライオンとか寝てたら様になってそうな感じ。
見晴らしはそこそこ良いので周囲1km程度の範囲は見えていそうな草原だが、少し進むと小高い丘があり、そこまで行くとパノラマな景色が広がっていた。
「おぉ~♪なんかこんな景色見たことあるわぁ~♪」
「キヨシの住んでいた所はこんな景色の所だったのか?キヨシが着ていた服からもっと小奇麗な場所に住んでいたんだと思っていたが…へーそうなのか。」
…こっちではテレビって言っても理解してもらえない…事も無いか。一応テラスちゃんの俺情報フィードバックで伝わってるから問題ないかな?
「一応俺の住んでいた場所はきれいに整地された場所で雑草が自然に生えてる場所とかほとんど無いような所だからな?そもそもここまで歩いてきた道みたいに轍があるから道に見えてるって感じの場所とはまったく違うから勘違いしないでくれな。」
なんとなく見下された感じがちょっと面白くなかったので説明してみたがマルセル君そこまで驚いてくれない。
「そうなんだな。まぁそれは今は関係ない。あれ見えるか?」
チッ…テレビとかネットの事を今から説明して俺は生前家に居ながら世界中の映像を手に入れられる様なすごい場所に住んでいたって自慢する気だったってのに…んっ?あれって…どれ?
「なぁマルセル君?あれってどれの事を言ってるの?まさかあの遥か彼方にあるゴマシオみたいな点々の事を言ってるのかな?」
少し高台から見下ろしているのでたぶん10kmぐらい先まで見えていると思うのだが、その見える範囲に手を伸ばした状態で親指と人差し指で丸を作った範囲に小さな点が…どれぐらいだ?100以上見えてるのかな?
とりあえず視線をそこに向けながら聞いてみた。
「とりあえず…80匹ほどバイオ・オーロックスが居るみたいだ。それとその周辺にはバイオ・オカッピやセーブルなども居るみたいだ。あれほどの集団であれば周囲にさっき言ったバイオ・カラルだとかバイオ・オカオミも居るはずだから気をつけろ。」
マルセル君説明しながら歩きだしたので俺もそのまま付いて移動してるんだけど…えっ?マジで今からあの集団の居る所まで歩く気か?
…これ、今日中に帰ってこれるよな?
「なぁマルセル君、今日の帰宅予定は何時ぐらいで考えてる?」
ちなみに昼からフベルトさんと話を始めてその後離れまで戻って色々していたおかげで今の時間はPM2:43
村からここに歩いて移動するだけで40分程度はかかってるはずなんだが…
「夜中には戻ってこれると思うぞ。とりあえず俺が1匹運ぶからキヨシもできれば1匹運んでくれな。」
ハイ、ムリデス♪
さすがにマルセル君と俺の考えている事に大きな差をかんじてしまったので時間短縮の方法として車を使って移動してみる気になった俺だった。
実は服とかそれ以外の持ち物に関しては壊れてない状態を確認していたが車はまだ出した事がなかったので気になっていたってのもあったんだけどね。
「マルセル君ちょっと待って。ここでも移動ぐらいは出来るかもしれないから車出してみるよ。」
「はぁ?こんな草原で車って…なんじゃこれ?」
とりあえずマルセル君を消し飛ばすとまずいと思い反対側に手を伸ばして車を出したら驚かれた。
「俺の…あー…言ってみればフベルトさんの鎧みたいな物だな。」
車の周囲を一回ぐるりと回って見たがあの崖下で見た破壊跡はまったく無かった♪
「ほら、マルセル君、そんな所に突っ立ってないで助手席に乗りなさい。」
俺は運転席に乗り込みながらマルセル君に手で助手席を教えつつイグニッションキーシリンダーに鍵が刺さったままだったのでそのままエンジンをかけると小気味良い振動を感じさせつつエンジンが掛かった。
油温表示も平常状態を指し、ガソリンは満タン状態を示している。
ちなみにタコメーターが存在しないタイプのインパネなので回転数は分からないが、始動時のアイドリング時よりも少し回転数が低い気がする。
エンジンを掛けた時ちょうどドアの近くで手を伸ばそうとしていたマルセル君は音に驚き2mぐらい下がって腰の山刀に手を掛けてこっちを見ていた。
「ほら、噛み付いたりしないからドアを開けて入って来い。」
パワーウィンドウを開いて話しかけるともう少し距離をとられた。
…ふっ♡こんな反応が見たかったんだ♡マルセル君って…逸材だなぁ~♪
とりあえず助手席を内側から開いてやってマルセル君を乗せ、一応シートベルトを留めさせてからドライブモードで車を動かす。
一応雪が降ってもチェーンを付けやすい車と思って買った軽自動車だったがさすがに整地されてない草原を走ることを想定して作られてなかったらしく、かなり揺れた。
「ちょほっとぉ~!!!キヨシぃ~~~!!!!とめてぇ~~~!!漏れる~~~~~!!!」
さすがに車を止めた。
「なんで漏らすって話になるんだよ!まだ20kmぐらいしか出してなかっただろ?俺はもし叶うなら今日中に村に戻ってニナと愛し合う気で居るんだ。それを邪魔する気ならマルセル君はここから走ってもいいんだぞ?」
「いや、そんな無茶な…ってかキヨシ…もうこれでフベルト様と戦えば良いんじゃないか?あの速さで突っ込めばいくらフベルト様と言えど…」
なぁマルセル君?それ、事故って言うんだぞ?
たぶんマルセル君はこの軽自動車でフベルトさんをひき殺せって言ってるんだと思うが、さすがにそれはしたくない。
これはかなり前の話になるのだが、大学に行っていた頃に友人の運転する車でスキーに行こうと夜中に林道を走っていた時目の前にイノシシが急に飛び出してきて時速…あの時確かまだ雪が積もってなかったから…60kmかもう少し出して走っていたんだが、跳ね飛ばした時…すんごい音と衝撃だったんだ。
一応イノシシは一瞬しか視界に映らなかったのでどれぐらいの重量だったのかは想像するしかないのだが、たぶんだけど…100kg有るか無いか位じゃないかと思うんだ。そいつは車と衝突した時そのまま弾き飛ばされて林道の横の谷に落ちていったので…たぶん、ご臨終になったのではないかと思うが、その衝撃で車のバンパー周りとラジエターが大破してしまったらしく大量のお漏らし状態になった車の中で男3人震えて朝を迎えたって出来事があったんだが…あの時の衝撃は未だ忘れられない。
ちなみその不幸な事故があった場所はかなりの山奥だったので3人の持っていた電話は全て圏外だった為に男同士少しだけこう…仲良くなったってほほえましい逸話も残っているのだが、朝日を見ながら感じたジョリジョリとした触感は出来れば忘れたい記憶なんだよなぁ…
「とりあえずマルセル君。この車で生物をひき殺すって行為は俺のトラウマを引っ張り出してくれる可能性がかなり高いので却下だ。こいつは人を運んだり荷物を運ぶためになら使えるので…どれぐらいだろ…一応500kgぐらいまでなら載せられるのかな?」
確か最大乗車定員が4人だったはずなので、もしかしたら最大積載量で言うなら200kg程度かもしれないが…
何にしても道交法とかこの世界には無いんだから、積載量に関しては限界を超えてのせても大丈夫だろう。
一回戻せば車軸が曲がっていたとしても元通りだし♪
とりあえず今日中に戻る為に再度車を発車させた俺だったが、現地に着いた時に少しだけ後悔した。
…まぁ…召喚しなおせば元通りなんだけどさぁ。
ちなみにマルセル君の漏らした…たぶんオシッコだと思う水分はまったくにおいがしなかった。
俺の人生において、まったく必要の無い情報を入手してしまった。
…ハァ
「ちなみに俺の知ってる生き物だとどんな奴に近いの?」
「そうだなぁ…あーあれだ、バイソンって分かるか?」
バイソンって…確かアメリカ辺りに生息してる牛っぽい奴だったか?
なんとなく飲料メーカーの赤い牛が思い出されたが…あれって違ったかな?
「角があるんだよね?」
「そうだな、頭が異常に硬く角は補助的な攻撃手段ではあるが当たれば鎧に穴が開く事もある。かなり体が大きいからその突進力だけでも十分に脅威だがフベルト様は膂力だけでその突進を止める事ができるな。俺にはムリだ。」
ハハッ…もうその動物見なくても大丈夫な気がする。
俺とマルセル君が歩いている道は、俺が3人ぐらい余裕を持って並んで歩けそうな幅があり、そこそこ深く轍の跡が付いていて、道の真ん中辺りは短い草が生えてる。
30分ほどそんな道を歩いて移動すると木に囲まれていた景色が草原に変わった。
「ここらにはさっき言ったバイオ・オーロックス以外にもそれらを捕食するバイオ・カラルだとかバイオ・オカオミなどがいるので気をつけなければならない。それ以外にもシャムルス達にも気をつけなければならないがそいつらが襲ってくるのは夜だけなので今は気にしなくても良いがな。」
話を聞く限りではバイオ・ほにゃららって感じの名前の動物とそれ以外の名前の動物が居るみたいだな。
なんとなくだが…どちらかがテラスちゃんによって後から追加された生物でどちらかが楽園ゲームに初期から生息していた動物じゃないかって気がするが、それに関しては今は気にしなくても良さそうだな。
俺とマルセル君は草原と森林の境目から5分ほど歩いて移動してから草原に入って行った。
マルセル君が言っていたとおり、生えている草の丈は高いものでも40cm程度しかなくそんな草が生い茂っている景色にポツポツと木が生えていて、その木は幹がまっすぐ立っていてそこそこ高い…地上5mぐらいか?それ位の位置に枝葉が広がっている感じだった。
なんだっけ?アカシアの木って言ったかな?枝の上にライオンとか寝てたら様になってそうな感じ。
見晴らしはそこそこ良いので周囲1km程度の範囲は見えていそうな草原だが、少し進むと小高い丘があり、そこまで行くとパノラマな景色が広がっていた。
「おぉ~♪なんかこんな景色見たことあるわぁ~♪」
「キヨシの住んでいた所はこんな景色の所だったのか?キヨシが着ていた服からもっと小奇麗な場所に住んでいたんだと思っていたが…へーそうなのか。」
…こっちではテレビって言っても理解してもらえない…事も無いか。一応テラスちゃんの俺情報フィードバックで伝わってるから問題ないかな?
「一応俺の住んでいた場所はきれいに整地された場所で雑草が自然に生えてる場所とかほとんど無いような所だからな?そもそもここまで歩いてきた道みたいに轍があるから道に見えてるって感じの場所とはまったく違うから勘違いしないでくれな。」
なんとなく見下された感じがちょっと面白くなかったので説明してみたがマルセル君そこまで驚いてくれない。
「そうなんだな。まぁそれは今は関係ない。あれ見えるか?」
チッ…テレビとかネットの事を今から説明して俺は生前家に居ながら世界中の映像を手に入れられる様なすごい場所に住んでいたって自慢する気だったってのに…んっ?あれって…どれ?
「なぁマルセル君?あれってどれの事を言ってるの?まさかあの遥か彼方にあるゴマシオみたいな点々の事を言ってるのかな?」
少し高台から見下ろしているのでたぶん10kmぐらい先まで見えていると思うのだが、その見える範囲に手を伸ばした状態で親指と人差し指で丸を作った範囲に小さな点が…どれぐらいだ?100以上見えてるのかな?
とりあえず視線をそこに向けながら聞いてみた。
「とりあえず…80匹ほどバイオ・オーロックスが居るみたいだ。それとその周辺にはバイオ・オカッピやセーブルなども居るみたいだ。あれほどの集団であれば周囲にさっき言ったバイオ・カラルだとかバイオ・オカオミも居るはずだから気をつけろ。」
マルセル君説明しながら歩きだしたので俺もそのまま付いて移動してるんだけど…えっ?マジで今からあの集団の居る所まで歩く気か?
…これ、今日中に帰ってこれるよな?
「なぁマルセル君、今日の帰宅予定は何時ぐらいで考えてる?」
ちなみに昼からフベルトさんと話を始めてその後離れまで戻って色々していたおかげで今の時間はPM2:43
村からここに歩いて移動するだけで40分程度はかかってるはずなんだが…
「夜中には戻ってこれると思うぞ。とりあえず俺が1匹運ぶからキヨシもできれば1匹運んでくれな。」
ハイ、ムリデス♪
さすがにマルセル君と俺の考えている事に大きな差をかんじてしまったので時間短縮の方法として車を使って移動してみる気になった俺だった。
実は服とかそれ以外の持ち物に関しては壊れてない状態を確認していたが車はまだ出した事がなかったので気になっていたってのもあったんだけどね。
「マルセル君ちょっと待って。ここでも移動ぐらいは出来るかもしれないから車出してみるよ。」
「はぁ?こんな草原で車って…なんじゃこれ?」
とりあえずマルセル君を消し飛ばすとまずいと思い反対側に手を伸ばして車を出したら驚かれた。
「俺の…あー…言ってみればフベルトさんの鎧みたいな物だな。」
車の周囲を一回ぐるりと回って見たがあの崖下で見た破壊跡はまったく無かった♪
「ほら、マルセル君、そんな所に突っ立ってないで助手席に乗りなさい。」
俺は運転席に乗り込みながらマルセル君に手で助手席を教えつつイグニッションキーシリンダーに鍵が刺さったままだったのでそのままエンジンをかけると小気味良い振動を感じさせつつエンジンが掛かった。
油温表示も平常状態を指し、ガソリンは満タン状態を示している。
ちなみにタコメーターが存在しないタイプのインパネなので回転数は分からないが、始動時のアイドリング時よりも少し回転数が低い気がする。
エンジンを掛けた時ちょうどドアの近くで手を伸ばそうとしていたマルセル君は音に驚き2mぐらい下がって腰の山刀に手を掛けてこっちを見ていた。
「ほら、噛み付いたりしないからドアを開けて入って来い。」
パワーウィンドウを開いて話しかけるともう少し距離をとられた。
…ふっ♡こんな反応が見たかったんだ♡マルセル君って…逸材だなぁ~♪
とりあえず助手席を内側から開いてやってマルセル君を乗せ、一応シートベルトを留めさせてからドライブモードで車を動かす。
一応雪が降ってもチェーンを付けやすい車と思って買った軽自動車だったがさすがに整地されてない草原を走ることを想定して作られてなかったらしく、かなり揺れた。
「ちょほっとぉ~!!!キヨシぃ~~~!!!!とめてぇ~~~!!漏れる~~~~~!!!」
さすがに車を止めた。
「なんで漏らすって話になるんだよ!まだ20kmぐらいしか出してなかっただろ?俺はもし叶うなら今日中に村に戻ってニナと愛し合う気で居るんだ。それを邪魔する気ならマルセル君はここから走ってもいいんだぞ?」
「いや、そんな無茶な…ってかキヨシ…もうこれでフベルト様と戦えば良いんじゃないか?あの速さで突っ込めばいくらフベルト様と言えど…」
なぁマルセル君?それ、事故って言うんだぞ?
たぶんマルセル君はこの軽自動車でフベルトさんをひき殺せって言ってるんだと思うが、さすがにそれはしたくない。
これはかなり前の話になるのだが、大学に行っていた頃に友人の運転する車でスキーに行こうと夜中に林道を走っていた時目の前にイノシシが急に飛び出してきて時速…あの時確かまだ雪が積もってなかったから…60kmかもう少し出して走っていたんだが、跳ね飛ばした時…すんごい音と衝撃だったんだ。
一応イノシシは一瞬しか視界に映らなかったのでどれぐらいの重量だったのかは想像するしかないのだが、たぶんだけど…100kg有るか無いか位じゃないかと思うんだ。そいつは車と衝突した時そのまま弾き飛ばされて林道の横の谷に落ちていったので…たぶん、ご臨終になったのではないかと思うが、その衝撃で車のバンパー周りとラジエターが大破してしまったらしく大量のお漏らし状態になった車の中で男3人震えて朝を迎えたって出来事があったんだが…あの時の衝撃は未だ忘れられない。
ちなみその不幸な事故があった場所はかなりの山奥だったので3人の持っていた電話は全て圏外だった為に男同士少しだけこう…仲良くなったってほほえましい逸話も残っているのだが、朝日を見ながら感じたジョリジョリとした触感は出来れば忘れたい記憶なんだよなぁ…
「とりあえずマルセル君。この車で生物をひき殺すって行為は俺のトラウマを引っ張り出してくれる可能性がかなり高いので却下だ。こいつは人を運んだり荷物を運ぶためになら使えるので…どれぐらいだろ…一応500kgぐらいまでなら載せられるのかな?」
確か最大乗車定員が4人だったはずなので、もしかしたら最大積載量で言うなら200kg程度かもしれないが…
何にしても道交法とかこの世界には無いんだから、積載量に関しては限界を超えてのせても大丈夫だろう。
一回戻せば車軸が曲がっていたとしても元通りだし♪
とりあえず今日中に戻る為に再度車を発車させた俺だったが、現地に着いた時に少しだけ後悔した。
…まぁ…召喚しなおせば元通りなんだけどさぁ。
ちなみにマルセル君の漏らした…たぶんオシッコだと思う水分はまったくにおいがしなかった。
俺の人生において、まったく必要の無い情報を入手してしまった。
…ハァ
0
お気に入りに追加
116
あなたにおすすめの小説
夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました
氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。
ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。
小説家になろう様にも掲載中です
とある高校の淫らで背徳的な日常
神谷 愛
恋愛
とある高校に在籍する少女の話。
クラスメイトに手を出し、教師に手を出し、あちこちで好き放題している彼女の日常。
後輩も先輩も、教師も彼女の前では一匹の雌に過ぎなかった。
ノクターンとかにもある
お気に入りをしてくれると喜ぶ。
感想を貰ったら踊り狂って喜ぶ。
してくれたら次の投稿が早くなるかも、しれない。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
異世界もふもふ召喚士〜俺はポンコツらしいので白虎と幼狐、イケおじ達と共にスローライフがしたいです〜
大福金
ファンタジー
タトゥーアーティストの仕事をしている乱道(らんどう)二十五歳はある日、仕事終わりに突如異世界に召喚されてしまう。
乱道が召喚されし国【エスメラルダ帝国】は聖印に支配された国だった。
「はぁ? 俺が救世主? この模様が聖印だって? イヤイヤイヤイヤ!? これ全てタトゥーですけど!?」
「「「「「えーーーーっ!?」」」」」
タトゥー(偽物)だと分かると、手のひらを返した様に乱道を「役立たず」「ポンコツ」と馬鹿にする帝国の者達。
乱道と一緒に召喚された男は、三体もの召喚獣を召喚した。
皆がその男に夢中で、乱道のことなど偽物だとほったらかし、終いには帝国で最下級とされる下民の紋を入れられる。
最悪の状況の中、乱道を救ったのは右ふくらはぎに描かれた白虎の琥珀。
その容姿はまるで可愛いぬいぐるみ。
『らんどーちゃま、ワレに任せるでち』
二足歩行でテチテチ肉球を鳴らせて歩き、キュルンと瞳を輝かせあざとく乱道を見つめる琥珀。
その姿を見た乱道は……
「オレの琥珀はこんな姿じゃねえ!」
っと絶叫するのだった。
そんな乱道が可愛いもふもふの琥珀や可愛い幼狐と共に伝説の大召喚師と言われるまでのお話。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる