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第一章 召喚前?
19 サトリの攻略方法♡
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「そう言えばお前なんて名前なんだ?」
サトリを相手取るならば、思考すると同時に考えている事を口に出して言葉にすると良いらしい。
確か自称超能力者な友人がそんな事を言っていた記憶があるので…まぁどこまでかは分からないが、それを実践してみるとしよう。
と言う訳で、気になる事も思った事もとりあえず言葉にしてみる。
「…知らなくていい。俺はすぐにお前達の視界から居なくなるから。」
「ふむ…そうか。お前は何かのキーパーソンって訳じゃなくて単なるメッセンジャーの様な使いッ走りレベルのどうでもいい奴ってことかぁ。だったら虫って呼ぶな。」
「…まぁ、お前がどう思ってても良いけど…名前はメルクリウスだ。それに使いッ走りじゃないから言葉遣いに気をつけろ!」
ほう?
「確かメルクリウスって…何かで聞いたことがあるな…なんだったかなぁ…あぁ、確かゲームの中でめっちゃウザかったキャラクターだったか?そうだ、あいつのウザさがどうにも頭から離れなかったからぐぐった事があったか。確かその時見たのが…あぁ、そうだ、ローマ神話だったか?日本神話みたいにローマの国威を上げる為に作られたおとぎ話のたぐいだったと思うが…でもなんでそんな俺の元々居た世界のおとぎ話がモチーフになって名前とか付けられてるんだ?お前…まさかここって地球の未来か過去って…まぁありえないよな。でも…」
「なぁおい…考えながらしゃべり続けるのをやめろ。2重にも3重にも聞こえてマジうるさい。」
メルクリウスが眉間に皺を寄せながら少しイライラした様な口調で俺の思考を止めるタイミングで口を挟んだ。
…やっぱりこんな反応になるか。
こいつの思考を読むロジックがどんな感じに行われているのかはまったく分からないが、あの友人が言っていた言葉を信じるならば、思考を読む奴ってのは人が考えている思考言語をそのまま読み取るのと同時に俺が口でしゃべると言う行為をする為に言語にする為に脊髄反射で思考している情報も読み取るらしい。
それに声を発した人と言うのは自分のしゃべった声を自分で聞いて間違って無いかを確認するという行為もするので何度も同じ思考を繰り返す。
だから、覚えたい事をしゃべりながら記憶すると早く覚えられると言われているとかなんとか言ってたと思うが…
だから思考しつつしゃべるとハウリングをおこしたスピーカーに近い場所に居るような聞こえ方をするらしいが…どうやら正解だったみたいだな。
なぁ?メルクリウスさんよぉ?
そろそろ読むのを止めたか?
…一応今現在は俺の思考は読んで無いみたいかな?
一応ダメ押ししとくか♡
「お前ふざけるなよ?!俺はお前にそんな事絶対言わないし!!」
ちょっとばかり想像力の翼を広げてみたら即行で反応が返ってきた♡
こいつけっこうバカだな。
「だったら読むのさっさとやめろ。さもなければこれからもこんなデレたメルクリウスちゃんをチョクチョク考えていくからな?」
「…フンッ!」
あっ…今違和感があった。
メルクリウスが視線を俺から逸らす少し前に頭の触覚が左右にちょっと広がる感じに動いた。
そう言えば今までこいつの触覚…どこに居てもずっと俺を向いていたな。
なるほど…あの触覚がアンテナみたいな役割をしてるって事か…
ちなみに今考えたのは『メル…清が喜んでくれるなら…何回抱いても良いよ?…♡』みたいな事を言ってる姿を俺に腕枕されながら言ってる姿をベッドの上1mぐらいの所からクレーンで吊ったカメラでじわりじわり動きつつ写しながらガチ恋距離で言わせてみたのだが、この姿を想像した俺に対して『そんな事絶対言わない』とか言ってきたって事は…このメルクリウスって奴、俺サイズになれるって事なんだろうか?
…もしかしたら俺がそんなサイズになる事が出来るって考えてるのかもしれない可能性も有るか。
どうにもこの世界物理現象を無視した奴が居たり空想世界の生物みたいなのが居たり…本来であれば居るはずの生存環境を取り合う人間の食物連鎖の上下に居るような競合する様な連中が居なかったり…
まぁでもこの辺りはまだこっちに来て3日目が始まったばかりと考えてみればそこまで不思議って訳でも無いかもしれないが…
できればもう少しこう…フレンドリーな関係になれたら助かるんだが…この虫…メルクリウスだったか?
こいつにもうチョイ情報を出させたいが…どうしたものか…
って言うかこいつなんでわざわざ俺達の前に姿を現したんだ?ニナとソフィーの言語ノーマライズをするのが目的と言うならもう終わってると思うのだが…
ここらから少し確認してみるか。
「そう言えばメリークリトリス?だったか?」
「お前…俺はメルクリウスだって言っただろ?!間違えるなよな!!」
ニナの頭の上に立って体全部を使って怒りの感情を表してきた。
どうも言葉の個々の意味は理解できているみたいだな♡
なんだよぉ…少しぐらい楽しんでも良いだろぉ~?
こんなツンデレ要員みたいな妖精ちゃんだぞ?
どうせサイズ的にもエロい事とか…まぁ可能性が無いとは言えないとしても…コホン
まぁ?この名前を間違ったのもわざとなんだがね。
おかげでこいつが言っていた『俺はすぐにお前達の視界から居なくなるから。』って言葉の信憑度が上がった訳だ。
こいつみたいに初めて会った状況で感情的に言い返してくるような奴って言うのは、だいたいがまだ何かやらなければならない事がある奴で最終的には俺達から離れるが、わざわざ関係を良好な状態で維持しなければならないほどの長期間ではいない様な奴の場合が多い。
仕事という状況下であれば対会社の付き合いがどうしても付いて回るのでめんどくさくてもウザくても会社戦隊のメンバー達は笑顔を維持しつつ戦い続けるが、個人で動く場合であればこんな行動をする奴が多い。
まぁ、こいつが本当に幼い奴で人生経験もほとんど無く尚且つ情報だけを詰め込まれて即席培養された奴であればこんな対応をする事も有る気がするが…
他にも俺がこんなツンキャラが好きだから…わざわざこんな性格の奴をこいつの後ろに居る奴が用意したってのもまだ可能性があるんだけど…
さすがにそこまでは無いよな。
「あぁ、悪いなメルちゃん。信頼の意味も込めてこう呼ばせてもらってもいいか?」
「………まぁ。」
こいつ…もしかして…ニナ以上のチョロインなのか?
今ちょっと嬉しそうな顔してすぐに『なんとも思ってませんが何か?』みたいに取り繕った感じがあったぞ?
こんな反応をする奴は仕事の商談の場にけっこう居たんで分かるんだ。
…まぁ俺が対応してきた相手って言うのは交渉の場に出てくる様な連中なのでほとんどの場合で男ばかりだったので子供の話題だとかペットの話題を振った時にこんな『しまった…まだこいつとはそこまで心を許したらいけない交渉相手だった…でもうちのカメコちゃん(カミツキガメらしい)の事を分かってくれる奴ってほとんど居ないから嬉しいなぁ~♪』みたいな事を考えてそうな感情がダダ漏れだったおっさんみたいな顔をする奴を少なからず量産してきた。
課長の職に据えられていたのは伊達では無いんだよ?
俺、そこそこ仕事を頑張っていたんだからね?
「なぁ…お前…キヨシだったよな?何か聞きたい事があるんだろ?まぁ俺も…そんなに暇な訳じゃ無いけど…少しぐらいならその…話をしてやってもいいぞ?」
もうこれは…落ちてるって判断しても良さそうなの…か…なぁ?
さっきまで居たニナの頭の上から俺の方に少しだけ近づいてきて、ちょっとばかり感情が感じられるふわふわ♡って感じの動きを見せつつ聞いてきたメルちゃんにちょっとだけ『チョロイな…♪』と感想を漏らしつつも妖精みたいな姿に…
あっ…こいつまたチラチラと俺の思考を読んでるな。
少し前に見た深夜アニメの中で主人公の少女が『そんな…気にしてるわけじゃないんだよ?でも…そのぉ…』みたいな事を考えながら気になる男の子と話をしていた時みたいに、チラチラと目線を向ける程度の頻度で触覚が俺の方に向いて離れてを繰り返してる。
まったく困ったちゃんだなぁ~♡
今度はもう少しドギツくない…こんな姿のメルちゃんだったらデートしたいなぁ~って感じで…
白ワンピ姿のメルちゃんで、白樺並木の整備された森の中を歩いてる姿だとか、ボーイッシュな短パン+チューブトップなメルちゃんが溶けそうなアイスを笑顔で持って『ほら、溶けるからアーン♡』してる姿とか想像してみたんだが…
なるほど。
触覚が俺の方をほんのちょっとづつだけしか向けない様にしてる事から連続で思考を読んでないみたいだな。
だとしたら俺の考えている言葉は理解できなくても一瞬見える『可愛いメルちゃん♡ライブラリー集Vol.1』は読み取れて…
「…そんな姿がキヨシって好きなのか…だったら今度来る時は…」
考えている事が口から漏れている事に気付かずに俺から20cmぐらいの距離で何やら考えているメルちゃん。
こいつ、俺の思考を読まないって約束した事をもう忘れているのかなぁ。
まぁでもさっきまでの敵対的な感情を持って考えてる事を読まれる状態では無いし…なるべく読まない様にしているみたいだからいっか。
ぐうぅ~~~♪
俺とメルちゃんがお互いの考えている事を読み合いしていたらソフィーの腹の辺りから少し元気な音がした。
「そう言えばメシ食ってなかったな。なぁメル?お前も食べられるのか?」
「食べる…?…あぁ電源供給の事ね。私は糖分濃度の高い物ならエネルギーに変えられるよ?」
特に機密でもなんでもない感じに答えてくれたメル。
「…そうか。まぁここらにはそんな甘い物とか無いからなぁ…ニナ、ソフィー?先に朝ごはん食べよう。」
「「は~い。」」
電源供給って言ったよな?
とりあえず朝ごはんを食べる事にした。
サトリを相手取るならば、思考すると同時に考えている事を口に出して言葉にすると良いらしい。
確か自称超能力者な友人がそんな事を言っていた記憶があるので…まぁどこまでかは分からないが、それを実践してみるとしよう。
と言う訳で、気になる事も思った事もとりあえず言葉にしてみる。
「…知らなくていい。俺はすぐにお前達の視界から居なくなるから。」
「ふむ…そうか。お前は何かのキーパーソンって訳じゃなくて単なるメッセンジャーの様な使いッ走りレベルのどうでもいい奴ってことかぁ。だったら虫って呼ぶな。」
「…まぁ、お前がどう思ってても良いけど…名前はメルクリウスだ。それに使いッ走りじゃないから言葉遣いに気をつけろ!」
ほう?
「確かメルクリウスって…何かで聞いたことがあるな…なんだったかなぁ…あぁ、確かゲームの中でめっちゃウザかったキャラクターだったか?そうだ、あいつのウザさがどうにも頭から離れなかったからぐぐった事があったか。確かその時見たのが…あぁ、そうだ、ローマ神話だったか?日本神話みたいにローマの国威を上げる為に作られたおとぎ話のたぐいだったと思うが…でもなんでそんな俺の元々居た世界のおとぎ話がモチーフになって名前とか付けられてるんだ?お前…まさかここって地球の未来か過去って…まぁありえないよな。でも…」
「なぁおい…考えながらしゃべり続けるのをやめろ。2重にも3重にも聞こえてマジうるさい。」
メルクリウスが眉間に皺を寄せながら少しイライラした様な口調で俺の思考を止めるタイミングで口を挟んだ。
…やっぱりこんな反応になるか。
こいつの思考を読むロジックがどんな感じに行われているのかはまったく分からないが、あの友人が言っていた言葉を信じるならば、思考を読む奴ってのは人が考えている思考言語をそのまま読み取るのと同時に俺が口でしゃべると言う行為をする為に言語にする為に脊髄反射で思考している情報も読み取るらしい。
それに声を発した人と言うのは自分のしゃべった声を自分で聞いて間違って無いかを確認するという行為もするので何度も同じ思考を繰り返す。
だから、覚えたい事をしゃべりながら記憶すると早く覚えられると言われているとかなんとか言ってたと思うが…
だから思考しつつしゃべるとハウリングをおこしたスピーカーに近い場所に居るような聞こえ方をするらしいが…どうやら正解だったみたいだな。
なぁ?メルクリウスさんよぉ?
そろそろ読むのを止めたか?
…一応今現在は俺の思考は読んで無いみたいかな?
一応ダメ押ししとくか♡
「お前ふざけるなよ?!俺はお前にそんな事絶対言わないし!!」
ちょっとばかり想像力の翼を広げてみたら即行で反応が返ってきた♡
こいつけっこうバカだな。
「だったら読むのさっさとやめろ。さもなければこれからもこんなデレたメルクリウスちゃんをチョクチョク考えていくからな?」
「…フンッ!」
あっ…今違和感があった。
メルクリウスが視線を俺から逸らす少し前に頭の触覚が左右にちょっと広がる感じに動いた。
そう言えば今までこいつの触覚…どこに居てもずっと俺を向いていたな。
なるほど…あの触覚がアンテナみたいな役割をしてるって事か…
ちなみに今考えたのは『メル…清が喜んでくれるなら…何回抱いても良いよ?…♡』みたいな事を言ってる姿を俺に腕枕されながら言ってる姿をベッドの上1mぐらいの所からクレーンで吊ったカメラでじわりじわり動きつつ写しながらガチ恋距離で言わせてみたのだが、この姿を想像した俺に対して『そんな事絶対言わない』とか言ってきたって事は…このメルクリウスって奴、俺サイズになれるって事なんだろうか?
…もしかしたら俺がそんなサイズになる事が出来るって考えてるのかもしれない可能性も有るか。
どうにもこの世界物理現象を無視した奴が居たり空想世界の生物みたいなのが居たり…本来であれば居るはずの生存環境を取り合う人間の食物連鎖の上下に居るような競合する様な連中が居なかったり…
まぁでもこの辺りはまだこっちに来て3日目が始まったばかりと考えてみればそこまで不思議って訳でも無いかもしれないが…
できればもう少しこう…フレンドリーな関係になれたら助かるんだが…この虫…メルクリウスだったか?
こいつにもうチョイ情報を出させたいが…どうしたものか…
って言うかこいつなんでわざわざ俺達の前に姿を現したんだ?ニナとソフィーの言語ノーマライズをするのが目的と言うならもう終わってると思うのだが…
ここらから少し確認してみるか。
「そう言えばメリークリトリス?だったか?」
「お前…俺はメルクリウスだって言っただろ?!間違えるなよな!!」
ニナの頭の上に立って体全部を使って怒りの感情を表してきた。
どうも言葉の個々の意味は理解できているみたいだな♡
なんだよぉ…少しぐらい楽しんでも良いだろぉ~?
こんなツンデレ要員みたいな妖精ちゃんだぞ?
どうせサイズ的にもエロい事とか…まぁ可能性が無いとは言えないとしても…コホン
まぁ?この名前を間違ったのもわざとなんだがね。
おかげでこいつが言っていた『俺はすぐにお前達の視界から居なくなるから。』って言葉の信憑度が上がった訳だ。
こいつみたいに初めて会った状況で感情的に言い返してくるような奴って言うのは、だいたいがまだ何かやらなければならない事がある奴で最終的には俺達から離れるが、わざわざ関係を良好な状態で維持しなければならないほどの長期間ではいない様な奴の場合が多い。
仕事という状況下であれば対会社の付き合いがどうしても付いて回るのでめんどくさくてもウザくても会社戦隊のメンバー達は笑顔を維持しつつ戦い続けるが、個人で動く場合であればこんな行動をする奴が多い。
まぁ、こいつが本当に幼い奴で人生経験もほとんど無く尚且つ情報だけを詰め込まれて即席培養された奴であればこんな対応をする事も有る気がするが…
他にも俺がこんなツンキャラが好きだから…わざわざこんな性格の奴をこいつの後ろに居る奴が用意したってのもまだ可能性があるんだけど…
さすがにそこまでは無いよな。
「あぁ、悪いなメルちゃん。信頼の意味も込めてこう呼ばせてもらってもいいか?」
「………まぁ。」
こいつ…もしかして…ニナ以上のチョロインなのか?
今ちょっと嬉しそうな顔してすぐに『なんとも思ってませんが何か?』みたいに取り繕った感じがあったぞ?
こんな反応をする奴は仕事の商談の場にけっこう居たんで分かるんだ。
…まぁ俺が対応してきた相手って言うのは交渉の場に出てくる様な連中なのでほとんどの場合で男ばかりだったので子供の話題だとかペットの話題を振った時にこんな『しまった…まだこいつとはそこまで心を許したらいけない交渉相手だった…でもうちのカメコちゃん(カミツキガメらしい)の事を分かってくれる奴ってほとんど居ないから嬉しいなぁ~♪』みたいな事を考えてそうな感情がダダ漏れだったおっさんみたいな顔をする奴を少なからず量産してきた。
課長の職に据えられていたのは伊達では無いんだよ?
俺、そこそこ仕事を頑張っていたんだからね?
「なぁ…お前…キヨシだったよな?何か聞きたい事があるんだろ?まぁ俺も…そんなに暇な訳じゃ無いけど…少しぐらいならその…話をしてやってもいいぞ?」
もうこれは…落ちてるって判断しても良さそうなの…か…なぁ?
さっきまで居たニナの頭の上から俺の方に少しだけ近づいてきて、ちょっとばかり感情が感じられるふわふわ♡って感じの動きを見せつつ聞いてきたメルちゃんにちょっとだけ『チョロイな…♪』と感想を漏らしつつも妖精みたいな姿に…
あっ…こいつまたチラチラと俺の思考を読んでるな。
少し前に見た深夜アニメの中で主人公の少女が『そんな…気にしてるわけじゃないんだよ?でも…そのぉ…』みたいな事を考えながら気になる男の子と話をしていた時みたいに、チラチラと目線を向ける程度の頻度で触覚が俺の方に向いて離れてを繰り返してる。
まったく困ったちゃんだなぁ~♡
今度はもう少しドギツくない…こんな姿のメルちゃんだったらデートしたいなぁ~って感じで…
白ワンピ姿のメルちゃんで、白樺並木の整備された森の中を歩いてる姿だとか、ボーイッシュな短パン+チューブトップなメルちゃんが溶けそうなアイスを笑顔で持って『ほら、溶けるからアーン♡』してる姿とか想像してみたんだが…
なるほど。
触覚が俺の方をほんのちょっとづつだけしか向けない様にしてる事から連続で思考を読んでないみたいだな。
だとしたら俺の考えている言葉は理解できなくても一瞬見える『可愛いメルちゃん♡ライブラリー集Vol.1』は読み取れて…
「…そんな姿がキヨシって好きなのか…だったら今度来る時は…」
考えている事が口から漏れている事に気付かずに俺から20cmぐらいの距離で何やら考えているメルちゃん。
こいつ、俺の思考を読まないって約束した事をもう忘れているのかなぁ。
まぁでもさっきまでの敵対的な感情を持って考えてる事を読まれる状態では無いし…なるべく読まない様にしているみたいだからいっか。
ぐうぅ~~~♪
俺とメルちゃんがお互いの考えている事を読み合いしていたらソフィーの腹の辺りから少し元気な音がした。
「そう言えばメシ食ってなかったな。なぁメル?お前も食べられるのか?」
「食べる…?…あぁ電源供給の事ね。私は糖分濃度の高い物ならエネルギーに変えられるよ?」
特に機密でもなんでもない感じに答えてくれたメル。
「…そうか。まぁここらにはそんな甘い物とか無いからなぁ…ニナ、ソフィー?先に朝ごはん食べよう。」
「「は~い。」」
電源供給って言ったよな?
とりあえず朝ごはんを食べる事にした。
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