ゲームな世界の魔物として生きて行く事になった。

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04 アリスって…

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「なんか俺ちょっと良い感じじゃない?♡ねぇアリス?どうこれ?」

俺はアリスより少しだけ大きくなった体で羽毛に覆われた胸元とお尻をフルン♡フルン♡させつつアリスの側をふよんふよん飛び回った♡

しっかし…女が自分の胸を寄せたがるのが判るな♪

俺も寄せたいモン♡
ただ俺の腕って羽になってるから手の平が無くって…こう…ほっ♪
二の腕でチョット寄せるぐらいしかできない…できればもうちょい多角的に寄せたい感じがする…

そして俺の姿はハルピュイア♡鳥魔の一種でハーピーの次に強い魔物♪
しか~も攻撃法方がショット/ラピッドフェザー/引っかき/風魔法(微)/防御/?
最後の?はたぶんレベルが上がったら使える様になる回復じゃないかな?たぶん(微)だとおもうけど♪
このスキルならかなりアリスを援護と言うか、ぶっちゃけ何もさせずに守れちゃったりするんじゃないか?

そして…
「ほらアリスちゃん♪そろそろお休みの時間ですよ♡」
「は~いハルルン♪あんハルルンのおっぱいやわらか~い♡」
「何言ってるのよ♪まったく…あんっ♡赤ちゃんみたいにそんなにモゾモゾしないで~~♡」

とかなんとか~~~!!!!!!

やれたら俺アリスの保護者になるね!!

そして育っていくアリスを見守るね♡

「ハルルンとか呼ばないよ?」
「ん?…聞こえてた?」
俺が妄想展開をしていた後ろから声が聞こえた。
「はてなんで?さっきまでピクにゃんだったんだからハルルンでよくね?」
「すぐに他の従魔にする。その…ちょっと気に入らないから…」

あらま…この女らしいボディーはお気に召さなかったと…ん~…何が問題だったのか…

「そんな空中で回りながら考えて無くて良いからさっきの所に行って。」
「あっは~い♪それで?次は何になるの?」
「いいから乗ってて。」

なんだろ?アリスちょっとご機嫌斜め?
こんなプルプルおっぱいで1回抱きしめてあげたんだから喜んでくれても良さそうなのに??
俺ならこんな体の従魔とは言えど女性らしい体で抱き付かれたらもう結婚とか意識するレベルで喜ぶはずなんだけどなぁ…



「あ、もしかしてアリスおっぱい負けたから怒ったの?」

おぉう…今すごい勢いで睨まれた…これ言ったら駄目な禁止ワードだったみたいだ…
ロリ~ンな体のアリスに劣等感を持たせない従魔って何だ?
しかも俺の方がレベルが低くないと一緒に居られないんだから…はて?

とりあえずすっごい目で睨まれたので嫌われたくなかった俺は静かにさっき乗せられた魔法陣の台の上で静かにふよんふよん浮かんで待ってると隣の魔法陣の所に素材になる奴が現れた。

「う~わスライムじゃん…しかもなんかサイケデリックな色の奴とか…なぁアリス~俺とこいつを混ぜるのか?」
「そうよ?」
アッサリしてるな~…混ぜられる奴の心配とかまったく無さそうだな…

なんかスライムって見てる分には愛嬌がある感じがするんだけど、いざ自分と混ざるって考えたら…ちょっとやだな…
まぁでも俺は従魔だからアリスの決定には従うしかないんだが…


あ…始まった…ポルターガイストの時は特に嫌な感情は無かったんだけど…おぉう…なんか不快感ハンパ無いなぁ…

あっ…あぁ…でも気もち良いかも♡なんか体の中にスライムがドロドロっと流れ込んで行って…こねられてる感じ~~♡

なるほど…これが汚される気持ち良さか♪


意識が薄くなり空間に広がり…三ヶ所の魔法陣が書いてある台の真ん中の所に落ちて行った…

視界が白く光った…
「アタシ、ハイピクシー。今後ともヨ・ロ・シ・クねっ♡」


あれっ?なんかずいぶんスリムな体に…さっきまでのプルンプルンな体がなんだか少年+程度のスタイルに…
あっ…俺を見てアリスがニマニマ笑ってる…

もしかして自分が負けたく無いから俺をこの姿に?
………アリスって負けず嫌いなのか?

おかげでまた手に乗れそうな大きさになってしまった…
あっ…そう言えばこれ…まずいんじゃないのか?
ハイピクシーって確か…初期レベルが12じゃなかったか?出せないよね?

あ、アリスの胸の中にあっという間に戻された…

これってアリスがLv.12以上になるまでここでパンツの海で泳いでるしか無いって事?

あ、そう言う訳でもないのか?アリスの下着はまだ他にも色々有るんだからそっちで泳いでも良いよね?
ではさっそく探索を~♪

俺は少しの間前回見つけていたパンツの飛び出ていたタンスを探して移動していた…
とりあえずず~~っと探してたんだが…なぜか見つからない…あの時は簡単に見つかったってのに…
もしかしたら心象世界ってアリスが意識したらパンツの山とか無くなるのか??

とりあえず周囲を見ながら移動してると…なんとなく呼ばれた気がした。
はて?もう呼べるレベルになったのか?

体が上の方に引っ張られた感じがしたと思った瞬間に、俺はまた魔法陣の中に居た。
「あれっ?まだ合体の神殿に居るのか?アリス何してるの?」
「呼び出せなかったから呼び出せるようにするの。ちょっとまってね。」
そう言ってなにやら神殿のおっちゃんと話をしてる…

呼び出せるように…あ、もしかしてリボーンさせる気か?
リボーン←生まれ変わらせて最初から育成しなおすリセット技みたいなものなんだけど…タイプを替えて成長させる場合にやったりもするんだけど…そこそこお金がかかるはずだが…大丈夫なのか?

あ、魔法陣に吸い込まれていく感じがする…これまでの合体とはなんか違う…色々吸い取られてる感じがする…
意識が霧散する感じがしたと思ったら…ふと気付いたら俺は同じ場所に居た。

「バッチリよ、お・ま・た・せ♪ 言っとくけどアタシ、凄くなったからね~♪」



はぁ…レベルが1になった…これからまたあの追いかけっこをするのかぁ…
俺はちょっとだけ虚無感を感じつつアリサの側まで移動した。
アリスはとってもイイ笑顔で俺を迎えてくれたんだけど…

「なぁアリス?俺のリボーンさせるのにどれぐらいお金かかったの?」
ちょっとだけ気になったので聞いてみた。
「そうね…さっきまで集めてたドロップ品とか手に入ってたゴールドが全部無くなったわよ?」
こいつ自分の自意識を守る為ならけっこう無茶な事をしそうだな…

とりあえず俺は金策に走る事にした。
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