先生、僕って…なんか転生してるみたいなんですけど

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第二章 花芽

07 次の企みと強化セックス合宿の話

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♡♥美香♥♡



ほんの少し前に実際に現実世界で起きた出来事が、自分の身長よりも少し大きなディスプレイに映像として映った。
最初に見たのは二つの車の中からの映像で、その後少し遠くの位置から映された様なドローンか何かの空撮映像。

「あの車を運転していた者達はどうなったの?」
「後ろの車両の者は追突した衝撃で運転席で死亡しているのを確認しました。前の車の運転手は錯乱状態で道路に飛び出し後続車に弾き飛ばされて救急車で運ばれましたが、おそらく意識が戻る事は無いでしょう」
「そう…」
一応指示していた状態に偽装した者達はうまく逃げだしたみたいね。

少し前から愛奈のお兄さんを調べさせていたが、逐次届いた映像にはどう考えても人じゃないとしか思えない様な事をしているお兄さんの姿が映っていた。

最初の映像は今付き合っているらしい女を抱いて建物の2階に跳び上がる映像。
次が、かなりの高さの建物から飛び降りて隣のビルを破壊して走って逃げる姿を遠くから撮った映像。
そして、どこかの窓枠に少女を抱いたまま跳び上がり、恥ずかしそうに何か呪文のような事を叫んで手のひらから炎を噴き出す映像。

ここからは少し今までと違う感じの映像が続く。
校舎の影で少し大柄の女とバックでセックスしている姿の映像。
非常階段らしき場所の上の辺りに彼女らしき女を抱いて跳び上がる姿とそのままセックスを始めるドローンによる空撮映像。
学校の更衣室らしき場所で小学生の様な女とセックスしているスマートフォンか何かで撮られた盗撮映像。

そして最後が今見ている一番信じられない映像。

炎を出す映像の時は赤外線カメラ映像とか何か別の光を撮った映像なども一緒にあって、愛奈のお兄さんが何も無い場所から炎を発生させている事を物理学の権威らしき人から暑苦しく説明された。

「ねぇ伊藤いとう、あなたの目には今の映像ってどう見えた?」
「そうですね…とても良く出来たドキュメンタリー映像と書かれていた創作動画…に見えました」
「めんどくさい言い回しをしているけど、私と同じような感想を持ってるみたいね。じゃぁもう1つ質問だけど、あの愛奈のお兄さんをあなたなら殺せる?うちの人員も資金も資材も好きに使っていいって条件で」

伊藤と呼ばれた男は少しの間思案して美香に顔を向けた。
「美香お嬢様が絶対にお許しにならない方法をとれるのであれば可能ですが、それ以外では確実とは言えません」
「私が許さない方法ならダメね。愛奈を使うって事でしょ?」
「はい。愛奈様を拉致してその体を限界まで使ってあの男を追い込めば殺せます」
「さすがにそれは許可できないわね。伊藤には愛奈のお兄さんを倒す方法が無いって事か…」
伊藤と呼ばれた男が美香の後ろで片膝を突き顔を下げた。
「申し訳ございません」
「じゃぁ愛奈のお兄さんをうちの組に取り込むのって出来るかしら?」
「…おそらくですが、ダミー会社などを立ち上げ、そこに取り込むなどの策を使えば、なんとか美香お嬢様の望む形で取り込むことは可能かもしれませんが…愛奈様をどのように受け入れるのかによって、考えなければならない事が色々ありそうです」
「そう…では最後に、愛奈のお兄さんと私が恋人になる事って可能かしら?」
「…美香お嬢様のお心のままに我々は動くのみです。美香お嬢様の配偶者に関して口を出すなど我々には許されません」
「伊藤にこんな事を聞くのは主人としダメね。ごめんなさい」
「美香お嬢様が謝る必要など微塵もございません」

美香は少しの間思案していた。
その間もディスプレイには、新之助と天の体が発光しながら、天に乗せられていた千切れた下半身が消えて、天の腕と足が生えていく映像が映っていた。

「お兄さんに愛される女はあの能力を無限に受けられる。たぶんだけど、愛奈はずっと昔からそんな境遇に居る。それならば私が目指すべき姿は…愛奈とお兄さん二人に愛される家族になる事…よね♡美園と詩織に相談してみた方が良さそうね♡」
椅子から立ち上がりながら何かを決めた美香が伊藤に向き直る。
「ねぇ伊藤、愛奈と愛奈のお兄さんを招待する別荘の近くに遭難するのによさそうな場所ってないかしら?」
「そうですね…あの男の身体能力を加味するならば…確かクルーザーで少し沖に出れば無人島があります。それ以外ですと…確か車で30分ほどの場所に鍾乳洞が在ったはずで…こちらは少しばかり準備が必要です」
「そう…さすがに二人っきりで孤島に行くのはちょっと辛そうね…そこらへんも2人と少し話し合ってみた方がいいわね。分かったわ。伊藤、下がっていいわよ」
「了解したしました。美香お嬢様」


美香が勉強机に置いていたスマートフォンを持ち連絡を取り始めた時、部屋のドアが開いて締まる音がした。


「美園?時間は大丈夫?……そう、じゃぁこれから1つ動画を送るわ。見たら返信をちょうだい。えぇ…じゃぁね」

美香はテーブルの上に置いてあったタブレット端末を操作しながらスマートフォンで電話を掛ける。

「あっ詩織?…そう。それなら今からこっちに来れる?……えぇ、じゃぁ迎えに行かせるから出来るだけ早く来て。えぇ。じゃぁまた後で…はい」

これでよし。

ブーン…ピッ

「返信早かったわね。もう見たの?……………えぇ、そうよ。お兄様の能力よ。とりあえず詩織を迎えにいかせてるからあなたもできれば早く来て。えぇ、では」
美園も来てくれる事になった。

後はこの映像を詩織と一緒に見て、もう1つあの小学生ぐらいの子としてる映像を見せたら2人も…♡

美香は伊藤をもう一度呼び出し、お茶の用意と部屋の模様替えと詩織の送迎の指示を出し、2人が来るまでの間何度も新之助と天の映像を繰り返し見ていた。


□■新之助■□



僕とソラ先生はレスキュー隊に救助されてそのまま病院に2日ほど入院した。
その間に僕とソラ先生に事情徴収が行われ、魔法関係の事を言わずに説明したら、自分で聞いていても意味不明な内容になっていたのだが、警察官はその説明を書き止めてそのまま帰って行った。
おそらくだが、ソラ先生の関係者が裏でうまく動いてくれたのではないかと思う。

そして事故の概要を口頭で説明されたが、僕とソラ先生が乗っていた車は、何かを避けたらしい車が急に車線変更をして目の前に出てきて、急ブレーキを掛け、それに追突した状態の所に大型トラックが追突したらしい。
事故の責任に関してソラ先生は完全に被害者であり、まったく責任が無い事がドライブレコーダーに写っていた映像で確認できた。

そして普通車と大型トラックに挟まれて原形を留めてない僕らの乗っていた車はトラックの追突した勢いでコンクリートの壁と柵を突き破り、道路の外に押し出され、20mぐらいの高さを落下したらしい。
それと、金属の柵を突き破った衝撃で車が更に大破して天井部分が剥がれ落ち、その時にソラ先生も運転席毎空中に放り出された可能性が高いって言ってた。

この辺りは事故の検証班の刑事さんが調べたそうなので、どこまで本当なのか分からない。
そして事故の関係者は僕とソラ先生を除いて全員死亡って言っていた。

「周二♡リンゴ食べる?」
ソラ先生が隣のベッドから僕のベッドに遠征してきて、僕に騎乗して聞いてきた。

「僕は新之助ですよ。ソラ先生」
「今までみたいにソラって呼んで欲しいなぁ…できればメスブタとかでもいいけど♡」
自分の通ってる高校の校長先生を呼び捨てにしたりメスブタって呼んだりできる訳ないだろ。

あれからソラ先生は僕の事以外は普通に思い出せたのに、僕の事だけシュウジ君って言い張って新之助って事を受け入れてくれない。

「さすがに呼び捨ては勘弁してほしいな。ソラさんって呼んだらダメ?」
おー頬を膨らませて怒ってますアピール♡めっちゃ可愛えぇやん♡
「それなら毎日キスして。朝と昼と夜」
なんかすごくソラ先生に愛されてるのは分かるんだけど、でもそれってシュウジ君に対しての愛情な訳で…

「さすがに毎日って言われたら無理ですけど…その…」
ハァ…今は呼び捨てでもいっか。

「ねぇソラ、あれから2日経ってるけど、阿部さんの事ってどうなったか分かる?」
「やぁ~んソラってやっと呼んでくれた~♡」
ソラ先生僕の顔を胸に抱いてヤン♡ヤン♡みたいに振り回してる。

「あんっ♡こんなに腫らしちゃったのね♡ちょっと待ってね♡」
そしてソラ先生普通に僕の前より少しだけ小さくなったオチンチンをフェラしてくれるようになった。
って言うかもう5回ぐらいセックスしてる。

ちなみにここはソラ先生の関係者が務めているらしい総合病院の個室で、普通は1人部屋らしいが、勝手にベッドを運ばせていた。
こいつはここでもやりたい放題してる。

「ふぅ♡美味しかった♡ねぇ周二、周二のアレだけどなんかすごく美味しいんだけど…何かやってるの?」
「アレの味が良くなる何かって何?特に何もしてないけど?」
「そうなの?周二のオチンチンって、口に含んだだけで全身が痺れるような気持ち良さを感じて、精液を飲んだら体に染みわたっていく感じって言うか、全身の細胞すべてをいかされてる感じって言うか…♡」

ソラ先生の説明を聞いてる感じだと、回復魔法を使ったセックスみたいな気持ち良さでは無いみたいだけど、そこそこの気持ち良さを感じているみたい?

「そう言えばソラが僕を梅原さんの所に運んで確認しようとしていた事って何だったの?」
「…?…あぁ、あれはもういいの。私の体で確認できたからもう他の子とセックスしなくても大丈夫よ♡」
「いや、大丈夫とかって話では無くて、何を確認しようとしていたのかが知りたいだけなんだけど」
「…んーそうね。周二がもう一回抱いてくれるなら教えてもいいかな?」

実は、今日午前中だけで3回セックスしてます。ついでに言えば準備とか言って69で毎回絞られているので計6回注入済みです。
そして今の時間は10時15分。起きたのが7時少し過ぎぐらいで、7時半ぐらいに朝食が運ばれてきた時は看護師さんに見られて大変恥ずかしかったです。ついでに言えば9時ぐらいにお医者さんの巡回の時も3人ぐらいの医者と4人ぐらいの看護師が来たかな?その時はちょうどソラ先生要望のバックで腰を振りながら『おまえはこうして動物みたいに犯されているのがお似合いだぜ!』なんて言わされていた時だったので、すごく恥ずかしかったです。

ん?残りの一回が気になる?僕の目が覚めた時にはもう始まってたよ。フェラされているのに気付いて目を開けたら目の前にソラ先生の股間がドアップで見えていて、汁々状態だったので思わず吸い付いて喉を潤しちゃったよ♡


僕は目の前に出て来た10代ぐらいの張りを見せているステキおっぱいに吸い付きながら下着を脱がされてヌルリと入れられた。

「んっ…♡周二のこれ…もっと気持ちよくなってる♡どんな事したの?すごく気持ちイイよ♡」
僕の上で腰をゆっくり回しながら上下させているソラ先生が蕩けそうな顔でキスしてきた。
「んっ…フゥ…だから何もしてないって何度も言ってるだろ?ほら、もっと気持ちよくなっていいから説明もしてくれ」
「あぁ~~ん♡周二のすごく深く刺さってるぅ~~♡子宮が潰れちゃいそう♡」

少しの間ソラ先生の嬌声が室内に響き渡っていた。

「ハァハァ…満足♡」
「満足♡じゃなくて、説明しろって言ってるの!」
この女自分の体の快楽だけにしか意識が向かないのか?
少しイラっとしたのでソラ先生の腰を持ってぐりんぐりん動かして膣奥に突っ込んだまま放出しておいた♡

「ンッ…少しだけ…待って。今…全身が…イッてる…♡」
ソラ先生は僕の肩に手を置いて強く握り、脚を震わせながら中に入ってる僕のオチンチンを締めあげてくれた♡

このソラ先生のイキ方って他の女の子達とは全く違う感じだけど…

「ハァハァハァハァ…やっと気持ち良さが治まってくれた。ちょっとだけ待ってね♡」
ソラ先生そう言ってお掃除フェラしてくれて全部飲んでくれた。

「お待たせしました♡で?梅原さんの体で何を確認しようとしていたのかを知りたいのよね?」
「そう。ずっと聞いてるのに全く教えてくれないから諦め始めていたけど教えてくれるの?」
「周二が知りたいって言うなら私のアナルの皺の数でも乳首の乳腺の数でもなんでも教えてあげる♡」

そこまでコアな情報を知りたいって思って無かったけど…
「そこらはそのうち教えてもらうよ」

「ハーイ♡えっと、確認したかった事って、新之助君と梅原さんがセックスしてる時に梅原さんの体を切除したらどうなるのかって事だったの」
「はい?えっ?梅原さんの体を切り取るつもりだったの?」
「そうよ。だから言ったでしょ?知ったら新之助君は暴れてでも逃げ出すかもしれないって」
「言ってた気がする…でもそれって…あぁそういう事か。梅原さんなら他の子と違ってほとんど僕の体液を受け入れて無いから、他の子に同じ事をした時に近い反応が見れるって事ね。それと僕の回復の能力の事を知ってるから、体を切られるのを受け入れられやすいって事?」
「そう。一応梅原さんからは腕とか脚なら切り取っても良いって了承を得ているわ」

梅原さんマジカ…

「だからもう確認する必要が無くなったの♡私の体で確認できているからねっ♡でも困ったわねぇ…周二にあの子達を抱かせるって言うのはさすがに嫌だわ」



…ソラ先生の中では僕とシュウジ君は同じ人物で同じ存在として認識されてるみたいだけど、何か違いがあるみたいだな。
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