先生、僕って…なんか転生してるみたいなんですけど

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第二章 花芽

01 とあるカップルの日常

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♡♥芽瑠♥♡



授業が終わり帰り支度をしていると隣に座っている友達が肩をつついた。
その子を見ると嬉しそうな顔で私を見ながら前の方を指さしている。

私はため息を1つ。

「幸之助、ちょっと待って」
「おうっ!急がなくてもいいぞ」

私は顔が熱くなったのを感じつつ、少しだけ急いで荷物を通学カバンに入れる。

「あっ」
消しゴムが…
ペンケースの入り口が全部締まってなかったみたい。中から消しゴムが飛んで出て隣の男の子の足元に弾んで転がって行ってしまった。

「ほら、芽瑠?」
「ありがとう。新之助」
少し前から名前で呼ぶ様になった隣の男の子が転がってる途中の消しゴムを親指と人差し指の2本で空中でキャッチしてそのまま渡してくれた。

私はドキッとしながら渡してくれた消しゴムを受け取りペンケースに入れてしっかりとチャックを締めた。


………
……



「そう言えば新之助と話す様になったきっかけがさっき受け取った消しゴムって言ってたよな?」
「ん?うん。そうだよ」
新之助と話す切っ掛け…まぁそうだね。あの時から私の人生に少しづつ色が付き始めて、少しづつ光が射し始めた…そんな気がする。

新之助が消しゴムを忘れた時に、私が使いかけの消しゴムを貸した事が切っ掛けで、少し仲良くなって、なんだか色々信じられない事をされて、信じられない様な事をしてしまって…とんでもない物をもらって…

最初はあんな動画を送ってきた新之助の下半身を剥いて。

『これをあの人にしゃぶらせたのか?あぁん?気持ち良かったのかよぉ?おらおらぁ?今度は私がしゃぶってやろうか?』

ちゅぱっ♡

なんて事をしちゃったら、私どうなっちゃうのぉ~♡なんて事を考えながら、次の日のお昼に体の関係を少しだけ…たぶんできたとしても、出させたオチンチンを人差し指でツンッ♡ぐらいだろうなぁ…なんて思いつつ、すっごくドキドキしながらほとんど寝れなかったおかげで頭があまり回らない状態で学校に行ったんだよね。

そして朝から小晴さんと言い合って…新之助に抱き上げられて…私男の子に抱き上げられてのもお姫様抱っこされたのも…おっぱいを男子の顔に押し付けたのも…初めてだった。

そう言えば新之助の能力…って言うか魔法に、過去12時間以内の映像を見る魔法があるって小晴さんに聞いたんだけど…あの消しゴム…大丈夫よね?パンツとかブラジャーは渡してないから…そう言えばあいつブラジャーに穴開けちゃったからお詫びの品ですってあの時の下着と似た様な値段の奴を渡してきた…いや、あれを身に着けてオナってないから大丈夫のはず。って言うかそうか…あいつあの簡易下着を私に着ける時に全部見てるかもしれないのか…

私だけ2回もおっぱい見られてるのってちょっと面白くないなぁ…一回ぐらいやっぱり新之助のオチンチン…

「それにしても芽瑠、お前本当に俺と付き合って良かったのか?新海と新之助の事気になってたんだろ?」
「えっ?…あぁ、そりゃぁ少しは気になってたけどさぁ」
ビックリした。新之助のオチンチン舐めまわしてる所を想像してたから…

「新海君は秘かに想ってたけどゲイって知ったらさすがに想い続ける事は出来ないよ」
新之助の事は下半身はすごく気になるけど…でも、あんなにすごい子がいっぱい集まって、全員が私よりも深い関係になってて…

小晴さんと一緒にあの非常階段の上で顔から火が出そうな事をしてしまった時は私達が一番新之助と深い仲だったのに…次の日にもう逆転されていた。

「代々政治家の家の娘に有名ホテルの支配人の長女でしょ。陸上競技で日本記録を出しちゃうような子も居るし他にも狙ってる子がいるんだからさすがに無理だもん。しかも付き合う事になった子って中学の頃からずっと読者モデルやってる様な子だよ?」

私にも自分の格と言うかレベルぐらいは分かる。
そして彼女達がどれだけすごい子達なのかも…どれだけ今の自分を維持する為に頑張ってるのかも…

「なぁ、もしあれなら新之助とそんな事してもいいからな。チャンスがあったら俺の事は気にせずどんどん行けよ」
幸之助は事ある毎にこんな事を私に言うけど…
「…幸之助は私が新之助とそんな関係になっても本当に気にしないの?」
学校の正門を出て神社の前のT字路の所まで、私と幸之助はいつも一緒に歩いて帰ってる。

「前にも言ったろ?俺は天さんと色々関係があって…たぶんもう関係を切る事が出来ないから。お前が面白くない思いをする時がそのうちあるかもしれないって」

あの日…ふとした瞬間にもしかしたら?って思って『ねぇ、あの動画のオチンチンって…もしかして幸之助?』って聞いてしまったのが今の関係の始まりだった。
あの時の幸之助…錆びたロボットみたいな動きで私の方を見て『ナンノコトダ?』って…フフフッ
なんかもうその瞬間、私の付き合う人はこの人だ!って思っちゃったんだよね。

そしてベルトを外してズボンを降ろしてブーメランパンツからあれを引っ張り出したら私が何度も自分の口に入れる所を夢想したオチンチンが出てきて…頭がパンッ!って感じに弾けた気がして…

若いって恐ろしいね。幸之助が『なぁ…そろそろもう打ち止めなんだけど…まだしゃぶる気か?』って言われるまで吸い付いちゃってた…♡
そしてそのまま付き合う事になったんだけど、幸之助、さっき言った天さんとの事を言って、彼女は欲しいけど束縛は出来ないって言って…

付き合ってるのに付き合ってない様な…って言うか私まだキスもしてないし処女のままだし…
付き合い始めてまだ1週間ぐらいだから、毎日フェラチオしてたら十分って話もあるけど…
それに幸之助は私の胸もクリトリスも吸ってくれるから…彼女って言ってもイイって思うんだけど…
それに、私の裸を見て幸之助はしっかりギンギンに勃起するからゲイな訳でもないんだけど…

「ねぇ、幸之助って私としたいって思わないの?」
神社の鳥居が見えてきた。
「…したくない訳じゃねぇけどさぁ、俺毎日お前に先にフェラされてるだろ?」
「…まぁ…いっぱいしてる…ね」
さすがに面と向かって口にされたら恥ずかしい。
「俺もけっこう絶倫野郎って言われてっけど朝から毎日4~5回吸われたらさすがに回復するのに少し時間がかかってな?」
「それは…シツレイシマシタ…」
「でも芽瑠にしてもらうのはすごく嬉しいんだぞ?初々しい感じがすごくたまらん」
嬉しい様な恥ずかしい様な…初々しくないドエロフェラを知ってるのが腹立たしい様な…
「…じゃぁもうちょっと私が我慢したらしてくれる?」
鳥居の前で幸之助の顔を見ながら聞いた。
「あぁ、俺が打ち止めになってなかったら相手させてもらう。でもそんなに急がなくても大丈夫だぞ?お前のそこら辺は誰よりも俺が一番知ってんだからなっ」

音も無く近づいて来てそっとクリトリスの辺りをサスリってされた。
69でお尻の穴がふやけるまで穴という穴を舐めまわされていかされまくった時の事が頭の中に一気によみがえってきた。

「…エッチ幸之助!」
「おっと♪」

私が振り回した学生かばんを軽くよけて距離を取った幸之助がニヤニヤした顔を見せてる。
「俺な、自分を気持ちよくしてもらうよりも相手の子を動けなくなるまでしてやるのが好きみたいでな。たぶん天さんに仕込まれたからだと思うが、そんな俺でも良ければずっとパートナーでいてくれ!じゃぁな~♪」

幸之助はそう言って走って行った。

「バカ幸之助!また明日ね~♡」

遠くで片腕を上げて『お~!』って言ってる幸之助を少しだけ見送って私は自分の家に向かって歩きはじめた。



□■幸之助■□



さすがに処女を俺がもらったらなぁ…芽瑠もそのうち天さんのパーティーに数合わせで呼ばれる様になっちまうからなぁ…できるだけ処女のままでいてもらって、できれば他の奴に捧げてもらって、俺が初めての相手って天さんに思われない状況を作ってからなら…んーでもなぁ…俺もう最初からクライマックスみたいなセックスしか最近してないからなぁ…最近相手させられた女も4穴開発終わってる様な奴だったし…

やっぱり初めては無茶しない奴に任せた方がいいよな。

ピリリリリリリ♪
ん?
ピッ♪

「もしもし?おばさん久しぶり。何?新之助?あーどうだろ?今まだ学校じゃねぇかな?俺今もう帰ってる所だからちょっとわかんねぇ…あー…確か夏休みに入った最初の週辺りは何とも言えんが…あぁ、それぐらいならたぶんまだ調節できると思う…あぁ、一応大丈夫だと思うけど。ん。…わかった。じゃぁ」
新之助のかあちゃんだった…ふぅ…なんかあの人苦手なんだよなぁ…ずっと姿が変わらないのもそうだけどなんか妙な迫力があって、天さんの前にフルチンで押し出された時の様になぜか土下座したくなんだよなぁ…
新之助のオヤジさんは気さくな感じで俺のエロ師匠でもあるから何ともないんだけどなぁ…

「おっと、連絡回さないと」

幸之助は自分のスマートフォンに登録されている新之助と体の関係を持っている子達に同じ文面のメッセージを一斉送信した。

『新之助のかあちゃんが、8月の頭辺りの週末に一度みんなに会いたいって言ってるけどどうする?無理しなくてもいいって言ってっけど?そうそう、この話は新之助にはナイショって言ってたからそこんとこヨロシク』

受け取った女の子達は少しの間固まったり叫んだり近くに居る知り合いに相談したり忙しかったらしい。
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