先生、僕って…なんか転生してるみたいなんですけど

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第一章 青葉

23 セフレでしょ?

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僕は後藤さんを抱いたまま落下地点から逃げた。

そしてとりあえず現場が見えない辺りまで来て立ち止まって後ろを振り向いた時、急に立ち眩みがした。

「あっ、これすぐに意識が落ちるな…」
道の真ん中はまずい…

っと…あ、ダメだ。もう無理…僕は後藤さんを地面に落とさない様に後ろに倒れながら、意識を失った。


………
……



なるほど、またあの夢ね。なんかもう驚きも何もなくなってきたなぁ…

どれどれ?今回はどんな魔法が使えるようになるんだ?



『ファイヤーダンス!炎よ踊れ!ほにゃららららぁ~!!!』
俺の手の平の前に炎の球体が一瞬現れ、20mほど離れた所に置いてあったヒト型の鎧を着せた人形の周囲に炎の渦が広がった。
水に発生する渦をひっくり返したようなイメージの炎が少しの間轟音と共に踊り狂い、いきなりフッと消えた。

『さすがね。あなた本当は人間じゃないんじゃないの?』
『なんでそうなるんだ?』
『普通の人間はそこまでの火力を出せないの。それに1週間あれだけ精力吸われ続けておいて何ともないじゃない。私の体の方がおかしくなるかと思ったわ』
『おっ?ヘレンも俺の下半身にメロメロってか?』
『私があの程度でそんなになる訳がないでしょ?10年毎日あの倍吸わせてくれたらもう離れないけどどう?気持ち良かったんでしょ?』
『10年間倍の量…フッ…お前とは縁が無かった様だな。俺には養わなければならない女達が居るんだ。あの子達が居なければワンチャン頑張ってみたかもしれないが。本当に残念だよ』

…無茶言うな!魂まで吸い尽くされるわ!

『それにしても詠唱の最後のアレって何なの?ほにゃららーみたいなの。どこか違う世界の呪文?』
『あぁ、あれは本当はまだ長ったらしい呪文があるんだけど、さすがにそこまで詠唱したら俺の心が壊れそうなんで、省略しただけだ』
『だからなんでそれで魔法が発動するのよ。あんたやっぱりおかしいわよ』
『そう言われてもなぁ…出来るモノは出来るんだからしょうがねぇじゃん。おっ、マナ!おーい!!』
魔法の実験をしている俺の専用エリア(勝手に切り開いて無断使用)に、一緒に住んでるあの時の獣人の少女が籠を持って現れて声を掛けずにこっそり見てた。

『ご主人様、そっち行っても大丈夫?』
『あぁ、もう来てもいいぞ。しっかり言いつけ守れたな。偉いぞ』
『うん♡』
『名前決まったのね』
『あぁ、いつまでもおしゃぶりちゃんじゃ外聞が悪すぎだからな』
『それあんたが最初に着けた呼び方でしょ?』
『ご主人様、これをキリサさんとビーナさんが持って行ってくれって。それと…ご主人さまがスッキリする様にしっかりとお仕事して来いって…♡』
『あーそう言えば今日はそうだったか』
『お仕事って何?まさかあんた…この子の体を自分の性処理に使ってるの?』
『おまえなぁ、マナの事を侮辱したいのか?いくらヘレンでも許さんぞ?』
『…あぁ、そういう事ね。まだ改竄進めて無いのね。じゃあ私はそろそろ戻るわ。一応進級試験の結果は〇で出しとくからあんたもギルドに顔出して事務処理しておきなさいよ』
『へいよ~確認のお仕事ご苦労様です。ヘレン上級魔道士さん』

ヘレンは歩いて遠ざかりながら手をヒラヒラ振ってそのまま森の樹の間に消えて行った。

『ご主人様、試験の実技はもう終わったのですか?』
『あぁ、だからお前の好きな事今からできるぞ』
『あっ…ありがとうございます♡』

マナが俺のズボンを慣れた手つきで脱がせて上半身の服を脱いだ。

『今日はその…少しアレが近づいてる感じがするので…ご主人様のお口で少しだけしていただいても良いでしょうか?』

そう言えばマナもそろそろ13歳か…獣人の子の繁殖期がそろそろ始まる頃だな。

『あぁ、分かった。お前は俺の物だ。お前に必要な事は俺が全部してやるから下着だけ脱いで乗れ』
『は~い♡』


…これは…マナ?13歳になるマナ?火魔法も気になるけど…偶然の一致って事で良いのか?

なんか急にマナって名前が出て来るとドキッとするな。


んーもしかしたら僕だけじゃなくて愛奈も同じように夢見てたりするのかなぁ…一回確認した方がいいかなぁ…
でもこっちの僕の名前は新之助じゃないからなぁ…たぶん違うと思うんだけど…

困ったなぁ…





「どうしよ…困ったなぁ…あれっ?」
ここどこ?
僕は、目が覚めたら知らないベッドに寝かされていた。

「Oh…La族。なんで僕脱がされてるの?」
部屋の中はカーテンが引かれていて少し暗いがフットライトのおかげで何があるかはある程度わかる。
「僕の服は無さそう…っていうよりも、体からすごく良い香りがするのは…?」
両手、とりあえず片足づつ持ち上げて嗅いでもすごく良い匂い。たぶんバラと何かが混ざってる感じ?
なんかオチンチンの皮の辺りもずいぶんとスッキリした感じになってる。
確か車の中の約1時間耐久生セックス(アナルも少しあるよ♡何ならそのすぐ後にフェラもしてもらったよ♡)があったから、冬美さんの愛液でネットネトだったのを常備されていたウエットティッシュでささっと拭いただけで収めていたんだが…

これ全身誰かが洗ってるな。冬美さんって事はさすがにないと思うから、美里かなぁ♡もしかしたら梅原さんとか阿部さん辺りが頬を染めながら洗ってくれてたり…ってそうだ、後藤さんどうなったんだ?
「おーい…だれかいないんか~い…」

ガチャッ

「あっ、目が覚めたのね、良かったわ♡」
ドアの所から冬美さんが顔を出して笑顔を見せてくれた。

「体が大丈夫なら、ほら、こっち来て」
「行くのはいいんだけど僕の服は?」
「今は着なくても大丈夫よ。そのままどうぞ」
冬美さんそう言ってドアを大きく開いて裸で入ってきた。

あんだけ濃いセックスした冬美さんに裸を見せられないなんて思わないけど…
「ねぇ、そっちからすごくパーティーっぽい音楽と笑い声が聞こえる気がするけど、本当に僕そっちに行って大丈夫?こここんなになってるけど」
冬美さんが全裸なのがすごく気になる。もしかして裸パーティー開催中?

「全員裸だから安心していいわ。ほら、早く♡」
冬美さんが今度は近づいて来て、僕の腕を抱いて引っ張って行こうとするけど、腕を抱かれて更に硬度を増した姿を晒すのはさすがに待って欲しいな。

「ねぇ、僕ちょっと見せられなくなってるってば」
「全員でさっきまでお風呂で洗いっこしてたんだから、もう今更よ♡もう全員治療も済んでるし全員が中出しされてる…ねぇ、もしかして忘れちゃったの?」


忘れちゃったのって聞かれても何のことだか…全員が中出しされてるって何?


「全員っていうのは?」


「…ほんのさっきの事なのに…とりあえずそこらへんは後で村雨先生にでも調べてもらいましょう。さっ来て。本当にそのままで大丈夫だから♡」
冬美さんは、今までに無い押しの強さ…モトイ。すごい力で引っ張って僕を隣の部屋に連れて行った。

「おっ!やっと目が覚めたんだな!お前すげぇな!!あたし今ならインターハイで上位に入るぞ!毎日一発頼むな!」
「お?おぉ??…毎日一発?」
僕の記憶にある学校で走っていた阿部さんの姿はもう少し筋肉質でゴツい感じだったはずなんだけど、その記憶の姿から4割ぐらい細く引き締まった感じに細身になった体で準備体操みたいな事をしながら僕に話しかけてきた。何があったんだ?
全裸で足を閉じたまま前屈とかすごいなぁ、胸が脛の辺りに付いてるみたいだし後ろから両方の穴がパカパカしてるのが全開だし…おっともっと歩きにくくなった。

「あっ♡新之助君♡もうっ!処女に戻ってた私をあんなに激しく襲っておいてそのまますぐに全員襲うとか、もうダメだよ?」
美里が飛びついて来て首とか顔とかキスしまくりながらなんか言ってるけど…?
「襲った?処女?全員?」
美里が処女に戻っていたってのは、冬美さんと同じ状態になっていたって事?

「やぁ。私はキスだけのつもりだったのにあんなに激しく後ろから何度も突き入れられたらさすがに困るよ。でもこんなに綺麗な体になってしまったらもう警察に突き出すとか出来ないな。だから安心してくれ♡」
「おっ?おぉ?あぁ?…ありがとう…?」
梅原さんはまったく裸見て無かったから変わってるのかどうかは分からんが、全身の肌がツヤツヤでなんか産毛か?全身が光ってる感じ。

「お礼はこっちが言う事だよ。ンフフッ♡あんなに激しく犯してくれてありがとう♡いや…この言葉はさすがに変だよな?」
「まぁでも間違って無いだろ?あたしはあんな風に内蔵ぶっ壊されるぐらいに突き上げられたの初めてだったからすごく嬉しかった。だからあれだ、ほら、ごーいで犯してもらったあれ、なんて言ったかな?」
「あぁ、和姦ね。確かにそうかもしれないな」

ワカン…お湯がワカン…ナンテネ…ゴメンナサイ。
とりあえず犯されたい子を僕が犯したって意味みたいだけど…僕がそんな事をしたの?

まったく記憶にないんだけど。

「あのっ…谷口君…」
ずいぶんと背の低い少女がこれまた全裸のまま近づいて来て美里に抱き着かれたままの僕を正面から見上げてる。
「…君は?」
途中から合流した女の子か?

「…」
「…」

えっと…ホントに誰?

「新之助君。その子は後藤さんよ」
美里がちょっと低い声で教えてくれた。少し怒ってる?

「…後藤さん?あらぁ…ずいぶんと縮んじゃって…ねぇ、人って身長が20cmぐらい一気に縮むなんて事あるの?」
「それはこっちが聞きたいんだけどな?あたしの体もたぶんだけど高校の1年の頃の最盛期まで戻ってるぞ。理彩も同じぐらいまで戻ってるよな?」
「たぶんね。それにずいぶんと身体能力が上がってる感じがするわ♡」


その後ソファーに座らされて何があったのかを聞かされた。




とりあえず話をまとめると、あの意識を失った後すぐぐらいに、阿部さんと梅原さんの用意してくれた車が来てくれたらしく、そのまま車に載せられて、従業員用の入り口を使ってこの部屋まで運ばれたらしい。
どうも後藤さん、その時にはもう今の体まで縮んでいたそうだ。

理由はよく分からないが、とりあえず回復魔法が原因だと思う。ただ他の子との違いってのがよく分からない。これに関してはひとまずソラ先生に投げて確認してもらうそうだ。

そして僕の体は血だらけのシャツがアグレッシブな感じにボロボロになってたのと、スラックスも片足だけ超短パンみたいに千切れ飛んでいたらしく、落ちた時に一応視界の隅で見ていたので分かっていたのだが、全部衣類としての寿命を迎えていた服は廃棄されたらしい。

そして意識が無いままの僕の体を美里と冬美さんが洗おうとしてくれたらしいが、浴槽まで運び込むのが少しばかり困難だったらしく、阿部さんと梅原さんも手伝ってくれたらしい。


そして、ここからが意味が分からないのだが、どうも僕…意識が無いまま4人に順に襲い掛かったらしい。


美里に僕が襲い掛かってるのを止めようとして、阿部さんが僕の体を掴んで引っ張ったら、なぜか体が一気に発情して崩れ落ちたらしく、そしてそれを見ていた梅原さんも冬美さんも急に全身に力が入らなくなり、浴槽の縁に掴まっていた所を順に掴まれてそのまま犯されたらしいのだが…

おそらく一気に発情したっていうのは、僕が精力活性化のスキルをガンガン使っていたんじゃないかと思うが、僕の体に掴みかかった阿部さんと違って梅原さんと冬美さんはお湯に浸かっていただけでそんな感じになったってのが不思議だった。

そう言えば一緒にお風呂って愛奈としか入った事無いか。
もしかしたら魔法ってお湯…水もか知らんが、その中も伝わるのかもしれない?


話を戻そう。


そして、リビングで1人、自分の体の変化に驚いて固まっていた後藤さんに、ずいぶんと気持ち良さそうな声を出していた4人の声が急に聞こえなくなって、少し気になって確認したらしい。

後藤さんがこっそり浴室を覗いたら、僕に犯されて浴室の縁に体を預けて意識を失った4人と、お湯に浮かんだ僕を発見して、急いでフロントに連絡を取ってくれたそうだ。

その後、僕が警察に突き出されそうになったりしつつも、さっき僕だけが寝ていた部屋に運び込まれて、ホッとした時に全員の体が元通りの体に戻っている事に気付いて、みんなが脱ぎだし、後藤さんもついでに剥かれて確認されて、嬉しさ爆発ついでに大騒ぎみたいな感じになっていた所に、僕の声が聞こえてきたらしい。

で、冬美さんがドアを開けて顔をのぞかせた…と。

ちなみに冬美さん、前後の穴が回復してるかだけを確認される為だけに脱がされたそうだが、浴槽でバックでガン突きされた後なのにまた処女に戻ってたらしく、困るけど嬉しいって報告してくれた。

って事は、おそらくだけど、美里も梅原さんも阿部さんも同じ感じになってるって事だよね?



「これは勝手な想像だが、人にも生存欲求という本能があるだろ?もしかしたら君の体は自分の体を死なせない為に今やらなければならない事をやったのかもしれないな」
「それが全員とのセックス?」
「まぁそれが目的なのか、それ以外にもセックスする事で変わる何かがあるのかまでは分からないがね。でも意識の無い状態っていうのは本能が一番強く出る状態だよ」
「あーそれな。考えてたら体が動かないけど、頭を空っぽにしたら必要な動きだけを無意識にできるってのは分かるぞ」
「あなたのそれはチョット違うかもしれないけどね。フフッ」
「お前あたしのことバカにしてんのか?おらぁ。このティーンオッパイで乳首相撲してやろうか?」
「やめてよ。あなたの乳首は硬すぎて押し込まれたら陥没するわ」
「…なぁ、あたしの乳首ってそんなに硬すぎなのか?」

なんか梅原さんと阿部さんは乳首の事で色々言い合ってるみたい。


少しの間話をしていたらフロントから3人ほど客が来たって連絡があった。

さすがにこんな『勃起男と5人の全裸少女達』みたいな状態で出迎える訳にはいかないって事になり、僕と美里と冬美さんは僕の寝ていた部屋に追いやられ、残りの3人でとりあえず話をして準備が出来た者から部屋に順次送り込むみたいな流れになっていたんだが…

「とりあえず3人に裸で抱き合って新之助君とキスするって説明をしたら、できれば体をキレイにしてからお願いしたいって話になってね。どうせ後でまた入ると思ってたから主浴室にそのまま案内したんだけど…」
「1人ちょっと古風な子が居てな。シャワーを使わずに浴槽のお湯を体に掛けて浸かったんだ。そしたらなぁ」
「ねぇ」
「それだけで傷が消えたの?」
「なんかお風呂の中でオシッコでもしてる感じに全身をブルってしてたみたいだったけど、すぐに上がってきて痣とか傷が消えてれるってすっげぇ喜んでな?」
「うん。そのまま帰って行ったのよ。そしたらそれ見たあとの2人もそのまま浴槽に飛び込んで本当に治って帰って行ったわ」

「お湯が回復薬みたいな感じになってるのかな?」

「私達はもう癒されてるから手とか脚とか入れてみたんだけど特に何も変わらない感じだったのね。だから今真壁さんから預かったリストの残りの人の所に車を向かわせて、ここに運ばせてる所なの。もしかしたら新之助君が相手しなくても残りの子全員を癒せるかもしれないからね」

「やっぱさぁ、あたしら以外にも新之助のセックスが気持ちいのを教えるのってちょっとアレじゃん?できればいっぱいやる機会を確保しておきたいじゃん♪」
「私はそこまで狙った訳じゃないけど…新之助君も大勢の子にして欲しいって請われるのってさすがに困るんじゃないかって思ったの」
「なんかすました事言ってるけどさぁ、要はあたし同様セックスもっとイッパイしたいって事だろ?素直になれよ!理彩。アハハッ♪」
「あなたはもう少し慎みを覚えなさい。まったく…でもまぁ、否定はしないけどね」


そんな訳で僕と美里と冬美さんはここに居ない方がいいかもしれないって事になって、冬美さんの車で帰る事になった。
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