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第一章 青葉
19 二つの計画
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「俺さぁ、別に裸のまま女に見られるのってそこまで気にしないけどさぁ、さすがに天さんもお前らも俺の扱いが今日特にひど過ぎんか?」
「今朝からの一連のアレコレに関しては本当にごめん」
僕は裸のままベッドにロープで括り付けられていた幸之助のロープを解きながら謝った。
「天さんは何か言う事無いの?俺少しの間天国のばあちゃんとお茶してきたんだけど」
「あらごめんなさい。今度からもう少し早く戻って来れる様に調節するわね」
「俺が聞きたい事ってそういう事じゃないんだけどなぁ…」
「ん?南、何か俺のチンポに用でもあるのか?」
幸之助がパンツ穿いてる姿を見て、眉間にしわを寄せつつアゴの辺りに手を当ててフムなんて言いそうな感じに何か考えてる芽瑠に、幸之助がブーメランパンツの腰に手状態で向き合った。
「…似てる気がする」
「はぁ?似てるって…新之助のチンポと俺のチンポが似てるって言ってるのか?」
「えっ!?あっ…アハハ♪違うわ!そんな事言ってないからね!」
そう言えばこいつ…僕のオチンチンの事を誰よりも知ってる風に言ってたが…あっ、もしかして僕が芽瑠のオナニー姿を何度も見て気を失った時にガッツリ見たのか?
それで見比べる為にあんなに幸之助の股間をじっくり見てたのか。
芽瑠ってすごくエッチに前向きな子なんだな。
僕がちょっとだけ芽瑠の女レベル評価を上げながら、納得した頃に、幸之助の制服の着付けが終わった。
「それで?幸之助君はちゃんと他の仕事もしてくれたのよね?」
「まぁ、天さんが俺のお願いちゃんと聞いてくれたみたいだからね。約束は守ったよ」
「そう。ありがとう」
幸之助が自分の弁当を引っ張り出して食べ始めた。
「幸之助今日学校に居なかったの?」
「んっ?あぁ、ちょっとしたヤボ用で、ちょっとな」
幸之助が弁当の白米を掻っ込んでいるのを眺めていたソラ先生が何気ない感じに聞いてきた。
「…下村さんと南さんに一個聞いておきたい事があるんだけど、いいかしら?」
おっと、汚くない方のソラ先生が現れたぞ。
ここで茶化したらヤバイから静かにしてよう。
僕の反応を見て小晴と芽瑠が背筋を伸ばしてソラ先生を見た。
「何?」
「何でしょうか?」
「学校の女子の間で妙な話を聞いた事がない?例えばだけど…成績が少し落ちた女の子がテストが終わって少ししてから急に無口になったとか、何かの試験が終わってすぐに情緒不安定になって泣きやすくなってる子が居たなんて話」
ソラ先生の話を聞いていた群堂さんの体が小さく反応した気がする。
あの過去を見る魔法で見たあの映像に関係してるって事だよね。
なんとなく校長と教頭がやってる事が見えてきた気がする。
「…クラスの子じゃないけど何人かそんな子の話は聞いた事があるわね。3年になる前ぐらいにナーバスな感じになる子が少しいたって感じに聞いたけど…でもそうね…今思えばその全員、ずいぶんと発育が良かった気がするわ」
「私はクラスの子が何もそんな状況じゃないのにいきなり泣きだして驚いた事がある。あと…他のクラスでもそういう話を聞いた事がある」
「そう…その事に何か心当たりは?」
「…」
小晴は首を振って答えた。
「…あのね。私その子から少し聞いたの。成績の事で教頭先生に呼ばれたって…」
あっ…芽瑠は何が起きてるかもう知ってたんだ。群堂さんをチラッて見て目を伏せた。
「下村さんも今の南さんの話を聞いたらなんとなく分かったんじゃないかしら?」
「…ハァ。男ってやっぱりクズばっかり。あっ…新之助だけは別よ♡」
「俺もそっち側って思ってくんねぇかなぁ?結構紳士的よ?俺」
「私はあなたとそこまで親しい訳じゃないから、そんな事言われても困るわ」
「おっ?なら一緒に風呂でも入るか?背中ぐらいなら流してやるぞ?」
「お風呂ならまず新之助と一緒に入って洗いっこから始めるわ。って言うかあなたにそこまでサービスする理由が無いわ」
「えー新之助ばっかりいい思いしてんなぁ、そしたら南さんでもいいよ?」
「イヤ。私もお風呂デビューは新之助からにするわ」
「マジか!お前どんだけ想われてんだよ。いいなぁ~俺もそんな子欲しいなぁ~」
なんか3人楽しそうに話してるなぁ。
「おしゃべりは後でしてね。で、とりあえずそんな事がこの学校では行われているそうなの。だから新之助君。もし可能であれば、群堂さんみたいに被害者の女の子達の心の傷を癒してあげてくれないかしら?これは保険医としての真面目なお願いよ」
ソラ先生が僕の目を見ながら真面目な顔で言った。
こんな真面目な顔でお願いとか卑怯だなぁ…ハァ
「癒せるならまぁ…それぐらいならしてもいいけど…」
「じゃぁ今日から女の子の所を回ってちょうだい。これがリストね」
ソラ先生が白衣の胸元から折り畳んだ紙を渡してきた。
「それと、幸之助君と南さんと下村さんは別のお手伝いをお願いしたいんだけどどうかしら?」
「それって校長と教頭のやってる事をどうにかするって事ですか?」
「こんな小娘が動いたぐらいで何とかなるものなの?」
「そこは私にも色々奥の手があるわ。それを使う為にも学生の手伝いが少しばかり必要なの」
芽瑠と小晴はその気になってるな。
「じゃぁ私が新之助君と女の子の所を回ったらいいかな?さすがに新之助君だけが行っても会ってもらえないと思うの。どうかな?」
とりあえずそんな形で動く事になった。
ちなみに午後の授業も僕達は休んだ。
出席日数的に大丈夫か少しばかり気になる…ハァ。
午後からの授業が始まる頃、僕と群堂さんは近くに住んでいてリストに名前のある子で、今日休んでいる子の家を回る為に学校を歩いて出た。
「そんな力まであるの?それって…その…キスしたら私でも…見えたりするの?」
「一応ソラ先生には見えてたみたいだから他の人でも見えると思うけど…何?だれか見たい人とか居るの?」
「あー…そりゃぁ…あっでも…ソッカ…今は特にすぐ見たいって思う様な人とか居なくなっちゃったかな?フフッ♡」
おっと♪群堂さんのハニカミ笑顔頂きました♡
それにしても群堂さん、普通に僕の腕を取って胸に抱く様にして歩てるけど、こういうのって彼女とか妹ぐらいしかしないと思ってたんだけど…けっこう普通なのかな?
女子同士なんかではたまにこんな感じに笑いながらイチャイチャしながら歩てたりするの見るけど。
「そう言えば私の姿も新之助君って見てるのよね?その時って誰が一緒に居たかわかる?」
「あー…誰って言うのは…」
あんな姿を見られてるっていうのはあまり嬉しい事じゃない気がするんだけど…
「新之助君って優しいのね。君にならもう全裸見られてる様なモノだよ?あんな事もした仲なんだから…♡」
顔真っ赤にしてそんな事言われたらこっちまでうつるじゃんか♡
あっ…
「群堂さんちょいごめん」
「えっ?いきなりそんな…!ヒャイッ!?」
群堂さんの腰を片腕で抱いてひざ裏をもう片方の腕で支えて軽くジャンプ
「えっ?新之助君すごくない?ここ二階の屋根の上だよ…」
住宅街の一般道路の横の屋根の形が四角い所に避難したら正面から来ていた車が少しだけ速度を上げてそのままゆっくり走って離れて行ったのが見えた。
「群堂さん軽すぎ。もう少し重くなってくれたら運びやすいかもしれない」
「私重くなってくれとか初めて言われたかも。それで?何があったの?」
「なんか危ない目をした奴が僕を見て笑いながら近づいてきたからちょっとね」
「知り合い?」
「知らないと思うけど…とりあえず降りるか」
「あっ…そうだね。運んでもらわないと私降りれないもんね」
顔を見てたら少し恥ずかしそうにしながら首に腕を回してきた群堂さん。
「ねぇ、南さんとどっちが軽い?」
群堂さんの耳が僕の耳に当たりそうな感じに抱き着かれてる状態で聞かれた。
「芽瑠と群堂さん?芽瑠は…あ、そうか学校で一回抱き上げたか…どうだろ?どっちが重いとかまったく気にした事も無かったなぁ。僕がこうなる前に抱っこさせてもらえてたら違いが分かったかもしれないけどもう軽すぎてわかんないよ」
「そうなの?」
「そうなの」
「ふーん…ってちょっ!いきなりぃ~!!!!」
屋根から飛び降りたらチョットだけ怒られた。
「あんなフリーフォールみたいな落ち方はダメでしょ!もうっ!!」
「でも屋根から降りるのに自由落下以外ってどうやればいいの?」
「それは運ぶ人の考える事でしょ!まったく!ちょっとお花摘みに行ってくるから待ってて!」
すぐ近くに見えていた公園のトイレに走って行った群堂さんを僕は見送った。
漏らすほど怖かったのかな?
「とりあえず最初はここね」
表札には真壁の表札がかかっていた。
「そこそこ大きな家だけど…」
なんか庭にこんもりとした山の様な景色って言うかドデカい盆栽って言うか、そんな空間がある平屋のすごく大きな家に群堂さんが連れて行ってくれた。
ピンポーン♪
『はい。どなたでしょうか?』
「群堂 美里といいます。冬美さんは御在宅でしょうか?」
『…少々お待ちください』
「たぶん大丈夫だと思う少し待ってね」
「あぁ、それはいいんだけど…」
なんかどこかのでっかい寺の門みたいな入り口?
「こんな入り口って何て言ったっけ?家みたいな門みたいな…」
「ん?あぁ、確か数寄屋門の事かな?屋根がある門扉の事だよね?」
「あっ、それだ!そんな名前聞いた事ある。スッキリ♡」
「なんか新之助君って急に可愛い感じになるね♪」
「その辺は同意を求められても困るよ。でも、ここまで名前が出かかってるのにって時とかモヤモヤしない?」
「あーそれ分かるなー」
おっ?誰かが歩いて近づいてくるのが聞こえる。
僕が視線を門に向けると群堂さんも気づいたのか門に向いた。
扉を開いて現れたのは…あの映像の中で校長にまたがって腰を振っていたオッパイさんだった。長い紺色のふわっとしたスカートと胸でどーんと押し上げられているセーターがとってもフェミニン♪ミニベストで胸元を隠してる感じだけどこれまったく隠れてないね♡
「群堂さん…こんな時間から来られたらちょっと困るの。どんな知り合いか聞かれるから…その人は?」
「ごめんなさい。でも少しだけ時間をもらえないかな?」
群堂さんが胸元を少し開いて冬美さんに見せた。
「えっ!なっ?あの時あんなに吸われた跡が付いて…っと、…ちょっとこっちに来て。君も」
おっぱいさんが群堂さんの手を引いて玄関の方とは違うあたりに向かって歩き出した。
連れて来られたのは日本庭園に不似合いなコテージ風って言うのかログハウスっぽいというか、そんな建物だった。
「冬美さんって確かあっちの経験はあるって言ってたよね?」
「それは…今聞かないといけない事なの?」
僕の顔をチラチラ見ながら少し怒った感じに聞き返してるなぁ…
とりあえず僕は視線を合わせない為に出してもらえた紅茶らしき飲み物を口に運ぶ。
こりゃぁ群堂さんが言ってた様に僕だけが来ても絶対会ってもらえなかったね。
「ねぇ見て」
群堂さん一言言って座っていたソファーから立ち、スカートのホックを外して落とした。
「こっちも」
今度はブラウスのボタンを外してブラジャーまで外して僕と最初に会った姿になった♡
「ちょっと!君は後ろを向いてなさい!…………えっ?嘘…あんなにあった…痣…無い…なんで?」
口の辺りを手で覆って目が飛び出さんばかりの顔をして息を呑んで固まってる冬美さん。
「近くで見ていいわ。それに新之助君が私の体をこんなにキレイにしてくれたの。だからもう見られても平気なの」
そんな事を言いながら顔を赤くする群堂さん…こんなん惚れん奴とかおらんて~♡
冬美さんが群堂さんにゆっくり近づいて顔を胸の辺りに近付けて…あっ、腕を両手で持って頭の上まで持ち上げた。わきの下と横乳に指をさわさわ~みたいにしてる。おっ?今度はおっぱい持ち上げてる…そんなところまで痣があったの?知らなかったなぁ…って…脚を持ってずいぶん高くまで上げてるけど、これって僕が見てても大丈夫なの?
「新之助君…そんなに見られたらさすがに恥ずかしいから…できれば少し…」
「そうだよね!ごめん!!」
僕は冬美さんが群堂さんのパンツの真ん中のリボンがある辺りに手をかけて少し下に引っ張った所までの映像を脳内に保管して後ろを向いた。
ちなみに生えてるのは確認できていません!
でも生えて無いとは断定できません!
要継続観察案件です!
「ねぇ…美里さん。あなた…なんかこっちの穴の周りがすごくきれいになってるみたいだけど…ここも彼にキレイにしてもらったの?」
「ちょっ!冬美さんなんてことを聞くのよ!」
「だってあんなに大きなのを入れられてポッカリ開いてたのにこんなに綺麗な穴になってたら気になるわ…っとそんなに引っ張らないで」
「ちょっとこっち来て!!新之助君は耳を塞いでて!お願い!!」
一応耳を手で覆うようにして後ろを向いてる僕だけど…群堂さんってどっちに色々太いのを入れられてんだ?冬美さんが歩き回ってるスリッパのパタパタって音がずっとしていたから、どっちの事を言ってるのかイマイチ分からないのだが…
群堂さんって僕の知らない大人な経験をイッパイしてたりするのかな?
なんか考えただけで股間が痛くなってくるんだけど♡
「今朝からの一連のアレコレに関しては本当にごめん」
僕は裸のままベッドにロープで括り付けられていた幸之助のロープを解きながら謝った。
「天さんは何か言う事無いの?俺少しの間天国のばあちゃんとお茶してきたんだけど」
「あらごめんなさい。今度からもう少し早く戻って来れる様に調節するわね」
「俺が聞きたい事ってそういう事じゃないんだけどなぁ…」
「ん?南、何か俺のチンポに用でもあるのか?」
幸之助がパンツ穿いてる姿を見て、眉間にしわを寄せつつアゴの辺りに手を当ててフムなんて言いそうな感じに何か考えてる芽瑠に、幸之助がブーメランパンツの腰に手状態で向き合った。
「…似てる気がする」
「はぁ?似てるって…新之助のチンポと俺のチンポが似てるって言ってるのか?」
「えっ!?あっ…アハハ♪違うわ!そんな事言ってないからね!」
そう言えばこいつ…僕のオチンチンの事を誰よりも知ってる風に言ってたが…あっ、もしかして僕が芽瑠のオナニー姿を何度も見て気を失った時にガッツリ見たのか?
それで見比べる為にあんなに幸之助の股間をじっくり見てたのか。
芽瑠ってすごくエッチに前向きな子なんだな。
僕がちょっとだけ芽瑠の女レベル評価を上げながら、納得した頃に、幸之助の制服の着付けが終わった。
「それで?幸之助君はちゃんと他の仕事もしてくれたのよね?」
「まぁ、天さんが俺のお願いちゃんと聞いてくれたみたいだからね。約束は守ったよ」
「そう。ありがとう」
幸之助が自分の弁当を引っ張り出して食べ始めた。
「幸之助今日学校に居なかったの?」
「んっ?あぁ、ちょっとしたヤボ用で、ちょっとな」
幸之助が弁当の白米を掻っ込んでいるのを眺めていたソラ先生が何気ない感じに聞いてきた。
「…下村さんと南さんに一個聞いておきたい事があるんだけど、いいかしら?」
おっと、汚くない方のソラ先生が現れたぞ。
ここで茶化したらヤバイから静かにしてよう。
僕の反応を見て小晴と芽瑠が背筋を伸ばしてソラ先生を見た。
「何?」
「何でしょうか?」
「学校の女子の間で妙な話を聞いた事がない?例えばだけど…成績が少し落ちた女の子がテストが終わって少ししてから急に無口になったとか、何かの試験が終わってすぐに情緒不安定になって泣きやすくなってる子が居たなんて話」
ソラ先生の話を聞いていた群堂さんの体が小さく反応した気がする。
あの過去を見る魔法で見たあの映像に関係してるって事だよね。
なんとなく校長と教頭がやってる事が見えてきた気がする。
「…クラスの子じゃないけど何人かそんな子の話は聞いた事があるわね。3年になる前ぐらいにナーバスな感じになる子が少しいたって感じに聞いたけど…でもそうね…今思えばその全員、ずいぶんと発育が良かった気がするわ」
「私はクラスの子が何もそんな状況じゃないのにいきなり泣きだして驚いた事がある。あと…他のクラスでもそういう話を聞いた事がある」
「そう…その事に何か心当たりは?」
「…」
小晴は首を振って答えた。
「…あのね。私その子から少し聞いたの。成績の事で教頭先生に呼ばれたって…」
あっ…芽瑠は何が起きてるかもう知ってたんだ。群堂さんをチラッて見て目を伏せた。
「下村さんも今の南さんの話を聞いたらなんとなく分かったんじゃないかしら?」
「…ハァ。男ってやっぱりクズばっかり。あっ…新之助だけは別よ♡」
「俺もそっち側って思ってくんねぇかなぁ?結構紳士的よ?俺」
「私はあなたとそこまで親しい訳じゃないから、そんな事言われても困るわ」
「おっ?なら一緒に風呂でも入るか?背中ぐらいなら流してやるぞ?」
「お風呂ならまず新之助と一緒に入って洗いっこから始めるわ。って言うかあなたにそこまでサービスする理由が無いわ」
「えー新之助ばっかりいい思いしてんなぁ、そしたら南さんでもいいよ?」
「イヤ。私もお風呂デビューは新之助からにするわ」
「マジか!お前どんだけ想われてんだよ。いいなぁ~俺もそんな子欲しいなぁ~」
なんか3人楽しそうに話してるなぁ。
「おしゃべりは後でしてね。で、とりあえずそんな事がこの学校では行われているそうなの。だから新之助君。もし可能であれば、群堂さんみたいに被害者の女の子達の心の傷を癒してあげてくれないかしら?これは保険医としての真面目なお願いよ」
ソラ先生が僕の目を見ながら真面目な顔で言った。
こんな真面目な顔でお願いとか卑怯だなぁ…ハァ
「癒せるならまぁ…それぐらいならしてもいいけど…」
「じゃぁ今日から女の子の所を回ってちょうだい。これがリストね」
ソラ先生が白衣の胸元から折り畳んだ紙を渡してきた。
「それと、幸之助君と南さんと下村さんは別のお手伝いをお願いしたいんだけどどうかしら?」
「それって校長と教頭のやってる事をどうにかするって事ですか?」
「こんな小娘が動いたぐらいで何とかなるものなの?」
「そこは私にも色々奥の手があるわ。それを使う為にも学生の手伝いが少しばかり必要なの」
芽瑠と小晴はその気になってるな。
「じゃぁ私が新之助君と女の子の所を回ったらいいかな?さすがに新之助君だけが行っても会ってもらえないと思うの。どうかな?」
とりあえずそんな形で動く事になった。
ちなみに午後の授業も僕達は休んだ。
出席日数的に大丈夫か少しばかり気になる…ハァ。
午後からの授業が始まる頃、僕と群堂さんは近くに住んでいてリストに名前のある子で、今日休んでいる子の家を回る為に学校を歩いて出た。
「そんな力まであるの?それって…その…キスしたら私でも…見えたりするの?」
「一応ソラ先生には見えてたみたいだから他の人でも見えると思うけど…何?だれか見たい人とか居るの?」
「あー…そりゃぁ…あっでも…ソッカ…今は特にすぐ見たいって思う様な人とか居なくなっちゃったかな?フフッ♡」
おっと♪群堂さんのハニカミ笑顔頂きました♡
それにしても群堂さん、普通に僕の腕を取って胸に抱く様にして歩てるけど、こういうのって彼女とか妹ぐらいしかしないと思ってたんだけど…けっこう普通なのかな?
女子同士なんかではたまにこんな感じに笑いながらイチャイチャしながら歩てたりするの見るけど。
「そう言えば私の姿も新之助君って見てるのよね?その時って誰が一緒に居たかわかる?」
「あー…誰って言うのは…」
あんな姿を見られてるっていうのはあまり嬉しい事じゃない気がするんだけど…
「新之助君って優しいのね。君にならもう全裸見られてる様なモノだよ?あんな事もした仲なんだから…♡」
顔真っ赤にしてそんな事言われたらこっちまでうつるじゃんか♡
あっ…
「群堂さんちょいごめん」
「えっ?いきなりそんな…!ヒャイッ!?」
群堂さんの腰を片腕で抱いてひざ裏をもう片方の腕で支えて軽くジャンプ
「えっ?新之助君すごくない?ここ二階の屋根の上だよ…」
住宅街の一般道路の横の屋根の形が四角い所に避難したら正面から来ていた車が少しだけ速度を上げてそのままゆっくり走って離れて行ったのが見えた。
「群堂さん軽すぎ。もう少し重くなってくれたら運びやすいかもしれない」
「私重くなってくれとか初めて言われたかも。それで?何があったの?」
「なんか危ない目をした奴が僕を見て笑いながら近づいてきたからちょっとね」
「知り合い?」
「知らないと思うけど…とりあえず降りるか」
「あっ…そうだね。運んでもらわないと私降りれないもんね」
顔を見てたら少し恥ずかしそうにしながら首に腕を回してきた群堂さん。
「ねぇ、南さんとどっちが軽い?」
群堂さんの耳が僕の耳に当たりそうな感じに抱き着かれてる状態で聞かれた。
「芽瑠と群堂さん?芽瑠は…あ、そうか学校で一回抱き上げたか…どうだろ?どっちが重いとかまったく気にした事も無かったなぁ。僕がこうなる前に抱っこさせてもらえてたら違いが分かったかもしれないけどもう軽すぎてわかんないよ」
「そうなの?」
「そうなの」
「ふーん…ってちょっ!いきなりぃ~!!!!」
屋根から飛び降りたらチョットだけ怒られた。
「あんなフリーフォールみたいな落ち方はダメでしょ!もうっ!!」
「でも屋根から降りるのに自由落下以外ってどうやればいいの?」
「それは運ぶ人の考える事でしょ!まったく!ちょっとお花摘みに行ってくるから待ってて!」
すぐ近くに見えていた公園のトイレに走って行った群堂さんを僕は見送った。
漏らすほど怖かったのかな?
「とりあえず最初はここね」
表札には真壁の表札がかかっていた。
「そこそこ大きな家だけど…」
なんか庭にこんもりとした山の様な景色って言うかドデカい盆栽って言うか、そんな空間がある平屋のすごく大きな家に群堂さんが連れて行ってくれた。
ピンポーン♪
『はい。どなたでしょうか?』
「群堂 美里といいます。冬美さんは御在宅でしょうか?」
『…少々お待ちください』
「たぶん大丈夫だと思う少し待ってね」
「あぁ、それはいいんだけど…」
なんかどこかのでっかい寺の門みたいな入り口?
「こんな入り口って何て言ったっけ?家みたいな門みたいな…」
「ん?あぁ、確か数寄屋門の事かな?屋根がある門扉の事だよね?」
「あっ、それだ!そんな名前聞いた事ある。スッキリ♡」
「なんか新之助君って急に可愛い感じになるね♪」
「その辺は同意を求められても困るよ。でも、ここまで名前が出かかってるのにって時とかモヤモヤしない?」
「あーそれ分かるなー」
おっ?誰かが歩いて近づいてくるのが聞こえる。
僕が視線を門に向けると群堂さんも気づいたのか門に向いた。
扉を開いて現れたのは…あの映像の中で校長にまたがって腰を振っていたオッパイさんだった。長い紺色のふわっとしたスカートと胸でどーんと押し上げられているセーターがとってもフェミニン♪ミニベストで胸元を隠してる感じだけどこれまったく隠れてないね♡
「群堂さん…こんな時間から来られたらちょっと困るの。どんな知り合いか聞かれるから…その人は?」
「ごめんなさい。でも少しだけ時間をもらえないかな?」
群堂さんが胸元を少し開いて冬美さんに見せた。
「えっ!なっ?あの時あんなに吸われた跡が付いて…っと、…ちょっとこっちに来て。君も」
おっぱいさんが群堂さんの手を引いて玄関の方とは違うあたりに向かって歩き出した。
連れて来られたのは日本庭園に不似合いなコテージ風って言うのかログハウスっぽいというか、そんな建物だった。
「冬美さんって確かあっちの経験はあるって言ってたよね?」
「それは…今聞かないといけない事なの?」
僕の顔をチラチラ見ながら少し怒った感じに聞き返してるなぁ…
とりあえず僕は視線を合わせない為に出してもらえた紅茶らしき飲み物を口に運ぶ。
こりゃぁ群堂さんが言ってた様に僕だけが来ても絶対会ってもらえなかったね。
「ねぇ見て」
群堂さん一言言って座っていたソファーから立ち、スカートのホックを外して落とした。
「こっちも」
今度はブラウスのボタンを外してブラジャーまで外して僕と最初に会った姿になった♡
「ちょっと!君は後ろを向いてなさい!…………えっ?嘘…あんなにあった…痣…無い…なんで?」
口の辺りを手で覆って目が飛び出さんばかりの顔をして息を呑んで固まってる冬美さん。
「近くで見ていいわ。それに新之助君が私の体をこんなにキレイにしてくれたの。だからもう見られても平気なの」
そんな事を言いながら顔を赤くする群堂さん…こんなん惚れん奴とかおらんて~♡
冬美さんが群堂さんにゆっくり近づいて顔を胸の辺りに近付けて…あっ、腕を両手で持って頭の上まで持ち上げた。わきの下と横乳に指をさわさわ~みたいにしてる。おっ?今度はおっぱい持ち上げてる…そんなところまで痣があったの?知らなかったなぁ…って…脚を持ってずいぶん高くまで上げてるけど、これって僕が見てても大丈夫なの?
「新之助君…そんなに見られたらさすがに恥ずかしいから…できれば少し…」
「そうだよね!ごめん!!」
僕は冬美さんが群堂さんのパンツの真ん中のリボンがある辺りに手をかけて少し下に引っ張った所までの映像を脳内に保管して後ろを向いた。
ちなみに生えてるのは確認できていません!
でも生えて無いとは断定できません!
要継続観察案件です!
「ねぇ…美里さん。あなた…なんかこっちの穴の周りがすごくきれいになってるみたいだけど…ここも彼にキレイにしてもらったの?」
「ちょっ!冬美さんなんてことを聞くのよ!」
「だってあんなに大きなのを入れられてポッカリ開いてたのにこんなに綺麗な穴になってたら気になるわ…っとそんなに引っ張らないで」
「ちょっとこっち来て!!新之助君は耳を塞いでて!お願い!!」
一応耳を手で覆うようにして後ろを向いてる僕だけど…群堂さんってどっちに色々太いのを入れられてんだ?冬美さんが歩き回ってるスリッパのパタパタって音がずっとしていたから、どっちの事を言ってるのかイマイチ分からないのだが…
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