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五つの思考実験の考察 3&4&5?

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◆双子の兄が宇宙船に乗っていると想像してみる


※原文
「Let's say you have a twin, born at almost the exact same time as you.
But the moment your twin is born, he or she gets placed in a spaceship and launched into space to travel through the universe at nearly the speed of light. According to Einstein's special theory of relativity, you and your twin would age differently. Since time moves slower the closer that you get to the speed of light, your twin would age more slowly.
When the spaceship lands back on Earth, you might be trying to sort out your retirement, while your twin is just trying to get through puberty.」

『あなたにほぼ同じ時間に生まれた双子の兄がいるとしよう。だが彼は生まれてすぐに宇宙船に乗せられ、光速とほぼ同じ速度で宇宙を飛行している。
アインシュタインの特殊相対性理論によれば、あなたと双子の兄の加齢の進み方には違いがあるはずだ。光の速度に近づくほど、時間の流れは遅くなるため、あなたの兄はあなたより加齢が進んでいないだろう。
宇宙船が地球に戻ってきたとき、あなたは定年後の生活の準備を始めているだろうが、双子の兄はまだ思春期を迎えたところかもしれない。』


この想像に関しては完全に間違った考察によって導き出された理論を前提に定義されています。
『光の全方位等速度特性』を基にした考察で時間以外の何か(条件)が動かなければそれはありえないと分かったので、この状況は発生しません。

光の速さで移動し始めたとしても時間の経過は一切変わりません。

そもそもここで言っている『光の速さで移動する』と言う状態は、観測者(弟)から見た光速度移動です。
勘違いしている人は反対側からの視点が完全に無視されています。
兄から見れば弟は、『光の速さで自分から遠ざかっている』のではないでしょうか?

これは観測者視点での移動速度が基準になっている話なので視点を変えたら全く違う状態になってしまいます。
そもそも宇宙空間において移動するというのは空間系(重力圏)から離れる事を元にして光の速さを発生させる事になるのでしょうが、そもそもスイングバイなどの外部エネルギーを使った加速をしない場合においては撃ち出した物質の反力を使って加速しなければなりません。

そして撃ち出す質量と速度によって自らが受け取れるエネルギーが決まります。
ちなみに外部エネルギーを使った加速では人を乗せる事の出来る宇宙船を光の速度まで加速させることはできません。計算してみればわかるはずです。

無重力空間で加速する手段をもう少しだけ考えてみた方が良さそうですね。


◆エレベーターの中にいると想像してみる

※原文
「Imagine you are floating in a box, unable to see what's happening outside of the box. Suddenly, you drop to the floor. So what happened? Is the box being pulled down by gravity? Or is the box being accelerated by a rope yanking it upward?」

『自分がエレベーターの中で浮いている状態。エレベーターの外は全く見えない。
突然浮いていたあなたが落下して、床に足が着いたとする。何が起きたのだろうか?
エレベーターが重力によって下に引っ張られた?
それともエレベーターがロープによって加速度的に上方へと引っ張られた?』

これらはいずれも同じ状態になるという想像の結果から、アインシュタインは「重力」と「加速」は同じだとの結論を導き出したそうです。
ここで、時間と空間は絶対的なものではなく、相対的な関係であるというアインシュタインの理論を元にすると、もし運動が時間と空間に影響を及ぼし、重力と加速度が同等であるなら、それはつまり、重力が時間と空間に影響を及ぼすことを意味する。
このように重力が時空を歪ませることが、アインシュタインの一般相対性理論の核となっている。

重力と加速が同質のエネルギーと言うのは加速によって慣性の法則が発生する事からも、『重力=加速=慣性の法則』と言える。

が、時間と空間の定義が今現在違ってきている事を前提に考えるならば、この理論には問題があると言える。
そして、時間の進み方が観測者の位置によって変わるという理論が破綻した場合、これまでの考察を基にして時間以外に変化する事象が存在しなければならない事は皆誰でも気づけると思います。


ここまでの検討によって一つの仮説が導き出されます。

『動くのは空間であり、時間ではない』


少し前に重力波が観測された事は知ってますよね?
重力によって空間が、圧力差を発生させる事が確認されました。

皆さん気づきましたか?空間とは圧力を伝播させる事が出来ます。水や空気の様に。

この『圧力差を伝播させられる空間の特性』と仮説の『移動する空間』という条件から少しばかり面白い考察が出来ます。
もしそうであるならば、空間とは重力圏において一緒に移動しているのではないでしょうか?
もし一緒に移動しているのであれば、『光の全方位等速度特性』は特に問題ではなくなります。
重力圏(物質空間系と言い換えた方が正解か?)においては空間自体が物質と一緒に移動しているので、光が空間を進む速度は光が圏内に入った瞬間に全方位同じ速度になるから。

ついでにここでもう一つ仮説を提唱してみましょう。
『空間とは水や空気みたいに粒状の形態を持っているのではないだろうか?』
この仮定を元にした場合に光に一つ気になる特徴が存在する事に気付ける人が居るかもしれません。

『光とは波と粒の特性を持つ』この特性です。
もしかしたら光の持つ粒の特性と言うのは空間が持つ特性が結果として表れているのではないでしょうか?

そしてここできになるのが、誰でも知っている事なのですが、原子の外郭の輪郭を規定するのは電磁気力による反発力の及ぶ範囲という項目です。
もし、電子を一つも持たない物質が存在するならば、それはどの様な振る舞いをするのでしょうか?
もしかしたら元素番号0番に『宙素』と言う物質が存在するのではありませんか?

これらの仮定がもし合っているとすれば、電磁気力によって反発力を発生させない原子番号0番の『宙素』とは、物質に向かって際限なく落ちて行くかもしれません。

物質と物資が離れた場所に存在する場合、『宙素(空間)』は双方の原子に向かって落ちて行く事からその原子間には圧力差が発生する事が予想されます。

圧力差が発生するのは重力波の観測から確定していると考えても良い気がしますが、実際の所どうなのでしょうか?

重なった原子と『宙素』がどのような振る舞いをするのかは全く分かりませんが、もし重力という力が『宙素』も引き付けるのであれば、原子が多数ある空間では圧力低下が予想されます。

空間が圧力差を発生させるのは重力波の観測から確定しているので、そんな圧力差は平均化されるだろうと予測されます。

そろそろ何が言いたいかわかってきた人もいるかもしれませんね。

空間を介した圧力差が引力の原因ではないかと考えられると思いませんか?
そして空間が移動する事を前提にするならば、ダークマターもダークエネルギーも存在しない状態で今の宇宙はこの場所に存在できるのではないでしょうか?

※思考実験の5番目は量子力学に関する考察になるのでミクロの世界に興味のある人が勝手に考えてください。
筆者は量子力学とは『時間と言う概念の間違った認識』によって誕生した空想学問だと考えているので、まったく興味がありません。
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