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本編 最強冒険者
story199/二度目の恋心
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翔馬…我が息子がやっと私を父として認識してくれ、一日経ってから感動の再会を果たした。
銀髪桃色目の時でも、翔馬の面影はあったが、やはり黒髪の翔馬のほうがしっくりくる。
この現象は記憶が無くなった影響なのか、はたまた神の粋な計らいなのか分からないが、素直に嬉しく思った。
腕の中で泣きじゃくる翔馬を宥めていたら、猫獣人の悪ガキ、転生者のカイトが現れ、
「アレクと激しいファックをすれば記憶が戻るかも」なんて発言したもんだから、息子が硬直してしまった。
そんなアホ猫にガミガミと説教していたら、けたたましい奇声が響き渡り、
視線を向けたら、鼻血を出してアレクレスくんに合掌している翔馬の姿を捉えた。
その姿を見て、BL漫画のSEXシーンを見ながら鼻血を出してた翔馬を思い出し、思わず苦笑が漏れた。
そのあと、落ち着いた翔馬を食卓に座らせ、久々の家族団欒にウキウキとしていたら、
人目もはばからず、イチャイチャとラブラブとする二人を視界に捉え、奥歯を噛み締めた。
(クッソぉ。アレクレスめぇ!せっかくの家族団欒を邪魔しやがってぇ!
……でも…二人共幸せそうだ…見てたらガイアに会いたくなってきたなぁ…)
ガイア…オーガ族の異端児とされ迫害を受けていた彼。
人族を襲う獰猛なオーガとは違い、心優しき彼に、私は年甲斐もなく一目惚れをしてしまった。
ガイアに一目惚れしてしまった私は、自分自身に戸惑いを覚えていた。
138歳にもなる老いぼれ爺さんの恋が実るなんて、あり得ないと思っているからね。
私は不老不死で見た目は若いままなので、ガイアから見ればまだ若い存在かもしれませんが、
私は自分自身を老いぼれと感じているのです。
それに、私はかつて恋人だった男に振られた経験があるのですが、
ゲイだった私にしつこく言い寄って来ていた女が、私に一服盛り、翔馬を身篭った時に、盛大に振られたのです。
田舎で後ろ指を指されていた私が、逃げるように都会へ上京し、初めて愛し合った彼だったのに、
あの女のせいで失ってしまった最初で最後の恋でした。
その後、私は恋愛に対して縁がないのかもしれないと思い込んでいました。
だから、ガイアへの恋心に初めは戸惑いを感じました。
しかし、ガイアとの出会いから2日が経ちましたが、その胸の高鳴りは収まることを知らずにいるのです。
ガイアは優しく、包容力もあり、会話も楽しいものでした。
彼の存在は私に新たな感情を探求させ、心を揺さぶってきました。
私は次第に、この恋心を抑えることができなくなっていったのです。
ガイアと一緒にいる時、私は自然と笑顔になり、心地良さを感じていました。
そして、ガイアの存在は私にとって欠かせないものとなっているのです。
しかし、私は不老不死であり、見た目だけが若い存在であることを思い出しました。
私と彼との間には時間の壁があるという事実が頭をよぎりました。
私は永遠に若いままであり、ガイアは歳を重ねていくことでしょう。
この現実に私は打ちひしがれ、この恋心が実ることはないだろう、と嘆き悲しみました。
ふふふ。それでも良いのです。近くにいられればそれで。そして、一番近くで彼の幸せを見届けたいと思っています。
さてさて、目の前のバカップルも見飽きたし、そろそろ新国の下見に行きましょうかね。
翔馬が魔力をフルに使い作ってくれた国ですし、私がこれから統治しなければいけない国ですからね。
「私はガイアと新国の下見に行ってくるから、二人は仲良くお話ししてなさいね。
翔馬。もし記憶が戻らなくても、貴方は貴方のままなんだから、悲しむ必要はないからね。ちゅっ。
では行ってくるので、アレクレスくん、翔馬のことを頼みましたよ」
「はい!気を付けて行ってきて下さい、お父上」
「うん!お父さん!だ、旦那様…が、凄く優しいから大丈夫だよ。へへ。あの、気を付けて行ってきてね!」
そうして私は、リビングに移動した二人に声を掛け、手を振りながら家を出た。
そして庭に停まってるキャンピングカーまで行き、ガイアに“一緒に行こう“と声を掛けようとしたのだけど、
中に足を踏み入れた私を凄い形相で睨み付けて、ガイアの腕に絡まってる子がいて、諦めた。
(あの子は確か…シャイナくんだったかな?フェアリー族の美人さんだ。そっか、彼等は恋人同士なのだな。
それは悪い事をした。昨日からガイアの傍を彷徨いていた私が、さぞ目障りだったろう)
恋した瞬間に失恋とは悲しいが、邪魔をする気はないので安心してねシャイナくん。
美男美女…いや、美男×美男で目の保養だな。是非とも新国で生涯幸せに暮らして欲しいものだ。
「マシロ?どうかしたのか?なぜそんな泣きそうな顔をしてる?お前は笑顔でいるのが一番可愛いんだぞ」
(うッ…傍に来ないでぇ!心臓の鼓動が聞こえちゃう!それと、か、可愛いって…世辞でも嬉しい…)
「マシロ?」
(どわぁ!やめてやめて、頬に手を添えないで!シャイナくん、そんな睨まなくても取らないから!)
「そ、そんな顔してたかい?ああ!あれだよ、息子が私に見向きもしないで旦那とイチャイチャしててね。
それを思い出して悲しくなったんだよ。ズーンッてね。
そ、それよりマイキーくんは何処かな?新国の下見に行こうと思って呼びに来たのだが」
「ああ。ははっ。記憶を失っても仲睦まじいとは、あの二人の絆は相当強いな。良い事じゃないか。
それで、新国の下見に行くなら俺が共に行くぞ?昨日も一緒に行ったしな。また腕に乗ってくか?くくっ」
くっ…この男は…恋人の前でなんて事を言うんだよ。思わず頷きそうになったでしょうが!
ガイア気付いて!さっきからシャイナくんから殺気がダダ漏れなんですよ!
怖くは無いけど、精神的にダメですコレは。
なので、遠慮させて頂きます。アデューガイア。
今日は一人で行ってきましょう。«新国へ転移!»
「ふぅ…心臓に悪い男だなぁ。老いぼれの恋心を弄ぶ鬼…まさにオーガ…はぁ…ガイア好きです…」
あの空気に心臓が耐えられなくて、逃げ出すように転移を発動させ、辿り着いた先で空を見上げ呟いたら、
突如として後ろから誰かに抱き締められ、「ぎゃぁあ!襲われるぅ!」と悲鳴をあげた。
そして、そのまま抱き上げられ、対面になった彼に、「俺もマシロが好きだ」と至近距離で告げられ、
眼前に迫った顔に驚いたまま、クチビルが重なった。
銀髪桃色目の時でも、翔馬の面影はあったが、やはり黒髪の翔馬のほうがしっくりくる。
この現象は記憶が無くなった影響なのか、はたまた神の粋な計らいなのか分からないが、素直に嬉しく思った。
腕の中で泣きじゃくる翔馬を宥めていたら、猫獣人の悪ガキ、転生者のカイトが現れ、
「アレクと激しいファックをすれば記憶が戻るかも」なんて発言したもんだから、息子が硬直してしまった。
そんなアホ猫にガミガミと説教していたら、けたたましい奇声が響き渡り、
視線を向けたら、鼻血を出してアレクレスくんに合掌している翔馬の姿を捉えた。
その姿を見て、BL漫画のSEXシーンを見ながら鼻血を出してた翔馬を思い出し、思わず苦笑が漏れた。
そのあと、落ち着いた翔馬を食卓に座らせ、久々の家族団欒にウキウキとしていたら、
人目もはばからず、イチャイチャとラブラブとする二人を視界に捉え、奥歯を噛み締めた。
(クッソぉ。アレクレスめぇ!せっかくの家族団欒を邪魔しやがってぇ!
……でも…二人共幸せそうだ…見てたらガイアに会いたくなってきたなぁ…)
ガイア…オーガ族の異端児とされ迫害を受けていた彼。
人族を襲う獰猛なオーガとは違い、心優しき彼に、私は年甲斐もなく一目惚れをしてしまった。
ガイアに一目惚れしてしまった私は、自分自身に戸惑いを覚えていた。
138歳にもなる老いぼれ爺さんの恋が実るなんて、あり得ないと思っているからね。
私は不老不死で見た目は若いままなので、ガイアから見ればまだ若い存在かもしれませんが、
私は自分自身を老いぼれと感じているのです。
それに、私はかつて恋人だった男に振られた経験があるのですが、
ゲイだった私にしつこく言い寄って来ていた女が、私に一服盛り、翔馬を身篭った時に、盛大に振られたのです。
田舎で後ろ指を指されていた私が、逃げるように都会へ上京し、初めて愛し合った彼だったのに、
あの女のせいで失ってしまった最初で最後の恋でした。
その後、私は恋愛に対して縁がないのかもしれないと思い込んでいました。
だから、ガイアへの恋心に初めは戸惑いを感じました。
しかし、ガイアとの出会いから2日が経ちましたが、その胸の高鳴りは収まることを知らずにいるのです。
ガイアは優しく、包容力もあり、会話も楽しいものでした。
彼の存在は私に新たな感情を探求させ、心を揺さぶってきました。
私は次第に、この恋心を抑えることができなくなっていったのです。
ガイアと一緒にいる時、私は自然と笑顔になり、心地良さを感じていました。
そして、ガイアの存在は私にとって欠かせないものとなっているのです。
しかし、私は不老不死であり、見た目だけが若い存在であることを思い出しました。
私と彼との間には時間の壁があるという事実が頭をよぎりました。
私は永遠に若いままであり、ガイアは歳を重ねていくことでしょう。
この現実に私は打ちひしがれ、この恋心が実ることはないだろう、と嘆き悲しみました。
ふふふ。それでも良いのです。近くにいられればそれで。そして、一番近くで彼の幸せを見届けたいと思っています。
さてさて、目の前のバカップルも見飽きたし、そろそろ新国の下見に行きましょうかね。
翔馬が魔力をフルに使い作ってくれた国ですし、私がこれから統治しなければいけない国ですからね。
「私はガイアと新国の下見に行ってくるから、二人は仲良くお話ししてなさいね。
翔馬。もし記憶が戻らなくても、貴方は貴方のままなんだから、悲しむ必要はないからね。ちゅっ。
では行ってくるので、アレクレスくん、翔馬のことを頼みましたよ」
「はい!気を付けて行ってきて下さい、お父上」
「うん!お父さん!だ、旦那様…が、凄く優しいから大丈夫だよ。へへ。あの、気を付けて行ってきてね!」
そうして私は、リビングに移動した二人に声を掛け、手を振りながら家を出た。
そして庭に停まってるキャンピングカーまで行き、ガイアに“一緒に行こう“と声を掛けようとしたのだけど、
中に足を踏み入れた私を凄い形相で睨み付けて、ガイアの腕に絡まってる子がいて、諦めた。
(あの子は確か…シャイナくんだったかな?フェアリー族の美人さんだ。そっか、彼等は恋人同士なのだな。
それは悪い事をした。昨日からガイアの傍を彷徨いていた私が、さぞ目障りだったろう)
恋した瞬間に失恋とは悲しいが、邪魔をする気はないので安心してねシャイナくん。
美男美女…いや、美男×美男で目の保養だな。是非とも新国で生涯幸せに暮らして欲しいものだ。
「マシロ?どうかしたのか?なぜそんな泣きそうな顔をしてる?お前は笑顔でいるのが一番可愛いんだぞ」
(うッ…傍に来ないでぇ!心臓の鼓動が聞こえちゃう!それと、か、可愛いって…世辞でも嬉しい…)
「マシロ?」
(どわぁ!やめてやめて、頬に手を添えないで!シャイナくん、そんな睨まなくても取らないから!)
「そ、そんな顔してたかい?ああ!あれだよ、息子が私に見向きもしないで旦那とイチャイチャしててね。
それを思い出して悲しくなったんだよ。ズーンッてね。
そ、それよりマイキーくんは何処かな?新国の下見に行こうと思って呼びに来たのだが」
「ああ。ははっ。記憶を失っても仲睦まじいとは、あの二人の絆は相当強いな。良い事じゃないか。
それで、新国の下見に行くなら俺が共に行くぞ?昨日も一緒に行ったしな。また腕に乗ってくか?くくっ」
くっ…この男は…恋人の前でなんて事を言うんだよ。思わず頷きそうになったでしょうが!
ガイア気付いて!さっきからシャイナくんから殺気がダダ漏れなんですよ!
怖くは無いけど、精神的にダメですコレは。
なので、遠慮させて頂きます。アデューガイア。
今日は一人で行ってきましょう。«新国へ転移!»
「ふぅ…心臓に悪い男だなぁ。老いぼれの恋心を弄ぶ鬼…まさにオーガ…はぁ…ガイア好きです…」
あの空気に心臓が耐えられなくて、逃げ出すように転移を発動させ、辿り着いた先で空を見上げ呟いたら、
突如として後ろから誰かに抱き締められ、「ぎゃぁあ!襲われるぅ!」と悲鳴をあげた。
そして、そのまま抱き上げられ、対面になった彼に、「俺もマシロが好きだ」と至近距離で告げられ、
眼前に迫った顔に驚いたまま、クチビルが重なった。
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