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本編 最強冒険者

story155/★予備知識

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ユアンとシェリーの“結婚”と“妊娠”報告に飛び跳ねて喜んだけど……

(良く考えたら身重で戦闘してたって事?になるの?)

(ん?それならユアンって酷くない!?流れたらどうすんの!?)

(だって、妊娠って昨日の今日で判明しないよね?)

(え?異世界だから着床したらすぐに分かるとか?)

(そもそも子宮無いのにどうやって受精すんの?)

(子実果ってナゾ果物を食べると妊娠するんだっけ?まさか、その果物が子宮になるの?)

(え?へその緒とかは?栄養ってどうやって与えるの?)

(産まれた後は?男の乳首からお乳が出るの?それとも産まれた直後から固形食を食べるの?)

(は!まさか、赤ちゃんじゃなくて1歳くらいの大きさで産まれるとか!?)

(それより、産むのって何処から?……後孔……?それってピーと一緒に出てくるの!?)

そんな事をグルグルと考えてたら、
「おい!」というアレクの声にハッとした後、マシンガンの如く質問した。

「シェリー、いつ妊娠に気付いたの!?身重の身体で依頼受けたの!?赤ちゃんは無事なの!?」

「え?達成報告した後に婚姻したから、初夜に子実果を食べたっす。
それで今朝、妊娠したのに気付いたっすけど……」

「ええ!昨日の今日で判明するの!?異世界パネェ!
で、で、何処から産まれるの!?お尻から?それとも、帝王切開とか!?」

そう言った瞬間「ゴンっ」と拳骨を落とされた。

「痛ぁぁあ!アレク!何で殴るの!?質問の途中なのにぃ!」

「このおバカ。見てみろって、ユアンもシェリーもマイキーもお前の質問に困って固まってんぞ」

そう言われて周りを見回したら、僕を見てドン引きしてる3人が居た。

瞬間、恥ずかしくなって「ごめんなさい」と謝ったら盛大に笑われた。

その後、気を取り直して普通に話しをし、後日お祝いする約束をしてから街に帰る2人を見送った。

そしてリビングに戻って、果物を食べてご機嫌なルナを見ながら食事を用意した。

「アレクご飯食べよ。マイキーのも用意したから一緒に食べよう」

「え!オレも一緒に食べて良いの!」

マイキーはテーブルに駆け寄り、キラキラした笑顔で席に着くと、アレクの隣に座った。

アレクは優しくマイキーの頭を撫でながら、ご飯を食べるように促した。

そして、皆で手を合わせて「「いただきます」」

アレク達との食事を楽しみながら、男性妊娠について色々と質問してみた。

だってさ、アレクと結婚したら、僕だって男性妊娠を経験するかもしれないんだよね?

知らないよりも、あらかじめ知識として持っておいた方がいいかなと思ってさ。

アレクは優しく微笑んで、僕の質問に答えてくれた。

「へぇ。本当に不思議だね……さすが異世界って感じ。6ヶ月で産まれるんだ……
出産が魔法で取り出すと……後孔からじゃないんだねぇ。
で、お乳は出なくて専用のポーションがあると…」

そんな風に呟きながら「ふ~ん」と納得してたら、マイキーが不思議そうに尋ねてきた。

「ショウ兄ちゃんって、そういう知識ないの?オレだって知ってるよ?
多分、幼稚園にいる子達だって、誰だって知ってると思うよ?」

そう言われたから、異世界人だって事とか、故郷での妊娠の事とか話して聞かせた。

「僕の居た国は、女性が産むんだよ。子宮って言う赤ちゃんを身篭る為のお部屋があって、
十月十日胎内で育ててから、自力で産むの。
で、お乳は母親のオッパイから出てくるのを飲むんだよ」

そう話し終わったら「「その方が凄ぇ!!」」と、マイキーと一緒になってアレクまで驚いてた。

その後も、色々と聞いたり答えたりしながら食事を終え、
少しゆっくり休んでからマイキーがルナを連れて幼稚園に戻った。

戻る際に、依頼報酬は明日一緒に取りに行く事を約束してから別れた。

で、いま僕はアレクに連れられ寝室のベッドに押し倒されてます。

「もう…まだ明るいのに…何でいきなり下半身が臨戦態勢になってるの?」

「ん?そんなの、お前を愛してるからに決まってんだろ?ちゅっ」

「うん…その理由でいいのかな?」

僕はその答えに一瞬困惑したが、愛し合いたい気持ちは一緒なので、その欲情を受け入れた。

アレクの唇が重ねられ、キスは次第に激しくなり、舌が僕の口内を舐め回し、濃厚に絡みつく。

「んぁっ……んちゅ……」

口付けを交わしながら、服を脱がれていく興奮に、徐々に僕の下半身も脈打ち始めた。

口唇を首筋に移動させ、ぢゅっと吸い付いた後、舌先で乳首を転がしてきた。

「……ッ……んんッ……んぁっ……」

僕は悶えながらアレクの髪をなで、口付けの音と共に呼吸を乱していった。

アレクの舌先は徐々に下へと降りていき。脇腹を舐めたり吸ったりしながら刺激を与えてきた。

「んやぁ……あぁッ……んぁっ……きもち……」

そのままアレクの指先が僕の性器を撫で、包み込み、上下に律動させてきた。

「んぁっ…んんッ…あぁっ……」

その刺激に身を任せ、求めるように腰を浮かせてしまう。

「…アレク…お願い…もう挿れて欲しい…」

「え、まだ解してないぞ?」

「…大丈夫だからッ…お願い早く欲しいのぉ…」

何だか凄くアナルの奥が疼いて仕方ない……
早く、熱くて太い脈打つ、アレクの男根を突き入れて欲しくて堪らない。

だから、懇願しながら自ら手を伸ばし、
後孔に指を差し込み、アレクを熱っぽく見つめながら、くちゅくちゅ、と弄った。

「んァ…足りないのぉ…もっと太いのが欲しいのぉ…んぁっ…アレクぅ…」

そう強請ったら、ゴクッと喉を鳴らし「そのまま弄ってろ」そう言ってパクっと性器を咥えた。

「んやぁァ!なんれ…挿れてくれないのぉ…ぁぁあ!…きもちいよぉ…んぁあ!」

あまりの快感に部屋中に響き渡る喘ぎ声を上げ、頭を振るいながらも指を動かし続けた。

フェラの「ぢゅる、ぢゅぼ」という音と、
アナルを弄る「くちゅ、くちゅ」という音、
そして、ひっきりなしに漏れ出る喘ぎ声が混ざり合い共鳴し、乳首を「ギュッ」と抓られた瞬間、

「ぁぁあ!いくぅ、んぁぁあああ!!」

背中を弓形に反らし絶叫しながらアレクの口内に勢い良く射精した。

それを嬉しそうに飲み込み「最高に可愛かったぞ」そう言って額に「ちゅっ」としてから、
「未だ婚姻してないけど、子供作ろうか」と衝撃発言をしながら亀頭を擦り付け、挿入してきた。

「んぁぁ…挿いってきたぁ…ぁあ…もっと奥に…」

“子作り“その言葉に困惑したけど、
挿入の快感に脳が支配され、SEXが終わるまで頭の片隅に追いやった。

「ああ!本当に可愛過ぎる!ショウマ、愛してる!愛しいよ!」

アレクの身体が僕の上に倒れ込むと、肉棒が内部に一気に突き刺さった。

瞬間、快感がさらに強まり、胸に熱い疼きが広がっていった。
力強い腰の動きが、奥を穿ち続け僕を淫らにしていく。

「やぁ…んぁあ……きもち……んぁっ…」

執拗に責め立てられる快感に溺れていく中、アレクの指が僕の乳首を掴んでいた。

「んんッ……んッ……」

そして口を塞がれ、夢中で舌を絡め合いながら、さらに乳首を引っ張られた。

その唇が下に降り首筋を舐められた。瞬間、背筋に震えが走った。

「……ッ…んぁあ!」

アナルの奥が熱く疼き、腰の動きと共に次第に高みへと昇っていった。

「あッ…ッ…んぃっ……ぁんッ…も…いくぅ…」

アレクの奥深くまで届く肉棒が内部を貫いた瞬間、僕は絶頂に達した。

「んぁぁあああ!!」

アレクも同じく絶頂を迎え、二人同時に深い満足感に包まれた。

僕たちは息を整える間もなく、再び舌を絡め合った。「ちゅっ、ちゅくっ、ちゅちゅっ」

そして、萎える事のないアレクのペニスを咥え込んだまま抱き上げられ、
対面座位で下から突き上げられ続けた。

そのまま激しく白濁を飛ばし、痙攣したまま今度は騎乗位で貫かれ、
亀頭を指の腹でグリグリと擦られ、潮を吹いて絶頂した。

その後も、息つく間もなく、体勢を変えながら犯され続け、
行為が終わったのは、日を跨いだ深夜だった。
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