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本編 最強冒険者
story101/ 再会は突然に
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「ユリウス様より、
アレクレス様の従者として雇われました、
ショウマ・アマギ改めヨウマ・フェリアスです。
これから宜しくお願い致します」
頭を下げながら挨拶したあと顔を上げると、
セバスリンさんの目から大量の涙が零れてた。
少し驚いたけど、
その涙が僕に対する真摯な愛情の現れだと理解し、
心が温かさに包まれた。
「ほ、本当に貴方様なのですね?
ご無事なお姿を拝見でき、とても嬉しゅうございます。
またお会い出来る日を心待ちにしておりました」
「僕もまたお会いでき嬉しいです!
以前はアレクの恋人として過ごしていましたけど、
今度は侍従として雇われましたので、
ビシビシご指導宜しくお願い致します!」
「左様で御座いますか……
“”恋人として“”ではなく“”従者として“”
この屋敷でお過ごしになられるのですね……
御2人の仲睦まじい姿をもう見られないのは
とても寂しく思いますが……
かしこまりました。
それではビシビシ指導していきましょう」
「はい!で、あの……
僕の事は誰にも言わないで頂けますか?
パパにも料理長にも……勿論アレクにも」
「ええ。お手紙にもそう綴られておりましたので
大丈夫で御座います」
「ありがとうございます」
「それでは、まず貴方のお部屋にご案内致します。
アレクレス様付き従者ですからね、
お隣の従者部屋にてお過ごし下さいませ。
本日は業務が御座いませんので、ゆっくり休んで、
旅の疲れを癒して頂ければと思います」
「かしこましました(隣りの部屋なの!?)」
「旦那様とアレクレス様へは
私からお伝えしておきます。
紹介と挨拶に関しましては、
明日執務室にて行いますので、
声が掛かるまでお部屋で待機していて下さいませ」
「はい。分かりました。
あ、あの制服はどうしたら良いでしょうか?
(従者用の服?)」
「そうで御座いますね……
では、私の着ているのと色違いの物は御座いますか?
黒と白以外で、濃い青が望ましいのですが」
「はい。濃い青のがあるので大丈夫です
(濃い青って……アレクの色だから嬉しい)」
「結構で御座います。
さあ、お部屋に到着致しました。
お食事はお部屋でも、
使用人の使う食堂でも構いませんので、
お好きな方で食べて下さい。
では明日呼びに来ますので、
ごゆっくりお過ごし下さいませ」
「はい。では明日から宜しくお願い致します。
(今日はユアゾンで購入して食べよ)」
その後セバスリンさんは
綺麗な礼をして部屋を去っていった。
ドアがしまった瞬間、僕はベッドへダイブ。
ゴンッ!ガツンッ!
「痛っ!!ベッド硬い……顔面強打した……」
いつもの癖でベッドへダイブしたら、
顔面強打!あまりの痛さに顔面抑えて暫く悶えていた。
そこで«ヒール»を使ったんだけど…これが不味かった。
痛みが病んだので、着替えようと服を脱いでたら、
廊下から 、バタバタ、と走る音が聞こえ、
「何だろ?」と思ってドアノブに手を掛けた瞬間
バーーーン!!と勢いよく扉が開いたと同時に
ガンッ!!と僕の顔面にドアがクリーンヒット!
「ショウマ!!」「ぎゃっ!痛ぁぁぁああい!」
「……………………」
(あれ?ショウマの魔力反応だったのに誰だコイツ)
「……………………」
(痛た…え!?何この感動も何もない再会の仕方!)
一体何処から駆けつけたのか、
廊下を、バタバタ、走ってドアを勢いよく開けたのは、
僕が会いたくて仕方なかった、サヨナラした恋人。
そして、これから仕えるご主人様。
そう、アレクレス・フォルティエ本人様だった。
感動も何もない再会を果たした僕達は、
暫しお互いを見つめたまま固まってたんだけど、
そこに駆け付けたセバスリンさんの声で、
「「は!!」」と我に返った。
「アレクレス様!貴方は何をしているのです!
此方にお客様が滞在されていると
先程お伝えしたのをお忘れですか!!
それに、お部屋をノックも無しに開け放つ等
何事ですか!」
「あ、いや。セバスリン悪かった。
客人も申し訳無かった。あー、その大丈夫か?」
「大丈夫じゃありませんよ!全く!
ヨウマ様、お顔を冷やしましょうか。
顔が真っ赤になってますからね。
……!?大変で御座います!血が出てきています」
おおう!ヤバい、また侍医呼ばれちゃう!
「あぅぅ。だ、大丈夫なのぉ……
セバスリンさん、鼻血はすぐ止まるのぉ……
冷やすのだけお願いしても良いですかぁ?」
「!?」
(この独特な喋り方……さっきの魔力反応……
コイツ何者だ?ショウマの真似なんかしやがって。
名前も、妖魔だと?人真似する魔物か!?)
「セバスリンさんありがとうございますぅ」
(さっきから睨み付けてきてるんだけどぉ~?
痛い思いしたのは僕なのにぃぃー!本当に野蛮人!)
「なあ、セバス。お客人なのは分かったが、
何でこの部屋なんだ?ここって従者部屋だろ?」
そんなの従者だからに決まってるじゃ~ん
「アレクレス様。
本来なら明日紹介と挨拶をと思っておりましたが…
致し方有りませんね。
先程お伝え致しましたが、
彼がアレクレス様の専属従者に御座います」
「ご挨拶が遅れて申し訳ございません。
アレクレス様の専属従者として雇われました、
ヨウマ・フェリアスと申します。
明日から仕えさせて頂きます。
どうぞ宜しくお願い致します。」
「お前が従者だと!?人真似する魔物だろ!
俺の愛しい恋人の真似するなど巫山戯るな!」
「!?」
(人真似する魔物って何!?
お前の愛しい恋人は目の前にいるけどね!!)
「アレクレス様、少々お口が悪う御座いますね。
ヨウマ様は魔物ではありません。
失礼にも程がありますよ」
本当に失礼にも程があるよね。
妖魔=ヨウマじゃないんだけど。
マジであの神様センス無さすぎる。
あの手紙の内容もそうだけど、
あの神様って、こう、チャラくないかなぁ~?
しかもやってる事が酷くない?
だから、全く敬う気になれないんだよね。
「ふん。仕方ないだろう?
ショウマの魔力に似せて、
ショウマの口調真似してよ。
しかも名前がヨウマだろ?
人を誑かす類の魔物だと思ったんだよ」
魔力遮断してるのに何処で気付いた?
…………ああ!ヤバっヒール使った時だ!
口調はさっきの鼻血の話の時だ!
僕の名前はヨウマだけど妖魔じゃないから!
名前封印するか?ヨウマと名乗らず、
フェリアスって呼んで貰うかなぁ~?
「僕は魔物じゃありません。人間です。
それと、ヨウマじゃなく、
フェリアスと呼んで頂いても構いませんよ」
「は!本当なら従者なんて必要ないんだがな。
ではお前の事はヨウマじゃなくフェリと呼ぶ。
じゃ、明日からお世話宜しく」
こうして僕達は中々酷い再会を果たした。
「従者なんて必要ない」そう言って出て行った
彼の背中を見つめ「はぁぁ」と僕はため息。
ニクスが以前言っていた「アレクレスは冷徹」
という言葉をこの日初めて垣間見た気がした。
ショウマの時は、
あんな冷たく言い放つ彼を見た事無かったからね。
ま、何にせよ。明日からお世話開始だ!
そう……たぁぁっぷりお世話してあげる!
アレクレス様の従者として雇われました、
ショウマ・アマギ改めヨウマ・フェリアスです。
これから宜しくお願い致します」
頭を下げながら挨拶したあと顔を上げると、
セバスリンさんの目から大量の涙が零れてた。
少し驚いたけど、
その涙が僕に対する真摯な愛情の現れだと理解し、
心が温かさに包まれた。
「ほ、本当に貴方様なのですね?
ご無事なお姿を拝見でき、とても嬉しゅうございます。
またお会い出来る日を心待ちにしておりました」
「僕もまたお会いでき嬉しいです!
以前はアレクの恋人として過ごしていましたけど、
今度は侍従として雇われましたので、
ビシビシご指導宜しくお願い致します!」
「左様で御座いますか……
“”恋人として“”ではなく“”従者として“”
この屋敷でお過ごしになられるのですね……
御2人の仲睦まじい姿をもう見られないのは
とても寂しく思いますが……
かしこまりました。
それではビシビシ指導していきましょう」
「はい!で、あの……
僕の事は誰にも言わないで頂けますか?
パパにも料理長にも……勿論アレクにも」
「ええ。お手紙にもそう綴られておりましたので
大丈夫で御座います」
「ありがとうございます」
「それでは、まず貴方のお部屋にご案内致します。
アレクレス様付き従者ですからね、
お隣の従者部屋にてお過ごし下さいませ。
本日は業務が御座いませんので、ゆっくり休んで、
旅の疲れを癒して頂ければと思います」
「かしこましました(隣りの部屋なの!?)」
「旦那様とアレクレス様へは
私からお伝えしておきます。
紹介と挨拶に関しましては、
明日執務室にて行いますので、
声が掛かるまでお部屋で待機していて下さいませ」
「はい。分かりました。
あ、あの制服はどうしたら良いでしょうか?
(従者用の服?)」
「そうで御座いますね……
では、私の着ているのと色違いの物は御座いますか?
黒と白以外で、濃い青が望ましいのですが」
「はい。濃い青のがあるので大丈夫です
(濃い青って……アレクの色だから嬉しい)」
「結構で御座います。
さあ、お部屋に到着致しました。
お食事はお部屋でも、
使用人の使う食堂でも構いませんので、
お好きな方で食べて下さい。
では明日呼びに来ますので、
ごゆっくりお過ごし下さいませ」
「はい。では明日から宜しくお願い致します。
(今日はユアゾンで購入して食べよ)」
その後セバスリンさんは
綺麗な礼をして部屋を去っていった。
ドアがしまった瞬間、僕はベッドへダイブ。
ゴンッ!ガツンッ!
「痛っ!!ベッド硬い……顔面強打した……」
いつもの癖でベッドへダイブしたら、
顔面強打!あまりの痛さに顔面抑えて暫く悶えていた。
そこで«ヒール»を使ったんだけど…これが不味かった。
痛みが病んだので、着替えようと服を脱いでたら、
廊下から 、バタバタ、と走る音が聞こえ、
「何だろ?」と思ってドアノブに手を掛けた瞬間
バーーーン!!と勢いよく扉が開いたと同時に
ガンッ!!と僕の顔面にドアがクリーンヒット!
「ショウマ!!」「ぎゃっ!痛ぁぁぁああい!」
「……………………」
(あれ?ショウマの魔力反応だったのに誰だコイツ)
「……………………」
(痛た…え!?何この感動も何もない再会の仕方!)
一体何処から駆けつけたのか、
廊下を、バタバタ、走ってドアを勢いよく開けたのは、
僕が会いたくて仕方なかった、サヨナラした恋人。
そして、これから仕えるご主人様。
そう、アレクレス・フォルティエ本人様だった。
感動も何もない再会を果たした僕達は、
暫しお互いを見つめたまま固まってたんだけど、
そこに駆け付けたセバスリンさんの声で、
「「は!!」」と我に返った。
「アレクレス様!貴方は何をしているのです!
此方にお客様が滞在されていると
先程お伝えしたのをお忘れですか!!
それに、お部屋をノックも無しに開け放つ等
何事ですか!」
「あ、いや。セバスリン悪かった。
客人も申し訳無かった。あー、その大丈夫か?」
「大丈夫じゃありませんよ!全く!
ヨウマ様、お顔を冷やしましょうか。
顔が真っ赤になってますからね。
……!?大変で御座います!血が出てきています」
おおう!ヤバい、また侍医呼ばれちゃう!
「あぅぅ。だ、大丈夫なのぉ……
セバスリンさん、鼻血はすぐ止まるのぉ……
冷やすのだけお願いしても良いですかぁ?」
「!?」
(この独特な喋り方……さっきの魔力反応……
コイツ何者だ?ショウマの真似なんかしやがって。
名前も、妖魔だと?人真似する魔物か!?)
「セバスリンさんありがとうございますぅ」
(さっきから睨み付けてきてるんだけどぉ~?
痛い思いしたのは僕なのにぃぃー!本当に野蛮人!)
「なあ、セバス。お客人なのは分かったが、
何でこの部屋なんだ?ここって従者部屋だろ?」
そんなの従者だからに決まってるじゃ~ん
「アレクレス様。
本来なら明日紹介と挨拶をと思っておりましたが…
致し方有りませんね。
先程お伝え致しましたが、
彼がアレクレス様の専属従者に御座います」
「ご挨拶が遅れて申し訳ございません。
アレクレス様の専属従者として雇われました、
ヨウマ・フェリアスと申します。
明日から仕えさせて頂きます。
どうぞ宜しくお願い致します。」
「お前が従者だと!?人真似する魔物だろ!
俺の愛しい恋人の真似するなど巫山戯るな!」
「!?」
(人真似する魔物って何!?
お前の愛しい恋人は目の前にいるけどね!!)
「アレクレス様、少々お口が悪う御座いますね。
ヨウマ様は魔物ではありません。
失礼にも程がありますよ」
本当に失礼にも程があるよね。
妖魔=ヨウマじゃないんだけど。
マジであの神様センス無さすぎる。
あの手紙の内容もそうだけど、
あの神様って、こう、チャラくないかなぁ~?
しかもやってる事が酷くない?
だから、全く敬う気になれないんだよね。
「ふん。仕方ないだろう?
ショウマの魔力に似せて、
ショウマの口調真似してよ。
しかも名前がヨウマだろ?
人を誑かす類の魔物だと思ったんだよ」
魔力遮断してるのに何処で気付いた?
…………ああ!ヤバっヒール使った時だ!
口調はさっきの鼻血の話の時だ!
僕の名前はヨウマだけど妖魔じゃないから!
名前封印するか?ヨウマと名乗らず、
フェリアスって呼んで貰うかなぁ~?
「僕は魔物じゃありません。人間です。
それと、ヨウマじゃなく、
フェリアスと呼んで頂いても構いませんよ」
「は!本当なら従者なんて必要ないんだがな。
ではお前の事はヨウマじゃなくフェリと呼ぶ。
じゃ、明日からお世話宜しく」
こうして僕達は中々酷い再会を果たした。
「従者なんて必要ない」そう言って出て行った
彼の背中を見つめ「はぁぁ」と僕はため息。
ニクスが以前言っていた「アレクレスは冷徹」
という言葉をこの日初めて垣間見た気がした。
ショウマの時は、
あんな冷たく言い放つ彼を見た事無かったからね。
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