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本編 最強冒険者
story99/ 貴方に会う為の口実
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“”貴族と平民“”その立場の違いで、
“”アレクと話し合い“”という目的が果たせない……
そんな事実に心が折れそうになったけど、
どうしても会いたい、声が聞きたい、
少しでも触れたい、近くで存在を感じたい……
だから、方法を模索した。
「騎士団に入隊して接点を作れば?」
とニクスに提案されたけど、
あの場所は良い思い出がないので却下。
そもそも、冒険者として活動してるし、
組織に縛られて自由に動けないのは僕には無理。
「アレクレスも偶に参加してるし、
お前の好きな、“”生BL“”も見れるかもよ?」
とも言われたけど、それもNO!
以前の僕なら「生BL見れる!」とか言って、
何も考えず入隊していたと思うけどね。
でも、アレクとサヨナラしてから、僕の十八番
“”生BLウォッチング“”と“”妄想“”は封印したの。
“封印した“というより、しても楽しくないから、
あまりそういう状態にならないってのが正しいかな?
ギルド内でイチャイチャしてるカップル見ても、
街中でぶっチュー♡してるカップル見ても、
羨ましい……そう思うだけでワクワクしないの。
偶に妄想トリップしそうになるけど、
途中で気持ち悪くなっちゃうんだ。
日本で腐男子してた時は、
自分に置き換えて妄想した事なかったんだけど、
この世界に来て僕自身がBLの受けになった事で、
自分に置き換えて妄想するようになっちゃってさ。
アレクと一緒にいた頃はそれでも楽しかったんだ。
相手側をアレクに置き換えて妄想してたからね。
でも、サヨナラしてから
何故か相手側がアレクにならないんだよ……
だから妄想しても途中で気持ち悪くなるの。
そんな状態だから、僕の趣味は封印してるんだ。
そんな事をニクスに説明しながら歩き、
また、“”会う口実“”を模索したんだけど、
いい案が浮かばない……
「う~ん、う~ん」と頭をフル回転させてたら、
「なら、アレクレスの侍従として雇われるとか」
とニクスが提案してくれた案に
「それだよ!それ!」
と興奮して食い付いた。けど……
「いや……いい案だけどさぁ~
僕、侍従なんてした事ないし……
セオドアさんみたいにテキパキこなせないと思うよ?
それに、アレクって侍従が必要なの?
結構キレイ好きだし、生活能力も高いよ?」
そうなの、アレクってキレイ好きでねぇ~
家帰って来たら必ず全身に«クリーン»かけるし、
靴履く前も«クリーン»してから履くんだよね~
だから、痒毒病になってないの。
知らずに難病対策してたから凄いよねぇ~。
脳筋なのに、そういう所が繊細でさぁ~
その行動見た時ギャップ萌えして、
盛大にイイコイイコしてあげたんだよなぁ~
とアレクとの思い出に感慨耽ってたんだけど、
またもや発せられたニクスの案に食い付いた。
「セオドアみたいにテキパキしなくていいんだよ。
アレクレスに侍従付ける予定は無かったんだが、
お前と別れた後からユリウス様の補佐してるだろ?
それがな、アイツに相当ダメージ与えててな……
今は生活能力がド底辺のダメ男になってんだよ」
「あはは。書類仕事嫌いなんだっけ?ぷぷぷ」
「そ。でな、身の回りの事をセバスさんが
屋敷全般の管理と兼用してこなしてるわけ。
他に雇い人がいないからな。
で、セバスさんに負担かけ過ぎてるってので、
アレクレスに侍従付けるか?って話になってんだよ」
フォルティエ家って極端に使用人いないからな……
「それでアレクの侍従に僕を推薦するって事?
(雇われたらアレクのお世話をするのかぁ~ふふふ)
でも他にも候補の人居るんじゃないの?
僕なんて素人だから面接で却下されそうだけど」
(侍従候補は居たが、来たヤツの顔見た瞬間
ユリウス様が叩き出したんだよ。ははは。
ま、その話しは今度教えてやるか。
胸糞悪い話しだからな)
「でだ、ユリウス様にお前が翔馬だって明かして、
侍従にして貰うんだよ。
あの人こういう愉快な事大好きだから食いつくぞ。
次の馬車帯で今夜は野営だから、
その時に話して見ようぜ」
「ユリウス兄様に協力者になって貰うって事?
正当な気がしないけど……」
「アレクレスと接触するには、
そこまでしないと無理だぞ?
いいか、相手は貴族。
平民のお前は本来近寄れない存在なんだ。
接触する口実に正当性を問うてたら、
二度と会えないで終わる可能性もあるんだ。
時にずる賢さも必要なんだ、使える手は使え」
「わ、分かった!そうだよね、使える手は使う。
ユリウス兄様に協力して貰うよ。
あ……でも前辺境伯様は?
野営の時一緒に居るでしょ?そんな話して怒らない?」
「あのお方は……絶対大丈夫だと思うぞ。
……ユリウス様より愉快な事大好きだし……
(さっき翔馬を見て鼻の下伸びてたからな)ボソッ
ノリノリで話に食い付いてくると思うぞ。
だから、心配しなくて大丈夫だ。な!」
「心配するな!」と言ったニクスだけど、
会話の途中で呟いた言葉聞こえましたけど!?
「翔馬を見て鼻の下伸びてた」って何?
パパみたいに小動物好きなのかなぁ~?
いや、今の僕は小動物とは無縁だけど……
でも……あの顔とあの声でスキンシップ過多だったら、
アレク欠乏症状態の僕には刺激が強すぎなんだけど!
それにさ、僕たぶんファザコンだと思うんだよね…
だからパパに甘えまくってたんだよ。
そんなファザコン翔馬にアレク似のあの方は
色々と刺激が強いのです!
だからスキンシップは止めてね?お爺様……
そんな事を悶々と考えながら歩いてたら、
本日の野営地に到着しましたよぉ~。
野営準備が終わったら、
いよいよ種明かしと協力のお願いだよ。
さてさて、ユリウス兄様の反応は如何に!
それでは準備も終わったのでお話合いといきましょう。
「ユリウス様、紹介したい者が居りまして、
今少しお時間頂きたいのですが、構いませんか」
そうニクスが天幕内にいる兄様に話し掛けた。
「紹介したい者とは?先程の冒険者の方ですか?
……お爺様が許可しましたので、構いませんよ。
2人共お入りなさい」
兄様から了承を貰ったので、2人で天幕内へと入った。
そして、入口で一礼してから挨拶と共に種明かしです。
「前辺境伯様、ユリウス様、
こちら先程馬車の車輪を提供してくれた者です。
我々と行き先が同じだった為、
共にここまで参りました。
お2人に是非ご挨拶したいとの事で、
お連れしました」
「カレクリス前辺境伯様、並びに、
ユリウス・フォルティエ様。
突然の同行と訪問、大変申し訳ございません。
わたくし、ガーディアン冒険者ギルド所属、
Bランクのヨウマ・フェリアス……
と今は名乗っておりますが、
本名は“”ショウマ・アマギ“”と申します」
そう言って頭を下げてチラっと兄様のお顔を見たら、
目を見開いて驚愕したまま固まっちゃった(笑)
「ふふふ。お久しぶりです、ユリウス兄様。
姿形が違うんですけど……ショウマだよ」
と笑顔で挨拶を締め括ったら、
「……え?え?……えええええええええ!!!」
ユリウス兄様の絶叫が辺り一面に響き渡った。
その後、暫く放心していた兄様が
気を取り直したので、漸く本題に入る事に。
“”アレクの侍従になっちゃおう大作戦“”
ユリウス兄様、僕の提案受け入れてくれるかな……
ダメでもともと当たって砕けろ~~!
“”アレクと話し合い“”という目的が果たせない……
そんな事実に心が折れそうになったけど、
どうしても会いたい、声が聞きたい、
少しでも触れたい、近くで存在を感じたい……
だから、方法を模索した。
「騎士団に入隊して接点を作れば?」
とニクスに提案されたけど、
あの場所は良い思い出がないので却下。
そもそも、冒険者として活動してるし、
組織に縛られて自由に動けないのは僕には無理。
「アレクレスも偶に参加してるし、
お前の好きな、“”生BL“”も見れるかもよ?」
とも言われたけど、それもNO!
以前の僕なら「生BL見れる!」とか言って、
何も考えず入隊していたと思うけどね。
でも、アレクとサヨナラしてから、僕の十八番
“”生BLウォッチング“”と“”妄想“”は封印したの。
“封印した“というより、しても楽しくないから、
あまりそういう状態にならないってのが正しいかな?
ギルド内でイチャイチャしてるカップル見ても、
街中でぶっチュー♡してるカップル見ても、
羨ましい……そう思うだけでワクワクしないの。
偶に妄想トリップしそうになるけど、
途中で気持ち悪くなっちゃうんだ。
日本で腐男子してた時は、
自分に置き換えて妄想した事なかったんだけど、
この世界に来て僕自身がBLの受けになった事で、
自分に置き換えて妄想するようになっちゃってさ。
アレクと一緒にいた頃はそれでも楽しかったんだ。
相手側をアレクに置き換えて妄想してたからね。
でも、サヨナラしてから
何故か相手側がアレクにならないんだよ……
だから妄想しても途中で気持ち悪くなるの。
そんな状態だから、僕の趣味は封印してるんだ。
そんな事をニクスに説明しながら歩き、
また、“”会う口実“”を模索したんだけど、
いい案が浮かばない……
「う~ん、う~ん」と頭をフル回転させてたら、
「なら、アレクレスの侍従として雇われるとか」
とニクスが提案してくれた案に
「それだよ!それ!」
と興奮して食い付いた。けど……
「いや……いい案だけどさぁ~
僕、侍従なんてした事ないし……
セオドアさんみたいにテキパキこなせないと思うよ?
それに、アレクって侍従が必要なの?
結構キレイ好きだし、生活能力も高いよ?」
そうなの、アレクってキレイ好きでねぇ~
家帰って来たら必ず全身に«クリーン»かけるし、
靴履く前も«クリーン»してから履くんだよね~
だから、痒毒病になってないの。
知らずに難病対策してたから凄いよねぇ~。
脳筋なのに、そういう所が繊細でさぁ~
その行動見た時ギャップ萌えして、
盛大にイイコイイコしてあげたんだよなぁ~
とアレクとの思い出に感慨耽ってたんだけど、
またもや発せられたニクスの案に食い付いた。
「セオドアみたいにテキパキしなくていいんだよ。
アレクレスに侍従付ける予定は無かったんだが、
お前と別れた後からユリウス様の補佐してるだろ?
それがな、アイツに相当ダメージ与えててな……
今は生活能力がド底辺のダメ男になってんだよ」
「あはは。書類仕事嫌いなんだっけ?ぷぷぷ」
「そ。でな、身の回りの事をセバスさんが
屋敷全般の管理と兼用してこなしてるわけ。
他に雇い人がいないからな。
で、セバスさんに負担かけ過ぎてるってので、
アレクレスに侍従付けるか?って話になってんだよ」
フォルティエ家って極端に使用人いないからな……
「それでアレクの侍従に僕を推薦するって事?
(雇われたらアレクのお世話をするのかぁ~ふふふ)
でも他にも候補の人居るんじゃないの?
僕なんて素人だから面接で却下されそうだけど」
(侍従候補は居たが、来たヤツの顔見た瞬間
ユリウス様が叩き出したんだよ。ははは。
ま、その話しは今度教えてやるか。
胸糞悪い話しだからな)
「でだ、ユリウス様にお前が翔馬だって明かして、
侍従にして貰うんだよ。
あの人こういう愉快な事大好きだから食いつくぞ。
次の馬車帯で今夜は野営だから、
その時に話して見ようぜ」
「ユリウス兄様に協力者になって貰うって事?
正当な気がしないけど……」
「アレクレスと接触するには、
そこまでしないと無理だぞ?
いいか、相手は貴族。
平民のお前は本来近寄れない存在なんだ。
接触する口実に正当性を問うてたら、
二度と会えないで終わる可能性もあるんだ。
時にずる賢さも必要なんだ、使える手は使え」
「わ、分かった!そうだよね、使える手は使う。
ユリウス兄様に協力して貰うよ。
あ……でも前辺境伯様は?
野営の時一緒に居るでしょ?そんな話して怒らない?」
「あのお方は……絶対大丈夫だと思うぞ。
……ユリウス様より愉快な事大好きだし……
(さっき翔馬を見て鼻の下伸びてたからな)ボソッ
ノリノリで話に食い付いてくると思うぞ。
だから、心配しなくて大丈夫だ。な!」
「心配するな!」と言ったニクスだけど、
会話の途中で呟いた言葉聞こえましたけど!?
「翔馬を見て鼻の下伸びてた」って何?
パパみたいに小動物好きなのかなぁ~?
いや、今の僕は小動物とは無縁だけど……
でも……あの顔とあの声でスキンシップ過多だったら、
アレク欠乏症状態の僕には刺激が強すぎなんだけど!
それにさ、僕たぶんファザコンだと思うんだよね…
だからパパに甘えまくってたんだよ。
そんなファザコン翔馬にアレク似のあの方は
色々と刺激が強いのです!
だからスキンシップは止めてね?お爺様……
そんな事を悶々と考えながら歩いてたら、
本日の野営地に到着しましたよぉ~。
野営準備が終わったら、
いよいよ種明かしと協力のお願いだよ。
さてさて、ユリウス兄様の反応は如何に!
それでは準備も終わったのでお話合いといきましょう。
「ユリウス様、紹介したい者が居りまして、
今少しお時間頂きたいのですが、構いませんか」
そうニクスが天幕内にいる兄様に話し掛けた。
「紹介したい者とは?先程の冒険者の方ですか?
……お爺様が許可しましたので、構いませんよ。
2人共お入りなさい」
兄様から了承を貰ったので、2人で天幕内へと入った。
そして、入口で一礼してから挨拶と共に種明かしです。
「前辺境伯様、ユリウス様、
こちら先程馬車の車輪を提供してくれた者です。
我々と行き先が同じだった為、
共にここまで参りました。
お2人に是非ご挨拶したいとの事で、
お連れしました」
「カレクリス前辺境伯様、並びに、
ユリウス・フォルティエ様。
突然の同行と訪問、大変申し訳ございません。
わたくし、ガーディアン冒険者ギルド所属、
Bランクのヨウマ・フェリアス……
と今は名乗っておりますが、
本名は“”ショウマ・アマギ“”と申します」
そう言って頭を下げてチラっと兄様のお顔を見たら、
目を見開いて驚愕したまま固まっちゃった(笑)
「ふふふ。お久しぶりです、ユリウス兄様。
姿形が違うんですけど……ショウマだよ」
と笑顔で挨拶を締め括ったら、
「……え?え?……えええええええええ!!!」
ユリウス兄様の絶叫が辺り一面に響き渡った。
その後、暫く放心していた兄様が
気を取り直したので、漸く本題に入る事に。
“”アレクの侍従になっちゃおう大作戦“”
ユリウス兄様、僕の提案受け入れてくれるかな……
ダメでもともと当たって砕けろ~~!
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