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本編 最強冒険者
story95/ あの丘の上で
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あの日、グレンの悲痛な顔を見たあの時、
僕は「その表情が物語るのは何なのか」
そんな事を思ったが、実際は分かってた。
街を一緒に歩いた時、
手が触れただけで耳を赤くしていたグレン。
僕の気配を追ってギルド裏まで探しに来たグレン。
そんな彼が見せる悲痛な表情が
何を物語っているのかは明白だった。
僕は彼に「恋愛感情」は持ってないけど、
彼は僕に「恋愛感情」を持っているんだろう。
そう分かってしまったので、
真相を聞き出す事はせず口を噤んだんだ。
グレンの気持ちを聞いてしまっても、
僕はそれに応える事は出来ないから……
だから言葉を口にしない事にした。
グレンの気持ちを知ってしまった日から、
フォルティエへ行く日まで時間があったので、
その日までギルドで依頼を受けながら過ごしていた。
ただ、ギルドへ行く度に「会ったらどうしよう」
「話しかけられたらどうしよう」と思考が巡ったが、
あの日からグレンに会う事は無かった。
そうなってくると逆に気になってしまい、
シェリーと一緒に受けた街のお手伝い依頼の休憩中、
僕の心の内を聞いて貰った。
「あの時さ、ユアンの死の抱擁から解放された時、
グレンの行動を阻止して、
シェリーが手を貸してくれたでしょ?」
「あはは!死の抱擁っすか、言い得て妙っすね。
そんな事もあったっすねぇ。それで?」
「その時にね、グレンの僕に対する気持ちが
分かっちゃってさ……
僕は友情だと思ってたけど、
グレンはたぶん……恋情だったんだよね」
「ああ。グレインの事っすか……
オレは最初から“”ショウマに惚れてる“”
そう思ってたっすよ。
だから、一線引いて付き合うよう言ったし、
オレが手を貸したんすよ。それで?」
「え!……そうだったんだぁ…(観察眼鋭いな!)
いや、あの日からギルドに来てないでしょ?
街の中でも見掛けないし……
それが気になっちゃってさぁ………
グレンって言いたい事言えずに、
心の中に溜め込んでそうじゃない?
それが何重にも重なって、ある日バーーーン!
って弾けて爆発しないか心配になってね」
「確かに見掛けないっすよねぇ。
泊まりがけの依頼を受けてる可能性もあるっすけど…
1人部屋で思い悩んでる可能性の方が大っすね。
それで、心配だから探して傍に居たいんすか?」
「え!心配はしてるけど、
傍にいたいなんて思ってないよ!」
「なら、アレックスの事だけ考えるっす。
グレインに恋愛感情を持ってないなら、
彼の気持ちを尊重して、今は距離を置くっす。
ショウマが現状を変える事は出来ないんすよ?
それでも心配するのは当然だと思うっす。
でも、アレックスを好きな気持ちは
変わらないんすよね?」
「グレンに恋愛感情は持ってないし、
アレクの事を愛してるのは変わらないよ」
「なら、グレンの事は放っておく事っすね。
冷たいかもしれないっすけど、それが現実なんす。
どんなに心配しても、
ショウマの気持ちが変わるわけじゃないっすし、
グレンの気持も変わるわけじゃないっすから、
無理に関わる必要はないっす」
「……うん」
「今はアレックスへの気持ちを大切にして、
ショウマ自身の幸せを見付ける事が大事っす。
余計なお節介はしないに限るっすよ!」
「うん、うん。そうだよね。
彼の為、自分の為にも、
これ以上関わらない方が良いんだよね。
余計なお節介はしない!心に刻んだ!」
そんな会話をしながら休憩時間を過ごし、
そのあとお手伝いを再開して、無事依頼完了。
ギルドで依頼達成の報告をしてたら、
ユアンがシェリーを迎えに来たのでその場で解散した。
シェリーと別れたあと、
ガーディアンに戻って来てから
根城にしている森の中にテントを建て、
風呂に入りながら
シェリーに言われた事を思い返していた。
そして、風呂から出てご飯を食べてからベッドに潜り、
寝る前の日課となっているアレクの様子を見ながら、
聞こえない彼に向かって話し掛けた。
「今日ね、シェリーに話し聞いて貰ったんだぁ。
シェリーって凄いんだよぉ~!
僕が出会った人の中で一番まともだと思うんだ。
何時も冷静で、的確な意見をくれるんだよぉ~?
どんな状況でも落ち着いて行動できるしぃ~
凄ぉぉぉぉく!信頼できる存在なんだぁ~!」
シェリーのお陰で、僕変われた気がするよ。
「洞察力も凄くてさ、
言葉に出さなくても気持ちを読んでくれてさぁ、
シェリーの言葉は心に響くし、
新たな発見や気付きを与えてくれるんだぁ~。
僕にとって、友のような、先生のような、
兄のような、そんな存在なんだぁ」
それにさ、常に自分を律していて、
周りの人にも思いやりを持って接する。
だから、シェリーの優しさは誰にでも伝わるの。
僕はシェリーの傍にいれば
人間として成長出来る気がするんだ。
「だからね、シェリーに感謝してるの。
僕がこの世界に来て出会った中で、
アレクの次に大切な人生の宝物になったよ」
その中でも一番はアレックスに出会った事だよ。
愛してるよアレク。もう直ぐ会いに行くからね。
容姿が変わってるけど、ちゃんと気付いてね?
脳筋だから心配だなぁ~
頭で感じるんじゃなくて、心で感じてよぉ~?
「君は僕の見た目を愛してるのか、
ちゃんと中身を知って愛してるのか……
それを知るのは怖いけど、勇気を出して会いに行くよ。
じゃあねアレク。おやすみ、愛してるよ」ちゅっ。
それから数日ガーディアンで過ごし、
アレクに会いに行くと決めた予定の日の前日、
出発前の挨拶をしようと、
ユアンとシェリーの元へ行くため街道を歩いてると、
後ろから不意に声を掛けられた。
振り返らなくても声でその人物だと分かった。
あの日から姿を見る事の無かったグレインだ。
「…………ヨウマ。久しぶり……
会って早々悪いのだが、少し時間を貰えないか」
「グレン、久しぶりだねぇ。
……!グ、グレン!どうしたのその顔!
顔色悪いし、なんかやつれてない!?
体調悪いなら、大人しくしてないとぉ~」
「………体調は悪くないんだ。少し寝不足なだけ。
今、時間無いのなら明日でも良いのだが……」
「そ、そうなの?大丈夫なら良いけど……
明日から出掛けるから、今日なら大丈夫だよ?
何か話しがあるの?何処か入ろうか?」
「……そうか。なら少し話しがしたいから、
着いてきてくれないか?人前では話しづらくてな」
「人前で話せない内容なんだね……
(これ絶対告白じゃないかな……)
分かったよ。良いよ、着いてく」
多分このあと告白されるんだろうな……
そう勘づいたけど、あまりにも思い詰めてるから、
グレインの後を着いてく事にした。
歩いていて気付いた。
この道は僕の良く知る場所へ続いている……
その場所は街を見渡せる丘の上。
そう。僕とアレックスの家がある丘だった。
(ぇぇええ!!まさかココで告白されるの!!
ココで告白されて、僕とグレンが結ばれたらさ、
‘’恋愛成就の丘‘’とかなって、
デートスポットになりそうじゃない?はは……
そんな事にはならないんだけどね……)
「……こんな所まで連れて来て悪かった。
ここは知人の弟君の家がある丘でな、
人も来ない場所だから話すには良いと思ってな」
「え!?ち、知人の弟君さんの家ぇえ!
(この辺アレクの家しか無いんだけど!!
まさか……知人ってエク兄!?
騎士だし有り得る!世間狭っ!怖っ!)
あ、ごめんね?ちょっと驚いただけだから……
それで?お話しって何でしょうか……」
「…………ええと。ああ……その……。
はは……いざとなると言葉に詰まるな。
俺は、話をするのが苦手だから、
少し聞き難いかもしれないのだが……
それでも、最後まで聞いて貰いたい」
「ふふふ。はい。分かりました。
ちゃんと聞くから、話して大丈夫だよ」
色々衝撃な事実?が発覚して驚愕したけど、
グレインの多分……告白に耳を傾ける事にした。
僕は「その表情が物語るのは何なのか」
そんな事を思ったが、実際は分かってた。
街を一緒に歩いた時、
手が触れただけで耳を赤くしていたグレン。
僕の気配を追ってギルド裏まで探しに来たグレン。
そんな彼が見せる悲痛な表情が
何を物語っているのかは明白だった。
僕は彼に「恋愛感情」は持ってないけど、
彼は僕に「恋愛感情」を持っているんだろう。
そう分かってしまったので、
真相を聞き出す事はせず口を噤んだんだ。
グレンの気持ちを聞いてしまっても、
僕はそれに応える事は出来ないから……
だから言葉を口にしない事にした。
グレンの気持ちを知ってしまった日から、
フォルティエへ行く日まで時間があったので、
その日までギルドで依頼を受けながら過ごしていた。
ただ、ギルドへ行く度に「会ったらどうしよう」
「話しかけられたらどうしよう」と思考が巡ったが、
あの日からグレンに会う事は無かった。
そうなってくると逆に気になってしまい、
シェリーと一緒に受けた街のお手伝い依頼の休憩中、
僕の心の内を聞いて貰った。
「あの時さ、ユアンの死の抱擁から解放された時、
グレンの行動を阻止して、
シェリーが手を貸してくれたでしょ?」
「あはは!死の抱擁っすか、言い得て妙っすね。
そんな事もあったっすねぇ。それで?」
「その時にね、グレンの僕に対する気持ちが
分かっちゃってさ……
僕は友情だと思ってたけど、
グレンはたぶん……恋情だったんだよね」
「ああ。グレインの事っすか……
オレは最初から“”ショウマに惚れてる“”
そう思ってたっすよ。
だから、一線引いて付き合うよう言ったし、
オレが手を貸したんすよ。それで?」
「え!……そうだったんだぁ…(観察眼鋭いな!)
いや、あの日からギルドに来てないでしょ?
街の中でも見掛けないし……
それが気になっちゃってさぁ………
グレンって言いたい事言えずに、
心の中に溜め込んでそうじゃない?
それが何重にも重なって、ある日バーーーン!
って弾けて爆発しないか心配になってね」
「確かに見掛けないっすよねぇ。
泊まりがけの依頼を受けてる可能性もあるっすけど…
1人部屋で思い悩んでる可能性の方が大っすね。
それで、心配だから探して傍に居たいんすか?」
「え!心配はしてるけど、
傍にいたいなんて思ってないよ!」
「なら、アレックスの事だけ考えるっす。
グレインに恋愛感情を持ってないなら、
彼の気持ちを尊重して、今は距離を置くっす。
ショウマが現状を変える事は出来ないんすよ?
それでも心配するのは当然だと思うっす。
でも、アレックスを好きな気持ちは
変わらないんすよね?」
「グレンに恋愛感情は持ってないし、
アレクの事を愛してるのは変わらないよ」
「なら、グレンの事は放っておく事っすね。
冷たいかもしれないっすけど、それが現実なんす。
どんなに心配しても、
ショウマの気持ちが変わるわけじゃないっすし、
グレンの気持も変わるわけじゃないっすから、
無理に関わる必要はないっす」
「……うん」
「今はアレックスへの気持ちを大切にして、
ショウマ自身の幸せを見付ける事が大事っす。
余計なお節介はしないに限るっすよ!」
「うん、うん。そうだよね。
彼の為、自分の為にも、
これ以上関わらない方が良いんだよね。
余計なお節介はしない!心に刻んだ!」
そんな会話をしながら休憩時間を過ごし、
そのあとお手伝いを再開して、無事依頼完了。
ギルドで依頼達成の報告をしてたら、
ユアンがシェリーを迎えに来たのでその場で解散した。
シェリーと別れたあと、
ガーディアンに戻って来てから
根城にしている森の中にテントを建て、
風呂に入りながら
シェリーに言われた事を思い返していた。
そして、風呂から出てご飯を食べてからベッドに潜り、
寝る前の日課となっているアレクの様子を見ながら、
聞こえない彼に向かって話し掛けた。
「今日ね、シェリーに話し聞いて貰ったんだぁ。
シェリーって凄いんだよぉ~!
僕が出会った人の中で一番まともだと思うんだ。
何時も冷静で、的確な意見をくれるんだよぉ~?
どんな状況でも落ち着いて行動できるしぃ~
凄ぉぉぉぉく!信頼できる存在なんだぁ~!」
シェリーのお陰で、僕変われた気がするよ。
「洞察力も凄くてさ、
言葉に出さなくても気持ちを読んでくれてさぁ、
シェリーの言葉は心に響くし、
新たな発見や気付きを与えてくれるんだぁ~。
僕にとって、友のような、先生のような、
兄のような、そんな存在なんだぁ」
それにさ、常に自分を律していて、
周りの人にも思いやりを持って接する。
だから、シェリーの優しさは誰にでも伝わるの。
僕はシェリーの傍にいれば
人間として成長出来る気がするんだ。
「だからね、シェリーに感謝してるの。
僕がこの世界に来て出会った中で、
アレクの次に大切な人生の宝物になったよ」
その中でも一番はアレックスに出会った事だよ。
愛してるよアレク。もう直ぐ会いに行くからね。
容姿が変わってるけど、ちゃんと気付いてね?
脳筋だから心配だなぁ~
頭で感じるんじゃなくて、心で感じてよぉ~?
「君は僕の見た目を愛してるのか、
ちゃんと中身を知って愛してるのか……
それを知るのは怖いけど、勇気を出して会いに行くよ。
じゃあねアレク。おやすみ、愛してるよ」ちゅっ。
それから数日ガーディアンで過ごし、
アレクに会いに行くと決めた予定の日の前日、
出発前の挨拶をしようと、
ユアンとシェリーの元へ行くため街道を歩いてると、
後ろから不意に声を掛けられた。
振り返らなくても声でその人物だと分かった。
あの日から姿を見る事の無かったグレインだ。
「…………ヨウマ。久しぶり……
会って早々悪いのだが、少し時間を貰えないか」
「グレン、久しぶりだねぇ。
……!グ、グレン!どうしたのその顔!
顔色悪いし、なんかやつれてない!?
体調悪いなら、大人しくしてないとぉ~」
「………体調は悪くないんだ。少し寝不足なだけ。
今、時間無いのなら明日でも良いのだが……」
「そ、そうなの?大丈夫なら良いけど……
明日から出掛けるから、今日なら大丈夫だよ?
何か話しがあるの?何処か入ろうか?」
「……そうか。なら少し話しがしたいから、
着いてきてくれないか?人前では話しづらくてな」
「人前で話せない内容なんだね……
(これ絶対告白じゃないかな……)
分かったよ。良いよ、着いてく」
多分このあと告白されるんだろうな……
そう勘づいたけど、あまりにも思い詰めてるから、
グレインの後を着いてく事にした。
歩いていて気付いた。
この道は僕の良く知る場所へ続いている……
その場所は街を見渡せる丘の上。
そう。僕とアレックスの家がある丘だった。
(ぇぇええ!!まさかココで告白されるの!!
ココで告白されて、僕とグレンが結ばれたらさ、
‘’恋愛成就の丘‘’とかなって、
デートスポットになりそうじゃない?はは……
そんな事にはならないんだけどね……)
「……こんな所まで連れて来て悪かった。
ここは知人の弟君の家がある丘でな、
人も来ない場所だから話すには良いと思ってな」
「え!?ち、知人の弟君さんの家ぇえ!
(この辺アレクの家しか無いんだけど!!
まさか……知人ってエク兄!?
騎士だし有り得る!世間狭っ!怖っ!)
あ、ごめんね?ちょっと驚いただけだから……
それで?お話しって何でしょうか……」
「…………ええと。ああ……その……。
はは……いざとなると言葉に詰まるな。
俺は、話をするのが苦手だから、
少し聞き難いかもしれないのだが……
それでも、最後まで聞いて貰いたい」
「ふふふ。はい。分かりました。
ちゃんと聞くから、話して大丈夫だよ」
色々衝撃な事実?が発覚して驚愕したけど、
グレインの多分……告白に耳を傾ける事にした。
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