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本編 最強冒険者
story72/2人で秘密のお話し
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「ニクスさん。話しの続きをしようか♪」
今、僕はユリウス兄様の執務室から出て
護衛騎士のニクスさんと一緒に廊下を歩いてるの。
“”何故“”かは今から話する事の為だよぉ~
マッサージの施術中に発覚した
“”ニクスさん、元日本人説“”
その話しをする為に2人で歩いてまぁす。
「ニクスさんは、転生者なの?」
「そう。転生者で元日本人の記憶があるな。
俺は、この街の騎士爵家系に産まれたんだ。
日本人の記憶は3歳の頃に突然思い出した。
最初は凄い戸惑ったよ。
26歳で普通に社会人として働いてたのに、
気付いたら子供なんだからな!ははは!
翔馬君は?この世界で産まれたの?」
「そうなんだぁ。それじゃあニクスさんは
この世界に親が居るんだね~。
僕は、容姿を変えてこの世界に転移して来たよ。
元々18歳で、今は16歳だから
年齢には違和感無いかなぁ~」
「転移か……突然飛ばされたって事かな?
俺はなぁ……車に跳ねられて1回死んでんだよ。
それで、この世界で生まれ変わったんだ」
「僕も1度亡くなってるよぉ~。
しかもニクスさんと同じ、車に跳ねられてね。
その後、気付いたら目の前に創造神様がいてね。
容姿とか、スキルとか盛り盛りにされてから
この世界に送り出されたの。
ただ、“”男ばっかりの世界!“”
ってのに驚いたけどねぇ。ははは!」
「スキル盛り盛り……
それじゃあ翔馬君は“”俺TUEEEE“”なのかい?
ピースフェリス神に会ったってのは凄いな……。
“”男9割の世界“”は、俺もビックリしたな(笑)
でも、俺は嫌悪感は無いかな~
俺は元々ゲイなんだ。男の人しか愛せないんだよ。
だから、この世界は俺にとったら天国だな!」
「えぇぇ!ゲイだったんだぁ~!
僕はBL大好きの腐男子だったよ!
だから、男女の比率にビックリはしたけど、
嫌悪感は全く無いのぉ~♪」
ゲイだったなら、日本は住みづらかっただろうねぇ。
腐男子の僕だって、大っぴらに出来なかったし。
周りにバレたら、最悪だよねぇ。
人って異質なものを嫌うからさぁ~
バレた瞬間、学生なら壮絶なイジメに合うと思うし、
社会人なら社会的に抹殺されちゃうだろうねぇ。
LGBT理解増進法案が施行されたけどさぁ~
理解してくれる人なんて半分も居ないんじゃない?
日本は確かに技術発展してるけどさぁ~
そういう部分は海外より遅れてるよねぇ~
だから、ニクスさんの言う
“”この世界は天国“”ってのは僕も同じ意見だね♪
「腐男子ってのは、男同士の恋愛を描いた
漫画とか、小説が好きな男の事だろ?
翔馬君は、元々恋愛対象が男の人だったのか?」
「そうそう。漫画とか小説とか~
あとは、教室の隅で戯れてるのを見て妄想したりぃ~
電車で色々、こう、妄想したりぃ~(笑)
でも、自分に置き換えて想像したりはしなかったし、
男の人を好きになった事もないからなぁ~
あ!そもそも好きな人が居なかったから、
恋愛対象がどっちかだったかは分からないかな~」
「ふ~ん。
.........あははは!電車で妄想って、アレか?
“”痴漢“”とかか?
それはまた脳内お花畑で楽しそうだな(笑)
で、恋した事ない翔馬君はアレクレスに出会って
初めて恋をして、今に至るわけか。
アレクレスって、かなりのドSじゃないか?
しかも、凄い冷血漢!
まぁ、そこがモテるんだけどなぁ~(笑)」
「そう!初めて会ったのが、転移してすぐでね。
森で保護?されてさ、次の日には告白!(笑)
その後、色々あって恋人になって今に至る!
アレクは冷血漢なの?ドS絶倫性欲お化けだけど、
冷たくは無いかな?モテるのはわかる……
ていうかさっきから、呼び捨てしてるけどさぁ~
アレクとは知り合いなの?友達とか?」
「ドS絶倫性欲お化け!あはははは!
そりゃ、毎晩大変だなっ!
俺とユリウス様が同級生でな、
アレクレスは友達の弟って事で小さい頃から知ってる
まぁ、昔馴染みってやつだな。
おっと、色々話してたらキッチンに着いたな。
また、機会があれば話そうぜ!
それと、食事改革マジで頑張ってくれ!
この世界の食い物が不味くて食えないんだ……」
「また話そうねぇ!日本の話し出来るの凄く嬉しいの!
それと、アレクの話しも聞かせてねぇ~♪
食事改革はマジで頑張る(笑)
日本食作るから、楽しみにしててねぇ~!」
次の日から、日中料理を教えながら
空いた時間にニクスさんと色々話してたら、
今じゃすっかり仲良しになったよ♪
友達が居なかった僕は、
ニクスと話しするのが凄く楽しくてさぁ~
毎晩寝る前に、アレクにその日の出来事を
話して聞かせてたんだけどぉ……
その時の僕は完全に浮かれていて、
アレクがどんな表情で聞いてたかなんて
気にしていなかったの……
それに、日中忙しい僕は疲れているのもあって、
アレクからのエッチのお誘いも断ってしまっていて…
それが原因であんな事になるなんて……
その時の僕は知る由もなかった……
今、僕はユリウス兄様の執務室から出て
護衛騎士のニクスさんと一緒に廊下を歩いてるの。
“”何故“”かは今から話する事の為だよぉ~
マッサージの施術中に発覚した
“”ニクスさん、元日本人説“”
その話しをする為に2人で歩いてまぁす。
「ニクスさんは、転生者なの?」
「そう。転生者で元日本人の記憶があるな。
俺は、この街の騎士爵家系に産まれたんだ。
日本人の記憶は3歳の頃に突然思い出した。
最初は凄い戸惑ったよ。
26歳で普通に社会人として働いてたのに、
気付いたら子供なんだからな!ははは!
翔馬君は?この世界で産まれたの?」
「そうなんだぁ。それじゃあニクスさんは
この世界に親が居るんだね~。
僕は、容姿を変えてこの世界に転移して来たよ。
元々18歳で、今は16歳だから
年齢には違和感無いかなぁ~」
「転移か……突然飛ばされたって事かな?
俺はなぁ……車に跳ねられて1回死んでんだよ。
それで、この世界で生まれ変わったんだ」
「僕も1度亡くなってるよぉ~。
しかもニクスさんと同じ、車に跳ねられてね。
その後、気付いたら目の前に創造神様がいてね。
容姿とか、スキルとか盛り盛りにされてから
この世界に送り出されたの。
ただ、“”男ばっかりの世界!“”
ってのに驚いたけどねぇ。ははは!」
「スキル盛り盛り……
それじゃあ翔馬君は“”俺TUEEEE“”なのかい?
ピースフェリス神に会ったってのは凄いな……。
“”男9割の世界“”は、俺もビックリしたな(笑)
でも、俺は嫌悪感は無いかな~
俺は元々ゲイなんだ。男の人しか愛せないんだよ。
だから、この世界は俺にとったら天国だな!」
「えぇぇ!ゲイだったんだぁ~!
僕はBL大好きの腐男子だったよ!
だから、男女の比率にビックリはしたけど、
嫌悪感は全く無いのぉ~♪」
ゲイだったなら、日本は住みづらかっただろうねぇ。
腐男子の僕だって、大っぴらに出来なかったし。
周りにバレたら、最悪だよねぇ。
人って異質なものを嫌うからさぁ~
バレた瞬間、学生なら壮絶なイジメに合うと思うし、
社会人なら社会的に抹殺されちゃうだろうねぇ。
LGBT理解増進法案が施行されたけどさぁ~
理解してくれる人なんて半分も居ないんじゃない?
日本は確かに技術発展してるけどさぁ~
そういう部分は海外より遅れてるよねぇ~
だから、ニクスさんの言う
“”この世界は天国“”ってのは僕も同じ意見だね♪
「腐男子ってのは、男同士の恋愛を描いた
漫画とか、小説が好きな男の事だろ?
翔馬君は、元々恋愛対象が男の人だったのか?」
「そうそう。漫画とか小説とか~
あとは、教室の隅で戯れてるのを見て妄想したりぃ~
電車で色々、こう、妄想したりぃ~(笑)
でも、自分に置き換えて想像したりはしなかったし、
男の人を好きになった事もないからなぁ~
あ!そもそも好きな人が居なかったから、
恋愛対象がどっちかだったかは分からないかな~」
「ふ~ん。
.........あははは!電車で妄想って、アレか?
“”痴漢“”とかか?
それはまた脳内お花畑で楽しそうだな(笑)
で、恋した事ない翔馬君はアレクレスに出会って
初めて恋をして、今に至るわけか。
アレクレスって、かなりのドSじゃないか?
しかも、凄い冷血漢!
まぁ、そこがモテるんだけどなぁ~(笑)」
「そう!初めて会ったのが、転移してすぐでね。
森で保護?されてさ、次の日には告白!(笑)
その後、色々あって恋人になって今に至る!
アレクは冷血漢なの?ドS絶倫性欲お化けだけど、
冷たくは無いかな?モテるのはわかる……
ていうかさっきから、呼び捨てしてるけどさぁ~
アレクとは知り合いなの?友達とか?」
「ドS絶倫性欲お化け!あはははは!
そりゃ、毎晩大変だなっ!
俺とユリウス様が同級生でな、
アレクレスは友達の弟って事で小さい頃から知ってる
まぁ、昔馴染みってやつだな。
おっと、色々話してたらキッチンに着いたな。
また、機会があれば話そうぜ!
それと、食事改革マジで頑張ってくれ!
この世界の食い物が不味くて食えないんだ……」
「また話そうねぇ!日本の話し出来るの凄く嬉しいの!
それと、アレクの話しも聞かせてねぇ~♪
食事改革はマジで頑張る(笑)
日本食作るから、楽しみにしててねぇ~!」
次の日から、日中料理を教えながら
空いた時間にニクスさんと色々話してたら、
今じゃすっかり仲良しになったよ♪
友達が居なかった僕は、
ニクスと話しするのが凄く楽しくてさぁ~
毎晩寝る前に、アレクにその日の出来事を
話して聞かせてたんだけどぉ……
その時の僕は完全に浮かれていて、
アレクがどんな表情で聞いてたかなんて
気にしていなかったの……
それに、日中忙しい僕は疲れているのもあって、
アレクからのエッチのお誘いも断ってしまっていて…
それが原因であんな事になるなんて……
その時の僕は知る由もなかった……
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